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2014年4月の16件の記事

2014年4月30日 (水)

認知症を生きる…東洋経済を読んで

国民病となった認知症。 週刊東洋経済2014.3.8号より

 
認知症は長生きすればするほど発症リスクが高まる、と言うけれどそれはどんな病気も同じことだろう。不安を煽る書き出しは週刊誌的だなと思いつつも読み進んだ。知っているようで知らない内容だったのでためになったと思う。
 
団塊世代が後期高齢者(75歳以上)になる2025年には認知症とその予備軍は1000万人を超える、と予想される。本の内容は決して暗い未来のみを描いているわけではない。認知症になっても働き続けることのできる社会を模索するものだ。その事例がいくつか書かれていた。
 
 認知症の定義に驚いた。
認知機能の低下により一人では日常生活ができなくなった状態を言うとある。だから誰かが常時支えてくれて、当人が日常生活に困らない状態なら認知症と言わないらしい。
 
 認知症とは病名でなく原因疾患の症状のこと。その原因疾患はたくさんあって、日本で最も多いのがアルツハイマー病。
 
●中核症状と周辺症状に分けられる(p49より引用)
 
中核症状は認知症なら必ず現れる症状のこと。
・日時や場所が分からない
・記憶障害
・判断力の低下
・話している言葉が理解できない
 
周辺症状は行動・心理症状とも呼ばれる。介護する人など周囲の対応変化、馴染めない環境におかれたり薬の副作用などが絡むという。
・徘徊
・妄想
・暴力
・怒りっぽくなる
・うつ状態
・興奮
・意欲低下等
 
例として、「夕飯を食べたことを忘れる」のは中核症状だが、「食べさせてくれない」と周囲に対して怒るのが周辺症状になる。
「夕食に何を食べたか思い出せない」のは加齢からくる物忘れ。
もの忘れ外来、という診察科があるようだ。

2014年4月27日 (日)

工藤阿須加がルーズヴェルトゲームで良い演技力を発揮していた

工藤公康の息子がピッチャー役で出ていた、微妙な表情演技が優れている

 
 ルーズヴェルトゲームの番組案内を見ていたら、工藤公康の子供が投手役で出演するとあった。最近は芸能人の二世が能力とは無関係に芸能界に入ってくる例が多くて食傷気味かつ日本の芸能界の劣化だと思っていた。
 まさか工藤の息子が俳優とは、と思いつつ単なる物珍しさで見てみた・・・
 

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 派遣社員の沖原和也という役の俳優が、どことなく陰のある青年を好演していた。大げさな表情ではなく、日本人の俳優にしては珍しく微妙な目の演技ができていたと思う。
 
ストーリー展開からして彼が工藤阿須加だと分かったけれど、正直驚いた。良い意味で期待を裏切った。父親の工藤氏にはあまり似ていないと思ったけれど、目のあたりが少し似ているかも。
 その相手役の女の子(広瀬アリサ)もなかなか良かった。
 
どんなドラマなのか知らないけれど、第一話で「ルーズヴェルト・ゲーム」の意味が解説されていたので、この先の転換がやや予想されてしまいそうで、その点は減点かな。
 
 それにしても、最近はこのような企業ドラマが多いなあと思う。でも企業再建と野球部の物語が並行して描かれるところが新鮮であり物語を面白くさせている。
 好みではあるから、見続けたいと思うけど、俳優陣はいつもと同じと言う感じがしたり、お上品な顔の俳優が増えすぎたり、日本の芸能界は人材不足なのだろうか。
 
 工藤阿須加はオーデションでこの役を得たとネットには出ていた。親の七光りは必要無かったようだ。 
 
 ちなみに一番見たかったのは、檀れい なんです・・・
 
 ところで「野球で一番面白いゲームスコアは8対7だ」とルーズヴェルトが言ったそうらしい。
 
 でも実際は点数ではなく、勝ち方にあると思う。勝ち方だから、幾通りも楽しみはあるだろう。点数はそれほど意味は無い。8対7だとやや乱打戦気味で投手陣は崩れているね。

低賃金で離職者が絶えないという介護の職場の記事

毎日新聞の記事より

既に知られていることだけれど、相変わらず改善されないということで記事にしたのだろうか。
 

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以下、一部抜粋 -------------------
 
全国労働組合総連合のアンケート調査(昨年10月)では、手当を除く正規職の平均賃金は20万7795円。厚生労働省調査の全産業平均(29万5700円)を約9万円下回る。
 長らく介護は主婦による家事労働とみなされてきた。職業としての確立が遅れ、低賃金から抜け出せない。介護労働安定センターによると、介護職の離職率は17.0%(2011〜12年)で、全産業平均(14.8%)を上回る。
-----------------------------------
 
朝は幼稚園バスよりも頻繁に、介護施設のバスが住宅街を巡回し、利用者を載せていく。もはや日本全国で見られる朝の光景だろう。
 
所で、産業や求人の乏しい地方においては介護関係の仕事は低賃金であっても貴重なのだそうだ。地方経済にとって雇用の受け皿になっているからだ、という。
 
しかし高齢化が進んでも団塊の世代がピークになった頃には、つまりは数十年後には高齢者は減り続けることになる。介護施設も余剰時代になる。
そうなったら、どうなるんだろう・・・。
 
と、今が解決されていないのに、ずーと先の心配までする・・・

2014年4月26日 (土)

刀もって街に出かけて振り回している自分を見たら変だよネ(アバターの話)

ココログ広場のお遊びの話

初めて自分のアバターで小物をゲットできた。
 
こどもの日に合わせた祭事品なのだろうけれど、長刀をゲットした。
そんでもってガチャをやりに広場へ出かけたら、ななんと自分が刀振り回して人ごみの中にいる。

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これって、銃刀法違反では・・・
お巡りさんの服着たアバターがいれば、逃げようと思う・・・

2014年4月25日 (金)

事務系新入社員研修の風景と賑やかな若者達

今年はけっこう賑やかな人が多かったな、という印象

 
教育部門との打ち合わせで、数日前には二時間ほどの事前学習をしてもらって、本日の研修に参加してもらった。
企業専用に設けたWebページをアクセスしてもらうわけだが、例年になくiPhoneからのアクセスが目立ったなー。
 

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人事によると、最近の学生は意外とパソコンスキルは低いそうだ。スマホで済ませる人が多くて、Wordのスキルなんてひどいものらしい。例えば、行頭文字の揃え方などは良く見たらスペースキー押すだけとか。一昔前のオジサン並みだね・・・
 
で、経営シミュレーション(ビジネスゲーム)研修の方だけれども、少しきつめの設定でやったので悪戦苦闘も多かった。
でもそれでよいのだ。借入も二回くらいやったし、めったに無い店舗撤退まで発生した。楽に利益がでないのは現実そのものだからね。

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参加者の気質は、例年になく賑やかでバイタリティもあったような気がした。
とにかく社長役のW君はまるで小学生のADHD児童並みに、あちこち動き回って、賑やかなものだった。クラスの人気者のようだ。
私の対面にも頻繁に訪れた。講師に馴れ馴れしく寄ってくる珍しい新入社員だった。あまりうるさいので、「この社長を縄で縛っておいて・・・」言ったものだ。
長話をする余裕はないが、聞けば野球一筋の青春を送って、プロ野球選手を目指していたという。
そのせいか(?)、計数理解度は低かった。
 でも最後のアンケートにはきれいな字できちんと書いてあったのには驚いた。外には見えない几帳面さがあるようだし字のきれいさは常に好感を与える。内面はクールなのかもしれないな。

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 配属先も決まって、今週末には一か月の研修所生活ともお別れのようだ。
 
 大卒新入社員は三年以内に三割辞めるという統計があるけれど、後ろ向きの理由で辞めるのだけは無意味だと話しておいた。
 
 しかし、よくよく思い出したら、自分は四年半で辞めた、という遠い過去を思い出した・・・

2014年4月21日 (月)

武雄市は住民から選ばれる公共経営により人口増加を狙う

人口減少時代には住民が転入して増える市町村だけが残る

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 少子高齢化による人口減少は地方ほど激しいのに、手をこまねいているままの市町村経営が多いのではなかろうか。自治体は国や県からの交付金頼みになっているから、必死で住民を集めよう・住民に支持されよう、という集客意識が欠けてしまうかもしれない。
 
 何せ市長や議員は自分の任期中のことしか考え無いだろう。まさか行政職員までそんなのんきなことは無いと信じたいけれど・・・どうだろう?。モラルハザードは無いと言い切れるだろうか。
 
 佐賀県の武雄市は人口5万人程度の小さな市だ。
昔、知ったきっかけは、武雄市のホームページがfacebook内にあるということだった。そこまでやるか、と言う感じ。
 
 その後は、話題となった市立図書館の件。武雄市立図書館の運営を「TSUTAYA」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)に全面的に委託した。今ではスターバックスも入居しているとか・・・。
 2013年の来館者数が92万人(改装前25万人)と急増。 さすがに、うちからは遠くて本を借りに行くことはできない・・・
 
 そしてこの四月には公立学校と民間学習塾による「官民一体型学校」を実施するそうだ。教育改革として伝えられているけれど、それは一面にすぎないと思う。
 
 個人にとって「どこに住むか」とか「住み続けたい」という選択基準は多様である。地縁血縁、生活コスト、生活環境、仕事、交通の利便性、教育環境、福祉施設等々。
 
 しかし引っ越しと言う移動障壁が限りなく軽くなれば、あるいは引っ越しせざるを得ないという必然的な人生の機会が訪れたとき、今住んでいる処よりも差別化された魅力的な市町村があれば、そこに移転しようとするのは当然である。
 
 『住民が市を選ぶ』という時代の象徴になるかもしれない。今後の武雄市の転入転出による人口増加の推移が気になるね。社会実験みたいだ。
 
 衰退する一方の街から、より魅力的な街への住民移動は避けられない。
ところが困ったことに大都市圏だけは人口集中が収まらない。機能的に優位だからというだけで・・・。

2014年4月20日 (日)

windows 8.1の起動時にMSアカウントではなくローカルアカウントにする

MSアカウントからローカルアカウントへ戻してみた

 
 Windows 8.1の起動時にMSアカウントで使っていたが、OneDrive(旧姓Skydrive)を頻繁に使うわけでもないし、パスワードも長たらしいので()、シンプルなローカルアカウントに戻した。
 MSアカウントが必要になったときは、その都度手入力すればよいはずだ。
 
 その方法が、これまたわかりにくいのだが、次のような手順だった。分かりにくいのはWindows8と8.1では少しメニュー表記が違うみたいだったような気がする

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1.チャームから PC設定の変更
2.アカウント
3.お使いのアカウント  の右側で、
 マイクロソフトアカウントからローカルアカウントへ
 あるいは逆の、ローカルアカウントからマイクロソフトアカウントへの切り替え設定をする。
 
図はすでにローカルに戻してある状態
 
このほかにも、頻繁に出てくるロック画面を省略したい気もする。ロック画面は外出で使うタブレットを想定した画面だから、室内のノートパソコンでは不要でしかない。

2014年4月19日 (土)

windows 8.1に更にUpdateをして最新にすると少し良くなる

2014年4月からのWindows8.1のupdateの更新を適用した

 
 さっそくWindows8.1を使い始めたが、少しでも改良されている状態で使うほうがよいので、すぐにupdateをしたが、900Mbもあって結構更新に時間がかかった。
更新プログラム (KB 2919355 )  の適用だ。

Win81update_3

・スタートメニュー内に電源ボタンが表示されるとか、
・タスクバーにスタートメニューの起動アブリ名も表示される
・スタートメニューの起動アプリにタイトルバーが表示されて閉じるボタンが使える
など、少しばかりのマウス操作への改善が施されているようだ。
 
でも従来のスタートボタンの本質的な復活には至らない。それは次期のWindows9つまりは来年になりそう。
個人的にはこのパソコンはメイン機ではないので、windows8の操作性の問題は深刻ではないけれど、
来年までなら、こちらもタイルメニューへ嫌々でも慣れてしまいそうな気がする・・・
 
 それはあたかもWordやExcelなどのOffic ソフトのツールバーが廃止されて、お仕着せのリボンインターフェイスを無理やり使わされているように・・・・ 
 
 上の画面図をとるsnipping tool やペイントソフトだって、どこにあって、どうやって起動させるのか全く初めは戸惑うことばかりだった。
 ただし、Windowsの起動と終了はとにかく早い。

2014年4月18日 (金)

dynabook Satellite B354はコストパフォーマンスに優れるWindows XPから8.1へ更新

XP終了と消費税値上げを前に東芝ダイレクトより購入

 
家庭用のメイン機であるWindows XP(富士通FMV)はもはや疲弊していて誰にも使われないガラクタ同然だった。スマホで事足りているようだ。
 
機種選定で情報収集、といってもネット上をさまようだけだが成熟したPCは既に価格が最大の評価基準でしかなかった。
 タブレットにしようか迷ったがまだまだWindowsタブレットはハードとして洗練されていないし機種も少ない。ハードの寿命も短そうだ。DVDドライブが必要なので、相変わらずのグラムシェル型ノートパソコンとなった。
 

Sdynabook

東芝ダイレクトの直販モデルdynabook Satellite B354は税込71800円だから、性能の割にコストパフォーマンスに優れている。消費税5%時。
黒モデルはさらに2000円引きだから6万円台は安すぎるくらいだろう。 会員価格だが、登録すれば誰でも会員になれる・・・ 
この値段でおおっびらに売っていたら店頭モデルは売れなくなるが、仕様は必ず異なるようにすることでそれを形式的に回避しているように感じた。
 
標準的なスペックのノートPCは、外資系が10万円前後、国産系はCPUをセレロンにしてもっと低価格機種もあるが、Core i3モデルで10万円くらいだった。i5やi7になると数万円ずつ高くなるよう。国内のエプソンダイレクトやマウス(イイヤマ)も比較したが東芝サイトでこの価格を見たときは驚いた。 でも中身はメイドインチャイナだろう・・・
 
買ったのはOffice Home and Business 2013は非搭載モデル。Microsoft Officeは97の時代からすべてパッケージを保有しているので、自分でインストールする。今回はWindows 8.1にMS Office 2010を入れた。
 
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インテルCore™ i5-4200M プロセッサー  2.50GHz-3.10GHz
メモリ 4GB(4GB×1)/16GB
ディスプレイ 15.6型ワイド 1,366×768ドット
グラフィック インテルHDグラフィックス4600
SSD/HDD 500GB HDD(5,400rpm)
ドライブ DVDスーパー マルチドライブ(DVD±R 2層書き込み対応)
無線LAN IEEE802.11b/g/n準拠、ブルートゥース
質量 約2.4kg
 
家庭用なので室内の持ち運びには軽さも重視した。dvd付でなるべく軽いほうがイイと思う。弱点はプレーレイ対応でないことだけだと思う。メモリは安いのを買ってきて増設すればいい。
 
暫く、このネタでブログを書こうと思う。
なにせ、覚悟はしていたもののWindows 8は使いにくい双頭のパソコンに変わり果てていたから・・・
 

2014年4月14日 (月)

ココログ広場の部屋に水槽をゲットできた

ボーソーカードが三枚揃い熱帯魚の水槽に挑戦して合成に成功した

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先日、ボーソーカードのボーソー‐イヌがでて、ようやく念願の水槽にチャレンジできる三枚が揃った。多分、カードが揃うまで半年くらいかかったと思う。
 
そして、本日挑戦して、77%の確立ながらも合成に成功した。パンザイ三唱 ・・・

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最近、カード合成のレシピが少ないのが気になっていた。折しもニフティ売却の噂ニュースが出たので、内部的にそれどころじゃないのかなー、などと案じていたのだが・・・
 
このままサービス継続を願うばかり。 
ところで、肝心の部屋の方はまるで盗品を並べたかのような乱雑ぶり・・・

2014年4月10日 (木)

富士通がニフティ売却へと報道、ISPの老舗が消えていく

ニフティよお前もか、NECビッグローブに続いてとうとう来たなという悲報

 
 今朝、朝日新聞のWebニュースにでていた。
 
現会員としては、メールやホームページ、ブログ、それとココログ内のお遊びである、部屋とか庭がどうなるか、凄く気になるね。
  無料のお遊びコンテンツはすべて消されてしまう、なんてことないよね。ネットの中で生きがいになっている人だっているんだから・・・残酷。
 
 
どんな約款になっているのかはさておき、メールとホームページは何とか維持してほしい。
 
ニフティ様、今まで光回線のお誘いを断り続けて安いADSL会員で申し訳ございませんでした。今後は上の高額光回線へ行きますから、どうぞシャットアウトしないでください・・・
 
ガンバレ ニフティ、と叫んでも無駄かいな・・・
 
そうじゃなくて、「白馬の騎士」さん全部現状維持してね。 お願いします (ー_ー)!!
 

2014年4月 8日 (火)

武道館の大学入学式へ参加して大学の都心回帰を実感する

はるうらら、武道館から駿河台、秋葉原まで歩く
 
少しひんやりする朝の冷気を感じながら、混みあう九段下駅を出て日本武道館までぞろぞろと歩く。空は快晴、そして無風。ここ最近、気温が下がったためか葉桜の中にも散らずに待っていたような花を見ながら歩くことができた。
 

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 きょう(4/7)の大学入学式は午前と午後の二回興業(!)。午前の部に、早めに着いたので良い席にありつけたが、定刻になると最上段席もかなり埋め尽くされた。

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二回に分けるのは、単に人数が多いだけではなさそうだ。親抜きなら一回でできると思うが、満席では防災上の隘路があるからだろうと思う。

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 式典は厳粛なものだが、大学により入学式の雰囲気に差があると思った。良し悪しではないけれども少し違和感を覚えたな。
 司会がOGの女子アナだったり(在校生でもできるのに)、有名OB紹介ではスポーツ系はともかくとしてもテレビタレントまで紹介していた。式典後の第二幕という意味だろうけれど、演奏や合唱のみで十分だったのに、中途半端な通俗性という感じかな。
 
 そのような嗜好が当節の学生や親に評判が良い、と大学当局者が思っているのだろう。後の学部説明会でもタレント紹介に出くわした。そういえば、某教授は広告塔みたいに大学よりもテレビ局に通っている、つまりは先生もタレント化している。

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 お開きの後、園庭には春の花木が咲いていて、記念写真にはもってこい。今年初の花見気分になれたけど、これで入学式も卒業式の参加も最後となるだろう。

 
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 坊主は友達と遊びに行ってしまったので、近くのキャンパスでの説明会へ歩いて行った。一般の人も入れる大学食堂がある。ようは当節の学食を食べたかっただけ。430円のカツカレーは近隣相場からしたら破格と思うが、昔の学食のことなど記憶にない(当時、外食のラーメンは80円だったような)。
 
 隣のスーツ姿の学生がPCに向かいながら熱心にスケジュール帳に記入していた。就活生だという。老婆心ながら、有名大学の学生の中にも、基本的な挨拶や会話ができない人がいること、ハキハキと大きな声で話すことの大切さを伝えた。知り合いの採用担当からの受け売りだけど・・・ 
 
 結局、新入生父母向けの学部説明会は参加して良かったと思うが、内容に感心したわけじゃない。 
 学食食べたこと。そして、
 帰り際に、緑もグラウンドも無い高層ビルを見上げることができたことだ。
 こんなの「大学キャンパスじゃねー」とつくづく思った。ただのオフィスビルだ。でもそれは個人的な感慨に過ぎないようだ。
 

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 こういう近代的でお洒落そうな建物が子供達の目には良く見える。都市型大学と言うらしい。近年、大学の都心回帰が確実に起きているという、その象徴を見ることができた。
 
 通学の利便性が受験者増、優秀な学生増に寄与するらしい。教員集めや新規顧客である社会人教育にも都合がよい。つまりは大学とはコンビニと同じ。立地産業だ(成り下がった!?)。そういえば、塾も駅前一等地に多かったな。
 
 今日の入学式も武道館だから参加したようなもの。これが緑豊かな辺地なら二の足踏んだかもしれない。その一方、ブラックホールみたいに東京があれもこれも飲み込んで好いものだろうか・・・これは大きな違和感だ・・・
 
 中途半端な時間になったので秋葉原まで歩く。徒歩圏の利便性を実感!。
 サーフェイスはヨドバシでは未入荷扱いのまま。性能は良いが軽量化に問題ありだから二代目よりも次機を待っていたら、夜ネットでMicrosoft、第3世代「Surface」の生産を6月に開始へ─第4世代の開発にも着手
 と言う噂記事を見た。ビックリ・・・
 
 今朝の一句。  ネクタイの 結び目まよう 式の朝
 

2014年4月 6日 (日)

消費税率8%、10%、15%へと進む、昇りエスカレーターのとば口にたたずむ感想

昨夜は近所で見かけた便乗値上げについて書いたけど、その続きみたいなもの
 
 
消費税アップを容認した最大の理由は、増税分は社会保障に全額当てるというもの。政府もこの点を躍起になって弁明的な宣伝をしている。
 
この表向きもっともで、誰も反対できない理由こそが、10%、15%への昇りエスカレーターを始動させたことを自覚すべきなのだろうと思う。
 
しかし、社会保障に回しても、回した分だけ財政的な負担を回避できるから、その分を公共事業等他予算に充てられやすくなる。
 
その時の理由は、「消費増税による景気腰折れを防ぐため」という悪循環を正当化するものになるだろう。暗澹とした気分になる・・・
 
個人は収入の範囲で暮らしを立てようとし、国は支出の範囲で収入を増やそうとする。
 
ここに本質的な違いがあるように思えてならない。これが昇りエスカレーターのとば口に立つ個人的な感想。
 
 
せめてエスカレータよりも階段を使うべきだ。その方が、体(財政)にイイ・・・
 

2014年4月 5日 (土)

消費税8%へアップを機にした便乗値上げの価格設定が横行する

本体価格を旧税込価格にして消費税8%を掛けた値上げ例

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消費税が5%から8%に一夜で切り替わったからと言って、店頭商品が変化したわけではない。
値札のみが変り、同じものを売っているのだ。
 
ところが、3%ポイント分だけ増える(値上げされる)はずなのに、それ以上に値上げした価格設定が目につく。
 
次のように。  (消費税は端数切捨て計算してある。業者の任意だから)
 
          本体  消費税  総額(合計) 
従来 5%時代     953    47           1,000円 … 税込表示(総額表示)で売っていた
 
本来の8%なら 953    76           1,029円           
----------------------------------------------
実際は     1,000        80         1,080円   13.3%、値上げによる利益は 47
 
つまり元の本体価格を5%税込時の価格(従来の総額表示の値)にすると、「真の本体価格」に対して実質13%も高い価格設定になる。
 
約5%分が余計な便乗値上げというわけ。
 
価格設定は販売側の自由であるが、店内に「このたび便乗しました」とは書いてない。少なくとも価格見直しましたとも書いてない。その点では不誠実な便乗商法なのだ。
 
政府日銀はデフレ脱却を目指しており、物価は確実に上がりそうだ。 でもこんなのアベノミクスの成果と言えるかね・・・

2014年4月 4日 (金)

首都圏の私立大・短大の自宅外通学生の生活費は1日937円

MOOCへの期待は幻想なのだろうか
2014.4/4  毎日新聞より

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東京地区私立大学教職員組合連合の調査
仕送り額は13年連続減少し過去最低を更新。5048人から回答。うち自宅外通学は約4割。
 
・仕送り額は月平均8万9000円で、調査開始以来過去最低。
 
・仕送り額から家賃を引いた生活費は1日平均937円。2年連続で1000円を切り、過去最高だった90年度(2460円)の半分以下。
 
・節約するため昼食に弁当持参の学生も目立つという。
 
・文部科学省は今年度予算で、無利子奨学金の貸与人員を前年度より2万6000人増やし45万2000人(1人当たり平均年間68万円)とするなど対策を講じている。
 
 一人平均68万なら単純に大学4年間で280万円という事なのだろうか。無利子と言えども結構な負債を抱えて就職することになる・・・。
 
 このようなニュースを見る度に、大学の授業料って高すぎるのではないかなとつくづく思うのだが・・・聖域みたいにデフレの波に襲われることはないようだ。
 
それならば、MOOCの流れが本物になってくれば良いと思うのだが・・・

2014年4月 2日 (水)

伊賀上野城と忍者ショーから松尾芭蕉翁の生家巡り

伊賀上野は古い建物が残る忍者と松尾芭蕉の故郷だった
 
伊賀上野城、俳聖殿、伊賀流忍者博物館(忍者ショー)、だんじり会館、芭蕉翁生家の順に回った。(三館割引共通券を買うとお得になるが、売場の人間が気を利かすわけではないから、知らないで買うとそのメリットは得られない。)

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狭い範囲に集中しているために3時間半ほどで回れた。帰りの時刻が決まっていたための急ぎ足の見学だから、本当はもっとゆっくり見るべきだろう。 

 

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あいにくの小雨でホテルに近い順に回った。道すがら明治の建築を感じさせる三重県立上野高校の校舎を見る。創立110年を超えるらしく、県のトップ校なんだろうね。

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伊賀上野城への入口。白鳳門とはこの城の別名から付けられているようだ。下は伊賀・伊勢の領主、藤堂高虎。

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高く積み上げた石垣が有名らしい。
 
上から見下ろすと怖い感じがする。片手に傘、ごつごつした城壁の先端は岩場も滑るので少し危ない。
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ここには危険を訴えるような看板や挙句の果ての柵や手すりの類が何もない。むき出しのまま、昔のまま、個人的にはこれでいいと思う。石垣の高さに感心するよりも、遺跡をそのまま見せようという姿勢に感心した。
でも、素人ながらにも古城として朽ち果てつつあるような風にも見えてしまったな・・・

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謙虚なのか自信が無いのか・・・別な意味で目につく看板だった。日本一を宣言すると、何処の城が文句をつけるのだろうか。日本一争い、知りたいものだ。そもそも石垣の高さとはいったいどの地点から測定するのだろう・・・・
 

 

色彩に欠ける三月半ばの季節のためか、庭園はくすんだ風情だった。

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城の隣にあった 俳聖殿。
 
いざ忍者屋敷へ。 

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忍者博物館の見学と忍者屋敷のツアーがある。忍者に扮したガイドが屋敷内の仕掛けを説明してくれる。こんな家ではおちおち寝ていられないね、とへんに感心。
 

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伊賀の近くには甲賀もある。伊賀と甲賀が争っているイメージは創作の世界から生まれたらしく、実際は二つの村は仲が良かった、と説明してくれた。
いい話を聞いたと思った。なぜか子供の頃「伊賀の影丸」という漫画に熱中していたことを思い出した。
 

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外国の団体旅行者が来ていたせいか忍者ショーを見ることができた。常時行われるとは限らないようだ。 本物の日本刀の試し切りまで見せてくれた。

白人観光客もいたがタイの団体客が多かった。海外客の中には忍者のコスプレを楽しんでいる人もいた。演者はいきなり英語で説明し、日本語は後回しだった。タイの団体客の通訳もいて、日本にいる気がしないような、変な感じがしたが、これが国際化なんだろう。タイ語でも挨拶をしていたためか、お客さんの受けはとても良かった。 

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 ショーの中身も面白いのだが、阿修羅の半蔵氏は英語やタイ語で挨拶をしたり、お客をもてなす「術」を心得ていて、見ていて感心した。エンターテイメント系の忍者だった・・・
 少なくとも、本日一番観光客が多かった風景であり、たった数人の伊賀忍者軍団(阿修羅)だけれど伊賀市の観光に大きく貢献しているのだろう。もしかしたら芭蕉翁と双璧をなすかもしれないね。

Img_6629 かつての忍者も末代にはこんな扱いをされているとは夢にも思わなかっだろうに。ショーの料金も安かった。

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 続いて、だんじり会館。あまり時間が無くて、大型スクリーンでの上映を見るだけだった。ここを一番最初に見た方が良い、と昨日のタクシー運転手が言っていた通りだった。あたかも芭蕉が案内役となって、伊賀の地の歴史文化を垣間見られる。

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大型スクリーンと言っても、二階の離れた場所からの視聴なので迫力はない。一階の展示スペースからもっと接近して見られるように工夫した方が迫力があってよいと思う。残念。
 
だんじり会館から芭蕉生家までは少し歩く。確認のために人に道を訪ねたので迷うことはなかった。

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一体どこから入るのか、一瞬戸惑った・・・ムカーシの土間のある家だった。それにしても一民家がよく保存されて今日まで残っているものだと感心。しかし案内の人の話によると松尾家は絶えてしまっているらしい・・・。

市内に芭蕉関係の史跡は他にもあるけれど、今日はここまで。

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古里や 臍のをに泣く としのくれ

 
なんとなく、このような句の意味合いが分かるような年になってきた・・・
 

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