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2014年4月27日 (日)

工藤阿須加がルーズヴェルトゲームで良い演技力を発揮していた

工藤公康の息子がピッチャー役で出ていた、微妙な表情演技が優れている

 
 ルーズヴェルトゲームの番組案内を見ていたら、工藤公康の子供が投手役で出演するとあった。最近は芸能人の二世が能力とは無関係に芸能界に入ってくる例が多くて食傷気味かつ日本の芸能界の劣化だと思っていた。
 まさか工藤の息子が俳優とは、と思いつつ単なる物珍しさで見てみた・・・
 

Photo_2

 派遣社員の沖原和也という役の俳優が、どことなく陰のある青年を好演していた。大げさな表情ではなく、日本人の俳優にしては珍しく微妙な目の演技ができていたと思う。
 
ストーリー展開からして彼が工藤阿須加だと分かったけれど、正直驚いた。良い意味で期待を裏切った。父親の工藤氏にはあまり似ていないと思ったけれど、目のあたりが少し似ているかも。
 その相手役の女の子(広瀬アリサ)もなかなか良かった。
 
どんなドラマなのか知らないけれど、第一話で「ルーズヴェルト・ゲーム」の意味が解説されていたので、この先の転換がやや予想されてしまいそうで、その点は減点かな。
 
 それにしても、最近はこのような企業ドラマが多いなあと思う。でも企業再建と野球部の物語が並行して描かれるところが新鮮であり物語を面白くさせている。
 好みではあるから、見続けたいと思うけど、俳優陣はいつもと同じと言う感じがしたり、お上品な顔の俳優が増えすぎたり、日本の芸能界は人材不足なのだろうか。
 
 工藤阿須加はオーデションでこの役を得たとネットには出ていた。親の七光りは必要無かったようだ。 
 
 ちなみに一番見たかったのは、檀れい なんです・・・
 
 ところで「野球で一番面白いゲームスコアは8対7だ」とルーズヴェルトが言ったそうらしい。
 
 でも実際は点数ではなく、勝ち方にあると思う。勝ち方だから、幾通りも楽しみはあるだろう。点数はそれほど意味は無い。8対7だとやや乱打戦気味で投手陣は崩れているね。

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