事務系新入社員研修の風景と賑やかな若者達
今年はけっこう賑やかな人が多かったな、という印象
教育部門との打ち合わせで、数日前には二時間ほどの事前学習をしてもらって、本日の研修に参加してもらった。
企業専用に設けたWebページをアクセスしてもらうわけだが、例年になくiPhoneからのアクセスが目立ったなー。
人事によると、最近の学生は意外とパソコンスキルは低いそうだ。スマホで済ませる人が多くて、Wordのスキルなんてひどいものらしい。例えば、行頭文字の揃え方などは良く見たらスペースキー押すだけとか。一昔前のオジサン並みだね・・・

で、経営シミュレーション(ビジネスゲーム)研修の方だけれども、少しきつめの設定でやったので悪戦苦闘も多かった。
でもそれでよいのだ。借入も二回くらいやったし、めったに無い店舗撤退まで発生した。楽に利益がでないのは現実そのものだからね。
参加者の気質は、例年になく賑やかでバイタリティもあったような気がした。
とにかく社長役のW君はまるで小学生のADHD児童並みに、あちこち動き回って、賑やかなものだった。クラスの人気者のようだ。
私の対面にも頻繁に訪れた。講師に馴れ馴れしく寄ってくる珍しい新入社員だった。あまりうるさいので、「この社長を縄で縛っておいて・・・」言ったものだ。
長話をする余裕はないが、聞けば野球一筋の青春を送って、プロ野球選手を目指していたという。
そのせいか(?)、計数理解度は低かった。
でも最後のアンケートにはきれいな字できちんと書いてあったのには驚いた。外には見えない几帳面さがあるようだし字のきれいさは常に好感を与える。内面はクールなのかもしれないな。
配属先も決まって、今週末には一か月の研修所生活ともお別れのようだ。
大卒新入社員は三年以内に三割辞めるという統計があるけれど、後ろ向きの理由で辞めるのだけは無意味だと話しておいた。
しかし、よくよく思い出したら、自分は四年半で辞めた、という遠い過去を思い出した・・・

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