明治大学の埼玉地区父母会でマルコポーロ絵の緞帳を堪能した
学長の話より緞帳に織られたマルコポーロ東方見聞録の絵が印象的な父母会
雨が降ったら行くのどうしようかと迷った。しかも、地元埼玉で開いてほしいのに、わざわざ駿河台までいかなくてはならない。
しかし土曜日は梅雨の晴れ間で実に良い天気になった。
埼玉東部地区の父母会は明治大学アカデミーコモン内のアカデミーホールで行われた。このホールは二回目だが、前回はプロジェクターを使っていたので、この幕を見ることはなかった。
迫力のある絵の緞帳をまじまじと鑑賞できた。地名らしき文字があちこちに書かれているが、ラテン語なのだろうか、さっぱり読めない。知っている地名とは随分と違う印象だ。
馬に乗った西洋人が大陸を旅している絵が織られた壮大で見事な緞帳だ。一見の価値がある。日本は何処にあるかと探してみれば、右上端にちょこんとあった。大陸の端っこが崩れた残骸のようで、ちょっと寂しい。
後でネットで調べたら、平山郁夫画伯「マルコ・ポーロ東方見聞録」の絵を元にして織られたものだとあった。
やっぱりー!、だったので、よけい嬉しくなった・・・
中央の旗のない時の写真を撮りたかったけれど、な・なんとデジカメのバッテリー切れで二枚しか取れなかった。 残念・・・
総会の後に学長さんの話もあったが、絵を鑑賞していたためあまり印象に残らなかったな。この絵を背景に話をするのは大変だと思うよ・・・
父母会は埼玉東部地区と西部地区に分かれていたので、思ったほど多くはなかった。お茶が出るわけでもなく、自販機で明大茶という100円茶を買った。
面談コーナーでは子供の受講時間割表がもらえた。まあこれが一番の目的だったかもしれない。見てビックリ。
「パートタイマーの勤務表」と見まがうものだった。
私大文系の時間割表とはこんなものかいな。お寒いものだ。職員氏に冗談交じりに授業料まけろと毒づいたが、これについては別途書いてみたいものだと思う。「返す言葉が無い」って素直に言っていたのには感心したね・・・
他大学の父母会では、学園生活の風景をスライドで見せてくれたり、複数の教授が話をしたり、学生が出てきて話をしたり、あるいは演奏までしてくれたこともあった。
それと比べたら、明治大学の父母会は形式的でつまらなかった。せっかく駿河台でやるなら、空き時間にリバティタワー校内の見学ツアーでも組んでくれれば、と思う。どんなふうになっているのか一度は見てみたいものだ。 アンケートも取らなかった。
この後の懇親パーティに出席するとまた違うのだろうが、始まるのが遅いから帰宅が遅くなるので出なかった。 C大学は一人千円会費(+大学がかなり補助)のみで地元ホテルで立食パーティ、終わりも夕方だから、女親達にも参加しやすかったと思う。
集客に苦労しない大学はこんなものなのだろうか。まあ、絵画鑑賞ができただけでも良しとするか・・・
ついでながら、今日の小中学校等では「父母」会という名前を使わなくなって久しい。家族や世帯の有り様が型通りではなくなったからだ。その点は大学は遅れているかもしれない。
18歳ともなれば、そんな呼称ごときを卑屈に感じる年頃ではないだろうが、ネットで調べたら○○大学保護者会という名前もアルアル。
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