良い天気に恵まれた法事の雑感
昨日、四十九日の法事で帰省した。
予想では雨だったけれど、天気になってよかった。納骨は壺で収めるのではなく、ただ骨をそのまま墓の下の洞に入れるだけ。本当に、土に帰るという感じだ。すでに、入り口の石はどけてあった。底に見えた白いものは父の骨だろうと思う。25年ぶりの伴侶の対面となった。

今は火葬が当たり前だけれど、田舎だから50年以上前なら土葬の習慣も残っていたと思う。
遠い記憶に、親戚の人の葬儀だろうか、老婆の小さくたたまれた体が桶の中に入れられ、大きな穴に周りから人々が土をかけていた光景がうっすらと残っている。
兄などは、子供の頃、祖母の火葬のために、薪を買ってリャーカーに山と積んで、父と雪の残る寒い朝、焼き場まで運ぶ手伝いをされられた、と思い出語りをしていた。
法事の後、電車の時間が空いていたので篠ノ井駅前のしぼり屋によって同級生と少し話をし、帰り際にマツキのお焼きを買って帰った。

こうやって、故郷は遠くなるような気がする。
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