Excelで人口統計グラフを作る方法とマイナスを消す表示形式
エクセルのグラフ機能による人口統計グラフの作り方と死語になった人口ピラミッドグラフ
必要がないと作らないものだけれど意外と簡単にできる。ネットにもExcelで人口統計グラフをつくるテクニックがたくさんある。是非とも行政の人が真似をして取り入れてもらいたいものだ(そうおもったら、埼玉県庁ではやっていた・・・感心!)。
以下Excel2010の例だが、2007/2003等の古バージョンでもできるはず。
① まず元となる人口統計のデータを市町村のWebページから、コピペする。
普通は5歳刻みのようだが、ここは10歳刻みにしてグラフを読み易くした。
② 上の元データから、次の図の左側の表をつくる。
単に、セル参照でデータをコピーするだけだが、男性データのみ、先頭にマイナスを付けて参照式にすることで、マイナスの値とする。これが一番のポイントになる。
③ 次に、表全体を選択して、積み上げの横棒グラフ を選択する。
一見して、ほぼ完成に見える(見栄えはともかく)。しかし横軸の0値の左側は当然マイナスの目盛となる。
つまり男性側をマイナス値にしたから、左側に棒が描かれたというわけ。①表のプラス値のままだと右方向へ積みあがってしまう。
④ 上記表の男性データのみ、表示形式を「#,###0;#,###0」とする。これにより見かけはプラス値のようになる。単純な「 0;0 」でも可。
設定方法は、下図のようにデータ範囲を選択してから、(右クリックして)、セルの書式設定、ユーザー定義を選び、ボックス内に書式を入力する。
これで目盛値が見かけ上プラスになる。
冒頭の完成グラフにはデータラベルを表示してないが、仮に表示させると、男性側は見かけ上プラスの値で表示される。
昔々、人口ピラミッドとかピラミッドグラフという名前を小学校で教わったような気がするけれど、たぶんそれは、当時まではそうだったというだけの話じゃないかな。
今日の平成時代やこれからの少子高齢化社会では死後になっていると思う。強いて逆ピラミッドグラフかな・・・
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