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2014年11月23日 (日)

円安差益還元セールはないのか輸出企業よ

輸入業者に円高差益を迫りながら、円安差益還元を求めない空気は何んだろう

 
 
 円安がとまらない。為替って、一端動き出すと凄い。威勢のいい向きは130円/$なんて声まである。そんな声もまともに聞こえてしまうものだ。
 どのくらいが適正なのかは誰も分からないが、もはや加工貿易国ではない日本だから、円安は国内消費者には円安デメリットとしてのしかかる感じ。例えば原油が下がっていても円安でその値下げ効果が減っている。
 
 円高になると、輸入業者や小売業は円高還元セールをやるし、国民もそれを求める。それは当然だと思う。為替の利益の多くは一企業の努力で得られた利益ではないのだから。
 
 今回の円安局面では、反対の円安差益があまり表に出ないのは、国民としては少しお人よしすぎないだろうか。円安になっても実は輸出数量は大して増えていないようで、結局は単価(為替)で金額が増えて儲かっているに過ぎない、という経済記事を読んだことがある。
 
 トヨタをはじめ、輸出企業は過去最高益を上げている。少なくとも為替で得られた利益の多少は国内に還元しても良いだろうと思う。輸入業者が円高差益還元をしたように・・・。その声が上がらないのは、輸出製造業の政治的立場が強いからなのか。それとも円高局面では損したからその穴埋めという事なのだろうか。利益は税金で返すと言っても、法人税は減税だよね・・・
 
 アベノミクスとか日銀量的緩和と言っても、結局はドルのアメリカ政府が容認しているからこそできる円安だと思う。アメリカ経済が堅調のうちは良いのだろう。でも史上最高値圏のNYダウが下落へ転じれば、円安局面は終るのかもしれない。
 
 それまではドル預金しか思いつかないなー・・・・

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