箱根駅伝に新しい山の神(神野大地)誕生で青山学院が往路初優勝
名前が神野大地君だから、山の神の名にふさわしい

先代の山の神こと柏原選手も凄かったが、体重43kgと軽い神野大地選手の走りは見ていて軽快そのもの。軽々と坂道を昇り、そして軽々と駆け下りてきた。ゴールして青山学院の仲間たちの中に飛び込む姿も爽やかだった。
それと一年生の4区の田村和希選手の活躍が大きかったと思う。三年生以下の選手が多いから暫くは青学時代が続くのかな。

5区は長距離走としては過酷すぎるコースらしいが、そこにドラマチックさがあるから見ていて面白い。 でも、この山道で凄い走りができても平地やトラック競技の成績にそのまま直結するわけではないことは、昨日のニューイヤーを見ていて思った。
「走る」という事にも奥深さがあるようだ。
きっと調子が悪かったのだろう。駒澤大学の馬場選手は途中、何度か転びながらも立ち上がりフラフラしながらゴールテープを切った。その様子は昔オリンピックの女子マラソンでも見たことがある光景だ。


見ていて痛々しいが、勝負の世界だからしかたないね。チャンとタスキを渡したのだから立派だと思うが、ゴール直後に担架用意していても良さそうなのにと思った。
それにしても、その転倒時のシーンをそばで伝える日本テレビの移動中継車のアナウンサーの絶叫ぶりは酷かった。
レースと直接関係のない人となりや情感に訴える事ばかりを絶叫報道するのは、自分の仕事の意味が理解できていなと思う。
後で、上司から怒られただろうと思うよ・・・
明治大学も二位は何十年ぶりのことらしい。最近は、東洋大学と駒澤大学らが優勝常連だから変化があって面白いかも。
毎日新聞サイトに「箱根駅伝はスポーツに非ずか」というような記事があった。詳しくは知らないがそもそもはローカルな競技大会だったのが回を重ねるうちに有名になっただけのように思うのだが。
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