虫コナーズ並みの名ばかり大学(文科省公開リスト)
設置計画履行状況等調査と空間虫除け薬に通じる誇大表示
文科省の設置計画履行状況等調査(平成26年度)には、トンデモ大学と呼ばれる大学名とその内容が公開されている。
リンク先設置計画履行状況等調査 (平成26年度)の末尾にPDF文書あり。
その前に、そもそも意味が通じない様な調査名だと呆れるのだが・・・
授業受けなくて単位が取れるとか、学習内容が高校・中学レベルとか、単なる定員大幅割れから過剰詰め込みなどいろいろある。元々が教育目的よりも営利目的で作ったような「大学」だろうから、そうなるのだろうと思う。
大学と言う名で高校生を集め、中身は空っぽと言うのは、先日の空間用虫よけ剤が誇大広告であったということに通じる。確か消費者庁が、景品表示法違反(優良誤認)で措置命令を出す検討になっていたはずだ…
これらの名ばかり大学を卒業しても、風通しの良い社会ではまるで役に立たない、というふうに読めてしまう。風通しの悪い世の中なら役に立つのだろうか・・・
むしろ文科省ではなく、消費者庁が大学教育について景品表示法違反(優良誤認)で措置命令を出すべきだ。税金投入や各種優遇措置があるという点では、厳しく問うべきだ。虫よけ剤よりも罪は重いぞ。
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