あべのハルカスの地上300mと東京タワーの違い
超高層建築から見下ろした感動は、高さに比例せず年齢に反比例する

昇ってみた、大人1500円。
ちょっとどうかと思うのが、一番高い所60階まで来たはずと思ったら、さらにその上の屋上ヘリポート(その面が地上300mらしい)までオプション500円で行けます、と呼びこんでいた。これって関西商法ですか、それとも近鉄商法ですか・・・


開業一年たったせいか空いていた。眺望は土地勘が無いと面白味が薄いが、元々大阪の街は緑が少ないうえに花も緑も色のない時節柄のため、ビル群の屋上を見ていてもきれいとは言えない。まあ、他人の頭頂部を眺めているようなものかもしれない・・・喩が貧弱かな

夜景ならいいかもしれない。南側にやけに広い空き地が見えた。何かと思ったら霊園だった。


300mは今まで一番高い経験だが、見下ろした感動は無かった。飛行機からの景色を経験したり、歳のせいかもしれないが、なんといっても子供の頃初めて東京タワーに昇って見下ろしたあの時の驚き、車がおもちゃのように見えた感動がまじまじと想い起こされた。東京タワーの第一展望台は150m、ハルカスの半分にすぎない。
日本で一番高い高層ビル、あべのハルカスは先日一周年を迎えて、初年度の来館数の統計が出ていた。毎日新聞ニュースより。
・来館者数が4273万人 (2014年3月7日〜15年3月6日)
・展望台は目標の1.4倍となる258万人
・核となる百貨店は3583万人と目標を約2割下回る
・全体でも目標の4740万人を約1割下回った。
・1日平均も目標の13万人には届かず11万7000人
・百貨店の苦戦は「ファミリー層と若年層の取り込みに時間がかかった」
日本一高いでニュースになり、目標未達でニュースになる・・・大変だな。帰りに近鉄デパートの時計売場の修理コーナーで時計を見てもらった。
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