絶歌…本を作るには校正が必要だが元少年Aは更生していないので訴えられるか
図書館が納税者のカネで買うのは反対、読みたきゃ自分で買えばよい
絶歌を図書館検索のカーリルで探すと埼玉県では埼玉大学と三芳町図書館に蔵書されているらしい。つまりほとんどの図書館は購入していない。
地元の上尾中央図書館で尋ねたら、検討中とのこと。リクエスト(図書館で買って欲しい)は来ているらしい。
そうなんだ!。で、それなら「買うな」と伝えた。ポルノ小説だって図書館では購入しないように、これは表現の自由とは異なる。
挽歌ならともかく、絶歌の意味がよくわからない。
どんな本かと絶歌をアマゾンで検索したら、何とベストセラー1位だった。レビュー評価は最低だった。
それは当然だろう。
贖罪の気持ちがあったら、事件に関する本など書けようはずがない。贖罪以外の気持ちは分析官に話せばよいことなのだ。
少年法に守られ更生を経て今日に至るらしいが、少年法や更生にも限界や例外があることを示したことになったと思う。
彼は本を書くことで、社会から逃れてしか生きられない自分の存在を永遠に残る形にしたかったのではないだろうか。
しかし、絶歌により被害者遺族の傷口に塩を塗りつけたことは確か。民事でも刑事でも被害者遺族が告発し、受理されたらどうなる。
酒鬼薔薇聖斗は少年法で守られたが、今度は法により裁かれる。
ペンネーム元少年Aは既に成人だ。裁判になれば氏名も住所も明らかにならないか、まさか「今成人A」で済むのか。
元少年Aはそれも覚悟の上で本を出版したのかもしれない、と思う。
絶歌の騒動をアマゾンで見たときに、あるタレント本を思い出した。
むかし若手俳優が出版社の新人賞をとって作家デビューした(それ自体が疑惑)。直後にはアマゾンでベストセラーになったが、圧倒的に駄作というカスタマーレビューだったのでやっぱりなと思い読まなかった。
今見たら、星5の最高評価でも「鍋敷きに良い」という皮肉である(目立つように逆手に取る方法はある)。せっかく小説家デビューしたのに第二作目が書けないでいることが、真相を物語る。大量の中古本は1円、買うと送料がかかってしまう・・・
儲け主義に堕ちた出版社が絡んでいる、と言う点でも共通点が多い。
心情的には図書館に置かないで欲しいが、実は多くの人が買うほど、印税は著者へ、出版社も儲かる。図書館で一冊買って市民が回し読みするほうが効果的かもしれない。
もちろん一番は、遺族が許可しないのだから出すべきではない。去年、女の模倣犯が出てきたのには驚いた。
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