NYダウより上海総合指数のミラーみたいな日本の株式市場
そろそろ潮目が変わったのかな
NYダウの影響を受けて日本の株価、日経平均が連動することはよくあることで、ミラー相場とか写真相場と呼ばれる。

しかし今年は日経平均はNYダウとあまり連動せずに、日本企業の業績は順風満帆ということで二万円台を回復して、強気だった。
ところが最近は、中国の上海総合指数の上げ下げに極端に反応するようになった。上海株式市場は別名、上海公式賭博場というほうが正しいと思うくらい、本来の証券ルールが通用しない市場であることを日本の市場関係者は知っているのに・・・
何をそんなに、びくびくしているのか。

くるくる詐欺だった「中国バブル崩壊」がいよいよ始まったと感じているのかもしれない。
おりしも日本企業の第一四半期決算がでつつある。去年と違って減益決算もでている。ファナックは第一四半期は増収増益だが、通期では減益予想を出してきた。理由の一つに中国市場の不透明感があるらしい。
秋にはアメリカの金利も上がって、円安期待もあるけれど悪い円安は恐ろしい。最大の外需であるアメリカ景気は金利に敏感だし、中国の景気減速と相まって日本経済には大きなマイナスだろう。
「決められない政治」の反動が生んだ強いリーダーシップも、ゴリ押し政治へ進みつつある。
そろそろ潮目が変わったかもしれないな。
根拠は?
根拠とはいつも後講釈にすぎない。
そもそも、気づいてからでは遅いよね
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