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2015年7月21日 (火)

粉飾ではなく不適切会計という表現は、スポンサー東芝への気遣いかも

期ズレは、粉飾決算の手口として一般的です

 
不適切会計なんて言葉があることは知らなかったなー。
googleで検索しても「東芝」絡みでしか出てきません、もっと検索ランキングの下の方まで見ないとないのかな。
 
不正会計とか不適切会計なんて、奥歯にものの挟まった様な言い方をマスコミが使っている。なくとなく「不祥事」という曖昧表現と似ている気がします。
特に日本経済新聞社は企業情報に詳しいのに、粉飾決算とは言わずに不適切会計を使い、法的に確定するまで表現を控えているのだろうか。
マスコミの多くは横並びでスポンサー企業として多額の広告費をもらえる大企業、東芝への配慮をしているようにしか見えない。
 
いろいろある粉飾手口の一つ「期ズレ」が使われているらしい。
翌期の売上を繰り上げて当期に計上することです。例えば、4/1の売上を3/31に入れちゃう。費用だって計上のタイミングをズラしてしまう。まあ期ズレしても中期的には相殺されますが、麻薬と同じく止められなくなるのが粉飾決算ですね。

 さっさと粉飾決算と言えばスッキリするのに。それにしてもこの間の配当もらえるはずの株主は直接の被害者ですね。

内部告発者は守られて欲しいものです。

なお西田氏も問われているようですが、優秀な人だった(と思っていた)ので残念です。

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