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2015年8月の16件の記事

2015年8月30日 (日)

インターネットを使った国勢調査が初めて始まる

究極の個人情報をインターネットで回答する国勢調査の始まり
 
果たして、どのくらいの世帯がインターネットで回答するのかな、凄い見もの。個人情報保護への高まりや先日の年金機構の情報もれなど、不安が尽きないのは何せ究極の個人情報の塊みたいなものだから。
 
カネに関する個人情報と言える確定申告では何年も前からインターネットe-taxで申告が行われているけど、利用率や費用削減効果はどのくらいなのだろうか・・
 
分かりやすい報告が無いけど50%位と言う数字が出ていた。随分と高いと感心。
国勢調査のインターネット回答比率はかなりハッキリと算出されると思うけど、費用の削減効果がどのくらいになるのだろうか、その点もきちんと報告されるとイイね。その前に混乱も情報漏れも無いように・・・

2015年8月29日 (土)

記念の1000件目のブログ記事は思い出深いものに

1000件目は、D.シパーズの金メダル予想的中でアクセス増
 
NIFTYでブログ書き始めたのは2006年3月なので、かれこれ9年半。この二つ前の記事で累計1000件になりました。
 
ココログ会員の中には、日記のように毎日書いている人もいたり、毎日写真を投稿してる人もいますが、自分は最初はほとんど書かなかった、というよりか使わなかったな・・・。
 
それでも年々、記事数は増えており、あしかけ10年目で1000件・・・ちりも積もれば何とかと思っていたのですが、過去記事みたら500件目は2013/1上旬でした。
ブログを多く書くようになったのはあの2011年の震災が契機、その後は年々増えています。
 
どうせなら1000件目はアクセス数が多くなる記事でも書くか、と思っていたところ、世界陸上のテレビを見ていて、話題性予測した記事を書いてみた。
予想通り女子200Mでオランダ、D.シパーズ選手が金メダルを獲ったので、その関連で翌日にはアクセスが増えました。

1000

昨日は累計800件、でも予想よりは随分とすくない。決勝結果の判明後がピークのようだ・・・。
 
昔、箱根駅伝の記事では一日3000件は来たことがあったから、「舞台」の大きさではなく、人々にとっての話題性・身近さの方がアクセスを呼ぶようだ・・・
 
まあ、暫くはシパーズ記事はある程度のアクセスを獲得するだろう。と同時に、オランダD.シパーズがリオ・オリンピックから東京オリンピックにかけても陸上女子100m、200mの短距離女王として君臨する予感がします。
その誕生となるレースの記事が書けて良かった。

2015年8月28日 (金)

3-上尾市の地区別(地域別)と団地の高齢化率や平均年齢

関連 2022/10/18 上尾市の限界集落
 
 
まずは市全体の人口ピラミッド図(去年記事より)。 各グラフはクリックで拡大。
Photo
 
日本の人口で圧倒的な存在感があった団塊世代は今では前期高齢者の仲間入りですが、1770年代前半生まれの団塊ジュニア世代が上尾市の中核を担っている、という姿をグラフは物語ります。 市平均年齢が44歳、市人口で40代が最多数ですから親に劣らずジュニアも存在感があります(まぁホントに親が団塊世代とは限りませんけどね…) 。
 
しかし、その下に「団塊の孫世代」が存在しません・・・
孫の顔が見たいというのに・・・
 
(1) 地区別の20才区分の人口構成
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10歳刻みでは細かすぎて見にくいし、年齢三区分では大まかすぎるので、20年幅で各地区の人口構成比率を表したグラフです。
地域によって年齢構成の偏りがあるかと思いきや、平方を除いてはあまり無いように見えます。イイですね。
 
(2) 地区別の年齢四区分と高齢化率
 
地区は2014/10/1、団地は2015/7/1とデータ日がややずれています。
 
Photo_2
 
14歳以下の年少人口、15~64歳の生産年齢、65~74歳の前期高齢者、74歳以上の後期高齢者の四区分による地区別人口積上げグラフです。
前期高齢者の中の昭和22-24年生まれ68-66才が団塊世代です。
 
平方地区の高齢化率が31%と高いのは前(1)グラフからも分かります。H25/10/1における日本全体の高齢化率は25.1%、埼玉県は23%ですから、上尾市の各地区の23%前後は普通のようです。
ただし団地では39%と高い高齢化率です。
 
(3) 各団地の平均年齢と高齢化率、児童比率

対象の10団地:

原市団地、尾山台団地、西上尾第一団地、西上尾第二団地、しらこばと団地、富士見団地、根貝戸団地、平塚団地、上尾東団地、ソフィア上尾。ただし名称略。
団地データは2015/7/1、市全体は2014/10/1
Photo_3
  
団地ごとの平均年齢と高齢化率、児童比率を示します。データは一番新しい2015年7/1日のものです(外国人も含まれますが多くはないと思います)。
児童比率とは勝手に作った指標名です。高齢化の反対指標として、児童比率=年少者人口÷全体人口で計算。ようするに14才以下の子供が多いか否かを示します。
 団地住民の平均年齢は50から55歳です。上尾市平均が44歳ですから、一世代分上という感じです。高齢化率は43%から30%まで開きがありますが、市平均24%よりはグンと高いです。
 市平均は団地を含む統計ですから、団地と非団地として見ればもっと差が広がります。高齢化率では最大20ポイントの差があるかもしれません。
 
(4) 限界と向き合い、当たり前となる時代
 あくまでも喩ですが・・・、
限界集落(Wiki) の定義は高齢化率50%以上、その前段は55才以上が50%で準限界集落という予備軍です。その流れで限界団地と呼ばれることがあります。さらに最近は限界マンションも言われますが、こちらは老朽マンションが管理不全や建て替え不可能状態に陥っている問題のようです。
 限界という表現に違和感がありますが、命名した学者があえて現実直視させるために厳しい表現にしたようです。詳しくはWebでどうぞ。 まぁ、年寄り二人なら限界家庭ですね・・・
 
 さて、魅力ある街づくりを通してその土地へ若い人の転入が増えると平均年齢が下がりますが、転出した土地では高齢化が進み、日本全体としては変わりません。ですから究極の解決策は「赤ちゃん増産計画」しかありません。 
 つまりは出産育児しやすい社会的環境を作ることです。
 なのに、市行政ときたら交通弱者が通えない辺鄙なところに32億円もの新中央図書館を建てたがったり、12億円でパークゴルフ場がホチイなどの話に夢中です(初期投資だけでなく毎年の維持費も高いです)。
 赤ちゃん製造はこの国が抱える様々な問題の根本的な解決策に通じるものですが、固定資産しか見えない人には優先度が低いようです・・・ 
 
 
  

2015年8月27日 (木)

オランダのDシパーズは白人選手として短距離金メダルがとれる予感

あり得ないと思ったけれど、白人選手が短距離チャンピオンになれるかも
 
ボルトの走りをテレビで見るのは面白い。先日の男子100m競争では、僅差でからくも勝ったので珍しい光景だった。
 
でも一番衝撃的だったのは、女子の100M走だった。予想通りにジャマイカのフレーザー-プライスが一位だったけれど、高速回転の彼女の走りは体つきからしてゴムまりが転がっている感じ。
その彼女をゴール寸前で猛烈に迫ってきたのは、大柄の白人選手だった。
  Photo
 
オランダのD.シパーズ選手(Dafne Schippers)。
7種競技の選手だったのに最近短距離に専念しているらしい。そして走るたびに記録を短縮して力を付けてきているらしい。
背が高くがっちりして、大股で走るから女ボルトという風に見えてしまう。
長いストライドで後半の追い上げが凄かったな。あと10m長ければフレーザープライスを抜いたと思うが、どうだろうか・・・
タイムは10.81秒でオランダ新記録。まだ若いから、前半の走りを強化すれば世界一も夢ではないと思う。
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D.シパーズは200m走にも出るのできっと強みが発揮されそう。女子200mで1位になれば久々の白人選手による短距離金メダルかもしれない。
そもそも黒人選手には肉体的にかないっこない、と思っていたので新鮮な選手の登場に驚いた。
 
それにしても女子100mの世界記録の数字を見る度に、不快な思いをする人は多いよね。選手が気の毒だ。
 
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さっきの女子200M準決勝の走りを見る限り、D.シパーズは世界新記録を出して金メダルに輝くのではないかな・・・そんな期待感と驚きをもたらす走りだった。 
ゴール50m以上前から力を抜いて悠々と走る様は、ウサイン・ボルトが驚異の走りで世界中から注目されていた頃を彷彿とさせる。 
 
1988年から破られていないフローレンス・ジョイナーの疑惑の200メートル世界記録21秒34をぜひとも破って欲しい。短距離界に新女王誕生となりD.シパーズの時代が来るだろう。
 
 
 
1000件目。
 

2015年8月22日 (土)

今年何度目かな、ベストセラー1位ランキングになっていた

たぶん二度目かとおもうが、三度目のような気もする…
 

昨日は少し注文があったらしくアマゾンでのランキングが二位まで上がっていたような気がする・・・

 
ところが丁度よいタイミングで
午前中にたった二冊注文が追加されただけで、カテゴリーランキングの一位になっていた。
 
注文間隔と冊数が大きな要素であるが、短期間に集中するとランキングが急騰するようなアルゴリズムみたい

2015年8月21日 (金)

1-上尾市の地域別人口変化(30年間)から見えてくる増加減少の景色

1885年から2015年の30年間で見る地区別人口と世帯数の推移

 
上尾市人口は2014年にピークを打ち、228,000人台で横ばいです。それでも人口減少が著しい他市町からすればうらやましい限りです。
 
しかし、マクロ的な全体数字では生活実感とは異なります。もう少し身近な数字に落としてみようと思い、かつ上尾に住んで節目を迎えたこと、五年ごとに行われる国勢調査の年であること、去年書いた人口記事(注)では物足りないこと等々の理由で、今度は地区・地域別の人口変化を調べてみました。
 
 
実はデータを見ていたら10年余計に昭和60年(1985年)まで戻ってしまいました・・・キリが有りません。1985年はプラザ合意の年、バブル景気のとば口です。
 
上尾市人口統計の調査月日は1/1や10/1のように複数ありますが、1月1日の値を使いました。今回は住所地域区分としての人口と世帯数を見ます。似たものに事務区分があります。事務区分とは行政と市民との連絡網の単位みたいなものらしいです。殆ど地域区分と重複しているのムダな管理区分という気もしますが、慣習ですかね・・・。
 
(1) 対象年度と地区概念(6地区と団地地区)
 
30年間の毎年ごとの変化は小さいので、10年間隔の変化で見ます。
対象年は、1985(昭和60)年、1995(平成7)年、2005(平成17)年、2015(平成27)年。
地域は上尾市統計で使われる、上尾、平方、原市、大石、上平、大谷の6地区
さらに別枠で団地地区という集計区分があります。
 原市団地
 尾山台団地
 西上尾第一団地
 西上尾第二団地
 しらこばと団地
 富士見団地
 根貝戸団地
 平塚団地
 上尾東団地
 ソフィア上尾
 
この団地区分は、歴史的に上尾市行政において団地の存在が非常に大きかったためと思われます。なお、本記事では「10団地」と表現します。往時を知るわけではありませんが、データからはとても感慨深いものが見えてきました。むしろ一番の発見ですが、その詳細は次のブログ記事にします。
ちなみにソフィア上尾は団地とは違うように思いますが、統計表では団地区分に入ってました。データの連続性でしょうかね。なお、10団地の値は各地区から抽出されたものであり、正味は6地区の値のみです。元データの一部は文末掲載。
 
Photo_2
参考に市役所HPからの図を貼ります。
実は、6地区の境界地図がありませんので、本当は良く知らないまま書いてます。
団地の場所も調べながら書いているというよそ者レベルです・・・。
 
(2) グラフ、10年おきの地区別人口推移    (各グラフはクリックで拡大)
 
1
各地域の4本の年度人口を並べています。地域により急な右肩上がりでも、既に市全体人口は横ばいのため、2015年以後はこのトレンドが続くことはありません。
特徴は、上尾地区への集中です。大石地区も人口が多いですが、団地があることと他地区の二倍の面積があるためと思われます。
10団地人口の激減ぶりが目を引きますがこれは別途。
 
(3) 直近10年間の地区別人口と世帯数の変化
 グラフの種類を訂正・・・2016/4/29
Photo_5
2005年から2015年への増減率です。青は世帯数、赤は人口の伸び率です。大きな変化のように見えますが、概ねその前の10年間と比べて増加ペースは半減してます。
各10年間区分でみたら、人口伸び率×2~3倍=世帯数の増加率という相関でした。
 
上尾地区は上尾駅中心のマンション建設で人口集積が進んでいるのは実感通りですが開発用地がなくなれば終わりです。多くは工場跡地だったと思います・・・
大谷地区は元の人口は少ないものの伸び率はトップです。宅地開発が進んだのでしょうか。
注目すべきは、平方と大石地区では既に人口減少に入っています。大石地区は小敷谷にある西上尾第一、第二団地の人口減少によるものです。
右端の「10団地」はその前の10年ともに20%人口減少を連続し、歯止めがかからないようです。
 
(4) 人口は減っても世帯数は増える(上尾市全体統計)
 Photo  
(3)のグラフから分かるように人口よりも増加率が高いのが世帯数です。30年間で人口は30%増えましたが、世帯数は80%増えています。
子供が巣立って近所に家を持つ、というのはムカーシの話。晩婚化による単身者の増加、高齢化による一人暮らし老人などの増加と想像できますか、成熟した社会では個人主義が強くなり単身化が進むのだと思います。単身世帯の比率は25%(H22年国勢調査より)、4世帯に一軒が単身世帯です。
 
その結果が平均世帯人数の減少に現れます。上尾市全体では30年前は3.3人/世帯ですが、今は2.4人。一人分減った感じです・・・。この値は6地区では2.3人~2.5人でほぼ類似です。
 
上尾市のプロフィール 1985年 1995年 2005年 2015年
世帯数 52,805 69,833 84,698 96,136
人口 176,749 206,889 222,189 227,897
平均世帯人数 3.3 3.0 2.6 2.4
平均年齢 32 37 42 45
10団地人口シェア 23% 17% 13% 10%
 
平均年齢は2015年は市統計、他は国勢調査より。1980年代(昭和60年前後)の市民の平均年齢32歳とは、信じられない若さです。今より人や車が少なくても活気があったことでしょう・・・。 ちなみに昭和50年代は29歳くらいです。
 
 
(5) その他
 
住宅が増える原因には税制や景気対策が大きいです。
消費税値上げ前の駆け込み特需。
住宅ローン減税による借入奨励による政策的な需要喚起。
相続の前倒し的な贈与税改定による政策的な重要喚起。
過度に新築重視な政策。
持ち家志向の低年齢化傾向、等々。
 
しかし団地やマンションや分譲住宅区画にしても、ある程度似た世代がどっとそのエリアに押し寄せるので、隣近所が同時に高齢化していきます。規模を問わず、身近に良く見られる光景です。年齢幅のある世代が集まるほうが街としての持続性が保てると思うので、これも合成の誤謬ですね・・・
 
まあ住宅政策は政権や政治家の人気取り政策であったり官僚のその場しのぎの経済対策に過ぎません。民間デベロッパーはその流れに乗ります。
過度な新築奨励策だから空き家が増えるわけです。そういえば、最近は住宅着工の風景は少なく、むしろ空き家解体現場を見る機会が増えた気がします・・・
 
 
 
元となるデータ表
  1985年 1995年   2005年   2015年
上尾市 世帯数 人口 世帯数 人口 世帯数 人口 世帯数 人口 世帯人数 人口密度/km2
上尾地区 14,962 47,552 19,890 55,883 24,366 61,773 27,574 64,196 2.3 8,261
平方地区 1,906 7,095 2,735 8,763 3,425 9,306 3,736 8,928 2.4 1,572
原市地区 9,168 30,965 12,059 35,702 14,517 37,260 16,761 38,804 2.3 6,658
大石地区 14,226 49,115 18,348 55,460 21,802 57,277 24,058 56,308 2.3 4,687
上平地区 6,776 23,473 8,606 26,675 10,514 29,286 12,173 30,524 2.5 4,163
大谷地区 5,767 18,549 8,195 24,406 10,074 27,287 11,834 29,137 2.5 4,176
(10団地) 11,976 40,266 12,347 35,717 12,438 28,454 11,988 22,921 1.9
合計 52,805 176,749 69,833 206,889 84,698 222,189 96,136 227,897 2.4 5,008
 
 

2015年8月19日 (水)

上尾市役所の情報公開コーナーの利用と「統計あげお」を買った

古い人口統計を見たくて、初めて情報公開コーナーを利用した

 
 
 情報公開と言っても、名前ほど大げさなものではありません。単に知りたいことを尋ねると、当該部署の人が資料もってきてくれます。
 
 本当は上尾市役所のホームページで見られると良いのですが、古いデータは有りません。確か人口関係だと7年分程度です。新しい年度データを追加したら、古いのが押し出されて消えてしまいます。そんなケチなことしないで、全部残してくださいね。
 
 統計というのは長期的な視点からの比較をすることがあるから、デジタル化しているものなら何十年前のモノでも見たいです。文字や数字中心のWebデータの保存スペースなど極めて小さいです。そもそもそれができるIT時代なのですから・・・資料の出し惜しみは行政としてはまずいね。
 
 
 総務課の職員が持参したのはコンピュータで出力したB4の紙データ、とても分厚いです・・・。もっと古い1985年データになると、手書き時代の資料です・・・
 書棚に、黄色い表紙の「統計あげお」という資料集を販売していました。
値段を見てびっくり、300円。
 
一体何部刷ったか知りませんが、130ページあります。紙と印刷・製本の直接費よりも安いと思います。もしもこんなに安く印刷できるなら、その印刷会社教えて下さい。わたしが使いますから・・・
 市民の一家に一冊いかがですか、っていう風に売ると良いです。
 
 代金を払うのに窓口を替えて出納課へ行きました・・・さすがに役所でした。 
 

2015年8月17日 (月)

上田城跡と来年の大河ドラマ真田丸、真田幸村の物語

上田城に寄ったら、NHK大河ドラマ真田丸への期待感が高まっていた
 
 
多分来年は混雑するのだろうなと思いながら、まだ人気の少ない初夏の上田城に寄りました。先月の事です・・・
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真田丸って漁船の名前と勘違いしそうです。
残念ながら、フィクションの真田十勇士の物語ではないってNHKのページに書いてありました。ホント残念・・・なぜか子供の頃は猿飛佐助ではなく、霧隠才蔵の方がお気に入りでした。
 
さて何十年ぶりに訪れた上田城址公園。
入口の石垣に見覚えがあり、ムカーシ小さい子供が昇ってしまったような記憶があったような・・・
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真田藩の六文銭って、今話題の東京オリンピックのエンブレムよりもシンプルでイイです・・・
 
脚本三谷幸喜による堺雅人演じる戦国武将・真田幸村の人間ドラマらしいです。
コメディ人情劇ぽくならないかなって不安がありますが、郷里の武将ドラマとなると身びいき的に見るかもしれません。
 
今年の大河ドラマ「花燃ゆ」は低視聴率という事しか話題になりませんが、真田丸はどうなるこことでしょうか。
ご当地ドラマは、内容の良し悪しに関係なく、その地元視聴者が熱心なのか惰性なのかとにかく見ます。放送中はNHKもあの手この手のでずーっとコマーシャル報道します。
 
帰りに眞田幸村と十勇士のポスター買いました。カレンダーにしてもイイなーって思いました。
監修が信州上田・眞田忍者連合って書いてあります。謎の組織かいな
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大河ドラマは戦国物が安全パイなのかな。それはともかく、我が家のテレビ視聴の多くは録画、録画リストを見ていると30%以上はBSのDlifeが占めてます。実際のDliefの視聴率は低いらしいけれど…
 
日本ドラマ製作と比べて役者の演技力が優れているのと物語が凝っていても無駄がなく削ぎ落としてるのがいいです。どぎつい点も多いけど、エンタメとしての作り方に優れていると感心します。
日本のドラマだと「相棒」がそれに近いなって思います。
 
今度は島崎藤村の小諸城址 懐古園へ寄りたいな。

2015年8月15日 (土)

専修大学の育友会支部懇談会で想うこと

大宮パレスホテルで専修大学の育友会埼玉支部懇談会が開かれた
 
暑いけど近いからでます。200名強の参加とか。一年次は面白かったけど、今年は去年と類似内容なので期待はずれでした。
 
他大学と比べて、専修大学の父母相手の広報活動や育友会(父母会)活動はとても丁寧です(そんなに気を使わなくても、って思うんですが)。 定期的に来る広報誌は読み易いです。学術感は乏しいですが、大学の様子は分かりやすいです(この点は大事。ゴミ箱行きの小難しい広報誌を送る大学もありますから)。
でも父母会資料に至ってはカラー印刷で過剰とも思える作品です。
 
さて支部会ですが、先日、専大松戸高校が甲子園で負けました。好投手だけに残念。ルールの解釈は俺様がやるという今風の出来事ですが、この話題はスルーでした…
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出席する教授の人数が多いです。でも本人を前にして事務局が原稿読み上げて教授紹介、というのは幻滅です。先生達の人となりが伺える自己紹介を期待したのに、形式的すぎます。まさか専修大学の先生は大人の前で話をするのが苦手ですか…
 
午前中は学部長の話、大学紹介ビデオ上映、就職課の発表はやや手前味噌と思いましたが近年キャリアセンターの役割は重要ですから健闘祈ります。
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お昼はパレスの上品なお弁当です。食べて帰るもよしです。
昼休みにソニックシティの埼玉県土産物売場へ行ったら、休みでした。さすが県営。知事選だけはやってたな  
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午後はパネルディスカッションという名の「在学生、就活生、卒業生」と事務局との延々と続く想定問答。最後に「父母の皆さんから質問は」といっても誰も手を挙げません・・・
人前では聞けない質問もありますね。
その合間に個人面談が一人15分で学部ごとに(教授)と行われます。音楽活動に夢中になりすぎて留年しそうって、悩んでいた親がいました。実は去年GPA導入を提案したので、今年から専修大学もGPA算出開始したとの報には驚きました
元々計画があったのでしょうね。でも一年次以外は本人申請が必要とか・・・僅かなコードを書くだけで成績表の隅に印刷できるものを・・・せっかく高評価だったのに、フットワーク悪いなーって下げます。
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他大学よりも長時間やる父母会ですが、根本的に欠けているものを感じます。
一方通行なのです。せっかくの場なのに、親と大学側(教職員)、親同士などの双方向のコミュニケーション機会がありません。HP開示と変わらないです。事務局の労はねぎらいますが、丁寧さと形式主義に陥っていませんか。たんに大学と親が本音で語り合える場の提供で良いでしょう。その方が事務局も楽でしょう。
でも最後にアンケート採ります。この点はとてもイイですね。当たり前のことができない無頓着な大学もありますから・・・
 
大学運営に関して疑問があります。
昔の専修大学はもう少し上に居たような気がします(多分)。黒門と呼ばれた歴史があるにも拘らず、長期的な低落傾向に陥っていませんか、という疑問です。凋落に歯止めをかける大学改革をしてますか、とお尋ねしたいです。
 
「やってます」って答えるでしょうけど・・・
キャンパスが都心や人口の多い神奈川に近いから定員割れリスクが無いのが慢心の元ではありませんか。下位大学群の中には生き残りをかけて必死で這い上がろうとする大学もいますから足元すくわれちゃいますよ。
 
午前のビデオで学長が学際(融合?)領域の意義を話していたと思いますが(勘違いなら失礼)、時流の人気取り策ではありませんか。曖昧な学問領域は、企業人から見て「君、いったい何が専門?」、「おたくの、専修の建学からずれてない?」って問われませんか。「広く浅いは使い物になりません」って誤解されませんか?。
そもそも専門性が身についてこその学際だと思うのですが・・・素人考えでしょうか。
 
ついでに私立大学の人事って純血主義ですか。伝統を守りやすいけど、変革には不向きですね。
ついでにも一つ、どの大学もそうだけど、ボランティア活動を準必須扱いしてほしいなって思っています。ゼミでボランティアを取りいれた先生もいますが、大学として大々的に取り入れたら快挙だと思います。文科省なんか無視してね。
 
他にも・・・
 
もうやめとこ  

2015年8月13日 (木)

ビジネスゲーム研修の満足度と受講者資質やモラルとの関係

教訓抽出と文章力に優れた珠玉の研修アンケート感想文
 
 
研修アンケートは毎回集計し分析してます(若い頃はやりっぱなしでしたが・・・)。仕事柄いろいろなアンケート様式を見ていますが、これはオリジナルです。素直に書くと5分くらいかかるかも。もちろん書き飛ばすこともできます。
 
アンケートは研修の終りに書かせると早く帰りたい人には迷惑な面もあります。だから研修の終盤に(早いと昼休みに)おもむろに配っておき、空いた時間にも書けるようにしてます。本当は、クライマックスの「株主総会」や「まとめ」を見聞きしてから書いてほしいですが・・・
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研修満足度が高い人、或いは「思い」の強い人はアンケートの自由記入欄にたくさん書いてくれます。感想や意見のはけ口を与えることは大切なのです。
 
他コースも含めて、主な管理職の研修感想例はホームページに載せているので、今回は金融機関の若手・中堅層の感想例を少し挙げてみます。
 
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●何をどうすれば売上アップし、シェア拡大になるのか、何処から見直さなくてはならないのかを知るきっかけとなった。経営の難しさを実感した。取引先の社長様が悩み考えていることの一部を知ることができた。面談の際、共感できることが増えたと思います。
 
●実際のゲームを通して企業の資金繰りを理解でき、経営者の苦労を知ることができた(支払いの怖さと売上の不安等)。中小企業にとって一番の生命線は何かを良く考えさせるゲームだった。私は利益も大切だが一番はCFだと感じた
F/Sシートは企業のカネの発生と消滅を図で追う事が出来、ゲームの中でどこを修正すればいいのかを考えることができた。今後の担当先のアドバイス等に利用できそうだと思った。本日はありがとうございました。普段経験できない経営者としての視点で資金繰りなどを見られて、新たな発見がありました。
 
●経営者の悩みを多少なりとも理解でき参考になった。日ごろは提出された資金繰り表や決算書を見ることが多いが、実際に自分たちで作ることで理解が深まった。もっと深く、数日間にわたった日程でも良いと思った。
 
●「損益≠CF」や「大量在庫は悪」などシミュレーションを通して理解が深まった。参加型の研修でありとても理解しやすかった。もっと多くの月数をやってみたいと感じた。とても分かりやすい研修でした。さっそく実務に活かしていきたいと思います。ありがとうございました。
 
●期待通り。一部ではあるが、経営者の視点を感じることができた。資金繰り、在庫管理、同業他社の動向等、普段と違う視点で数字や情報を見ることができて大変参考になった。
試算表への理解がより深まった。今後の業務に活かしていきたい。
業績が良くても、常に翌月の状況は読めない経営者の苦労を垣間見ることができた。社長との会話でも出していきたい。大変勉強になりました。
 
●実務に直ぐ生きるような内容で良かった。手を動かしての研修なので身についた。普段の研修に採用するのも良いのでは。シミュレーションを通じて経営の難しさが少し感じとれたので実務に活かしていきたい。
 
●経営の難しさを痛感。自ら手と頭を動かすことで没頭できた。楽しく学ばせて頂き、大変良い機会となりました。ありがとうございました。
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平均満足度は4.7点。成長実感は4.6。
 
普段の4.5よりもやや高い評価の理由は、参加者の問題意識やモラルの高さによるところだろうと思う。先日の大阪の課長研修は4.8だった。
ビジネスゲーム(経営シミュレーション)研修は経営教育なのでテーマへの関心度や切実度が希薄だとミスマッチが起きます(その時はテーマを限定して運営します)。
成長実感とは、研修を通して自分の成長を感じたかと言う意味で、いわばbefore/afterの自己評価です。年齢が低いほうが、日ごろの問題意識が高いほうが成長実感を得やすようです。
 
この感想文の幾つかで感心したのは教訓抽出能力が優れていて、研修の「特性」と「狙い」を素直に理解できている点とその文章表現力が高いことです。たまにこの様な珠玉の感想を目にすることが有りますが、嬉しい限りです。このあたりは銀行員なかんずく法人担当者なのでポテンシャルの高さを感じます。
 
しかし(彼らのレベルからして)意外だったのは入門コースにも拘らずF/Sシートが好評だったこと。見る(読む)と書くでは彼我の差があるのでしょうね。いずれにしても経営モデルの仕様的な複雑さよりも、本質面をよく把握できていると感心しました。
 
 
●今まで一番、心に残るビジネスゲーム研修の感想文例
 
感心したことは山ほどあるけど、心に刻んだのは三つあります。一つは経営者の考え方と営業員の考え方の違い。二番目は自分の優柔不断の弱みが結果に出ることが悔しかった。三番目はやはり謙虚さとチームワークの大事さはどこに行っても大事だと思った。 (台湾/女性)

2015年8月12日 (水)

暑い夏はバスが良い京都一日観光バスと社会科見学

神社仏閣も良いけれど、一番は老舗和菓子屋の実演でした
 
あまりにも暑いので、市バスと歩きで観光するのもどうかと迷ってパンフレットを見ていたら当日でも予約できそうな観光バスコースを利用。
何処へ行きたいという事よりも、帰りの新幹線時刻に間に合うコースとして選んだのは「世界遺産のお社と京の町屋をたずねて」という京阪バスの観光コース。
ただし夏場は夕方から夜のコースが充実しています。
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京都駅10時20分発と朝支度はゆっくり、4か所まわって戻りは16時半前後なのでイイカなと選びました。
料金は9000円、京料理の昼食、各種入場料や参拝料金、休憩おやつ代まで含みます。クーラーの効いたバスですから、割安でしょうね。
 
京都駅前は結構狭いですが、時間になると平日にもかかわらず結構お客が集まってきました。休日だと満員近いらしいとのこと。
 
最初は下賀茂神社へご参拝。暑くて人が少ない・・・
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Img_8364 こういう構図が好みです
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続いてもう昼食。京料理、六盛へ
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昼食後は今日の町屋見物と称して、生谷家住宅へ
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いろいろ話をしてくれたけれど、よくわからなかったなー・・・
興味を引いたのはこの日本刀。凄く切れそうです。無理とは知っても持ってみたかったのですが・・・係員の方もかなり注意すると言ってました・・・
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続いてバスは北上し、上賀神社へご参拝。
外は暑い。
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上賀茂神社の宮司さんはジョークを交えてのユニークなガイドです。最近は世界文化遺産ということが騒がれるけれど、上賀茂神社の時はなにも活動せずに勝手に選ばれたらしいです。
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最後は、京菓子の老舗、俵屋吉富の見学とお茶
二階の資料館は写真撮影禁止ですが、なかなか見ごたえある作品が展示してあります。
Img_8397 最初は、テーブルマジックでもするのかと思いましたが・・・
俵屋吉富の職人さんが菓子製作の一コマを実演してくれます。これがなかなか良かったです。
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つくるところを見とれていて写真撮れませんでした。
Img_8394 このあと、和菓子と抹茶で休憩。 
冷たいお茶がおいしかったです・・・スミマセン。
帰りの導線はぬかりなく、ちゃんと店舗内を通ってお土産のお買い物です。
 
行程を地図でよく見ると、なんだか狭い所を回っていただけだなー、って感じですが猛暑の中では仕方ありません。
 
 
神舎仏閣も良いけれど、一番印象的だったのは最後の和菓子実演でした。
京都の工芸品づくり現場が見られる社会科見学的な観光コースがたくさんあると良いかなと思います。
 
 


 

2015年8月11日 (火)

上尾市の新図書館建設費は32億円とか、今の本館は6億円強

以下は井上しげる議員のレポートより引用し要約。
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(1)新図書館(上尾市上平中央図書館)の建設費
 
行政側は今まで建設費の概要を開示してこなかったが、ようやく少し明かした。
延床面積 4000m2なら 27億円
延床面積 5000m2なら 32億円
 
ただし図書館資料費、IC機器設置費、ICタグ貼付費、インターネットシステム構築費、本館からの引越費は含まない。
 
(2)新図書館建設費の財源は起債(借金)
国庫補助は無い。「公共施設最適化事業債」という地方債を発行して調達するらしい。
 
(3)利用者アンケートの結果では上平への移転は望んでいない
当局はアンケート結果への具体的に答弁はしなかった・・・って書いてある (^-^ა)
 
詳しくは井上氏のサイトへ(8/11時点ではレポートはアップされていません)
 
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今は、公共施設の建設事業を早めに金額開示すると、反対運動を招きやすいので後出し開示の傾向にあるかもしれない。初めは投資額を少なめに出し、後から上乗せする手口は今回の新国立競技場問題の件で大っぴらになったので使えません。
・・・というのは全部ジョーダンです 
 
上のICタグ関連は図書万引き防止や蔵書管理を兼ねたものでしょう。図書館の本の万引き被害や破損被害は昔からあることで、地域(住民モラル)によって被害の程度も異なるでしょう(本屋から万引きして再販業者への転売とはやや異なる)。そのICタグ費用は高価と聞くので、上尾市図書館での被害額は明らかではないから費用対効果は不明です。
(個人的にはカネかけずに、高額本や時節の人気本は職員近くの別棚化で牽制すればと思っている)
 
上平中央図書館の用地取得費はいくらか不明。自前資産化(ストック)に拘る人達だから借地ではないだろう。公共施設が借家借地で構わないという『利用主義』(フロー)の思想なら、商業施設ビルへの図書館入居も可能ですね。
 
ちなみに現在の本館は、34年前の1981年(S56)開設、延床面積 2649m2、総工費63,000万円
 
●地方債という借金で新図書館を立てるけど、その返済義務は投資を決めた市長・議員や市職員ではありません。納税者です。それも現在の納税者と少なくなった子供達という将来の納税者です。
 
●アンケート結果は当たり前です。そもそも新しくてでかいもの作ってくれなんていう住民運動は有りません。実はここに新図書館建設の本質が潜んでいます。
 
 
●行政が誠実ならば、設備投資の前にやるべき事・・・キリが無いので今記事に関してのみ書くと
 
市民サービスを充実したいなら、一斉休館日ではなく、本館と主要館(駅前分館)は休館日をずらすことで、つねに毎日どこかの図書館は開いている、という月曜休みの勤労者への公平なサービスを実施すべきです。
さらに本気で市民への図書サービスする気があるなら365日フル稼働すればよい。既に人件費はパート主体です。域内雇用にも貢献します。
どうしても週一休みたいなら、地元スーパー・ヤオヒロを見習えばよい。客(利用者)を集める努力を見習えばよい・・・
 
時代が変わったとつくづく思う。
昔は住民が公共事業を誘致してほしいとか箱ものつくりに共感する時代でしたが、いまは住民側が無駄な投資をするなと政治家や行政を叱責する時代に変りました。
底辺にあるのは、責任感の有無でしょう。
そのココロは、投資の決定者は責任を取らず、残された住民のみが責任を負う。
 
 
 

2015年8月 9日 (日)

課長相手のじっくり回す経営シミュレーション(ビジネスゲーム)研修事例

一泊二日は普通7サイクルだが、6期実施のビジネスゲーム例

 
とある素材企業でのこと。
外は連日の猛暑でも研修室の中は快適です。
そして集まった皆さんにはしんどいけど楽しく充実した研修となりました。普段忙しい課長職のはずが、『時間のたつのかがこんなに早いとは』、って感想述べます。 
 
 
普通は初日に3期のシミュレーションをやって中間決算の発表までやります。この研修所は宿舎が隣なので、21時までやっても通勤時間0ですから何の問題もありません。予定では20時半に私はサヨナラするつもりでしたが、じっくり時間をかけて21時までやりました。
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若干、朝の「事前学習のレポート問題」の答え合わせを一問一答式に丁寧にやったので、その点が時間が伸びた一つの原因です。平均点は87点と高め。最後の感想にも、事前学習が大切であったことを述懐されていたのは、研修の狙いをよく理解されています。
 
さて二日目は、前日の復習を兼ねてF/Sシートを使いますが、さらに中期計画シートを導入して経営戦略中心に進めます。その際に管理会計が分からないと困るので、限界利益管理を入れます。限界利益はあまり興味が無いかなと思っていたのですが、とんでもなかったです。
でも本シミュレーションでは単純な変動費計算ではなく、当月と前月の材料費の違いとか仕入の有無で一口に変動費と言ってもなかなか面倒な加重平均を使います。経理課長氏もしっかり計算してました・・・
当然、財務会計と管理会計の利益の違いを体感してもらいます。
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そんなわけで、後半の3サイクルをやって本決算をしました。普通は後半は4期やるのですが、今回は3期で止めました。前半3と後半3で前後期の比較がしやすいというのが理由です。
もう一つはゆっくりやって理解度を高めたいというものです。これは受講者の計数能力に関係します。もっと多くの期数をやりたいという人も必ずいます。トレードオフですね。
 
ただし、講師サイドからしたら楽です。
今後はこれでいこうかな・・・
 
ゆっくり回すと、最後の株主総会用の発表ドキュメントを作る時間がたくさん取れるのは良いことです。珍しい書画カメラ付き装置をプロジェクターにつないでプレゼンテーションをしてもらいました。
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それにしても課長職となると忙しい人が多く、急な海外出張で研修を休む人もいたり、とある大口顧客から呼ばれて、初日のみ参加、夕方には出張と言う人もいます。大変です。社名を聞いたらとても断れないなって思いました・・・
 
もちろん、この経営シミュレーション(ビジネスゲーム)研修を二日受けて、『時間の無駄でした』なんてことはありません。初日開始時に「明日夕方お帰りになる時に、『この研修を受けて良かった』、と言ってもらえるような内容にします。」とコミットしています。
 
●Ave87、満足4.8、成長4.3、手10、併2
 
中がよく整備された専門の研修所なので、やる方としてはとても楽です。しかし外は猛烈に暑かったです。火を扱う台所にいる感じですね。
 
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そうそう、下の前記事のイベント、餌に喰いつく魚みたいにニーズありました。

2015年8月 8日 (土)

猛暑続きでも夏の電力不足おきない理由

晴れの日ほど太陽光発電はフル稼働して補い、原発十数基分

8/12 末尾に追記 節電効果は原発15基分
 
東日本大震災後は暫く、毎日毎日の最大電力使用率が報道されていた。最近はあまり見かけないけど、東京MX2放送では時々東電管内の供給比率を伝えている。
これだけ暑いのにあまりニュースにならないのは今の所問題ないからだ。その理由が今日の朝日新聞に載っていた。
引用元の朝日新聞のWeb記事と図版
 Photo
・震災前の10年3月末に約280万キロワット、15年3月末には約2700万キロワットと9・5倍に伸びた。実際の出力はその6~7割程度に下がると計算しても、増加分だけで原発十数基分ともいえる。
 Photo_2
・太陽光発電は天気が良ければフル稼働するし、天気が悪ければ発電が減るけれど需要も減るので、夏の電力増加にはうまい具合に作用しているとのこと。
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消費サイドでも省エネが進んだとあるが、その点は実感できたりできない面もある。
LED照明は優れているが、大都市部や最寄りのJRに行けば、昔よりもエスカレーターが整備されてバンバン動いているし、照明を間引きしている光景も最近はあまり見かけない。それと一人一台のIT端末を持つ時代となり、毎日その充電を繰り返している。
宇宙船から写される日本の夜景にみる大都市の明るさは美しを通り越して、慢心にさえ見える・・・。
 
それにしても天候次第であっても太陽光発電の能力が原発十数基分とは驚いた。電力不足で原発稼働を推進する根拠が薄くなった。推進派の根拠には電力不足の不安を煽り、それに備える原発投資という姿勢がある。まるで安全保障と同じ理屈だ。
 
3.11前までは如何に電力過剰消費していたかという面もあるのだろう。省エネはもっと推進するべきだ。
さあ高校野球と電力ピークの日はどうなるだろうか。
もしも供給率が危険域に近づけば、日本人は協力的に凌ぐことができるだろう。
 
非原発、省エネ、最後は国民の協力、これに尽きる。
 
追記 2015.8/12 毎日新聞Webより引用
 
日本全国での節電効果は、原発15基分
 
原発事故以降に定着した節電も寄与しているとみられる。今年4月に経済産業省が示した夏の電力需給見通しでは、原発事故前の10年と比較して、節電効果を全国で原発15基分に当たる1529万キロワットとはじいている。
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節電効果で15基分に相当するとは驚く。太陽光発電で原発10数基分+節電効果で15基分だから、少なく見ても原発25基分は不要になっている。
 
次なる変革は、電力自由化が始まることで消費者側からの電力会社選別を通して、原発不要なのか原発依存なのかのどちらに進むのかが日本人として問われると思う。

2015年8月 2日 (日)

暑い夏にうんざりです、早く来い秋。

何処にいても暑いです。
 
クーラー(冷房)が無ければ、やっていけません。28度でも結構涼しいです。
 
もしも停電があったら、死者がたくさん出ると思うような殺人的猛暑。
寒い冬は暖房が無くても厚着や布団かぶれは凌げるけど、夏の暑さは裸になっても逃れられないです・・・
 
雨が降ればいいけど、降り出したら記録的豪雨なんてのも困る。
遠くで雷が鳴ってるけど、ちっとも近づかない・・・
 
 
五年後の東京オリンピックは今頃やるわけで、それはアメリカテレビ業界とIOCのカネの都合ですが、きっと大問題になると思う。 

2015年8月 1日 (土)

アリオ上尾店のセルフ・バーベキューと花火見物

テイクアウトからイートイン、極めつけはセルフ料理までヨーカドーもいろいろやってます

 

 

 

本日2015年8/1は上尾花火大会の日ですが・・・

 

 

 

ビジネス雑誌にアリオ上尾店のことが載っていた。セブン&アイの季報にもアリオ上尾店が紹介されていた。低迷するGMS事業の店舗改革としての実験店として紹介されていた。

 

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売上低迷を克服するために、従来のやり方に囚われない店舗マネジメントをしているらしい。仕入れ権限の本部から店舗への委譲とかあったが、目を引いたのは2Fフードコートのテラスで始めたバーベキューのセルフサービスのこと。

 

 

 

 テイクアウトの反対に店内で食べるイートインが最近のはやりだが、調理までやって店内で食べてくださいですか!。

 

 

 

2年前のプレオープン日に、あのテラスを歩いて「ああここは上尾花火大会の見物に最適だなー」とブログに書いたので、ああアソコ!、と思い出した。

 

今では上尾花火の穴場的な見物場所になっているようだ。(但しこの日に限り予約抽選です)

 

 

 

先日、といっても梅雨時の午後に久しぶりに出かけた・・・そのバーベキューテラスをみるために。 

 

アリオ上尾店のヨーカドー食品売場は気合が入っていた。上尾駅前店とはえらい違いだ。平日午後で客足少ないにもかかわらず、催事的な売り場がいくつもあって、売り子さんが声を張り上げていた。活気があるかも・・・でも客が少ない時間帯は空回り風にも見えてしまった・・・ 

 

 

広いフードコートがあって驚いた。清潔感と居心地良さそうで、高校生が結構いたね。恰好な休憩場所かも。

 

この時は閑散としていたテラス。

 

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もらったチラシより

 

 

●セルフバーベキュー特別セット(アリオ上尾店/イトーヨーカドー)

 

 

 

コンロは無料貸出。準備も後片付けも不要。店内で買った食材を自分で焼いて食べるだけ。時間は90分間。肉、たれや野菜、ご飯、飲み物を店内で買えばよい。つまり持ち込み禁止なだけで商品代のみでできるバーベキューだから、随分とお得です。

 

 

 

バーベキューって後片付けが大変だし燃料代もかかるし、煙で施設が汚れると思うから、利用料位少しはとっても良いと思うのだが、タダ。これは太っ腹というよりは、そうまでしないと客を呼び込めないっていう風に見えてしまうけど、まあ一度は試したいし、タダで始めたから今後とも有料化はないね。

 

 

 

で、チラシ元の肉売り場を見たが、駅前店でも見たようなセットだったのでがっかり・・・自分でいろいろ個別に買えばよいのでしょうね。

 

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実はこのような客が火を使って調理するということは従来ならあり得ないらしく、それをアリオ上尾店で始めたというのが、業界ではトピックらしい。

 

 

 

次は、泊まれるように24時間オープンになるかな。

 

 

こんなマッサージ椅子があった。やがて、長距離ドライバー御用達施設になる・・・

 

 

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