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2015年11月の12件の記事

2015年11月29日 (日)

店長や課長クラスの流通業におけるビジネスゲーム研修例

企業塾(経営塾)研修の一コマ

 
今年は該当する経営シミュレーションコースがバージョンアップしたので、新しいPRIMO-3で行いました。ただし、参加者は初受講なので、前年度よりも難しいコースとかいうのは関係ありませんね。
 
副店長や店長、本部課長前後という選抜された顔ぶれ、場所も大宮ソニックシティ、だから研修風景も例年と変わり映えなし・・・ 
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今年の部屋にあったプロジェクターが高輝度タイプなのは良かったです。スクリーン幕がもっと壁側にあるといいんだけれど・・・。
ネット回線が自由に使えるのもありがたいけど、長めのLANケーブルが必要かな。
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シミュレーションモデルの機能として、コンサルティングセールスによる複数商品の併売は、結構使われたようです。地域別価格制については、大きな価格差を提示する企業がでなかったのは、拍子抜け。
各種のマーケティング要素の地域特性を設けたけれど、そこまで深堀はできなかったようです。この当たりは反省点かな・・・
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後半、時系列の経営戦略中心シートを採用しましたが、それまでの単月型F/Sシートとの併用については、「もっと財務会計を重視したい人」と「戦略的な計画立案を重視したい人」に割けられるので、どう指導を明確にするか迷うところです。 
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発表は独特のシートです。内容はたくさん書かれています。
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最後のオリジナルなアンケートにはたくさん記入されていました。普通の研修だと早く帰りたいから簡単に記入して、そそくさと帰る光景が多いですが、本ビジネスゲーム研修ではそんなことはありません。
全部読むのに一時間かかりますが、たまに改良のヒントを得られます。
 
満足度4.8は例年並みです。羽生君には勝てません・・・

2015年11月22日 (日)

Excel2010をデフォルトにする方法、古いExcel2007が起動して困る時

Excel2010、Excel2007、Excel XP(2002)など複数のMS Officeが混在する時の起動

 
バージョンの古い順にインストールしてあるので、通常はデフォルトにOffice2010が優先起動される。先日、ちょっとした理由でExcel2007を一回起動した。
ところが、その後はMicosoft Officeは全て2007が起動するようになってしまって困った。
ファイル拡張子xlsとプログラムの関連付を試みたが、うまくゆかない。
昔もこんなことがあった気がするが、忘れてしまったので結局、ネットで見つけた次の方法で解決した。多分これも経験したかもしれない・・・
Excel2010やWord2010、PowerPoint2010がデフォルトで優先起動できるように回復した。
 
(1)コントロールパネル
プログラムのアンインストールまたは変更を選ぶ
下記で、Office2010を選び、変更を 選ぶ
Excel_2
(2) 修復を選び、続行。
 
やや時間かかるが、自動なので待てばよい。
Office_3
 
以上で完了。

2015年11月18日 (水)

ヤオヒロ愛宕店の後は業務スーパー上尾愛宕店が進出

風変わりな名前の業務用サイズから個人用サイズまで揃えるディスカウント店

 

 

 

追記 12/10オープン。9:00~21:00(定休日なし) 安心して下さい。入れますから・・・

 

 

 

閉店と開店が目まぐるしい上尾市の流通業です。

 

最近ではマルエツ小泉店撤退後にスーパーバリューが市内二店目として進出しました。ヤオヒロ愛宕店はカワチ薬局が撤退跡へ上尾東店として移転し、その愛宕に間髪空けず入居するのは生鮮&業務スーパーです。

 

 

 

ここは最近ヤマダ電機が開店したり、イオンモール上尾開業も予定されるなど変貌激しい地。陸上競技場の外では流通業の競争が始まったようです・・・

 

「業務スーパー」とは神戸物産の商標ですが、上尾市愛宕に開店するのは「大字上」にある酒&業務スーパー上尾店のパスポートという会社です。

 

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店名の頭に生鮮や酒をつけて扱い主力商品の違いを意味するらしく、二店目はドミナント効果狙いなのでしょうか。個人的には一連の動きは、流通業のドミノ倒しみたいにしか見えません・・・

 

しかし裏返せば上尾市の商圏はまだマシと見られている証拠。空き店舗は衰退市町の象徴です。

 

 

 

なんとも店名が不思議です。他社商標の前に「●&」がついてOKが通るようですから、きっと深い事情があるのでしょう。愛宕店は求人サイトによれば「生鮮&酒&業務スーパー」ですが長すぎるので客はギョウムスーパーと呼ぶでしょう・・・ 

 

 

 

業務スーパーと聞いたときは、小売業(プロ)相手の問屋が会員登録した個人にも売るみたいな商形態がありますが、それとは違います。 

 

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「酒&業務スーパー上尾店」は、1kgのしば漬、一斗缶のサラダ油のように業務用特大サイズでお得感のある品揃えが特徴。しかしそもそも零細飲食店は減り続けているために、看板は業務(プロ)用でも中身は個人客相手のために普通サイズの品ぞろえも多いです。

 

 

 

 

 

売場にカネを掛けない典型的なディスカウンターですから、買い物を楽しむ店ではありませんが、珍しい商品もあります。酒も安かったですね。 まだ巨大あんこ袋を見ていませんが、是非見つけてください・・・

 

 

 

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ただしどんな店であっても食品の製造元は気になります。

 

ボリュームと値段からお得感があるため、つられて買う人もいるでしょうが、賞味期限内に食べきれないと、無駄な買物になりかねません。それでも大容量が得意な低価格のディスカウント店ですから、単身者相手の少容量で定価販売に拘るコンビニとは対極に位置します。

 

 

 

そんな業務スーパーの進出に感心したのは、数年後にイオンモール上尾店が開業することが分かっていながら来たことです。

 

 

 

まるでドンキホーテじゃないかと思ったら、それはそれでPAPA北上尾に居ました。

 

 

 

この喩が気に障れば、一寸法師に致します・・・ 

 

 

 

 

後記事・・・オープン日のこと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年11月16日 (月)

ビジネスゲームの経営モデル機能に借入金の繰上返済を入れる

ビジネスゲーム(経営シミュレーション)の中に、こんな機能があると面白い、という経営モデルへの追加機能に関するアンケートに、若い受講者からちょっと新鮮な意見をもらった。
 
シミュレーションが進行するにしたがって余剰となった預金残高について、設備投資等に回すのも選択肢の一つかもしれませんが、他方、有利子負債を繰り上げて返済することによりBSを圧縮し、支払利息の軽減を図るのも一つの選択肢かと思いました。
 
 大企業の財務部門の人らしい要望だと思う。彼自身は日頃疎遠な原価計算に触れて満足していたようだ・・・。
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これは運用の問題だから採用は簡単なのだが、ニーズが無いだろうとして借入金の返済方法は固定的にしていた。 投資ゲーム的要素が強く、またその方が面白いからという点もあり、追加借り入れはしても、早期返済なんてしないだろうと思っていた。
 
 さすがに、成熟時代では当たり前なことだが、上記のような意図をしっかり持ってやれる人はどのくらいいるのだろうか?・・・って思うことがダメなんだなー  
 
 入門レベルのコースとはいえ、選択肢の一つとして出来るようにしよう。
 B/S圧縮の良い例にはなるし、役員会での討議の幅が増えるので良いことだが、それを暗示するテキスト記述も必要だろう。
 
折しも本日のGDPでも、企業の設備投資はマイナスだった。

2015年11月15日 (日)

2015上尾市シティマラソンはやや小雨の中でした

埼玉国際マラソンと同日ですが川内選手や大学生が先頭を走ります
 
今年の11月は寒気が降りてこないせいか、暖かいわりに晴天が少なく雨が多い気がします。珍しく小雨の中での上尾シティマラソン、ハーフマラソン大会となりました。
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傘もいらない程度の小雨なので気にはなりません。見物人の立場ですが・・・
冷たい北風が無いので走りやすいかもしれません。これも岡目八目・・・
 
先頭は相変わらず大学生選手。東洋、駒澤、明治、早稲田・・・等々ですが、例年よりもばらけていました。以前は個々の大学が集団をなし、揃いのユニホームの隊列で走る様子が壮観でしたが・・・ちと残念。
最初の3kmくらいまでは大学生は集団走行を義務付けてほしい気がします。招待選手(?)なのですから、上尾市への住民サービスとして・・・
 

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箱根駅伝の校内選抜の参考にする大学もあるらしく、本気で走っています。例年よりも沿道の人出が少ない気がします。天気のためか、或いは本日、さいたま国際の第一回大会の日で日本テレビで中継しているためかな。
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お囃子もでて、市民マラソンらしい風情です。町内会の皆様ご苦労様です・・・
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家でコーヒー飲んでから帰路を見物。
 
上位四人です。
一時間で20kmですから早いです。トレーニングジムにある普通のランニングマシンでは出せないスピードです。
この後に、川内優輝選手が来たので声援送ったらシャッターロスして撮れませんでした・・・ 
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沿道の給水サービスは中学生ボランティア達の仕事のようです。
 
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上町道祖神の前ですが、向かい側奥は数年後にはマンションが壁のようにそびえたっていることでしょう。
 
 
去年は、競技結果の上位者の順位と記録が会場の外に貼り出されました。表彰式の最中かな・・・
 
今年は速報のマネゴトはやりません。
けど、勘違いしてアクセスが多いです。それだけニーズあるのに、行政みたいな大会関係者は怠慢ですな・・・

2015年11月14日 (土)

M7の地震なのに注目されないのはなぜ(薩摩半島西方沖)

鹿児島で震度4だが、震源マグニチュードは7.0と大地震並み

 
M7なのに震度4なのは、よほど深度が深いのかと思ったが10kmだった。
M7
大して深いわけでもない。
津波も心配ないらしい。
でも近海でのM7は大地震クラスだと思うのに、ニュースではあまり大きくは取り上げられていない。
遥か遠い鳥島沖でM7があってもあまり不安はないが、今回のは沖合からそれほど遠いわけでもない。3.11の時は沖合100数十キロで深さは約10kmらしい
 
しかも、東北や関東沖ではなく鹿児島の西側あたりでこんな規模の地震が起きるのだから、日本は何処にいても揺れるわけだ。
 
本日はパリのテロ事件のニュースでもちきりのためか、この地震はあまり報道されていない。
日本政府も欧米と足並み揃えたから、いずれ巻き込まれるかもしれないけれど、まずは足元の自然災害のリスクの方が断然高そう。

2015年11月13日 (金)

満足度4.8が出た、若手の成長が見られた事前学習付ビジネスゲーム研修例

入社してからの成長が確認できたフォローアップ研修

 
例年は入社10ヵ月後位にやりますが、今回は一年半後に実施という形でのフォローアップ研修の例です。全体の日数も増加しました。
 
製造業の会社なので理系エンジニアが多いため、反転授業宜しく書籍とレポート問題により会計や経営用語に慣れてもらうための事前学習付です。在宅での学習ですが、平均点83点は高いです。真面目に勉強してきたことは、朝の答え合わせからも伺えました。
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もう一つの事前学習Bは、前日午後に一時間ほどやってもらいましたが、少し敷居が高かったようです。でもテキストを再読するムダな時間が省略でき、研修(討議)に直ぐ取りかかかれます。
 
会社がホールディングになってから、今までは組み込まれていなかった関連会社からの参加を増やして人数が増え、結果としてシミュレーションの会社数が増えました。実施期数を心配したのですが、予定通り消化できました。
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5社編成で5サイクル実施です。
2サイクル終了で中間決算、後半3サイクルで本決算です。今回は需要と生産のギャップを埋めるための残業生産機能が良く使われました。
 
若い人が多いと、写真のように椅子に座りっぱなしではなく、中腰スタイルになったりします。管理職相手の時よりもアクティブ風なので、見ていて気持ち良いです・・・
 
成長の跡は、ビジネスゲームに対する理解度だけではなく、最後のプレゼンテーションでの発表ドキュメントの質にも現れます。
 
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ノートPCを持参した人も散見されたので、PowerPointかホワイトボードかの二通りとなりました。
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背伸び風ながらもビジネス用語で発表するのはいいものです。
 
 
4.82、て9、へ10、PC3・・・開始時に意義を説明すること
 

2015年11月 9日 (月)

酒の無料ドリンクサービスがあるクレタケイン富士山

クレタケホテルチェーンのウエルカムドリンクサービスには酒ビールもある
 
小雨の中、くれたけイン富士山というホテルに着いた。例年の定宿とは違う新しいホテルだった。
フロントで手続きを済ませたら、隣でウェルカムドリンクサービスをやっておりますからどうぞ、と言われた。
何のことか?
着いたばかりの客向けに一杯のコーヒーやソフトドリンクの無料サービスかと思いその部屋に入ったら、びっくり・・・ 
 
何種類かの日本酒やウィスキーが並んでいた。 
ビールサーバーも置いてあり、漫画を読みながらビール飲んでいた人が居た。
コーラやジュース類もあったけど、酒のドリンクサービスまでやるホテルがあることに本当に驚いた。
飲み放題ではないと思うが、ジョッキ一杯セルフで注いだ。
 
無料の朝食サービスは低価格ホテルでは珍しくないが、そのコストは宿泊費に入っているはずと思いながらも・・・アルコールの無料サービスまでして客集めをするのは新手の差別化策なんだろうか。
限定のサービスとは思うが、他のホテルがこの真似をするのは勇気がいると思う。
 
ところでタダ酒をごちそうになっておきながら、こんなことを書くのは気が引けるが・・・
 
部屋の壁から直接、有線LANケーブルが出ていて便利だなと感心したものの、先端プラグが甘くなっていたようで抜けやすくて困った。ぞんざいに扱う客もいるためだろう。
 
ガラス板つきの机も洒落ているが、光学式マウスには適さない。マウスパッドの代わりに備え付のメモパッドを使ったら丁度良かったです・・・
 
それと部屋の広さには不釣り合いな大型テレビはイイですよ。オリオンテレビです。

2015年11月 8日 (日)

2014年版の上尾市図書館要覧にみる利用状況 (政策の弾力性)

図書館要覧を見た、私家版の図書館白書です
 
 2016/1 内容追加・変更中・・・
 
 上尾市図書館白書なんてものはありませんから、ネーミングは早い者勝ちです 
統計対象期間は2014/4/1から2015/3/31です。
 
(1) 前年比で横ばい、図書館利用が大きく増えたり、減ったはしていない。
 
施設の増減や稼働日数、市人口に大きく変化が無いので、概ね前年並みです。実数では蔵書数596千冊、貸出数は1,335千冊(点数)、貸出利用者数は423千人。
 
前年比で蔵書数は1.1%増、貸出利用者数は1.3%の増加(5,600人)となりプラスに転じましたが、貸出数は-0.8%の減少です(その内訳には深刻なものが有ります)。
総じて、去年よりも利用者は増えたが、読書数は減ったとなります。なお利用人数とは貸出手続き回数のことです。人数の増加要因は後述します。
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グラフが右下がりにならなかったのは良かったですが、貸出数は二年連続マイナス、過去のピーク2009年比では10%減です。
 (『良かった』と書きましたが図書館要覧はデータの羅列であり、一年間の活動総括という視点での評価は一切ありません。行政の欠点です)
 
(2) 各種指標も前年並みの横ばいです。
 
蔵書回転率2.3、利用者一回当たりの貸出数3.2冊、予約に占めるWeb予約の比率は1ポイント上がって69%です。
 
(3) 主要三館の状況
 本館、駅前分館、大石分館のみで利用者数と貸出数はともに全体の78%を占めます。
2014_2
グラフは貸出数の前年比推移です。三館は2-3年連続マイナスです。特に大石分館のマイナス幅が大きいです。(1)で全体の変化なしと見ましたが、分館レベルでは減少が見られます。なお本館は利用者数22万人、貸出数69万冊です。
 
(4) 年代別の貸出数では大きな変化…読書離れか?
 年代別の借りた数のグラフです。昨年とあまり変わらないように見えますが・・・
 
2014
 2013年から2014年の変化では全体が-1%程度の減少ですが、内訳では大きな変動がありました。
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 たとえば、0-6才は28%増、7-12歳(小学生)は19%増(去年より2万冊増)と子供世代が突出して増えました。
 元の値が小さいので変化率も高くでますが、男の幼児は41%増です。ついで70歳以上が6%増、高齢人口が増えるので今後も貸出増加が期待されます。
 
 人生の両端に位置する年齢層で37千冊増え、他の世代は全て減少です。特に母数の多い30代の13%減(32千冊)が全体の貸出数を減らした要因です(男女とも減少)。一過性なら良いですが、中核ユーザーである30-40代層が減るのは深刻です。なぜでしょう、女性の就労が増えたとかでしょうか。上尾市民の読書離れの兆しなのでしょうか・・・
 
(5) 本館の利用人数の変化について
 
新図書館の上平建設案がありますから、現本館の利用状況を見ます。
本館の利用人数 2013年 2014年 増加人数 前年比伸率
児童(0-12) 21,319 25,269 3,950 18.5%
一般(13以上 ) 193,395 195,201 1,806 0.9%
合計 214,714 220,470 5,756 2.7%
児童のシェア 9.9% 11.5%    

Photo  
全体の利用者数が増えたのは本館利用の増加が寄与していますが、中身は0-12歳の子供たちの利用拡大です。児童の読書を増やすため何かの施策をしたらしく、その点は関係者を高く評価したいです。
幼児や小学生世代は他の世代よりも図書館利用において政策の弾力性が高いのかもしれません。
 しかし、小学生の読書が増えても中学・高校生になると一気に4分の一まで激減し読書離れしますから、このまま利用が増えると言えなのが辛いところ。やはり30-50代の働く世代への刺激策が不可欠と思われます。
 
 

2015年11月 5日 (木)

明大祭に見る平成の大学風景と校内ツアー

昭和の大学に無くて、平成の大学にあったモノ
 
それを明治の大学で見つけた、というのではメチャクチャかも・・・
 
先日、天気も良かったので明大祭にでかけました。
一度くらいは行かなくてはと思い、昨年はお姉ちゃんの大学へ行ったけれど、雨のため大学祭らしきものはあまり見なかった。大学祭が目的ではなくどんな通学経路で通い、今の大学はどんな風なのかという様子見が目的で、それが結構良かったので、今年は明治へと。
 
明治大学の和泉キャンバスは思ったよりも狭かったな。坊主の通っていた高校より狭い。敷地は昔のままで建物が高層化するためなのか、キャンパス全体の見通しがききません。
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今の大学は管理が行き届いているというか、お行儀が良いというか、大学祭と言えども洗練された ゴミ分別をすることに驚きました。
隅の方には喫煙コーナーまでありました。
Img_8467模擬店は混んでました。だいたい一品300円位で横並び。焼きとりを売っていてもビール(酒)はない。
元々、校内禁酒のようですが、昭和の大学では酒は飲めたような気がする・・・飲酒禁止に先生達は従っているという事ですね。
 
お目当ての、実行委員の学生の案内で泉キャンパス内が見物できた。受験生親子風もいて予約制。参加者十数人に学生2名がついてのガイドでした。
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期待して後をついて行きました。和泉図書館というご自慢の施設に行きます。
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ご覧のように最新鋭のICカード式入退場ゲートと白いシャッターを拝みました。
賽銭は入れません。施設費払ってますから・・・
 
現物を前にして、中の様子は写真パネルでご紹介というツアーでしたよ。装備も凄いらしく、リクライニングシートなどは見たかなったなー。
この後のガラス張りのメディア館へ行っても中の設備は見られません。大学当局側が許可しないための措置です。実に残念かつ不愉快。
壁にMicrosoftofficeソフトの各種講座が掲示されてました。無料だった。今の大学生のPCスキルとりわけオフィスソフトのスキルは低いです。スマホの弊害ですが、こんな至れり尽くせりの学習環境をしゃぶりつくしてほしいものです。
 
校舎内にエスカレーターがあった。昭和の時代にはデバードでしか見られなかったものです・・・。存在理由が分かりません。幼児でもないし、年寄りと言えば教授位ですよ・・・
 
第一校舎のような差し障りの無い施設は生の見物ができます。コンビニ風の売店とか、体育館回りまで案内してもらいました。
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驚いたのはあちこちに防犯カメラが設置されていたこと。コピー機も多いです。やや古めの校舎ではインターネット回線の配線が目につきます。
いずれも昭和では無かったです・・・
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ここは10円とか。今は5円コピーもあるので結構儲けるな、って感じ。
 
Img_8498  
ツアーの最後は創立者の像の前です。ここに立ち止まっているのは我々だけ・・・
 
まあ、なんとも大学側の非協力な姿勢が目立つヘンな明大祭ツアーでした。
立ち入り禁止、写真パネルで解説というのでは自宅でWeb動画で見られる方がイイかも。
 
でも現地ツアーで良かったのは、二人の学生さんの初々しい案内が聞けたことかな。イベントの大音響に負けまいと、大声振り絞ってガイドしてくれましたね。  
 この学生のように、しっかり成長してくれれば、親としては安心できるのですが・・・ 
 
 
●昭和の大学にあって、消えたもの
 立て看板、コーラの瓶と吸い殻、落書き、バンカラ・・・

2015年11月 3日 (火)

細く長くで第6刷り達成

2015年10月10日の日付で6刷り。
今回の6刷りまでは少し時間がかかったけど、まあこのベースで行くしかないね。
今までの著作の中では一番息が長い。
細く長くって感じ、本が売れない時代、版元の力も衰えてきたと思う。
以前よりもアマゾンはやや減ったかも。
楽天が意外と出る。
JMAM系でも直販ニーズがある程度ある。
 
最低一万部と言う時代が懐かしい・・・

2015年11月 2日 (月)

イオンモール上尾の推定売上高と出店による影響とは

坪単価から売上規模を年商200~300億円にテキトーに想定、上尾市周辺の流通業にどんな影響するのでしょうか。答えはシリマセン・・・
 
11/4 ヤオヒロ愛宕店は上尾東店へ移転関係を追記
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ななしさんの前記事(イオン上尾の渋滞解消ループ道路)のコメントに書かれていたことが気になって・・・・返信も兼ねて書いた妄想記事です。
 
言われるように近隣にイトーヨーカ堂が3店舗もあってIY天国みたいですが、先日7&IからIY分離せよと米投資家が突き付けたように、当のヨーカ堂は非食品部門が大苦戦中です。階を昇るたびに客の姿は少なくなり、GMS事業は赤字です・・・
流通の勝ち組と呼ばれた面影は無く、ずーと正社員削減、パート化邁進中です。7&Iの好決算は子だくさんのコンビニ事業とセブン銀行のおかけです。
 
上尾駅前の20年前のことや大正製薬跡地を巡る対抗心は分かりませんが、やや深読みかなと。酒席では面白い話しですが、個人商店でもないし中身はサラリーマンの集まり。局地的な軋轢があっても、人事異動で消えてしまうのでは?
また大企業では出店地を探す開発部門と他部門との連携が蜜とは限りません。9月オープンのヤマダ電機上尾店は自社大宮店と共食いの立地です。
 
さて両社は腐っても流通の覇者、何処に行っても商圏が被ります。イオンモール相模原店はイトーヨーカドーの隣で、しかも仲良く空中通路でつながってます。
ライバルをつぶすなんて考えはないと思います。過剰なライバル意識は、客を見る目を曇らせオウンゴールになります。『ライバルよりも顧客(市場)を見よ』は普遍です。敵地でケーズに挑んだヤマダの敗北
 
イオンは地方経済の落ち込みで大型SCの負債化リスクもありますが、ショッピングセンター(SC)開発では7&iよりも経験値が豊富。近年はイオンリート投資法人まで作って、高収益モールになったら丸ごと売却して資金回収したり、(身内間とは言うものの)商売上手です。
 
建設遅れのイオンモール上尾の敷地面積はアリオ上尾の2/3ですが、売上は敷地ではなく店舗面積に相関。その店舗面積は不明、想定売上高の発表もありません。イオンにしたら小ぶりなSCでしょうけど。
そもそも個々のSC売上高は非公開のため、日本SC協会の統計から推計します。もちろんテキトーに見てください・・・当らずとも遠からずかな?
 
2014年統計では、上尾市クラスの中都市で1SC当り平均売上高100億円、坪売上高2,567千円、平均店舗面積12,819m2です。
 
その単位面積売上高をベースに、イオンモール上尾の店舗面積が3万m2としたら年商233億円。月商で約20億円が商圏内の他店にマイナスとして現れます。また雇用も増えますが、その人数分が他市や周辺事業者から減ります。
 
 
上尾市にはSV上尾、アリオ上尾、PAPA北上尾、丸広とヨーカドー駅前群の4大商業地域があります。その周辺には中堅中小の食品スーパーが多数散在しています。近年の傾向である「駅前一極集中」よりもずっと健全です。市の広域的で均衡ある発展が期待できます。しかし、イオン参入はその均衡に一石を投じます
 
まず、大規模店のおかけで個人商店が潰れる、という話しがありますが、既に個人商店の多くは廃業しています。今さらどんどん減るとは思えません(甘いですか)。そもそも売上減少よりも後継者問題で廃業しています。
 
個人的に自転車売場と灯油販売がお気に入りのスーパーバリュー上尾店は厳しいです。でもホームセンター部門がイオンに無ければ活路があるかもです。ゲームセンター化しつつある二階を見るとなりふり構わずって感じもしますが、SVが来てもヤオヒロ愛宕店(筋金入りの地場食品スーパー)が健闘しているように、今度はお宅の番です。
 
と、思ったらヤオヒロ愛宕店は閉店して東店へ移転です。場所はカワチ薬品撤退の跡地ですが、その前は島忠(家具)ホームセンターでした。ヤオヒロという会社は各店が独立採算性が強い個店経営をしている印象を受けますから賢明な選択かもしれません(駅前店とは商圏がかぶったのも理由でしょうか)。 空き店舗の後は知りませんが、テナントが入れば、それはそれでこの辺りはまだ活気あるらしいという証拠です。
 
ヨーカドーの店舗改革の先例みたいなアリオ上尾店はライバル参入よりも周辺道路計画はいつ完成するのかの方が気になります。まぁイオン好みの人は流れるでしょう。でも愛宕陸橋から愛宕交差点周辺の交通渋滞がイオンのアキレス腱となれば道の空いてるアリオ上尾へ、という消費者行動もありえます。
 
失礼ながら、P・A・P・A上尾ショッピングアヴェニューはテナント入れ替わりが多いように見受けます。場所がら17号沿い専門店との競争が激しいかもしれません。SC内に空きスペースが目立つと全体の客足も減り、集客力の弱いテナントが入る、という悪循環になりかねません。駅近のメリットを活かし、市北部の住宅開発のためにも頑張ってほしいです。個人的には北上尾には図書館分館がないので設けてほしいものですね。
 
ところでモール事業は物販、飲食、サービスの三つですが、サービス集積型モールになると過当競争が和らぎます。運動公園で汗をかいた人が着替える施設や温浴施設があれば地域最適です。
上尾市では利用者不在の上平新図書館建設構想が問題になってますが、モールに入居させれば一挙両得です(これは妄想。資産の自前化に拘る人にはムリです)。
 
で、一番心配していることはプレーヤー皆が疲弊すること。
ネット通販が伸びてますからね・・・
 
 
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スーパーバリューはイオンモール上尾でどうなるのだろう

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