ビジネスゲームの経営モデル機能に借入金の繰上返済を入れる
ビジネスゲーム(経営シミュレーション)の中に、こんな機能があると面白い、という経営モデルへの追加機能に関するアンケートに、若い受講者からちょっと新鮮な意見をもらった。
シミュレーションが進行するにしたがって余剰となった預金残高について、設備投資等に回すのも選択肢の一つかもしれませんが、他方、有利子負債を繰り上げて返済することによりBSを圧縮し、支払利息の軽減を図るのも一つの選択肢かと思いました。
大企業の財務部門の人らしい要望だと思う。彼自身は日頃疎遠な原価計算に触れて満足していたようだ・・・。

これは運用の問題だから採用は簡単なのだが、ニーズが無いだろうとして借入金の返済方法は固定的にしていた。 投資ゲーム的要素が強く、またその方が面白いからという点もあり、追加借り入れはしても、早期返済なんてしないだろうと思っていた。
さすがに、成熟時代では当たり前なことだが、上記のような意図をしっかり持ってやれる人はどのくらいいるのだろうか?・・・って思うことがダメなんだなー 

入門レベルのコースとはいえ、選択肢の一つとして出来るようにしよう。
B/S圧縮の良い例にはなるし、役員会での討議の幅が増えるので良いことだが、それを暗示するテキスト記述も必要だろう。
折しも本日のGDPでも、企業の設備投資はマイナスだった。
« 2015上尾市シティマラソンはやや小雨の中でした | トップページ | ヤオヒロ愛宕店の後は業務スーパー上尾愛宕店が進出 »
「■ビジネスゲーム研修」カテゴリの記事
- 生産事業部と研究開発部門の合同、経営シミュレーション研修(2017.02.03)
- 教育テーマをよく理解できている受講感想例-ビジネスゲーム研修(2016.11.19)
- 工場停止損失の計上が発生したビジネスゲーム事例(2016.10.19)
- 難易度の高い経営シミュレーション研修と想定外の若さ(2016.09.01)
- 若手社員とビジネスゲーム研修事例(2016.08.11)
« 2015上尾市シティマラソンはやや小雨の中でした | トップページ | ヤオヒロ愛宕店の後は業務スーパー上尾愛宕店が進出 »
コメント