明大祭に見る平成の大学風景と校内ツアー
昭和の大学に無くて、平成の大学にあったモノ
それを明治の大学で見つけた、というのではメチャクチャかも・・・

先日、天気も良かったので明大祭にでかけました。
一度くらいは行かなくてはと思い、昨年はお姉ちゃんの大学へ行ったけれど、雨のため大学祭らしきものはあまり見なかった。大学祭が目的ではなくどんな通学経路で通い、今の大学はどんな風なのかという様子見が目的で、それが結構良かったので、今年は明治へと。
明治大学の和泉キャンバスは思ったよりも狭かったな。坊主の通っていた高校より狭い。敷地は昔のままで建物が高層化するためなのか、キャンパス全体の見通しがききません。
今の大学は管理が行き届いているというか、お行儀が良いというか、大学祭と言えども洗練された
ゴミ分別をすることに驚きました。
隅の方には喫煙コーナーまでありました。
元々、校内禁酒のようですが、昭和の大学では酒は飲めたような気がする・・・飲酒禁止に先生達は従っているという事ですね。
お目当ての、実行委員の学生の案内で泉キャンパス内が見物できた。受験生親子風もいて予約制。参加者十数人に学生2名がついてのガイドでした。
期待して後をついて行きました。和泉図書館というご自慢の施設に行きます。
ご覧のように最新鋭のICカード式入退場ゲートと白いシャッターを拝みました。
賽銭は入れません。施設費払ってますから・・・
現物を前にして、中の様子は写真パネルでご紹介というツアーでしたよ。装備も凄いらしく、リクライニングシートなどは見たかなったなー。
この後のガラス張りのメディア館へ行っても中の設備は見られません。大学当局側が許可しないための措置です。実に残念かつ不愉快。
壁にMicrosoftofficeソフトの各種講座が掲示されてました。無料だった。今の大学生のPCスキルとりわけオフィスソフトのスキルは低いです。スマホの弊害ですが、こんな至れり尽くせりの学習環境をしゃぶりつくしてほしいものです。
校舎内にエスカレーターがあった。昭和の時代にはデバードでしか見られなかったものです・・・。存在理由が分かりません。幼児でもないし、年寄りと言えば教授位ですよ・・・

第一校舎のような差し障りの無い施設は生の見物ができます。コンビニ風の売店とか、体育館回りまで案内してもらいました。
驚いたのはあちこちに防犯カメラが設置されていたこと。コピー機も多いです。やや古めの校舎ではインターネット回線の配線が目につきます。
いずれも昭和では無かったです・・・
ここは10円とか。今は5円コピーもあるので結構儲けるな、って感じ。
ツアーの最後は創立者の像の前です。ここに立ち止まっているのは我々だけ・・・

まあ、なんとも大学側の非協力な姿勢が目立つヘンな明大祭ツアーでした。
立ち入り禁止、写真パネルで解説というのでは自宅でWeb動画で見られる方がイイかも。
でも現地ツアーで良かったのは、二人の学生さんの初々しい案内が聞けたことかな。イベントの大音響に負けまいと、大声振り絞ってガイドしてくれましたね。

この学生のように、しっかり成長してくれれば、親としては安心できるのですが・・・ 

●昭和の大学にあって、消えたもの
立て看板、コーラの瓶と吸い殻、落書き、バンカラ・・・
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