箱根駅伝11位の関東学生連合、記録に残らない活躍を記録に残す
記録も無い、テレビにもあまり映らないけど記憶に残る関東学生連合
受験生から「関東学生連合」という大学は何処にあるの?
年配者からは「全学連が走ってるの?」
ヤンキーからは「俺の母校か?」
暴走族からは「オレも勉強したい」
って問い合わせが来そうな感じの2016年箱根駅伝の活躍ぶりです。

東工大や筑波、東大などの国立大学も入っているように、予選会の落選チームからの選抜で、いかにも教育的配慮が漂う感じがイイね。
ところが、枕には「オープン参加」としつこく言われ、記録の横には常に(参考)の注釈つき、非情な扱いも・・・。
「なんだかなー」です・・・

初日の放送では過去最強の編成とか言われていたので気になりました。
往路は15位、5:39:01、青学との差は13:06秒。
例年、最下位近くの常連だった「記憶」があるので、今年は速い。

なんと二区では7位です(丸山竜也選手、専修大学)。 

今書いていたら九区では11位、凄い。
関東学生連合!、シード権目指せ・・・

前の走者がみんな倒れたら、優勝することだって、確率的にはあるんです・・・

総合11位。幻のシード権は獲れなかったけど、凄いおめでとう。
大学ごった煮のメンバーですが卒業してからも役立つような良い友情が作られたことでしょう。
テレビ中継では親子の情愛ストーリーが意図的に繰り返されていますが、ここは冷静に、関東学生連合16人チームの活躍ぶりを記録にしておきます。

視聴者公認記録です。
選手情報のソースは日本テレビ箱根駅伝サイトより
区間 | 氏名 | 順位 | 記録 | 学年 | 所属大学 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 山口 修平 | 8 | 1:02:15 | 4 | 創価大 |
2 | 丸山 竜也 | 7 | 2:11:21 | 3 | 専 大 |
3 | 武藤 健太 | 15 | 3:18:38 | 4 | 国士大 |
4 | 村瀬 圭太 | 14 | 4:15:06 | 4 | 麗澤大 |
5 | 工藤 隼人 | 15 | 5:39:01 | 3 | 亜 大 |
6 | 吉村 匠 | 14 | 6:40:17 | 4 | 東経大 |
7 | 平賀 喜裕 | 12 | 7:45:12 | 3 | 駿河台大 |
8 | 松井 将器 | 12 | 8:51:24 | 4 | 東工大 |
9 | 柴田 拓真 | 11 | 10:03:09 | 3 | 平国大 |
10 | 細森 大輔 | 11 | 11:15:30 | 3 | 國學大 |
岡田 篤 | 4 | 東情大 | |||
酒井 真乃補 | 4 | 流経大 | |||
古川 敬祐 | 4 | 関学大 | |||
吉成 祐人 | 4 | 筑波大 | |||
桜庭 宏暢 | 2 | 日薬大 | |||
近藤 秀一 | 1 | 東 大 |
それにしても、青学が強すぎ。二位争いも毎度おなじみの東洋大学と駒澤大学ですがタイム差かなり開いています。
優勝争いの面白味としては、復路は袋路地です・・・

興味は10位以内のシード権争いくらいですね。
丁度、青山学院はキャンパスの都心回帰を成し遂げたところで、箱根駅伝二連覇は大学広報的に万々歳なんでしょうか。
箱根駅伝の活躍が大学受験生獲得に効果あるという言い方を聞くけれど、東洋大学などを見ていると必ずしもそうではなさそうですね。
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