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2016年2月の13件の記事

2016年2月26日 (金)

会議の反対である「議会」を知的格闘技へ改装する案-3

民主主義という美名で粉飾する形式主義
 
前記事よりの続き
 
 質問者以外の議員さんは出番が無いため、気の抜けたビール状態。傍聴席に背を向けて座っていますから、表情はよくは見えません。
 
 対して執行部席は傍聴席に対面して丸見えですから気を抜けません。でも、これまた出番の無いひな壇芸人状態。市幹部職の皆さんは、他部門の応答にメモを取るでもなく手持ち無沙汰でしたね。
Hinamatsuri_goninbayashi
 というわけで、一台のモニターを彼ら専用に映すと心地よい緊張感が生まれます。国会中継でテレビ映りの良い位置の議員はしきりにカメラ目線を送るではありませんか。
 
 感じたのは、同じ場に居ながら幹部職の能力が発揮できていないジレンマです。大学を出て短期ローテーション人事で出世のらせん階段を踏み外すことなく昇りつめた人達ですから、それなりの能力と脚力があるでしょう。
 目は閉じていても○○みたいに居眠りする醜態は晒しませんが、その地蔵然とした姿に『この苦行こそオレの職責だ』なーんて達観にも見えちゃうのです…
 
 で、納得したのです。あっこれは会議じゃない、と。
 
 会議は集まった人の英知のぶつかり合いから一人では出せないレベルに到達するもの。しかし議会は質疑応答者以外は「発言が許されません」。(この当たりのルールは知りませんが、そう見えました)
 急に財政問題に横から質問したり、「ワシャー消防のブロだから言うけどヨ、"火の車"は燃えつくすに限るべ」なーんて口を挟むことはありません。
 
 一時間当たり稼働率は、約4人時÷46人時=0.1人時です・・・10%の稼働率。
 40人の頭が稼働してません。
 好意的に書くと「議論に参加できない」状態。申告した質問をし、用意した回答を読み上げる、これが続きます。
 なんとも非生産的な現場でしょうか、人件費に金額換算したらゾッとします。
 未稼働がでる仕組みにはノー手当です・・・
 
 議会とは民主主義という名を借りた『贅沢な形式主義』だと思います。
大きな機会損失。 ←シャレではありません
 
こんなムダが堂々とまかり通るというのは、日本の民主主義が未熟なのでしょうか・・・ちょっと偉そうな言い様ですが、この日の最高の発見でした。
 
 2 そこで提案。
 詩のボクシングや書評合戦ビブリオバトル風に、地方自治体の議場を知的格闘技場に改装しましょう。
 
 青コーナーは市長(行政幹部)。
 赤コーナーは議員。
 主審は議長。 
 時間は無制限…
 

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 市民や議員サポーターが熱狂します。
 特区申請して、質疑応答の優劣を議会カジノ化すれぱ賭博の税収増が期待できます。
 
 さらに、体力と知力のある人しか市政中枢に参加できない、という淘汰効果もあります。
 
 
 地方議会とは、
 最高の決定機関ですが、
 アウトプットが最高品質とは限りません。少なくとも参加者全員の脳がフル稼働しない仕組みでは。
 

2016年2月19日 (金)

マイナス金利、2016年の流行語年間大賞間違いなし

金利とは経済の体温だから、マイナス金利は仮死状態ですね
 
もはや金融政策で景気が良くなることはないと思う。
日本のデフレがずーっと続くのは、人口減少もあるけど、『日本人よりも安い給料で働きます』という人が日本の周りに10数億人以上もいるためじゃないの。
これもグローバール化の成果です(インフレは彼の国で起こり、日本はデフレで均衡する?)。
 
さて、日本も銀行にカネ預けたら手数料取られる日が来るのだろうか。
タンス預金や家庭用金庫では泥棒が増えそうだから、喜んでいるのは、そんな連中だけかも・・・。
という「風が吹けば」で、警備保障会社が儲かる
 
最近、預金金利が下がったけど元々0に近い値が半分になってもたいしたないね。でも銀行が金庫機能だけになったら「金行」に看板変えなくてはって思います。または「三菱金庫」とか 
 
エコノミストが住宅投資が増えて景気浮揚効果あるって言うけど、空き家だらけの日本に無理やり0金利政策で新築作らせて、いいわけない。公共事業に替わる社会的無駄作りで負債だけが増えるだけ。
 
元本返済リスクのある信用力の低い人まで貸りるようになったら、それこそサブプライムローンの再来。 預金が減るデメリットよりも、信用を上回る貸出の方が恐ろしいです。
 
政府に従属する日銀のやけっぱち金融政策が『マイナス金利』。
2016年の流行語年間大賞にノミネートは間違いないでしょう。年末にその程度の成果しか無かったで済んでいればイイですが、果たしてどうでしょうか。
その続きは年末に・・・
 
 

2016年2月16日 (火)

上尾ヤオヒロはただ今全店お休み中です

2/14から2/17まで四連休。
営業開始は2月18日木曜日からです、またのお越しを・・・
ってヤオヒロに替わって伝える義理はありませんが、ヤオヒロの検索(開店・営業時間や休日の件)でやたらとアクセス多いため、お伝えします・・・
 
その理由はむかし書いたヤオヒロ関連記事のためですが、そもそもは当のヤオヒロが専用ホームページやブログ、電子チラシをいまだに持とうとしないためです。Web上にヤオヒロ愛宕店がまだ存在していても驚くことはありません・・・
 その位、バーチャルよりもリアル店を重視して情報は店頭で、というわけでしょう。そんなカネ掛けるよりも安くしますという事と理解します・・・
Photo
 年中無休や24時間営業が多い流通業にあっては、絶滅危惧種並みの経営です。
どこよりも早い閉店時刻、週一回の店休日、駅前店に至っては日曜日に休み、年末年始だって遠慮なく休みます。
 そして今回のように(正社員の海外旅行も)ね。客にこびるでもなくイイじゃありませんか。昔は珍しくも無かった昭和風の地場スーパーさんです。
 
 同業者、とりわけ労務管理に頭を悩ませる管理職にはうらやましい限りのはず。パート募集にも週一休みがあるのは強みでしょう。
 
でも最近思うのは、タワーマンションAgeoタウン内のヤオヒロ駅前店の自転車置き場の乱雑ぶり。人気のバロメーターですが、店頭(そもそも駐輪禁止かも)からとうとうビル内通路内まで自転車押し寄せて、「皆で止めれば恥ではない」レベルまで侵食しています、オーバーフローです。
そろそろ対策が必要ですね。
 
追記 2/23
●最近のヤオヒロのレジには自動精算機を導入したり、客がカート内のカゴから買い物袋へ詰め替えやすいように、台を低くする工夫があります。合理的・先進的な店舗運営です。
 
ヤオヒロ駅前店だけが、狭くて混むために上記の工夫をしたと思ってましたが、新しいヤオヒロ東店でも全面的にレジ工程の合理化がしてありました。
たかが地場スーパーなどとは言えません。
進歩的です・・・
昔ながらの他社がうらやむ売場作りです。
 
 
 

2016年2月14日 (日)

市長選挙(上尾市、さいたま市、千葉市)の年齢別投票率とシルバー民主主義

若者(39歳以下)が低投票率で譲るシルバーシート選挙
 
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シルバー占拠」または「シルバーシート選挙
この駄洒落なネーミングってイイなと思います。他で使われていないので当ブログが命名です 
結果として、年寄りがシルバーシート独占っていう意味になっているのです・・・
 
1.上尾市長選挙の候補者別の得票率と数
 前記事は過去最低投票率(30%)のことだけなので、その追記です。市選管サイトで開示しているたった3回分からの候補者別・得票数推移。なんと、これ以外に深堀できるデータは無いので物足りないです。
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選挙とは別に、一つのグラフで数と比率を同時に表した時に、上のようにグラフ要素をずらすと視覚的に見やすい場合があるなーと発見
 
2 大きな市と小さな市の行政能力の差とは
 千葉市やさいたま市のような巨大自治体の情報発信力は優れています。さらに県まで行けばもっと優れた情報もあります(以前、財政資料で感心しました)。
 自治体の規模と行政能力は比例する面もありますが、こと選挙(選管)データについては上尾市の様な中規模の市が真似できないようなレベル差ではありません。
 
 自治体間の職員能力の優劣ではなく(データ処理のコンピュータ化が前提ですが)、差がでる原因は「横並び意識」ではないかと思うのです。つまり、ウチの様な規模の自治体がそこまでやる必要はない、という管理職の料簡の狭さかと思います。大規模な市はお互いに他市を気にしているかもしれません。違うでしょうかね…
 
3.千葉市長選の選管資料に感動あったが、使い易いのはさいたま市
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 ビックリポンは、グラフ下に書かれた投票率の分析コメントです。行政はデータのみを羅列する作業はしても、中身の評価を云々することは避ける習い性があります。短い文ですが、投票率低迷へのジレンマが読み取れます。ところが千葉市のPDFはロックされています。
 さいたま市長選挙(H25/5/19、投票総数37万票、投票率38%、平均年齢44)の選管データはコピペできるために簡単にグラフ化できます。もちろん元の資料はグラフ化されてません。
 結果は以下の通り。
 (根拠はありませんが)首都圏のどの市でも最近は似たようなものかと思います。もちろんこの現象が改善されることが望ましいですね。 グラフはクリックで拡大。
 
4.さいたま市長選挙の年齢構成とシルバー民主主義
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・時計回りに年齢が高くなる。濃い色が若く、年と共に存在感が薄くなるようにしたが、そうはならない・・・(>_<)
・20-39歳までの投票シェア(0時から2時半)は20%しかないが、有権者人口は30%ある。
・40歳以上でみれば80%、60歳以上なら46%という占拠結果。この現象をシルバー民主主義と呼ぶようだ。
 つまり当選者は選挙(人気投票)のリピート客であるシニア固定客(お得意様)が望むようなサービスを傾斜的に配分する、というものらしい。これは商売として代々の家業とする政治業者には合理的なものだけど・・・いいわけないね
 
5.年齢別の投票率の法則と投票人数
 投票率(折れ線)が上の千葉市と同じ形になることにビックリ。そのため投票人数も入れてみました。
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投票率は年齢に比例する (但し投票所まで歩ける人に限る)。
・投票率は実年齢より若い値に近似する(偶然のイタズラか、それとも血管年齢の若返りかよ・・・)。 つまり投票率は実年齢を超せない(昔は違う)。
・この調子で18歳選挙権を実施すると、投票率は18%未満。映倫です  
・折れ線とは平行にならない棒グラフの年齢は人口シェアの違い。
 40-44歳は投票率低いが投票人数が多い。 60-69歳は投票率と投票数が共に多い。
 40-44歳は団塊ジュニア世代で人口が多いため。65-69歳は団塊世代で投票率の高さが投票人数を最大にした。
 
 グラフの形から、政治や地域への関心は年齢と共に高くなり、最後はどうでもよくなってしまうようですね。人は年をとると保守化しますから、若い人の参加が増えない限り、何回選挙しても変化はありません。だから若い人は無関心になる、という悪循環かもしれません。
 
6.有権者人口と投票シェアにみる政治参加力
 赤い折れ線は、前の円グラフと同じです。青は当日有権者数98万の構成比です。Photo_6
・人口構成の割に投票シェアが高い年齢は政治参加力が高いとみる。赤が青をオーバーしている年齢は政治参加力が高い。
・60-75歳が一番存在感が高く、若い層(39歳以下)は人口構成比の半分程度と低い。
・人口では団塊ジュニア層が一番多いのに、投票は親世代の方が多い。
 
Densya_yuzuru_2  まさにシルバー占拠(シルバーシート選挙)の実態を見るグラフです。 高齢者層の投票シェアが高くなるのは相対的なもので、若年層の棄権の反映、つまりは年寄りに参政権を譲ったに過ぎません。 電車内で席を譲らない若者でも、選挙はドーゾドーゾです・・・
 「シルバー民主主義」の本質は「ジュニア無関心」が生み出したものです。
 
7.男女別投票率の違い
 Photo_7
・64歳までは女性の投票率が常に男性を上回る。
 広い世代で男性よりも政治意識が高いのは、女性が地域との接点が多かったり、政策の影響を受けやすいためだろうか? 女性議員が増える余地は確実にある。
・高齢化すると男はどうして投票所に行きたがるのか(ヒマだから・・・) 
・お婆さんの投票率が急落するのは、統計のあやか。85歳以上人口は圧倒的に女性が多く、歩けなくなるのと30代並みに若返りたい表れだろうか…。
・爺さんの投票率が高いまま終わるのは、次の選挙に間に合わない人が多いためか・・・
 
7 どうすれば若い人(20-39歳)の投票率がアップするのか
 
 万人向けの「選挙にいこう」キャンペーンは効果が薄いということは、最近の多くの地方選挙の低投票率が物語ります。啓発しなくてもシニアは高い投票率を出していますから、ここは若者層(40歳未満)へ絞った啓発が必要かと。
 
・まずは選挙管理委員会という組織評価の一つに、投票率の改善を入れること。法的手続きの「作業」だけでなく、実質の成果(投票率)が問われない仕組みでは、今の選管に「民主主義の行司役」としてのスキルも緊張感も生まれません。
 彼らへの評価軸を変れば、下の能書きよりも優れたプロの改善案が出てくるはずでしょう。
 
選挙啓発ポスターは季節行事みたいなもの、効果は無い。そもそも選挙権のない子供に啓発ポスター造らせてどうする。きれいごとだろう。選管が必死に工夫しろよ。ダジャレでもなんでもいいからツイッターの話題になるくらいなものを。 
  金賞  席は譲っても、選挙は譲るな!
    入選     せがれが行かなきゃ、爺さん一人占め。
 佳作   一等ハワイ旅行付選挙で、あなたも当選!
  落選  入場券で、カネもらえます (^O^)
  落選  半券で選管娘と握手です(投票所によっては元娘です)
 もっとないか・・・
 
 
・「オレ達の生活にあんまし関係ねー」という思い込みを払しょくする証拠キャンペーンをする。選管は、自治体の全サービス部門に対し、若者に直接・間接に影響する事例を1部門5点くらい列挙させる。
 例えば図書館で若者向け本やCD(固有名詞で)を100点追加したとか、幕付AVコーナー作ったとか・・・、スポーツ施設の稼働云々とか、悩み事相談の成功例を示すとか、健康診断で○○病の早期発見が○人いたとか・・・、実務の現場にいる行政マンならいくつもあげられるハズ。
利害得失に訴える。シニア層の投票シェアが高いために若者層への政策支援が弱まるということ。
・投票に行かないことは白紙委任になり、棄権するなら積極的に無効票を書けばよい。
・投票率が低いと組織票の利益代表者が当選するため、無関心な人は当選者を応援したことと同じ扱いになる。つまり社会への関わりと結果が矛盾することを訴える。
・投票したい人がいない時は、自分の名前を書くか別れた恋人の名前やペットの名前を書いてもイイとキャンペーンする。
・投票所を駅前、大型商業施設にも設置する。
・サービス業従事者が増えており日曜も働く人多いから、期日前投票すら駅前でも行う。
・マイナンバーのような巨大なIT投資をするムダ金があるのだから、ネット投票システムは簡単。この電子投票ですべて解決するはずが、既得権益者はできない理由のみをあげつらう・・・
 
 
 
関連記事: 上尾市議会選挙の分析-前職当選内容は11勝13敗
 
 

2016年2月12日 (金)

赤坂の日枝神社は男坂よりも女坂よりもエスカレーター坂

高台というよりも地価の高いところにある神社らしくてエスカレーター完備です

先日、時間調整を兼ねて初めて日枝神社に御参りしました。いままで「ひえだ神社」って読んでいたので、恥かかなくて良かったです・・・・
 
小高いところにあるためか、上り口というか参道がいろいろあります。何処から昇ろうか迷いましたが、山王側のエスカレーターにはビックリ、違和感ありましたねー。
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2000年ごろ設置と書いてあった気がします。原発事故後の節電はもはやあまり関係ないなーと思いながらも乗ってみました。
そりゃ楽です・・・
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平日なので空いています。寒風が吹いているけど晴れているから、屋根や柱と青空のコントラストがきれいです。
早咲きの梅が咲いていました。
Img_8889  
急峻な登り坂を男坂、緩やかな方を女坂というけれど、帰りは表参道(山王男坂)の階段を下りました(さしずめエスカレータ坂は営業坂と呼ぶのが相応しいかも)。Img_8896
日陰は寒いためか、男坂の写真撮るの忘れたなー・・・。
 
やや方向が分からなくなってしまい、ぐるっと神社の下を回り道したら近くに日比谷高校が有ったことにまた驚き。
そうか、従兄の○○ちゃんはここに通っていたのか、という子供時代の事を思い出しました。
 
ビックリすることが多い寄り道でした。

2016年2月11日 (木)

会議中に我慢できない議員のための看護的な議会改革案-2

本会議中に勝手に離席する議員。オイこら休み時間に行けよの巻
 
 
 信じられない光景を目の当たりにしました。
 
ある議員がごく自然な振る舞いで外へ出て行きました。
数分で戻りました。
そんな光景をたった一時間で三人見たのです(議員の1割以上) 
 
ギチョー、おしっこ…』と言った風もありません。
トレイ?、携帯?、どっちだって勝手に席離れるな!、ですよ。
 
これは、(たっぷり一時間)昼休み後の1時~2時までの出来事。
学校なら先生に怒られます。
企業の会議中なら、ひんしゅくモノ(居なくてもイイヤツってね)。
 
思うに、昼間頻尿の人は選挙に出ないように家族が説得すべきです・・・
選管は立候補者に健康診断を義務化すべきです。
対策として尿漏れパッドもありますが、政務調査費での購入はダメね。
 
 会則変更
 
 「シビン持参を許可します」
 
 
ところで、離席時に席の名札を倒すと、自動的にモニタ画面には出席人数-1が表示されます。戻って名札を立てるとカウンター表示は+1されます。
この仰々しさと非常識の組合せは、滑稽を通り越し、腹立たしい光景だと思うのは私だけではないでしょう。
 
こんな振る舞いは特定の人だけでしょうか?(まともな組織での勤務経験がないのか、お殿様組織に居たのかのどちらかでしょう、と想像します)。
執行部席の市幹部はそんな行儀の悪いことはしません(当たり前ですね)。
 
後の常連氏との会話では「へー、そうだった?!」と驚いたようですから、この議会では普通の光景なのかもしれません。
緊張感に欠けた議会運営です。
 
マイシビンどうぞ。
 
でも、傍聴席にぷーんって 
 
 
つづく・・・

2016年2月10日 (水)

おカネを入れなくても、ボタンだけ押せば出てくる自動販売機

お金を入れないのだから、販売機ではなく冷蔵庫か保温庫かもね
 
 
当社の商品です、どうぞお飲みください、と言われたので、飲みたい商品のボタンを押すだけ。
確か全ボタンが緑色に点灯してましたね。
今日は寒かったので、暖かいコーヒーボトルにしました。
 
良くは見なかったので忘れたけれど、コイン投入口があったとしても、機能をロックしてあるのでしょうね。これが本物のキャッシュレスです・・・
 
飲み放題というわけには行きません。
 
子供にこんなの使わせたら大変・・・

2016年2月 8日 (月)

@ニフティのホームページサービス終了から有料化に当惑ショック

プロバイダー経営が難しくなっているが、まさかとは思っていた告知
 
 
スマホがPCにとって代わっていること、ネット上に多くの無料サービスがあることなどが、プロバイダーからの顧客離れをしているからだろう。
 
最近、我がホームベージにあるフォーム機能が使えないトラブルが起きていたので、改めてニフティ管理画面に入って行ったら、次のお知らせにビックリ。
-------------- 
@niftyでは、接続会員向けホームページサービスとして1999年より「@homepage」を提供してまいりましたが、このたび、2016年9月29日をもちましてサービスを終了させていただくこととなりました。
 
これまで長らくご愛顧賜り、誠にありがとうございました。
今後はすでにご提供させていただいております「@niftyホームページサービス」とサービスを一本化し、より一層のサービスの充実化を図ってまいります。
----------------
 
新旧の名前の区別が紛らわしい。
ようするに無料サービスを廃止して有料化するのだが、URLが変わってしまう。
今までのGoogle最適化して勝ち得た検索ランキングを一からやり直しだ。まあ、数年間はURL変更通知は出してくれるようだけれど・・・困ったものだ。
 
現在は一万件/日来ている。
それにしても@homepageサービスは1999年からだったのか・・・使い始めた年だったとは知らなかった。多分忘れただけかも・・・
17年前か!。よくやったもんだなーと我ながら感心。
当時のインターネット化に悪戦苦闘の記憶が蘇え、懐かしくもある。
若かったなーと
 
 
はて、どのプランにしたものか。
 

2016年2月 7日 (日)

上尾市長選挙の過去最低投票率30%と地区別推移の分析

投票率の地区別推移は、前回比0勝40敗、嫌政の先にある景色は?

3/13 末尾に歴代の上尾市長名と任期を追記。
 
平成28年2月7日の上尾市長選挙の投票率は過去最低を更新し30.25%。前回より-5.9ポイントの大幅減、人数で一万人超の激減。 まぁ、運よく30%割れを避けました。
ここまで下がるとは思いませんでした。昨年末の市議選が36.8%、前回比-3.68ですから、市長選に至っては暴落ですね。日経平均と同じです。
 
選挙管理委員会のWebページからの上尾市40か所の投票所別投票率をコピーしました。全での投票所で投票率が前回を下回りました。全滅?いや全敗?イヤ無関心層の完勝です・・・
下は過去三回の市長選挙投票率データ。2列ある↑印の定義は次の通り(図はクリックで拡大)。
 
H20からH24への投票率の増減差
  ↑は前より3ポイント以上増、右上向きは0~3、右下がりは0~-2、↓はそれ以下の減。
H24からH28への増減差は、同基準でやると↓ばかりになるので変えた。
  右下がりは-5%以内、↓はそれ以下
  
Photo_4
 
・表中の、相対的に高い投票率は赤文字、低い投票率は網掛け。
 原市周辺は選挙権イラナイみたい・・・次から郵送を間引きされるかも。エッ、飛び地でもイイからさいたま市に行きたい?
 
・投票所名の青文字は、図書館移転によるメリットとデメリットに対する反応がでるかを見たもの。無かったようだ。後講釈ではないが、図書館利用者は市人口15%、子供除けば10%強なので無理もない。
 
・西中学校はどうしましたか!。集団インフルエンザで投票所閉鎖か・・・お大事に 
 
・右から2列目は投票者数の差。全体で10020人減少だが、中央小学校のみ+39人増となる。これは同地区の人口急増の現れ(人口集積化進む)。
 
・右端は4年前との当日有権者数の差。大人は2100人増えたが地域別の増減がめだつ。実は8年前比ではさらに変化が大きい。
 
 
 投票に夕方出かけて、来た人の顔見て安堵するくらいの閑散ぶり。暇だな、って声かけたら、笑って返す選管です。娘は海外旅行から帰ってきて、思うところあり8時前に滑り込みましたが、それはそれで良いことだと褒めました。
 
 参政権の低い自治体には地方交付金のマイナスペナルティを課しても良いと思います。選挙費用がムダというのでなく、住民に「自治力」が無いという評価です。 世論が熱病的になるのも嫌だけど、無関心がここまで蔓延するのも気味が悪いです。
 
 でも、投票率を上げることなど簡単でしょう。
金融機関並みのセキュリティ化されたIT投票システムを作れば、今でもネット投票はできます。IT投資に35億円もかかりません。
 それが嫌なら、駅前と商業施設で投票できるようにルール変えればイイだけです。これはもっと簡単。
 
書いている間に、開票結果がでました。
中里きよし氏・・・・15242  島村さんの半分
西田よねぞう氏・・8375   中里さんの半分
島村みのる氏・・・31032  当選。
 
-------------------------------
上尾市の歴代市長・・・ 広報上尾2016/3より (年数は追記)
 
氏名 任期(就任と退任) 年数
下里 金太郎 S30.2.13 S38.2.12 8
斉藤 一布 S38.2.13 S43.1.2 4.9
下里 光徳
   (金太郎)
S43.2.18 S47.2.17 4
友光 恒 S47.2.18 S63.2.17 16
荒井 松司 S63.2.18 H8.2.17 8
新井 弘治 H8.2.18 H20.2.17 12
島村 穰 H20.2.18 在職中
 
 
 
 

吉永みち子さんの話を上尾市の地域デビュー支援事業で聴く

川口市出身の吉永みち子さんと市民活動という行政支援

 
東部ホテルで開かれた「平成27年度 シニア世代地域デビュー支援事業」(上尾市市民活動支援センター主催)
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吉永みち子さんはテレビで見たまんまの人です(当たり前か!)。着飾らず地味なので参加者側に座っていても違和感ありません・・・ 
 マイ座布団みたいなクッションには驚き。あんなかさばる物を高崎線で上尾まで持ってきたのかと、みょーに気になりますが、
 欲しくなりました。マイ座布団。
 テレビ朝日の羽鳥慎一モーニングショーに出演する時も愛用ですかね。その羽鳥アナは上尾出身。近年、テレビ局が政治や社会問題に正面から向き合うことを避けてるなかでは、あの番組は相対的に質が高くなりました。
 で、彼女が上尾に来るというのでミーハー的に見たかっただけです・・・
 
 今回、女性の参加が多かったのは吉永さん効果なのでしょうか。集客として埼玉県ゆかりの人が選ばれているかもしれません。
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 共に団塊世代の最後尾という東一邦氏との対談では、シニア世代が地域活動にかかわるための要点を面白おかしく話してくれました。
 は退職前の肩書きに拘ると地域には溶け込めません。肩書きではなく人柄、あるいは「素」になることが大切、という話は実は昔から言われてるわけで、それが今でも忠告として言われていることは、なかなかできないという事なのでしょうか。
 続けて、男は相手を負かしたがる、競争相手とみなすは習い性とも。
 そこまで言われると身も蓋もないですねー。
 吉永さんの「仏教講座の夜なべ質問」の話は一月前に見た光景なので笑っちゃいましたよ。
 でも疑問に思うのは、男とは反対に女性は地域に直ぐ溶け込める、それは女性は肩書きや序列を作らないから、と言っていたこと。
 果たしてそうでしょうか。
 本日の「シニア地域デビュー」ではないけど、公園デビューやママ友仲間での世界ではどうでしょうか。
 虚栄心は性別ではないような気がします・・・。
 
 思うに、最近の格差社会の拡大や支え合える家族が居たりいなかったりが、暮らしぶりに影響します。今日の市民活動への参加を促すイベントは、退職シニア層の社会参加・自立という大義だけではなく、あるいは対象となる弱者や地域支援だけでもなく、実は「行政の手が届かないから、皆さん手伝って」という面もあるでしょう。
 三方良し、としましょう。ただし行政は三方を告白してほしいものです。
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 というわけで、その後は各種活動団体のブース巡り、まるで就活生みたいです。あるいはサークル勧誘を受けたような気分。会の運営はスムーズでした。
 吉永さんからは、外大出てなぜ競馬新聞に就職したのか、いきさつを伺いました。あの当時はそうでしたね、っと納得。もう少し話ができれば良かったなと。
 
 東武ホテル4Fロビーからの眺めはイイです。ペディストリアンデッキが立派です。
 眼下には市長選挙戦の様子もみられましたが、気になるのは投票率。
 ここに来るような人は投票率も高いでしょうが、市民の過半数が選挙に参加しないと市政は易きに流れちゃいますね。
 
 最後に、市の魅力度をアップして「文教スポーツ宣言都市上尾」、または「文武両道都市」の象徴となるはずだった、上尾駅前図書館の夢姿です。
 Photo
 
 上平には予定通り上尾市中央図書館を作ります。
 四畳半で!
 駅前は、でっかく丸広分館オープンでっせ・・・ 
 これで二方良し、です。
 
 写真の中の風刺が分かればビンゴです。
 
 
 

2016年2月 5日 (金)

傍聴席から見える上尾市議会改革案-1

1.話の見える化をしなさい
 
 
 皆さんの職場の会議と比べたら、びっくりぽんです。それは上尾市議会に拘らず他の自治体でも似たような景色かもしれません。
 
 当日は、議長と30人弱の議員(27?)、市長・副市長・教育長の三役、13人の部長職の40人以上集まっていました。
 
 質問する議員と回答する市部長との一対一の対話だけで延々と進みます(議長なしでもやれそうですよ)。
 
 滑舌が悪いとか早口の人の声は聴き取りにくいです。また、両者とも原稿を読み上げる分量はとても多いですが傍聴人には資料はありません。データなんか羅列されると意味不明です・・・。お経聴いているようなもんですから、上尾市催眠議会です・・・ 
 ホントにその術にかかった人が上にも下にもいますから・・・
 
 もっと、皆(市民傍聴席)に「見える化」する工夫が必要かと思います。
 
①執行部側に答弁席を設けて書画カメラで資料をスクリーン投影してほしい。
 議場には4台の大画面モニタがありますが、話し手の姿を映すだけでは実質的な効果は薄く、仰々しいだけです。活用されていません。
 質問議員と答弁役人の双方、手元のドキュメントを大映ししましょう。見られたらまずいですか・・・
 仕事柄このようなAV機器のある会場を使うことがありますが、宝の持ち腐れ状態が多いです。「あれば便利かも」という程度で使うわけではない人が精査せずに建物建設時についでの(高額)設備投資をした例が多いです。AV機器は5年位でガラッと性能よくなって稼働率が低いまま陳腐化します。
 
②時々、話し手の表情が見えるようにズームアップしてほしい。
 カメラアングルが固定的なマンネリ映像です。議会事務局は形式主義にこだわらずに、議員や幹部に遠慮せず「市民への報道」という使命から生々しい伝え方が必要です。
 
③討議用資料の傍聴席内への貸出を。
 外の待合室にはあるようですが、傍聴席で見られないと意味がありません。大量なので部数が少ないのは仕方ありませんが、傍聴席内へ貸出しすべきでしょう。早い者勝ちでね・・・
 

2016年2月 4日 (木)

上尾市議会の初傍聴の思い出と年間会期日数

初傍聴の感想を一口で言えば、『議会の常識は社会の非常識』

 
昨年12月に初めて上尾市議会の傍聴をしました。年末に議会ネタを書き貯めておいたので、これから暫く続けて(?)、投稿します。 新ネタに悩む必要がありません・・・
 
初傍聴の一口感想は↑通りですが、そのココロは、
 『見えない話し+トイレ+不眠症+参観日+赤ん坊+&L(>_<)#~HK4K…』なのです。そのあたりは「上尾市議会びっくりぽん改革案」として次記事へ。
 
議会っていつ営業中かと調べない限り行く機会がありませんが、初傍聴は上尾議会12月場所の、とある一般質問の日。
朝9時半開会。
 
市役所は8時半開店、議員はみな市内在住、なんでこんな遅く始まるのかって疑問に思わないと、いけませんよね。
私の若い頃は8時始業でした・・・
Img_8792_2
受付で記帳して待合室でお茶を飲んで過ごします。
窓からの眺め。
Img_8791
写真でみるとまあまあですが、屋根とか屋上はあまりきれいではありませんね。
 
議場の傍聴席へ。
Img_8796
思った以上に奇麗で立派でした。 ですが始まる前の無人だから↑目くじら立てないでね 
だってゼーキンで建てたんだから。
 
この日は、お昼の一時間をはさんで午後2時に閉会
雰囲気は上尾市議会は前期高齢者(young old)の集会みたいでした
老人会の方がもっと活気ありますよ・・・
 
3月、6月、9月、12月のみ開催、と受付で事務局職員さんは親切に教えてくれました。
 
思わず、「えっ大相撲より少ないじゃん」。
年6場所90日ですからねー。
 
56席あるとか。初めてなので本日の傍聴人数(約15人?)が多いのか否かは分かりませんが、後で常連さんと思しき方に尋ねたら、かなり多いほうだと。(年間延べ900人強とか)
 
帰りに、議会ビル下にある喫茶店で傍聴人友の会みたいな感じでお茶しました。
そこはガラス張りのお店なので、あの噛みあわない議論がやけに不透明に思えてなりません・・・
 
後で、上尾市議会事務局で年間開催日数を教えてもらいました。 2014年のデータ。
      会期日数、本会議日数、会議時間数、質問者数
-----------------------
3月定例会・・・24日、    8日
6月定例会・・・16日、    6日
9月定例会・・・22日、    7日
第1回臨時会  1日、    1日
12月定例会・・19日、    7日
-------------------------
合計      82日、    29日、  93時間、   77人
稼働率     22%     8%     (3.3%)
 
これ見て、驚かない人いたら頭おかしクネ・・・若い人の言い方ですが
休日の数かよーってね。
 
彼らの名誉のために書くと、これ以外にも4つの委員会があって計19日。
でもそれって会期中です・・・ 
私役所風の表データの読み方は、
 年365日> 大企業240日 > 会期82日 > 本会議29日 > 12日(93h÷8h換算)
 
一番左端は、常々「市民のために働く」と言っていたので参考最大値です。
表の稼働率の分母も365。
 
蛇足ながら、先日、某市では数年間議会を全休した議員がまるまる給料もらうというニュース出てました。日本の民主主義はまだ未熟です・・・
 
追記
改革案として、議場が使われていないシーズン中は有料会議室として稼ぎましょう。年間8%稼働率の公共施設ですから。
そもそもこんな低稼働率物件を専用に作る必要があったのでしょうか・・・・公民館でよくネ
 
 

2016年2月 3日 (水)

一月のページビューが平日10,000件超す日が14日もあった

最近、アクセスが多いなとっと思っていたら案の定、一月は休日が多い割には月間ページビューが25万件を超していた。
 
特に平日で一万件を超す日が14日もあったので、安定的に高いアクセス数字となった。
たぶんに、まだ第四半期決算発表の影響とは思えないのだが、一番は減価償却のアクセスが高いことだった。
単純計算では25万×12で年間300万アクセスになる。
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