管理職手前の生産系社員へのビジネスゲーム(経営シミュレーション)研修例
以前、とある自動車メーカー(管理職相手の三日コース)をしたときもマイカーで出かけたことがあります。研修所は本社工場とは別の場所でしたが、他車(!)のため、なんとなく気が引けました。
工場だと守衛に見とがめられて、その車はアッチ、と中に入れてもらえず外の駐車場になりますが・・・外車だとあまりうるさくないと聞いたことがあります。営業マンが訪問する時、他車の場合はレンタカーにすると言ってましたが、今でもそうなんでしょうかね。
今回は車とは関係ないので大っぴらに行けました。
生産分野の管理職一歩手前の層を一堂に集めました。といっても多すぎるので何回にも分けてのこと。一回当たり25名強ですから、多いです。
日頃は数量と時間情報ばかりに追われている人達のため、カネ勘定は苦手。事前学習としてビジネスゲーム研修の教材一式を前単元の研修時に配布して、指定された個所を読むことを課しています。
全員100%やって来ると良いのですが、歩留まりの問題が出ます。研修を企画した事務局の「親こごろ子知らず」という人は若干はいるものです(管理職クラスになるとそれは無いのですが・・・)。
理解度の低い人に足並みを合わせる護送船団型研修ではないので、事前学習をおろそかにした人は刺激的な研修に苦労します。
RoboMakerの標準タイムスケジュールより一時間ほど不足しますが、シミュレーションは四サイクルが目標。特に製造原価のプロセスと在庫過不足の損益やキャッシュへの理解がポイントです。3サイクルをゆっくりやる方が良いのか、4回で経営体験を堪能するのが良いのか、と悩むところです。

最初は難しかったが、最後にはおおむね理解できたという感想が多かったです。
が、研修でこんなに疲れるとは思わなかった、という人も多かったようです。
当年度の経営目標の数字が広く共有されていないのが残念でしたが、そのための意識転換の研修に成ればと思いました。数字に強いことと業績は比例します。
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