コーポレートカラーの赤い部屋でのビジネスゲーム
生産系中堅社員層へのビジネスゲーム研修は定番コースのRoboMaker。
ゆっくり回して3サイクルをノルマと決めて臨みましたが、ピッチが上がって結局は4サイクルまで実施。この点は一安心しました。皆さん、熱心に学んでいました。
慣れてきたところで終るのは一日研修では仕方ないことです。
しかし、慣れる前に終わってしまう事は大問題・・・

一体何やったんだよーってね。
やはり4サイクル位やらないと「やった」という実感も少ないし、学習効果も得られません。シミュレーションとしても在庫ショートや資金ショートの醍醐味が有ります。
最後に、当社の連結損益計算書におけるコスト構造の特徴に一言触れました。
実は大企業と言えども、自社の決算をしげしげと見ている人などごく一部。せめて自分の給料と業務コスト位どこに含まれているかは知っておいて欲しいですね・・・
気になっていたことが有ったのでコメントしました。
最初はマーケティング費用が一番多いだろうと思っていたのですが、さにあらず。
販管費の中の最大費用は販売人件費でも広告宣伝費でもない。
運搬費。
その売上高比率にもビックリ。
運送業ですか・・・って言いたくなりますが、その中身は外部からは不明。
物流費は売上に比例する変動費的部分が多いけど、それだけではここまで膨らむのだろうか。
同一業界の他社を見ると、これまたコスト構造の特徴が違うようなので、運搬費はこの企業の特徴かもしれない。
粗利率の高い業界だなー、その分、マーケティングコストがかかるなーと10数年前に見ていたのですが、最近は業界全体の様相が変わっていることに驚きました。
かつてのような高収益は望むべくもありません。
2016/3月期決算の発表が相次いでいます。アベクロ金融政策の「賞味期限」は過ぎました・・・
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