プリンタiP4500を分解する方法とネットの価値を実感
修理期限を過ぎたiP4500を捨てる前に分解して修理

出先でip4500が故障した。印刷しようとすると、「CD-Rトレイガイドが開いているため、印刷できません」と表示される。

CD-R印刷など一度もやったことがない、ふたが空いているわけでもない。お手上げとなり、えらい目にあったが・・・本日、宅配便で戻ってきた本機を改めてみたら、小さな部品が見つかった。複雑な形状だが、破損している風ではない・・・

ip4500は2007年秋発売だが、翌年のモデル末期に破格で購入し、二年近く未開封で保管しておき、当時の使用機が壊れてから使い始めた。
それにしても一番長く使っていることになる。あの時、二台位まとめ買いすればよかったと本気で思ったこともあるくらい、良くできたプリンタ専用機である。純正インクなど買わずに互換インクで問題も無かった。
一度、2012年に有償修理でインクヘッドを交換した。送料込で8300円ほど。さすがに、2016年の今は修理対象から外れているので、粗大ごみにする前にダメもとで分解チャレンジしたわけ・・・
改めて、インターネットの凄さを実感できた。

先人がいてip4500の分解方法を解説したページが複数ある。役立った順に書いておく。
3. フォトプリンタCANON PIXMA iP4500を分解する方法・・・ロシア語サイトのgoogle訳
本体カバーはネジではなく、はめ合いだけで組み立てられている。感心するほど良くできているが、上記サイトを参考にしないとどこから開けて良いか分からない。
基本は、オスメスのような「はめ合い」を外すことだが、その隠された箇所と力を入れる方向が分からないと、難しい。
慣れれば簡単だが一度しかやらないことだ・・・

マイナスドライバー(太いのと細いの)があれば十分だ。インクタンクも外しておくべきだが、外し忘れて分解をした。

手こずったのは、右サイドパネルを外してからのケーブルコネクタ外しと最後の前面カバーを外す工程。前面カバーはとても複雑な一体成型品だった。今思うとコネクタは外す必要がなかったかも・・・。
左側手前のハメあい部は、左側全体を少し開けて手が入るのでなんとなく手探りで探し当てた。しかし右側のハメあい部はよくわからない。インクタンクが邪魔をして手も入らない。2番のサイトの図が役立ったかもしれない(忘れた・・・)。
カバー類が外せても、これからが本番。
例の部品は、CD-Rトレイ蓋の両サイドにある軸受部に使うものらしい。テコのような働きをしていて、実際のトレイが開いているか否かは丸部のリミットスイッチで見ているのだろう。
部品は狭い場所で入れにくいが、外れたのだから、絶対はハメられるはずと思い、本体を縦にして、目には見えない場所になるので、手探り状態でやった。手の感触による勘だったが・・・上手く付けられた。でも、どうにも説明しようがない・・・

カバーを元に戻して、テスト印刷したら、あんなに本体を縦横裏表にして扱ったのにヘッドの狂いもなく正常に印刷できた。
凄いぞキヤノン。

捨てる運命だったお気に入りプリンタが復活した。
めでたしめでたし。。。。

そもそもはキヤノンがプリンタ専用機のモデルチェンジ開発を真面目にやろうとしないからこんなことになるのだ、って長年のキヤノンプリンタユーザーとしていつも思うのだ。
次号機を真剣に考えないといけない・・・
箱は満身創痍だ。

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