素材メーカーの新任課長職へのビジネスゲーム(経営シミュレーション)研修
会計オンチを無くすための課長研修
決して、そんな狭隘な目的では無いですが、平たく言うとそんな面もあります。
小規模の会社経営に見立ててのシミュレーションを二日間みっちりやるので、繰り返しによる学習効果は高いものがあります。
日頃、計数慣れしていない人には敷居が高いです。生真面目な人は、いままでのキャリアが通用しない様な不安感を抱えながらシミュレーションに入ります。
でも、知っていて当たり前のテーマでもあり、次の部長職を視野に入れたら避けられないテーマなのです。
定番の著書を使った会計の基礎教育を事前学習としてトライしてもらいます。真面目に取り組んでいたので、レポート問題の平均点は82点と高いです。
シミュレーションは二日間で7サイクル回して終わり。8サイクルもできるけど、初日の夜も使っているために、余裕をもって早めに終わります。
人数が少ないため三人で一つの会社となったグループもあり、少人数による意思決定はスムーズです。ただし議論が浅くなるのが欠点。やりたいことがやれて、イイという感想もあったりして、この辺りはトレードオフ。
後半の管理会計では、DeskPCとNotePCの限界利益の違いとマーケティングコストでの評価ができたのが良かったです。会計だけでなく、在庫過不足と資金繰りや生産・販売・財務のバランスまで発展できたのはさすがに選ばれた管理職ですね。
ROEの分解式については、まとめの時にやりました。
連日、本物の株主総会が開かれている時期です。
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