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2016年11月28日 (月)

大統領の演説に見るパックンの視点

『大統領の演説』 パトリック・ハーラン著、角川新書
 

ただ今読書中だが、読み応えのある本。

2016/7/10出版なので、執筆は6月頃までと思う。
つまり今年の大統領選挙の夏場以降のことは触れられていない。新しい所ではオバマ大統領の広島演説が収録されている。
 
Photo_2 本書のネライは歴代アメリカ大統領の名演説とそれが生まれた背景や人となり、演説技法の分析と解説であり、その内容が大半なのだが、どうしても今年の大統領選挙のあの二人のスピーチへの分析が読みたくなる。
 
1章分書いてあるのだ!、そっちを先に読んでいる・・・
ドナルド・トランプが大統領選挙に当選した理由が良くみえてくる。選挙後にはさまざまな分析記事をみたが、日本人の書いたものは上っ面みたいでつまらなかったが、この本はアメリカ人により、しかも当選の有無とは関係なく書かれている。
 
スピーチ下手な嫌われ者ヒラリー。
デマゴーグなトランプ。
怒れる社会主義者サンダース。
 
彼らのスピーチも分析しているが、願わくば選挙を最後まで見届けてからの執筆になればもっとタイムリーな本となったことだろう。
 
既にコメディアンから一流コメンテイターヘと役どころを替えているが、それもうなずける本である。
 
大学受験にも出そうな英文もあるが、プレゼンテーション技法としても読みたい本である。

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