すぐ消える災害が、重なって起きる日
首都直下型地震の被害想定に想う
11/22火曜日は大きな揺れだった。3.11以降最大の津波を観測したということで、その日は終日報じられていた。
一日過ぎたら、そんなこと無かったように次の話題へと移る。
マグニチュード7.3が大きくても、たいした被害が無かったからだろう。
余震と言うが、地震学者はいつも後講釈が得意。だから信じるも信じないも宗教みたいになる。予兆を示す前震なのかもしれないし、或いは他地域への誘発地震なのかもしれない・・・それは結果(神)のみぞ知るということらしい。
続いて24日は11月の記録的な雪。大した積雪ではないが、この日は雪のニュースばかりだった。
で、思いの出すのは、あの3.11のこと。
首都圏はとても穏やかな日だったということ。
雨も北風もない。だから何十キロも歩いて帰宅するような人が大勢いたわけだ。
しかし、首都直下地震に係る被害想定には4つのシーンが想定されている。冬朝5時、秋朝8時、夏昼12時、冬夕方18時。
一番嫌なタイミングが冬場の大地震。火事の難は逃れたとしても、屋外非難は最悪。冷たい雪や雨だったら、外を歩けない。
車内泊だって機械式駐車場の人は停電で車が出せない。避難先の体育館にも暖房があるわけはないだろう。
カイロ!。
灯油式ストーブ。
これしか思いつかない。買いだめするか・・・
●焼失棟数の分布(都心部)<冬18時、風速15mケース>
風速には、3m/s(阪神・淡路大震災)と15m/s(関東大震災)の2パターンがあるそうだ。
最悪被害時で85万棟の建物被害、その内65万棟(77%)が火災焼失と見積もられている。
できれば、穏やかな日に来てほしい、と願いたい・・・
メモ
南面 9時
西面 10時
北面 11時
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