上尾市議会の議員評価として、一般質問の時間数
議会の見える化・・・もしくは議員活動の一指標
上尾市議会の議員の皆様、一年間のご活躍ご苦労様でした。
図はクリック拡大。
・データ元 2016年上尾市議会の中継再生ファイルの議員別時間数。
・年4回の議会、ただし秒は切り捨て。
・その年間合計時間(4色記号はExcelの自動設定のまま)
・右端の得票数は参考資料
一般質問の時間割例
1人目 9:30--10:302人目 10:45--11453人目 13:00--14:004人目 14:15--15:155人目 15:30--16:30
一日5人までやるとしたら、20人で4日間。
一人当り最長60分と決めている。議会ルールらしい。
全議員に質問する権利があるから、全員が希望すると6日間になるようだ。
議員が話す時間が60分という意味ではない。
・市答弁と常に議長の采配言葉が入る。従って、フル60分でも議員が話す時間は内容にもよるが30分もないだろう。
・秋山氏のように独演会風に演説をぶつ議員は、持ち時間内のスピーチ時間が長くなりがちだ。
・が、概ね「話半分」。
サッカーのように正味時間でもないし、アディショナルタイムも無い。
評価
内容の評価は、ここではしていない。
退屈な朗読劇もあるし、何日も下調べをしたことが伺える材料で真剣にやっている議員もいる。本表の時間数は、衣ばかりの天ぷらみたいに、中身は1/3で終りそうなものが混じることは承知のうえで作ってある。
まずは、その人に投じた有権者が、玉石の判別評価をしてほしい(録画ファイルで)。
だが、3ヵ月間でたった40分程度の時間しか本会議で質問できないことを、雇用者である有権者はどう見るべきか。
個人的には問題意識の欠如、或いは問題を掘り下げる力の不足と思う。60分では丸で足りないくらい、大小様々な問題があるはずだ。
他議員と重複してもよいから、「自分の言葉」で問題を切り込み、改善案まで提示していけば、とてもじゃないが三か月間で60分は、少なすぎる。連続ではなく、数時間くらいあっても良い。
表で60分に近い人は、途中を略したりして、尻切れトンボになる例もあるだろう。が、どんなに長くても、市答弁とシンクロし過ぎて市広報みたいでは、存在価値が無い。
近所からの苦情(窓口に言えば良いこと)を、代わりに議会で質問している、という人はいない、と思いたい。
上の時間割を見て分かるように、一時間で15分休憩だ。そもそも話している(朗読している)のは議員と特定部長と議長に限られる。他の人はただ座っているだけ。これで疲れるというなら議員にならなければ良い。
5分休憩、もしくは連続でよいのが民間人の仕事観である。
また質問時間が短い議員がいても、(たぶん)休憩時間が長くなるだけだろう。進行時間を前倒しするわけでもない。そんな彼は楽屋裏控室に帰ったら同僚に喜ばれるのだろう・・・。
作り方と募集
作るのは簡単。たんに議員別に録画ファイルをクリックして、再生画面右下に表示される「分数」を見て、Excelに入力するだけ。
1列に数分かな。セル書式は無くてもよい。
過年度分をやって見たい方いませんか?
有権者に有意なデータが得られるかもしれません。
または、欠席簿とか・・・

コタツでも、できますよ。
関連
« 紛らわしいな、浦和パルコじゃなくて大丸浦和パルコ店の閉店 | トップページ | 役所の弱点をみるような光景 »
「上尾市の市議会」カテゴリの記事
- 上尾の予算を語る市会議員と伝統芸(2023.05.02)
- 県議選 上尾市の投票所別の増減とAI市(2023.04.12)
- 上尾市・伊奈町の県議選(南13区)の開票結果 の予想(^-^?)(2023.04.08)
- 尾花あきひと市議の功罪と新政クラブ分裂(2023.04.05)
- 尾花レポートに見るアルアル感-2(2023.03.16)
コメント