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2017年2月 7日 (火)

上尾市議会改革_質問時間の得票数比例と議案採決数

得票数に比例して議員権限を増やすのは民主主義的でしょう

前記事(質問時間数)の続きとして、選挙の得票数との相関を見た散布図を載せておく。正の相関があるように見える。クリックで拡大。
 Photo_3
得票数が少ないわりに多くの時間を使った議員は、その対極に位置する議員よりはましである、という見方もあるだろう・・・。
 
衆議院選挙では一票の格差がずーっと問題になったまま。地区割りによる有権者数と定員とのアンバランスが原因だが、実は単一区の地方議員選挙にも一票の格差はあると思う。
 
過去に議会を傍聴していてつくづく思ったのが、持ち時間が一時間では不足する議員がかなりいたことだ。詳しくは質問時間数参照。
非常に残念だと思った。議長(や当局)は時間通りに終わりたいのだろうが、有権者の立場からは『存分にやらせろ』なのだ。
 
各議員の得票数はかなり差があり、一位の秋山もえ議員と最下位の小川議員の差は2.6倍だ。それでいて、一議員の権限が同じであるとする理由は、一体何なのだろう。有権者の不平等にならないと断言できるか。
 
1.本会議における質問時間を得票数比例方式にする
 現行の1時間を最下位議員に適用し、それに比例して秋山議員は2.6時間とする。その間は例えば15分刻みで割り当てればよいと思う。
そんなに時間あっても困るよ、という議員は通信量みたいに翌月繰越プランを選択すれば良い・・・ただし翌年繰越はできない。
 
2.議案の賛否を一人一票ではなく、得票数を使う
 株主総会と同じ考えだが、この方が民主的かつ合理的だと思う。有権者が議員を選んだ想いが反映され、議員は議案採否時にいつも得票数(有権者)を意識せざるを得ない。
ここまで踏み込めればたいしたもんだ・・・。
 
ところで、国会にはトンデモない人がいる。
質問時間が余って困ったために、延々と般若心経を読み上げたセンセイがいたかと思えば、先日は、答弁(原稿読み上げ)が長すぎる、と委員長から稲田防衛大臣が注意されていた。
 
長ければいいってもんじゃない、ていう反証か?
 
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コメント

面白いグラフですね。
得票数に応じて質問時間を割り振る、
貴重な時間にくだらない質問する議員も居ますからね。
総じて新政クラブの得票数、質問時間が下位にあるのも
市議会の実情を表していそうです。

はるかさんご来訪に深謝。

与党(既得権益層)ですから、質問することは何も無いのです・・・。
しいて褒めるだけです。

行政の監視役ではなく、用心棒です。

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