生産事業部と研究開発部門の合同、経営シミュレーション研修
反転授業たっぷりのビジネスゲーム研修事例
※最近、ブログの記事数が他テーマに偏ったため、今後は事例紹介は元のホームページの各コース内等に記します。
研修事例の記事は右『 カテゴリー ■ビジネスゲーム研修 』内に100本くらいあります。
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例年、A社では生産事業部内用に実施されてきたシミュレーション研修(RoboMaker)ですが、今回は研究開発部門からも多くが参加されました。 そこに関連会社からはマーケティング関係の人も数名加わり、やや多彩なメンバーとなりました。

30名予定でしたが結局は26名、うち女性が12名。たまたまらしいですが、こんなに女性が多いのは珍しいです。事務局として4人もオブサーバーしました。
部屋が広いのでゆったりしています。
反転授業としての事前学習課題
- コース案内のホームページをアクセスして研修内容を事前に知ること。
これは12月に案内してからは大勢のアクセスがありました。 - 会計書籍の自費購入と課題レポート
レポートは上記Webから個人がダウンロードします。前年IRからの設問もあります。最後の答え合わせは事務局が実施。平均84点。 - 研修テキストとフローストックシートによる、4月度の計画立案と資金繰りの試算。
これが最難関の課題です。事務局によると、今回は個人差が広いということで、「宜しくお願いします」とメールをもらっています。
上記だけで一日分の内容となるかもしれません(やらなくても受講できますが、事前学習をやるほうが効果は高いに決まっています)。

本番
いきなりプリンタ故障かと・・・
宅配便の輸送が悪かったのか、インクカートリッジが認識されませんでした。タンクを一つ抜き差ししたら直りました。珍しいトラブルでしたが、以後は快調。まぁトラブルがあってもこの会社とは懇意なので何とかなるという甘い考えですが・・・
理解度を危惧してゆっくり実施。
初めはゆっくり。その後は一サイクル60分。休み時間も普段より1回は多めに入れたかな。

その点では、毎期のF/Sシートの数字は確実に正解でした。計算ミスもなくスムーズでした。
事務局の心配は杞憂だった、というのが私の感想。
例年と変わらないというよりも、生産のライン要員が少なかったため、むしろ計数理解度は高いほうだったと感じます。
決算は損益計算書までは必須ですが、理解度が高いのと余力もあるようなのでB/Sも全員がチャレンジして完成できました。
生産系とR&D系なので、皆さんお行儀が良いなというのが素直な印象でした。長時間研修なのにダレたり、嫌がる素振りもなく真面目な体質の会社なのでラクです
。


見かけ上は業績の良し悪しを競いますが、それは動機づけに過ぎません。経営の用語や数字を標準語として使いこなすことが目的です。それでも業績はマーケティング一本槍の会社とR&Dまっしぐらの会社の争いになりました。
次回は、ここに営業系と管理系が加わると刺激的な人材育成になります。
テザリングでネットにつないで、ちょっと余談の話もしましたが、良かったようです。
以上 研修事例。コースは RoboMaker
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