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2017年2月 5日 (日)

埼玉県の市議会議員定数と議員報酬のランキング

人口当たりの議員定数と報酬額の比較
 
●データ元  全国市議会議長会 (平成27年12月31日現在)
・市議会議員定数に関する調査結果
・市議会議員報酬に関する調査結果
 ともに回収率100%の調査。 
 
1.人口段階別にみた市議会議員の実数の状況
人口段階  市区数   1市平均(人) 
5万未満 262 17.7
5~10万未満 264 21.2
10~20万未満 155 26
20~30万未満 48 31.3
30~40万未満 27 37
40~50万未満 21 39.7
50万以上 16 45.8
指定都市 20 59.3
 
2 埼玉県40市の議員定数と議員報酬
全国813市から埼玉県のみを抽出し、人口÷定数で並び替えた。
本来は有権者数の方が適切と思うが、元データには人口が記してあった。なお18歳未満は人口の15%前後である。
表の右二列は、議員報酬のランキングである。賞与は含まないが、元データには議長、副議長、賞与等も記載されている。
 
順位 市名 人口 議員
定数
 人口÷ 
 定数 
 議員報酬  千円/月
1 さいたま市 1,270,476 60 21,175 さいたま市 807
2 川口市 592,684 42 14,112 川口市 621
3 越谷市 336,565 32 10,518 川越市 576
4 所沢市 343,390 33 10,406 所沢市 560
5 川越市 350,223 36 9,728 越谷市 515
6 草加市 245,878 28 8,781 草加市 470
7 上尾市 227,890 30 7,596 春日部市 450
8 春日部市 236,975 32 7,405 熊谷市 450
9 狭山市 153,738 22 6,988 戸田市 450
10 入間市 149,593 22 6,800 狭山市 440
11 熊谷市 200,683 30 6,689 上尾市 435
12 新座市 164,028 26 6,309 三郷市 430
13 深谷市 145,053 24 6,044 蕨市 415
14 三郷市 137,656 24 5,736 入間市 414
15 朝霞市 135,928 24 5,664 行田市 407
16 ふじみ野市 112,920 21 5,377 深谷市 403
17 富士見市 110,045 21 5,240 東松山市 402
18 戸田市 135,243 26 5,202 新座市 400
19 久喜市 154,527 30 5,151 坂戸市 390
20 志木市 74,129 15 4,942 飯能市 385
21 坂戸市 101,388 22 4,609 ふじみ野市 382
22 鴻巣市 117,885 26 4,534 八潮市 380
23 和光市 80,615 18 4,479 朝霞市 379
24 東松山市 89,574 21 4,265 加須市 378
25 飯能市 80,513 19 4,238 羽生市 375
26 八潮市 86,121 21 4,101 富士見市 369
27 加須市 114,289 28 4,082 鴻巣市 365
28 蕨市 73,289 18 4,072 久喜市 360
29 羽生市 55,677 14 3,977 桶川市 358
30 桶川市 75,071 19 3,951 本庄市 353
31 鶴ヶ島市 70,145 18 3,897 吉川市 353
32 行田市 83,585 22 3,799 北本市 352
33 本庄市 78,993 22 3,591 和光市 347
34 日高市 57,015 16 3,563 志木市 347
35 吉川市 71,048 20 3,552 蓮田市 345
36 幸手市 52,725 15 3,515 秩父市 343
37 北本市 68,154 20 3,408 幸手市 343
38 蓮田市 62,481 20 3,124 鶴ヶ島市 327
39 秩父市 65,311 22 2,969 日高市 317
40 白岡市 52,035 18 2,891 白岡市 266
  単純平均 6,974   411
 
さいたま市は政令市なので実質は川口市がトップ。人口が類似する市の間では比較する意味があるだろう。なお人口比率の値を上回る得票数を得た議員は、たぶんいないと思う。
 
報酬については本来は年収ベースで開示すべきだが、そうせずに分かりにくくしていると思う。また勤務日数に関する情報も開示されていない。
実は議会や委員会の年間開催日数は休日の数と勘違いするくらい少ないものだが、各市の議会事務局は把握している。それを広く公表することには抵抗があるのだろうか・・・。
それにしても議員にも格差がある。
それは自治体格差なのだろうか・・・ 
参考 上尾市議会 2014年 会期日数82日、うち本会議開催29日 
 
3.上尾市議会の定員削減をするケース
そのココロは、議会も小学校も少人数のがイイというもの。
上尾市は現状7600人で議員一人、これを8200人にすると28人、8800人にすると26人へ減る。このケースで前の選挙結果(下にリンク)を見ると全く違った勢力景色になる。
 
定数削減案は国会でもなかなか決まらないように、権益にしがみ付く議員が多いと難しいから、選挙時に各議員に公約化させるしかないのだろうか。
まぁ実際は何人が適切かなんて分からないんだけれど、働いていない又は働いているフリだけの議員が結構いるから、こんなことを書くわけです・・・
 
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