議員の一般質問を科学する日本で初の試み?
かまちょ図書館からの贈り物、一般質問の評価法
マーケティングに強い会社はマーケティングは科学であると断言します。曖昧なものでも科学的アプローチができるという姿勢ですが、それと似た感想を持ちました。
先日、当ブログでも深山議員レポートを取り上げて、議員質問の在り方を書きました。議事録を見ると、議員のセリフ行数が数行なのに、市回答は10行以上なんてことがザラにあるんです。
ところが、かまちょ図書館では全員の議事録ダウンロードとその中の議員と市答弁の文字数を数えるという、誰もやらないことをやりのけました・・・

まぁ、この程度はITスキルのある人には大したことではないはず。Wordの文字数カウント、Excelなら文字列式でカウントしたりマクロ組めばできます。でももっと便利ソフトを使ったようです。
その記事は、見解を聞く質問・・・へ。
うすうす思っていたことがデータで立証されています。数字は嘘をつきません。下はぱっと見で点数ランクに見えますが、%です、安心してください・・・

Excelファイルをもらい、二番煎じでは気が引けるので別視点からグラフにしました。
一般質問は1時間以内で、各議員それぞれ違います。
議員の文字数÷(議員と市回答の文字数)を比率として算出(対象は2016/12議会)。議長のセリフは除くので値は実際よりも高く出ます。
意見を主張するタイプの議員は高く、質問が多い人は低くでます。
冗舌な人は高く、要点を的確に話す人は低くなります。
早口の人は高く、ゆっくりはっきりの人は低くなります。
井上議員の80%って、ホントかよ!、て感じです。独演会レベルはたまたまかもしれません。彼はやや活舌が悪いため聴きにくいのが私的にはネックです。秋山かほる議員はもっと冗舌にしゃべっている印象があります…
質的な評価はできないと思われますが、この統計アプローチは議員評価としては日本で初めての分析かもしれません。その点で価値があります。
早い者勝ち。議員質問分析の「はるか&私役所メソッド」と命名します。
なお「聞くだけ議員」は、市回答に対して必ず批評すべきです。議員は行政の監視役であって広報ではないのですから。
最後に、上尾市民へ次記事をお勧めします。質を評価することができる事例です。
かまちょ図書館、答弁が・・・mjk
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