議場レイアウトの反転に込めた深い理由
議員席と傍聴席をチェンジする上尾市議会改革案
図のように、議場の議員席を取り払い、大勢の市民が座れるようにリニューアルする。小学生でも幼児でも誰が来てもよいとする(蒲郡市議会の幼稚さとは違う)。
また名称は市民席または監視席と呼ぶ。
質問の出番ではない他議員は、発言を許されず黙って聞くに過ぎない。緊張感のない朗読劇、稚拙な質問と冗舌な市答弁を聞いていれば眠くなるのは仕方ない。眠らない、眠れないのは進行役の議長だけだろう。
出番がないことが分かっているひな壇部長の中にも目をつむる人が多いが、傍聴席と対面しているので議員よりはその率は少ない。
①一般質問をする議員は図の赤印の所(現状に近い)。
執行部側と対峙する位置が望ましい。
②他の議員は傍聴席へ座る。
一般用56席の傍聴席は簡素な椅子だが、終日議会でも9時半から16時半であり、一時間以内に休憩が15分あるから、なんとか座れるだろう。これに耐えられないようならそもそも議員には向かない、と見なせる。
その代わり、出席は任意、最後尾扉から出入り自由、(トイレ等)途中離席も良しとする(ただし出席評定は有る)。 実態は既にそうなっている・・・。
③今の議員席を市民席として、一般的な会議用机と椅子に置き換える。
これにより市民が主権者であり、その代弁を議員が行うという民主主義の形式が保たれる。市民ファースト、有権者ファーストという議会レイアウトである。
④大型の投影スクリーンを導入する。
格段に質疑応答のレベルと議事の視える化になる。なお、執行部側は机上モニターや既に壁面にある大型テレビの位置を変えればよい。
例 答弁で数表を読み上げることが多いが、手元に資料のない人には意味不明である。また質問と答弁をPowerPointスライド化することで情報共有が果たせる(当節、当たり前だ)。
結果として議場と言う専用施設から会議室と言う汎用施設へ転換する。これにより、上尾市で「最低稼働率の公共施設」を一般貸出して収益を稼がせる。
参考 本会議は年30日前後なので、365日ベースの稼働率は8%。こちら
本会議だけでなく、委員会会議にも利用できるため、今の委員会用会議室を他目的(貸出)にも開放できる。
本当は4Fにある全員協議会室レベルでも十分議会をすることはできるのだが・・・。
⑤採用されなかった案
議場を廃止。他に転用の案として、保育室、学童施設、上尾メディクスホーム体育館。
年四回の議会は、3月は文化センター、6月は市民体育館、9月はコミュニティセンター、12月は上尾中学校体育館。各地域に分散する点が優れる。
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