私の考える上尾市、放置自転車対策
秋山議員のもえブログ
・・・上尾駅に近い駐輪場においては、一時利用のキャパは全くない。1, 000台を超す放置自転車を吸収できる空きはない。・・・
現状収容能力 |
2000台 | 1600台 |
---|---|---|
空き率 |
西口 | 東口 |
10% |
200 | 160 |
20% |
400 | 320 |
30% |
600 | 480 |
40% |
800 | 640 |
50% |
1000 | 800 |
- 平日400台の吸収には20%位が最低必要。しかし、見た目で満車に近い状態では敬遠されます。「けっこう混んでる・空き場所探すの面倒」と思われたらさっさと放置を選びます。やや多めに30%近い空き(現在70%稼働率)であれば収容可能です。
- 休日750台の吸収には45%~50%の空きが必要です。つまり休日昼頃の(月極以外)駐輪場を見て回り半分近く空いていたら、いけそうです。
- 施設の稼働率は不明です。常識的には駅近ほど、割安なほど先に埋まります。ただし、大口のヨーカドー3カ所や丸広が満車になる光景は前提⑤により少ないです。想像ですが、平日は吸収余力がありそうです。
- 割れ窓理論に通ずることですから、吸収余力と需要が均衡する状態では放置数は減らないとみます。放置ゼロには需要よりも多めに供給を増やさざるを得ないでしょう。
- コイン式駐輪場の稼働率はとても低いように見えます。時間制料金を取りながら夜間利用は少ないために半日は空です。最初の数時間を無料扱いする公益型も多いです。ライバルの「タダ」との争奪戦は不利ですが、放置を減らす取り組みは稼働率向上により事業採算性を高めて参入投資の動機になります。
- 撤去作業を業者委託していますが、シルバーと貸トラック利用でコストを減らせば、月一回よりも回数を増やせます。過剰に言うと、撤去自転車を保管する場所が満車になるまでやり続けることです。
- 折衷プランを作る。休日の吸収力確保と施設の稼働を高めるために、少し割安な「平日のみの月極プラン」を作ります。休日は一時預かりに転用します。管理人がいる準公的施設の特定ロケーションに限定すればできそうです(行政はやらないための理由を先に探しますが…)。
- 空き状況をネット(スマホ)で見られるようにする(iot)。大口機械式と管理人付き施設の稼働データをオンラインで集めて表示する。駅前にモニターを出すという案は前記事の新井議員も提案していました。
- 新西口駅前駐輪場の建設案
上尾駅西口から放置自転車を一掃します。わざわざ遠い上平図書館を建てるという上尾市三大愚策よりはまともです。図を描く暇がありませんので述べます。
A 現臨時支所と花壇までを再開発し、支所の隣にコンビニ誘致(高賃料の収益確保)、二階~三階に大型駐輪場設置。
B 西口の大家ショーサンプラザと協力し、ヨーカドー線路沿い150m駐輪場に屋根を付け二階建て化で収容力二倍へ。低コストで実現可能。 - 新しい無料利用化システムの検討。つまり従来の時間貸しで良いのか否か
- シェアバイク(自転車シェアリング)
まだ都市部のみですがドコモやセブンイレブンが参入するなど、スマホを使って効率よく共同利用するIT時代のレンタサイクルです。自転車の街を標榜するなら検討してみてもよいのでは。 - 東口駅前駐輪場対策 続く。
①2010 H22/9/16 清水義憲議員質疑より
上尾駅西口には個人の駐輪場を含めて12カ所あり、8月末現在、月極の空きが631台、一時利用の空きが346台あるとのことであります。
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