情報公開でバレた、『お主も悪よのう』
それは無いだろう。知らなかった議員と市民は怒れ
6月議会で、糟谷たまえ議員が扱った埼玉県への情報公開で得られた資料が公開された。発表はもえブログ 虚偽説明だったのか⁉ 新図書館建設 にある。
一部は井上議員レポートにも。
転載は「かまちょ図書館」が早かったけど、こちらも本日拡散したい。この価値ある重要情報をもう少し早く流通すべきだと思うのだが・・・。
下記を読むと、議会への虚偽説明と秋山さんは言うけれど、それ以前に、2014/11の基本構想案で市民を騙したと言える。
公式の順序
2013(h25)/8 上平が(教育総務部内の会議で)候補地にあがった。・・・h28/12議会で答弁
2014/1/26 政策会議で上平に決定。ここ
2014年h26/11 上尾市中央図書館基本構想案(教育委員会)を発表・・・巨大単館構想であり、これでパブリックコメントを受けている。
2015(h27)/4 公共事業最適化債(借金)を使うために複合館化へ大幅変更を表明。図書館は1Fのみに縮小された。
----- 引用 -----
・・・ 情報公開請求により埼玉県から入手した文書によると、市は、まだ上平地域への現本館移転・建設を決定していない平成25年11月29日(2013年)、県の用地課に土地収用法における事業認定の相談に行っているが、その際、県に移転・建設場所を上平に決定し地権者7人と交渉を開始したとある ・・・。
《土地収用法 事業認定関係 相談メモ》
平成25年11月29日
1、目的
上尾市立図書館の移転又は新設を検討している。今後、土地の売買にあたり、地権者が税控除(5000万円)を受けられるようにするため、事業認定の相談に来庁した。
2、起業者(上尾市)の説明
・上尾市立図書館本館は築30年経過し現行の耐震基準に合致していない。手狭で駐車場不足。対応を検討中。
・耐震補強し新図書館を建設するか、現本館移転新築するかは決定していない。現本館を耐震補強し分館として残し、本館を移転新築する案もあがっている。
平成25年11月29日
1、目的
上尾市立図書館の移転又は新設を検討している。今後、土地の売買にあたり、地権者が税控除(5000万円)を受けられるようにするため、事業認定の相談に来庁した。
2、起業者(上尾市)の説明
・上尾市立図書館本館は築30年経過し現行の耐震基準に合致していない。手狭で駐車場不足。対応を検討中。
・耐震補強し新図書館を建設するか、現本館移転新築するかは決定していない。現本館を耐震補強し分館として残し、本館を移転新築する案もあがっている。
・新図書館の建設にあたり公民館や教育センターを併設することも検討している。
・現本館の敷地は狭く、今のまま建て替えるのは困難。隣接地拡張も困難。
・そのため移転候補地としていくつか検討してきた結果、今回の場所を建設場所と決定し地権者(7名)と交渉を開始したが、譲渡所得税の控除が受けられるかどうかわからないまま交渉を継続することはできないため、事業認定の相談に伺った。
・1件あたりの土地代は2000万円~4000万円程度になる見込み。
・起業地の範囲はまだ確定ではないが、場所を変更することはない。市街化調整区域内の農地だが、農振地域ではない。
・税務署へは来週相談にいく予定。
・公共施設マネジメントの観点から、公共施設の更新については複合化や多機能化により総量を縮減し、将来の財政負担の減少を図っている。
・複合施設にはカフェコーナーやコンビニ設置、文房具などの物販など検討中。コンビニや農産物直売所については可能かどうか確認するもの。カフェコーナーについてはぜひ設置したい。
・図書館の事業認定を取得するにあたり、これらの施設の設置について問題点はあるか。
・水路については最上流部であり廃止が可能。
3、県の用地課からの意見等
・複合化については、なぜ今設置するのか、立地、経済性などの説明が必要。
・新図書館の建設について事業認定を求める場合、現本館の利用者から機能を求める意見書が提出される可能性がある。意見書が提出される場合に備えて説明する必要がある。
・複合化する場合、事業効果を最大限発揮するために必要で最小の面積を説明する必要がある。
・複合施設にはカフェコーナーやコンビニ設置、文房具などの物販など検討中。コンビニや農産物直売所については可能かどうか確認するもの。カフェコーナーについてはぜひ設置したい。
・図書館の事業認定を取得するにあたり、これらの施設の設置について問題点はあるか。
・水路については最上流部であり廃止が可能。
3、県の用地課からの意見等
・複合化については、なぜ今設置するのか、立地、経済性などの説明が必要。
・新図書館の建設について事業認定を求める場合、現本館の利用者から機能を求める意見書が提出される可能性がある。意見書が提出される場合に備えて説明する必要がある。
・複合化する場合、事業効果を最大限発揮するために必要で最小の面積を説明する必要がある。
・土地収用法基づき強制的に土地等を取得するための事業認定手続きでは、あるといい施設ではなく、必要最小限施設に限られる。
・農産物直売所設置を図書館に認めた例は聞いたことがない。どうしても必要ならば、説明していく必要がある。
・事業認定申請から告示までの期間は3ヶ月以内の努力義務が規定されているが、公聴会開催請求や意見書が提出された場合はもっとかかってしまう。
・上平支所併設の図書室どうする予定なのか。(廃止する予定)
4、今後の方針等
起業者(上尾市)は本日の打ち合わせを踏まえ事業認定事務を進める時期等について市内部で検討する。6月中には事業の方向性を出していきたい。
-------------
さぁ、どうなる。
上平ありきは見え見えだったが、複合館ありき、複合館隠しまであったとは驚く。
5000㎡の巨大単館なら上平でも仕方ない、という反対を封じ込めるための理屈を造り、その実、複合館化で半分にした。
上平図書館建設は振り出しに戻せるか。
これでは島村市政への支持率世論調査が必要になってしまうかもしれない。
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