« 新井市長へのハガキにみる放置自転車問題の原点 | トップページ | 上尾市の放置自転車問題のプロローグ »

2017年7月 2日 (日)

古い記事で知る上尾の放置自転車問題

上尾市、放置自転車→災害時に活用 地域の“連絡の足”に
 
 
 要約

2004年度 撤去数約2000台

600台が返還、30%

273台がシルバーへ譲渡し再販売へ

100台が海外譲渡

1000台はまだ使えるものの廃棄。一台当たり420円の廃棄コスト

2005年度の放置自転車関連予算1350万円。 

政策は口先だけで問題を「放置」した、ということ。

 

 ソースはさいたま新聞web。日付不明ですが判明したら追記。下記太字等はブログ主が付与。新聞の見出しは災害時云々ですが、もっと大切なのは後半です。下記は2chよりコピー。
---------------------------
 上尾市は三十一日までに、駅周辺に放置され、引き取り手のない撤去自転車を「緊急時用自転車」に転用することを決めた。全市立小中学校三十三校の防災備蓄庫に各二台ずつ、計六十六台を配備し、地震や風水害などの災害時に、地域での“連絡の足”として活用する。
 
 増え続ける放置自転車の有効活用策の一環で、市が指定する避難所、各自治会などが構成する自主防災組織(市内組織率83・3%)にも、本年度中に配備する方針。内閣府は「放置自転車を災害用に使うケースは聞いたことがない」としている。
 
 上尾市は月一回、JR上尾駅と北上尾駅周辺の自転車放置禁止区域に放置された自転車を撤去している。撤去自転車は同市本町の保管場所に運搬された後、防犯登録車は上尾警察署に照会し、所有者に連絡している。
 
 だが、引き取りに来る所有者は全体の三~五割ほど。二~三カ月たっても引き取り手がない自転車は、良好な車両だけ市シルバー人材センターに回り、同センターで販売されたり、アフリカや東南アジアに譲渡された
 
 二〇〇四年度に撤去された放置自転車は約二千台で、約千四百台が使用可能だが所有者が現れなかった。このうち二百七十三台がシルバー人材センター、百台が海外譲渡された。残りの約千台は、まだ十分使えるが廃棄された。
 
 廃棄される台数は年々増え、一台当たり約四百二十円の廃棄コストも負担となっている。上尾市は本年度、放置自転車の運搬費や保管場所の借地料など、放置自転車にかかわる費用を総額約千三百五十万円計上している。
 
 市は経費削減策として、負担金がかかる海外譲渡は本年度から休止し、それに併せてシルバー人材センターでの販売も打ち切ったという。
 担当する市交通防災課は「撤去自転車を鉄クズにするだけでなく、有効活用を図り、さらに今後は放置自転車そのものの撲滅を考えた取り組みも行う必要がある」としている。
 
URL:http://www.saitama-np.co.jp/news11/01/18x.htm
 

« 新井市長へのハガキにみる放置自転車問題の原点 | トップページ | 上尾市の放置自転車問題のプロローグ »

上尾市の放置自転車物語」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 新井市長へのハガキにみる放置自転車問題の原点 | トップページ | 上尾市の放置自転車問題のプロローグ »

無料ブログはココログ

上尾市政をみつめるサイト

  • 上尾オンブズマン
    市民的視座から上尾の教育行政&市政を考えよう。 (情報公開請求により市政に斬り込むサイト)
  • はるかさん_かまちょ図書館
    上尾市民として市政とりわけ図書館問題を熱く語っています。ぜひ飛んでください。 かまってちょうだいの意ね。