新井市長へのハガキにみる放置自転車問題の原点
貴重な資料に14年前の自分を賛辞
上尾市長 新井 弘治様宛
原文pdfはこちら。
上尾市に来て落ち着いた頃かな。うろ覚えだが 放置自転車の札を見ながら、行政がカネをかけて無料で盗まれないように一時保管してあげる道理はないだろう、という疑問だ。
(ある人からしたら余計なお世話だが、時代は有料化に進んでいた)
市回答を要約すると・・・
1 「撤去自転車を無料で返却する合理的な根拠について」
・上尾駅の放置自転車は昭和57年に約8,000台あった。
・昭和58~60年に駅東西に市営1か所、民営6か所の駐輪場(合計8, 300台)やレンタサイクルの設置。
・昭和59年6月、上尾市自転車放置防止条例を施行。
よって昭和60年代には激減したが近年再び増加し始めている。月1回の撤去と引取りがない場合は処分。これにより減ったから費用負担までは至っていない。
2 「1回あたりの撤去費用について」
交通防災課職員と業者で月1回行い、1回約85, 000円。他に引取りがない自転車の処分料や保管場所の借地料などある。
・上尾駅周辺の収容台数は約12,000台だが満車状態。有料スペース提供者の協力を得るため、民営駐輪場の整備促進を図ってきた。
・上尾駅の改修計画を検討しており、この計画の中で検討する。
・撤去自転車に費用負担をしていただくことや駐輪場の確保の1つの方法として駅前広場の一部を有料駐輪場として整備することも検討している。
現在の放置自転車問題は秋山もえ議員の報告に詳しくあるので、次回はそちらを引用するが、それ以前の実態として上記は貴重だと思う。
なお、JR上尾駅改修のときに放置自転車対策をすると答えながら、実際は無策だよ。「責任者出てこーい」って今頃気がついた・・・
そして放置自転車8000台って、
ウソだろうって思う。一桁多すぎないか


当時を知らないので、信じられない。昔の写真があればぜひ見たい。 が、前記事(下)の犯罪統計グラフを見ても分かるように昔はスケール感が大きいですね。
まぁ、活気もあった時代でしょうけど・・・
●参考
毎週日・月・金・土曜日 午前10時から正午。 撤去手数料2,000円
なぜか保管期間は不明です。
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