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2017年9月13日 (水)

未成年者を疑似ツケ払いでマヒさせて、ほくそ笑むのは誰

ZOZOTOWNを追ってユニクロもツケ払い参入…社会問題化?

 
マイホーム減税が手厚いのは、借金させて住宅投資を促進させるためだ。住宅を持てるはずのない貯蓄の薄い若年層まで家を持てるようになる時代だ。
 
住宅投資はGDP(景気)への影響力がデカいから、政策的に優先する。本当は空家過剰時代なのに中古の流通よりも新築奨励策をとるのは、「今さえよければ」という政治家や支持母体のエゴに過ぎないと思う。
 
日経WEBより
■ファーストリテイリング 11日、「ユニクロ」と「ジーユー」のインターネット通販で商品を受け取った後に料金を支払う「後払い決済」への対応を始めた。消費者は注文後14日以内に、コンビニや銀行などで料金を支払う。利便性を高めて利用を促し、ネット通販比率を30%まで高める狙い。
 
このユニクロ・ツケ払い開始のニュースを見てから、以前見た「二カ月後だからね」という意味不明なCMを思い出し、その威力が大きかったことを知った。
 
クレジットカードが持てない中学生や高校生まで顧客層に深堀りするわけだ。スマホでポチっと欲しい洋服が手に入り、支払いは二か月後というのがZOZOTOWN。利用者100万人突破という。
 
記事からはユニクロは本当の掛取引みたいだが、ZOZOTOWNはツケ払いと言いながら手数料324円を取る(今はタダ)。
これじゃあ有利子の借金だ。
 
こんな消費行動を金融知識がまるでない若い人に体験させて良いとは思えない。現金が無い子供が二週間後、二か月後に現金を持っている根拠とは何だろう。
貯金は無いけど借金はある、そういう人を養成する入り口のような気がしてしまう。賑わうほど社会問題化の予感が。
 

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