ちょっとがっかり感のある秋山かほる議員質疑の内容
子育て転出超過、アッピー体操と男、現本館の後利用など
結局、9月議会で傍聴したのはこの方のみ。後はネット桟敷で数名分だが録画が数日遅れるので、気が抜けちゃう。
傍聴人は34人ほど。平均年齢70歳かな。それなりにファンがいるようだが、なんと受付に桶川市と書いていた人が居たのには?×! 。
●上尾市のウィークポイントという指摘はまぁグッド
総人口は横ばいだが、肝心の子育て世代は転出超過。対象女性は年間-63人、男性は-43人と言う。
ハッキリ言って自治体が一番欲しいのは子育て世代人口である。このマイナス状態を取り上げたのは良いが、担当部長が答えた対策は笑える(週刊誌だと嗤われる)。
上尾市ホームページのトップ画面のリンクバナーの色を水色から黄色に直しました・・・(たぶんこんな内容かな)。下の「定住をお考えの方へ」のことだろう。
当市から子育世代が離れていく最大原因は「上尾市役所」である。彼女のレジメタイトルは誤植である。「上尾市のがウィークポイント」だ。
右のビデオで出勤していく若いパパの勤め先も分かるだろう…。呆れついでに、彼らに捧げる新バナーデザイン。

●アッピー体操に中高年男性が集まらないという話
転ばないようになることが大切と力説する。高齢者の健康増進は本人だけでなく、医療費削減としても重要。アッピー元気体操パート2を作って男性を開拓しているらしい。
男性参加率10%位とWebにあったが(そんなにいる?)、新バージョンでも2割は無理だろう。なぜ男が参加しないのかという遠慮のない分析をしないとこの問題は永遠に解けないヨ。
折しも住民健診の最中だが、健診結果と市内トレーニングジムとの有機的な連携を図れば、(群れない)男性向けの行動プログラムが企画できると思う。
体操と言う集団主義的な発想しか思いつかない点が貧しい。おまけを付ければ「アッピーマッスルエクササイズかな」・・・( ゚Д゚)
●現本館の後利用について、勉強不足な意見に驚く
秋山議員が上平移転に反対なのは周知だが、後利用については橋北議員みたいだった。分館化された時の床面積の奪い合いとして、「純粋な図書館機能」、「教育センター」、「地域住民向け空間(非図書館)」があり、彼女は最後の件を重視しているかのような話しぶりだった。
たしか本館を守る会に出席しているのに当該組織のブログ記事を読んでいないようだ(ネット未熟は議員だけじゃないけど残念)。
上平移転が公益性よりも私益(地元)優先であり、本館後利用案までも(非図書館利用の)地元優先となってはまるで「村」の寄せ集めレベルだ。
彼女は勘違いしている可能性がある。再考を願いたい。
なおデータを引用するときは引用元を明記すること(基本的なことができない人が多いです)。
私的には聴き取りにくい「マイクの使い方と話し方」が気になるが、秋山かほる議員の語り口はメリハリや(適否はともかく)話材に生活感があるため面白と思う高齢市民も多い。遠慮ない物言いが市政に対する留飲を下げるのかもしれない。
しかし数回聞いてきた者としては、視点は良いけど掘り下げが足りないと思う点が多い。話法スタイルに依存しないで、もっと具体的な提案をすべきだ。
お願いではなく、こうせよと言うべきだ。所在無げに聞いている議場の右側の人たちとは違う事をもっと示してほしい。その志が強い人なのだから。
追記
13時からの1時間内で、ちょっと離席するという議員は今回はゼロ。下の効果かな。
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