株式市場13連騰、29年前と今・・・日経のクールな記事
誰がためにアベノミクスはある?
本日、日経平均株価が13連騰したのは約30年ぶりという事で話題になりましたが、皆さんそんな実感はないでしょう、という日経のクールな記事を紹介します。
--- 以下部分引用 -----------
当時と比べると、今は高揚感が乏しいのはなぜだろうか。成長率と賃金だけが違う。87年度の日本の実質経済成長率は5.9%と現在の新興国並みで、今の日本の1.3%(2016年度)と比べると成長率は極めて高かった。企業収益は経常利益・・・ 中略 (利益総額は約3倍にも増えた)賃金の上昇率では現在は当時に及ばない。現金給与総額は88年2月は前年同月比3.3%の上昇だが、17年8月は0.9%の上昇にとどまる。職には就けても、手取りの収入がなかなか増えないことが当時と現在の違いだ。87年度の公債残高は約152兆円。17年度は約865兆円と6倍に増えた。急速な高齢化で医療や介護などにかかる費用が増え続けており、追加負担を警戒する声も多い。国の将来への不安から、現在の日本に暮らす人たちには株価が連騰したところで、高揚感はなかなか生まれにくいのかもしれない。
参考
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