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2017年10月24日 (火)

上尾市の衆院選比例区-政党別得票数にみる趨勢

候補者がいなくても、立憲民主の一人勝ち?!
 
下図は上尾市の政党シェアである。全国規模の世論調査とはかなり違う。
Photo_3
 
前回(2014/12)と今回の比較。上尾市選挙管理委員会
18歳選挙権等により有権者数は6千人も増えたが、有効投票数は904人増に過ぎない。だから投票率は51%で、1.5%減。
なお無効票比率は1%台と低い(世間には10%とか一万票を超す区もある)
 
 衆議院比例区   2014-12  2017-10  増減 
自民党 28,148 27,611 -537
民主党 20,555
立憲民主党 25,867 5,312
希望の党 16,442
公明党 14,075 12,704 -1,371
共産党 13,295 8,754 -4,541
維新 12,262 3,125 -9,137
その他 6,601 1,337 -5,264
     有効投票数 94,936 95,840
前回比 -7,764 904
投票率 52.5% 51.0%  
 
自民党は微減である。終盤の18日に安倍総裁の駅西口での街頭演説会があったが、その効果は無かったとみえる。なお小選挙区における中根候補の得票数(39974)は自公の合計票の99%という限界までカバーしたが、100%を超すような他党までの浸透はない。
 
前回民主党の票が立憲と希望にどう流れたかがポイントになるが、
立憲民主党は民主党よりも5千票(25%)も増やした。埼玉6区の小選挙区に同党候補者がいないことを考えると、この伸びは極めて大きい。自民とは二千票の差。
 
希望の党は大島敦候補の小選挙区獲得(40718票)の40%と歩留まりが悪い。立憲と希望の合計票ベースでは96%カバーであり、1600票は他者(共産・戸口)へ流れたとみる。つまり大島氏は立憲民主党支持者のおかけで当選している(確認はしてないが、埼玉6区全体で見てもそうだろう…)。足を向けて寝ることはできないだろう。
立憲と希望の合計42,309票は前回民主党の二倍超となり過去二番目の多さである。復権したかに見えるが一つにまとまりきれない所が課題である。
 
公明党は過去三回の安定ぶりに反して(たぶん)過去最大の10%減となり、自民党よりも減少がきつい。国政選挙では常に14000票台で安定しているため、全体の投票率が下がるときは存在感が増す。従って今回の減少は深刻かもしれない。なお自公の合計票数は前回よりも-1908票、5%減。
 
共産党は-4541票(-34%)と大幅減である。同党は過去にも短期的に浮沈を繰り返す傾向がある。小選挙区の戸口佐一候補の得票数(13749)に対して64%の歩留まりになるのは、比例区では明らかに立憲に流れたとみえる。反自公勢力の受け皿としての立憲民主党の誕生は共産党には直接的にマイナスとなっている(選挙協力の影響もある)。
 
維新は9千票も減らし他党へ流れた。維新は自民に近いとみられるが、自民よりは立憲や希望に流れたように見える。なお退潮傾向が深刻である。
 
その他政党も5千票減。
当選結果とは異なり、上尾市においては立憲民主党の一人勝ちである。
 
 
ところで、選挙協力って一種の談合に見えてしまうんだけど・・・
公取法じゃなくて公選法には抵触しないみたい。
今回も小選挙区制の欠点が現れて不満(死に票)も多いが、それならばフランスみたいにあるルール下で上位者の決選投票制を導入すればよい。
カネは増えるが不満は減る。
 
次回は長期的な推移を見る。
 
 

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