三つ巴の戦いに勝ったのは村田。そして池上も連勝中
選挙特番、台風情報、ボクシング中継の三つ巴
この日の勝者は村田諒太である。

金メダリストがプロボクシングの頂点に立ち、かつ重いクラスというところに価値がある。
試合後インタビューへの答えがイイ。ボクシングを喧嘩みたいに扱ってきた亀田家とは大違いな所に、彼への広い人気がある。
以下引用(スポニチアネックス)
「友人です。彼も友人だと言ってくれていますし、僕もそう思っています」とコメント。「“ボクシングで勝つということは相手を踏みにじって、その上に自分が立つこと。だから勝つ人間には責任が伴う”と高校の恩師が言っていた。だから彼の分の責任を伴ってこれからも戦い続けます」
殴り殴られの死に物狂いで戦った直後、リングの中で玉の汗を流しながらも、こんな深いことを語る村田諒太とは人としても傑出している。オリンピックの時の勝利インタビューを思い出し(文末)、まさにその道を歩んでいるとうなづいた。
同じ勝利でも、安倍氏はこんな深いことを語れるだろうか。
その自民党安倍総理に開票速報中にインタビューしたのが池上彰氏だ(テレビ東京)。
画面の安倍氏の顔色には緊張感が見てとれる。
池上氏の質問への答えは一方的に多弁となり、時間が浪費するように映る。なんと中継中に党本部の花付け当選を告げる大声が騒音のように何度も入り、聞きづらくなり、二人のやりとりが画面の中で遅滞した。
そして予定された数分が切れた。
ところがこれで終わらない。
なんと、池上氏は後に岸田政調会長とのインタビュー冒頭、『テレビ中継のインタビュー中は外部音を入れないようにするのがルールのはず』と言う趣旨のことを堂々と述べた。
(なるほど、そんなルールがあるならば、あれは意図的と疑われても仕方ない…)
さすが、選挙特番は池上無双と言われる所以だ。
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