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2017年11月の29件の記事

2017年11月29日 (水)

民進党地方議員の身の振り方は、自力で飯を食えって言いたい

 
上尾市長選に、立憲民主党の看板候補がいればいいということを聞きます。(人気ある)看板が先で人が後というのが、政治をダメにしてきたのをすぐ忘れる人がいます。
 今回は絶対ないと思うので、杞憂です。下記は今の民進党議員の身の振り方巡る記事です。再就職先探しみたいですが、前回読売新聞はこちら。上尾市長選に畠山稔氏が出馬しますが氏の動機とは別に背景としての紹介です。
 
朝日新聞Webより引用 20171126 

埼⽟)揺れる⺠進地⽅議員 統⼀地⽅選へ組織の⾏⽅は

 希望の党と⽴憲⺠主党とに3分裂した⺠進党で、地⽅議員が⾝の振り⽅の決断を迫られている。党本部が地⽅組織の維持と3党連携を模索するのに対し、⽴憲の枝野幸男代表が独⾃の地⽅組織整備を急ぎ出したからだ。2019年春に統⼀地⽅選を控え、地⽅議員からは政党の枠組みが⾒通せない状態に不満の声が上がる。

さいたま市で23⽇、枝野⽒が⺠進の県議やさいたま市議と会合を開いた。出席議員によると、枝野⽒は、⺠進出⾝者を核に⽴憲の地⽅組織を作りたいとした上で、統⼀地⽅選で⽴憲の公認を得たい場合は、年内の意思表明が望ましいとの考えを説明。⺠進への配慮を⾒せる⼀⽅、希望とは対決する姿勢だったという。

⽴憲はすでに、枝野⽒の衆院埼⽟5区と⽐例復活当選した⼭川百合⼦⽒の地元同3区で総⽀部を設置。年明けにも県組織を⽴ち上げ、統⼀地⽅選に向けて候補者を広く募る⽅針だ。

「私と⼤島さん、⼤野さんとの関係は、こじらせることなくやって参りたい」

約1週間前、枝野⽒は連合埼⽟のパーティーで⺠進参院議員の⼤野元裕県連代表、希望の⼤島敦代表代⾏と並び、県内での3党協調をアピールしたばかり。

同時に、独⾃の地⽅組織⽴ち上げを急ぎ、⺠進の地⽅議員に決断を促すのは「⺠進の『再結集』と⾒られるのを警戒してのことだろう」(⺠進県連幹部)。

⺠進は、衆院⼩選挙区ごとに総⽀部を置き、衆院議員か候補予定者が総⽀部⻑を務めてきた。だが、衆院選直前の希望と⽴憲への分裂で、県内では全ての総⽀部⻑が実質不在に。その下で活動してきた、県議や市議ら地⽅議員が残された

⺠進にとり、この状態の再建は最重要課題だ。⼤野⽒も「仲間が戦える体制を作りたい。統⼀地⽅選は公認候補を出す」と発⾔。直近の地⽅選も、全⼒⽀援する姿勢を⽰す。

来春の春⽇部市議選を控え、「⺠進公認で戦おうと思う。私はぶれない」と話す同党現職市議の⽮島章好⽒もいる。

しかし、道のりは容易ではない。総⽀部⻑に地⽅議員を充てる⽅針は⽰されたが、具体的な⼿順は未定。また国会議員の激減で政党交付⾦も激減するため、運営資⾦⾯の不安が⼤きい。

⼀⽅、希望も地⽅組織づくりの⽅向性は⾒えず、⼤島⽒も「しっかりした党本部を作ることが先」と述べるにとどまる


 

なんだか意味がよく分からない記事ですが、数字を見る方が腑に落ちます。

参考 11月の1回目 2回目  日経 政党支持率  

・立憲14% 希望4~2% 民進1%

・衆院選を経て分裂した民進党勢力の再結集に関しては「ひとつにまとまる必要はない」が61%に達した。

2017年11月27日 (月)

秋山かほる議員が市長選にでる意味と自動失職とは

決戦メニューより    かほるWebサイト  

追記 11/30 4. 自動失職は汚点

12/6 調査特別委員会を連絡なしの欠席(最後まで市議の仕事を全うする、はウソへ)。鈴木氏は12/5 付で議員辞職した。


 秋山さんは2年前4月の県議選で5000票で最下位落選、同12月市議選を3000票で復活した。半年後には戻れるというストーリーで臨んだとみえる。この時も自動失職を選んだ。

 

1.捻じれの構図が解けそうなときに現れる原理主義者の功罪

 上尾市長選、ほとんどカオスです・・・(^^

 鈴木茂、井上茂、糟谷たまき、秋山かほるの四議員は上尾市議会のファンタステック・フォー、いや四天王かな。でも秋山さんは異端ですから群れません。彼女からは畠山も鈴木も共産まで同じ穴のムジナにみえるのでしょう(彼女が言ったのではない。比喩、ゆるして・・・) 

 議員になるには一円の補助金や取引のない人がイイと理想を語るけど、そんなことしたら凡人しか残りませんよ。清潔でも無能では困ります。外から知名度ある立派な第三者を擁立するというのは市民運動ではありますが、今回は間に合いません。そもそも上尾の恥は、上尾の人間が拭い去るべきです。それで自分が出るのかもしれません…

公約はいろいろあれど、本質的テーマはいかにして新政クラブを育む上尾の政治風土からの脱却でしょう。横軸の右端に新政クラブを置けば、左端は共産党ではなく、かほるさんです。それくらい対決的で妥協を許さない人です。

 一体どんな過去があったか知りませんが、話を聞いていると正義感の裏返しとして、ルサンチマン(反権力感情)の固まりを感じます。右も左もみんな斬っちゃう。政治家は妥協が仕事なのに不思議です。

 大向こうを唸らせるような演説をします。そんな姿に惚れてコアな支持者がいるようです。でも主張が強ければ強いほど、支持者は限られます。そもそも彼女の言うことが市民に広く受け入れられるならば、今のダークサイド市政が続いているわけがありません。

 ベストを目指すと分裂と孤立を作ります。かほる出馬で喜んでいるのは対極にいる連中だって、すぐ分かります。向こうは顔を隠してまで結束しているのにね。 周りも自分も止められないというのが、良さを通り越した限界です。衆院選の再来劇みたい。ベターで良いのです。社会の変化とはそういうものだと思いますし、そのベターですら大変です。

 353630%と過去三回全て低投票率ですが、テキトーに三人で投票率50%なら3500055%なら40000票が当選ラインとみます。この期に及んで、50%より低い投票率は予想したくありません。世間の笑いものです。

 出る意味は、沈滞有権者への喝入れですか。でも一議席失い、お戻りは二年後ですよ。それまで議会でかほる節聞けないじゃん

 まぁ、これは期間限定のパフォーマンスですかね。 (´・ω・`)

 ベストよりも、出ない方に、ベット  [ ツイッター投票へ ]

 

2.辞職タイミングで12月給料はどうなる

 鈴木氏は12月に辞める予定と返事がきました。12月に入って議員を辞めると、日割りの報酬。ボーナスは満額となり、11月だと月割りだと聞いていますが議会には未確認です。畠山氏は前のメールさえ返ってきませんから音信不通です。民間のボーナスは途中で辞めると月割りでもらえる? 聞いたことないなー 

3.自動失職を選ぶか否か

 今のところ田中・鈴木の2名分補充ですが、仮に秋山かほる氏が辞表を出さないで自動失職(※)を選ぶと2人のまま。二年間一人分の空席がでます。これは市民の参政権を奪うことになります。椅子は次の市議会選挙まで取っておく? それは無いと思いますが、いろいろなルールは政治家たちが作るから甘いね。

 ※朝日新聞 補欠選挙と議員の自動失職

公職選挙法の規定では、市区町村議の補欠選挙は、・・・省略・・・首長選がある場合は同時に実施される。補選の被選挙数は、告示の前日までに、議員が辞職しないと確定されない。一方、首長選の告示日に議員が立候補を届け出ると、自動失職となる。補選の被選挙数には反映されない。

4.追記 11/30 自動失職は未練がましい自己中  参考/朝日新聞(かまちょ図書館) 

Photo_3  本来は田中逮捕、鈴木辞職、秋山辞職で三人枠の市議補選になるはずが、自動失職により二名枠となる。彼女のメリットとは、三人目の新しい現職が育たないということだ。次の改選であるh31/12月までの2年間に、30人目の人が現職として有意義な活動をすれば、彼女の返り咲きのマイナス要素になる、と見る。議会生活のすべてをかけて市長選に望む」との勇ましい言葉が空々しいではないか。

 この手段を使う議員はギリギリまで「市議の職責を果たす」と奇麗ごとを言うが、これからの10日間、彼女のやることは選挙準備と私生活が殆どのはず。まさか毎日、日記を公開して議員活動を証明するのか。そもそも議員の拘束日数が極端に少なく、労働密度が極めて薄いこと位は世間は皆知っている。私生活と議員活動の境界もあいまいなのだから、最後まで仕事すると言ったところで「支持者以外の」市民には伝わらない。

 12/9(土)までに早く辞職届をし補選枠を三人にして、市民の参政権として開放せよ。反新政クラブ的な人が当選すれば、彼女の補てんにもなる。ところが1人減の29人枠では今後は不利に働く局面が出るかもしれない。

 この制度は政治家が自己保身のリスクヘッジで作ったものだろう。議員制度の矛盾点を朝日新聞は伝えたが、背景まで伝えないと分かりにくい。

 前回(本文冒頭)も同じ手口らしい。その時は9カ月だから補選は行われるはずないが、判断権利は選挙管理委員会にあり辞める本人にあるわけがない。市長選に出ることや自動失職というこざかしい手口はキャリアに傷をつけると思う。

 まぁ自動失態ね。さらに彼女の上平図書館への提案には問題点がありそうだが、告示後のお楽しみ…。

 小気味よい演説に心酔する人ほど危ない。

 下のリンクのように、得たいもののために失うものもある。

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関連

秋山かほる市議は市長選にでてはいけない!

上尾市長選、説明会に5陣営 逆風吹くか鈴木氏

出馬を勧める記事があればリンクします。が、ネットやる人は少なそうです。(´・ω・`) ←かほるマーク

2017年11月26日 (日)

出ちゃってますよ、賛成派のお名前 (^-^?)

あんときは気ー使って、消したのに。

田中守と島村穰W逮捕で上尾市は只今、堤防決壊中・・・
 
上尾市政にはひどいことが多すぎて、もう忘れてたワ・・・( ゚Д゚)。
タナカの置き土産今頃開封しても喰えん。
 
昨年秋に、新図書館の有無は住民投票で決めましょう、という署名運動が起きました。まぁ反対派の人です。
 
それにぶつけてきたのが、早期実現を目指す会の署名運動です。
違いは、前者は本当に駅頭や街頭や個人宅を回りながら集めた過去最大規模のもの。同様案件としても他市より多い。
 
後者は、誰がどこで集めたんだから見た人が居ないという署名。駅頭のように人の集まる衆人環視の所ではやっていない。他にも田中守議長の筆跡がゾロゾロで有名。押印もないという欠陥品でも役人は受けつけた、それが二人の支配体制。市民運動まで談合です。
 
その発起人の名前が丸見え写真だ。
 
糟谷議員のツイッターより。
 Sczicaasuoaa9xst
 
あっ、名前貸しただけですー  ことわりきれなかったのですー
 
有力候補者は凍結だが、その後は「市民アンケート」という形で民意を把握しようとしている。その前に、公開討論会をすべきだ。あやふやな認識で賛成反対をすべきではない。

上尾の欠点は公開性と議論の不足だ。
上尾の評判回復の一つになるだろう。
賛成派住民・賛成根拠の市当局や議員 対 反対派住民と議員が、上尾市議会のような「議論から避ける場」ではない公開の場で、気持ちや感情ではなく、事実に基づくを徹底的な討論をすべきだ。議員の能力も丸見えになるはずだ。
それを聞いてから、広めてから、アンケートしても遅くはない。
 
下の108の理由をヒントにどうぞ。
 
 
関連

2017年11月24日 (金)

上尾市長へのはがき…別名、私役所の宝箱に改名

タイトルはゴミ箱ですが、そこから拾って・・・比較的長文で有意義と勝手に判断したコメントを新しい順にここへ掲載します。先日は地元民さんのが一本ありましたが、今後はここに集約します。元のコメントは削除されます。

なお都度のコメントへの謝意は省略いたします。皆さまがブログを立ち上げることがさらに素晴らしい活動になるでしょう。では、ご堪能ください。名前は同一でご参加ください。

傍白(読まなくて結構です) 市長へのはがきって書いたことありますか。提案系では、小さい案件は採用されやすく、大きい案件はムリ、政策の是非に関する意見が通ることはありません。「貴重なご意見ありがとうございます」のお礼は、どんなにバカなことを書いてももらえます・・・。回答担当は役所内の罰ゲームとして使われています  。

しかし、一日誰とも会話しない方への福利サービスとして有効だという心理学者の報告があり、高齢化と単身化でますます需要が増えると思われます。回答担当バイトの募集を検討中です。そのうち隣の婆さんが書いていたりして・・・

 

日付、ハンドルネーム、 コメント記入した記事名


12/9 市厄所     四人の図書館問題への見解と評価

私的に面識のある人から『器じゃない』って言われた↑さんを持ち上げるなんて・・・あり得ません。

 選挙は当選者を決定するだけのものと思っていたのですが、このWebを見せていただいたことから「選挙」とは何なのか?と考えさせられ、「選挙」とはただ単に当選者を決める事ではなく、各候補者の訴えをその地域民がどのように受け取るか?ということですから、その地域民のレベルや見識が垣間見られるものだということが判りました(←ここが大切)。

 上尾市民のレベルがある程度に達していることを願ってはいますが、組織票を多く抱えた一番最初に出てくる人が当選するようだったらこの市は助けようがない状態と考えています。でもきっと結果はそういう悲しい結末になると思えてなりません。その理由は市民があまりにも政治に無関心で、その時々のお金のことだけを考えていて、将来の上尾市についてビジョンをまるでもっていないからです。そうなってしまったのか?そうさせられてしまったのか?は定かではありませんが、ここで急に市民が立ち上がるってことはなさそうですから。

 あちこちでデモでも起こるくらい市民が一生懸命になれば結果は変わると思いますが。

●この選挙に関心のある人の多くは、「上尾の民度が試される」との点で一致しています。図書館の前で聴くとそう答える方が多いです。個別に訪ねても、高齢の方でもそれに近い感想を述べます。まともな人を選びたいと。公開討論会にペーパーしか読みあげられない人、途中退席する人、二日目は欠席する人、このような人が二人逮捕の後の四年間・市民のリーダーだというのは恐ろしいです。政党系の市議-県議-国会議員、かれらは票田でお互いを手伝う互助会メンバーに過ぎません。

しかし、駅頭でビラを配れば20人に一人くらいしか受け取りません。若い人はゼロ。男性よりも女性の方がやや多くが受け取ります。

ネットでの啓発や批評は焼け石に水。ここには500人程度しか見に来ませんが、桁が足りません。力にはなりません。地上戦だけが主戦場です。投票率が上れば、利権集団の力が相対的に落ちます。街頭パフォーマンスが必要かなと進言してみます。


秋山かほる市議のサイトが更新されていました。
それに利権体質を引き継ぐエセ「新しい上尾」はダメと書いてありました。
これって「新しい上尾をつくる会」=畠山氏はダメって言っているのかな?と思いました。
畠山氏が当選したら、新政クラブの議員たちはきっと「選挙の時に協力してやったん
だから、オレらのいう事を聞けよ」ってなるんじゃないかなと思います。大島衆院が
表では応援しているから、裏に新政クラブがいるという事をみんな知らないし、
それを隠れ蓑にして新政クラブも裏で活動しているのだと思います

秋山さんサイトはこちら

 エセなんて言葉は昔の左翼運動でよく使われてましたが、相変わらず使うのですね。若い人には分からないと思います・・・。

 畠山氏が新政と親和的は、上尾政治に詳しい人なら予想通りのことですが、この文では鈴木氏を批判していないことの方が気になります。鈴木さんも批判するならもう少し違った文脈を使うはずです。彼女からすれば「二人とも同じ」だからこそ立候補したのでしょう。

予定地には上平図書館と地域の福祉施設をつくります

今回の失敗は二つあり、一つはすでに功罪の記事で書きました。もう一つが上の公約です。上平の有権者は泣いて喜び、同じ会派の深山さんも応援しないわけにはいきません。

上平に小さい分館を建てるは、実際はもう少し大きく、いやもっと・・・と膨れるでしょうと言う意味ではありません。島村市政の上平図書館構想はそもそも政策的合理性が無い功名心に根差したものだから、白紙撤回が正しいのです

廃止後の対案は、例えばこんな例があります程度で良いのです。それが政治家としての公益的な視点です。島村案の後にまた図書館やハコモノを約束すること自体が、選挙目当てなのです。彼女はこの選挙で失敗しました。

ところが、上平図書館建設を願う人の一部は、秋山さんへ流れることになり、畠山氏に行かないわけで、その点は鈴木氏に有利にも働く面もあります。議員でいる方が彼女の価値があります。良い人ですが、政策を憎みます。

 

11/26 りらっくま  二元代表制
 
尾花議員の市政レポートがウチのポストに入っていた。 市長と議長の逮捕の話題が載っていたから、逮捕劇の後に作成したのだろう。 西貝塚の件や二元代表制のチェック機能が・・・とかの記事が載っていて、 それに対しての尾花議員の考えや行動等が載っていた。いちおう仲間の ドンやボスが逮捕されて謝罪の言葉も載っている。
しかし、突っ込みどころが 満載。あなたが本当にこういう行動をしてたら事件は防げたでしょ、上尾が こんなに悪くならなかったでしょ・・・みたいな。
1期目の議員がドン田中に対して 怖くてそんな事言えないよね。そもそも、なんで途中で政策フォーラムから 新政クラブに移ったのか。新政だったら座っているだけでいいから楽だから?
 
↑そのとーり ・・・甲高い声で !
情報提供ありがとう。尾花あきひと氏のサイトに行って見ました。靴の上から足をかくような文章を、この若さで書くのはもはや老成しているね。私の世襲理論である政治年齢は先代年齢に加算されることを証明した。父親のサイトはまだ残っていて、ボンベルタの記事は貴重かな。  セガレヨ、丸広から取り戻せ (^^♪
 
せっかくだから、皆さんも議員あてにメールしていいんですよ。いつだったか、ある議員にWebサイトから質問したけど、自動返信の確認メールだけ届いたきりだよ・・・ 笑っちゃうね。手紙書くか?
皆さんも実験してみるといい。ITスキルの問題ではなく、上っ面で仕事しているか否かを居ながらに知ることができます。禁じられた遊び。
 

11/26  りらっくま   比較表

畠山氏の公約は「県民の声を大切にする政治を目指します」か・・・。HPを開いたら真っ先に出てきた。市長選に出るのに「県民の声」ってか。上尾市長選なのに、さいたま市民の声でも、秩父市民の声でも聞くっていう事?何だか変だよね。

いえいえ、ただHPが更新されていないだけ?何か理由があるんだったらしょうがないけどね。こういう所に人柄が出るんだよ。ニコニコしている仮面をかぶって、実はいい加減という。当選さえすれば、いい加減に市政を運営するんじゃないの?

市長選のビラを今日もらったが、事務所の連絡先は電話とFAXのみ。いつの時代だよ

IT音痴なのかしら。事務所スタッフもみんな音痴なのかな

 

一般にWeb更新が自社でできないと、都度、業者に依頼しますから内容の割に高くつきます。人柄よりも、能力かカネでしょう。  畠山HP

でもあなたのように、一年近く更新していない、という事実を見ることが凄い重要です。近々、リニューアルして選挙モードになるでしょう。それにしても、IT能力低いです。そもそも二人とも名前で検索するとギタリストや裁判官です・・・

FBは鈴木は最近始めていて更新してる(謝罪写真付き)。畠山は比較表に書いた通り。彼らの部下となる人達もものすごい低そうです。たぶん、上尾市はネット回線がつながらないエリアが残っているのだと確信します。本来は選挙スタッフがやる仕事ですが、そこまでカネかけないのかな。

皆さんに注目してほしいのは、県議を辞めるタイミングです。秋山も鈴木も同じ。僅かな日程のタイミングだけで、12月分給与や冬のボーナスの支給を受けたという事になれば、有権者に知らしめるべきです。今からでも、或いは告示後に議会事務局に電話して、どなたか確認してください・・・・( ゚Д゚)。

 一般に賞与は給料の後払い的なものですから、普通の人がそれを貰って辞めることは当たり前です。でも政治家で財政健全化を言うならら、「最後にお前が貢献しろよ」ってね (^-^?) 参考 上尾市議会の給与など

 

11/25 さくらもみじ  スターウォーズ決戦

畠山氏&市議補選立候補予定の海老原直矢氏のビラを入手した。

2人ともビラに「新しい上尾をつくる会」と書かれてあった。その会の代表者は畠山氏で海老原氏はその会に推薦されたみたいだ。しかし、どういう会なのかよく分からない。

勝手に畠山氏が今度の選挙に向けて慌てて作った会なのかな?ネットで検索しても出てこない。

畠山氏は市長選に立候補するというのにHPすら更新してない有様だ。

ビラに書かれているマニフェスト?!も今回の事件と図書館関係以外の事はありきたりな内容だし全体的に具体性が無い。

自分の思っていた畠山氏のイメージよりビラの写真は若く見える。眼鏡が違うせいか?

68歳だから若く見せたいんだろうな。ポスターも街中で見かけたが、こちらは埼玉県知事と一緒になったポスターだった。箔を付けたいんだろうな。畠山氏が市長になっても鈴木氏が市長になっても(他にも候補者がいるとは思うが)上尾としては友光市長以来の数十年ぶりの大卒市長誕生かな

海老原氏は上上智大法学部卒業と高学歴だ。上尾では無名な人なのでどういう人かよく分からない。30歳と若く、子供が2人いるという。上智大法学部卒業で高学歴だ。しがらみの無い世代だから市政を変えられるとアピールしている。この人がもし当選して市議になったら、議会の低レベルやしがらみだらけの新政クラブに驚くんじゃない

かな?学歴だけが全てじゃないけどね。若い人がどんどん出てきて新陳代謝するのはいいと思う

新情報のご提供に深謝。
その会は既に街宣車で回っていますが、私は古物回収車を待っています。
起動の早かった鈴木サイドは二週間前から何とか会を作って回ってました。ネットで存在しないのはどちらもIT弱いから。畠山サイドは業者任せが丸見え(なおネットが弱いのは候補者の顔が見える狭い選挙ではあまり効果ないという事実だろうと思う)。
 蛇足ながら、「新しい上尾をつくる会」を後日ググッてみて、ここがヒットするはず。
ビラを鈴木氏のHPの内容と比べてどうですか?少し知りたいな。
大卒市長が珍しい・・・これはかなりショック ( ゚Д゚)
上尾の出直し市長選は「高卒市長から大卒市長へ」って見出しかよ・・・
 
海老原直矢さんとは大島議員の秘書のようだ。てっきり畠山氏の秘書と勘違いしていた? だからスターウォーズ決戦って書いたので…まぁイイカ。 名簿は秋さんへ
若いとか高学歴は政治では無意味。今の国会議員は偏差値70の大学が凄く増えた。それだけエリート化した証拠だが、彼らの言動が学歴と比例してるとは見えない。
 
私的に一番引っかかるのは、今の市議会にも若いのがいるが世襲だから意味は違うけど、一般社会での仕事経験が浅い人が、政治を志すことは好ましくない。社会の酸いも甘いも経験した方が良い。政治は難問を解くよりも、調整の仕事が多いから、立派な大学よりも社会経験や人間関係で揉まれる方が役立つはず。
議員になれなくても飯が食え人、それが一番いい。議員秘書、地方議員、県議、国会へ、それは稼業から家業になる。 (反論ではなく、そういう見方・意見として読んでいただければ幸い)
 
 
11/24 さくらもみじ     スターウォーズ決戦
 
これからの上尾市政のシナリオ(あくまでも個人の勝手な想像だけど・・・)
本来の任期満了による次の市長選に出ようと思っていたH市議&A市議(以前市役所さんが想像してた議員)
 
H&A
「ちぇっ、2年数か月後の次の市長選に出ようと思ってたのに。今回の事件で近々市長選があるだろうけど、俺らの仲間の市長&議長が逮捕されちゃ選挙に出づらいよな。人生設計が狂ったわ」

そして市長選に畠山氏が出馬。

H&A
「畠山氏は68歳、当選して1期やったらもう72歳。島村前市長も現在73歳だから、それを考えるとせいぜい1期だろうな。
とりあえず、今回は俺らは我慢して畠山氏を応援して当選させて、その後の市長選(4後?)に俺らが出るから畠山氏にその時の借りを返してもらおうぜ」
 
「畠山氏が市長になったら上手く手懐けようぜ」 
「あっ、そうだ、畠山氏が県議を辞めたからイスが1つ空いたよな。民進党も壊滅状態だからちょうど俺らに都合がいいわ。どっちかが市長選に出て、どっちかが県議選に出ようぜ」
 
新政クラブは永遠なり・・・

上尾の談合政治が続くというストーリーです。

 

11/24  神田  鈴木茂、政策フォーラムへ転身の背景を語る-2014年
 
こんにちは 追記の部分 特に「予定されたペーパーを読み上げる朗読劇」同感です!! 
私も初めて傍聴したときに非常に奇異に感じました。そのことを市の職員の方に話したら「どこの地方議会も、再質問は禁止で、事前に決まったこと以外は話してはいけないことになっている」
 
あんた、そんなことも知らないのという顔をされました。
こんな前近代的なことが、おこなわれているとは、一般市民は全く知りません。
土、日に議会を開催するなど、開かれた形にしないと改革は、進まないと思います。
1度でも議会を傍聴すれば、「訳の分からない儀式はやめたら」となるのではと思います。
 
蛇足ですが、もちろん市の職員の中でも良識のある方はいて、
答弁の最後に、「市としましてもその件につきましては、○○していきたいと思います」
の○○を解説してくださいました。
 
「○○」という答弁は、やらないという意味。
「○○」という答弁は、少しだけ検討しようかなという意味。
「○○」という答弁は、前向きにやりますよという意味。
勉強になりました
 
その失礼な職員に「君はもう井戸の外では暮らせないよね・・・」。
○○がきになりますよー。放送禁止用語かよ
 
当方の過去記事に書いたのは、
 『検討します』
  「いつまでに」が付けば正しい用法。無いときは「忘れてください」の意。
  
 
11/24  神田  鈴木茂氏と上尾自民党の確執
おはようございます。
雑感です。
 
何年か前に、市議会議員の方に頼まれて、大島氏の国政報告会に行きました。
 
どういう話になるかと少し期待していたら、9割方「上尾道路は、私が作りました。これで、上尾や桶川は企業誘致ができて景気が良くなります」というお話しでした。
 
そういう話が支持者には受けるのかなとも思いましたが、自民党か!とツッコミたくなりました。
 
一方で、子ども食堂には、顔を出すし、子どもの貧困問題の講演会をある有名な方をお呼びして開催したときには、すかさず秘書の方から、祝辞打たせてとのご依頼がありました(お断りしましたが)。その辺は、流石だと思いました。
 
畠山氏のホームページで、県議会での質問実績をざっと見ましたが、質問事項に一貫性がなく、この人はどういう意識で県政に臨んでいるのか、やる気があるのか、疑問が多く残りました。
 
また、ご自分の政策を訴えたいのであれば、ホームページを更新するのは政治家として当然なのに、それをしないというのも人物が見えてしまう気がします。
 
東京圏に通勤されて、給料天引きで、自動的にたくさんの住民税を納めていらっしゃる方に、どうすれば、「納めていただいた税金が、一部の人に勝手に使われていますよ!!
」と伝えられるのでしょうか。
 
鈴木茂さんは、発言、行動ともに素晴らしいのに、発信力が弱いのがとても残念です。。
 
この際、12月の思い出作りに手伝ったら・・・。だって専門家でしょう。発信遅れの選挙支援 (^-^?)
 
 
11/23 メル  人の褌で
 
両候補者に過去に接したことがある知人のイメージとして(あくまでも知人の主観だが)
鈴木氏は変わり者
畠山氏はいい加減な人と言っていた
 
4年前に母親が、最近に父親が無くなって九州や岡山、秋田等遠方から葬儀に親戚の人が来てくれたが、4年前は「ここが昔、甲子園で昔有名だった上尾高校の地元かぁ・・・」
最近は「ここが最近市長と議長が逮捕された上尾かぁ・・・」と口を揃えて言っていた。火葬場(つつじ苑)にバスで行く途中に、市役所前を通ったが、「ここがあの市役所ね」と、まるで事件現場のように言っている人もいた。上尾と言う名前が悪い事で全国に知られて恥ずかしいなと思った
 
先日の衆議院の選挙では新政クラブの議員は大島衆院のライバルである中根衆院をみんなで応援していたのに、今度は大島衆院も新政クラブも同じ人を応援しているなんて変だなと思う。新政クラブは鈴木氏を落としたいからライバルである畠山氏を応援しているだけなんだろう。大石地区の会合で鈴木氏と新政クラブの小林団長はよく口論しているのを見かけたから、相当個人的に仲が悪いんだろうと思う
 
新政と畠山氏の関係は噂であり、証言や確たる証拠がありますかね。酒場でみちゃったとか、写真撮っちゃったとか・・・。畠山サイドから否定するコメントが出ますかね。
 
 

鈴木茂、政策フォーラムへ転身の背景を語る-2014年

コラム 鈴木茂議会報告 NO,10 平成261 ←ソース  

Sss2 追記あり

市議会議員になって折り返しの2年が経ちました。この2年は、驚く事の連続だったと思います。議会というからには、議員同士で議論をたくさん交わすのかと思っていましたが、上尾市議会では、殆ど議論がありません。野党は市政を批判し与党会派は、市側の提案に全て賛成するだけのように感じます。

自分の仕事の為に議員の立場を利用していると噂されている人、議長・副議長・委員長等のポストにしか興味がないと言われている人がいるとも言われています。今、全国的に地方議員の活動・役割が見えないと言われていて、その反省から議会改革が叫ばれています。

当、上尾市議会でも議会改革特別委員会を設置して、議会基本条例を制定して議会改革を進めようとしています。私は、この委員会には所属しておりませんが、聞く所によると相当の抵抗(今のままで十分、変える必要なんか無い)があるようです。

私は、そんな中で2度目の新会派「上尾政策フォーラム」結成に参画しました。

新会派「上尾政策フォーラム」規約に書かれている基本理念は以下の通りです。

(基本理念)

1条会派の基本理念は、次のとおりとする。

1.市民のための市政発展という共通目的をもった政策集団として、上尾市における諸課題に対して、議員間の徹底した議論を通じ共通認識を深め、政策立案、提言を積極的に行う。

2.二元代表制の議会としての権能を高め、市民の負託に応えるために議会改革・活性化を積極的にすすめる。

また、議会の中でもある特定の人が全てを取り仕切っていて、他の議員はそれに唯々諾々と従っている事が多いと感じました。そこで新会派では、「議員は、対等、平等という原則を基本とする」「議員一人一人の政治的立場や意見の相違を尊重する。議員の行動は各自が責任を負う」という申し合わせ事項を決定しました。

自分の思ったように議会活動が行えていないと感じる事の多い2年間でしたが、気を取り直して残りの2年間、理想とする議会活動を目指して邁進して参りたいと思います。


上尾市議会の資料を見ていくと、数年前までにはいろいろな会派があり、分裂と結合の履歴が分からないので理解不能です。その点では共産党と公明党はシンプルです。

さて、今後は新政クラブ内でも解団か分裂の可能性があると思います。有利不利が動機ですが、二年後の選挙を見据えたものになるでしょう。政策フォーラムも市長選に畠山氏が参入したために、非常に不安定化して見えます。どちらも、小グループ化するか改名だけで、中身は変わりようがありません。人間、四十過ぎたらムリ・・・

追記

コラムの感想。初めて私が議会傍聴したその時の感想と同じ。議論はしない、予定されたペーパーを読み上げる朗読劇(それも下手)、こんなレベルでやっているのかという、ビジネス社会から見たらぞっとする落差。これに尽きる。後に、まともな議員もいることが分かったけど少数派。

鈴木氏はこの時点で自民党を離党すべきだった。地縁と家柄を刻むその政治的刺青を消すまでには、時間がかかり過ぎだと思うが、人に言えない葛藤があったのだろう。しかし政策フォーラムに移って伸び伸びやったのも束の間、今回ばかりは、公益や信条よりも生活的な身の振り方の地方議員社会に困惑し、(口にはしないが)嫌気がさしたと思う。

もう打算という看板を捨てたのだから、身軽に「鈴木茂党」でいけばいい。ここからは先祖の遺産ではなく自分で築く信用だろう。

郊外の一市とはいえ、ある意味ドラマチックな政治家物語になっている。

関連

前記事 鈴木茂、上尾自民党との確執を語る

2017年11月23日 (木)

上尾の新政クラブから議員が消えた自虐プロモーション

上尾市をさらに住みよい街に、するには

 
Before
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After
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いない方がいいってか?
 
またまた、ご謙遜を (^-^?)
 
 
原著 そして誰もいなくなった(アガサクリスティ)より
 
 
(遅い速報) 鈴木茂氏は自民党を離党して完全無所属となる。
 
 

2017年11月22日 (水)

人のふんどしで相撲を取って分かること

忙しい時や書くことが無い時は、コメントをコピペして記事に格上げしちゃいます。悪しからず・・・。
 
地元民さんからの長文コメントの採用です。賞品は読んだ人の称賛・・・
地元民様には、後ほど掲載料の振込用紙をお送りさせて頂きます。
 

鈴木茂氏と上尾自民党の確執が分かる・・・記事のコメントより
 
 
以下、長い文章になりすみませんが、上尾市の現状に怒りを込めて書きます。
衆院選では、立憲民主党と大島氏に投票しましたが、大島氏には失望しました。
上尾の現状をよく知らないのでしょう。北本の人だから。同じ元幹事長だから応援するのかな(笑)。
「努力が報われないことが多い」(本人談)サラリーマン経験者である優秀であったとされる氏の行動力には期待していたのに残念です。
 
私は上尾に生まれ育ち、名古屋市と岡山市で合計12年転勤生活をしました。
両市とも、独特の県民性があり、馴染むのに苦労しましたが、政治意識ははるかに高いです。保革ともに、はたけやま氏のような候補者は見たことがありません。
 
当時、出身地の話は、上尾といえば昔高校野球強かったね。でした。
今出身地の話をしたら、「たわけものの集まり」と馬鹿にされるでしょう。
幼少期「革新市政だから補助金が少なく税金が高い」でも仕方ないねと、無き両親が嘆きましたが、今が「最悪」。
「利権にまみれた小金持」、共産党、および公明党(本意ではないと信じます)各支持者による投票行動、そして選挙を棄権した市民が現在の上尾市政を作り上げたのです。
県外出身の方は、愛着が少なく面倒かもしれませんが、今回は投票してください。
 
鈴木氏は進学校を卒業しておりますがエリート面する人ではありません。同校は政治家志向者が少なく、実際に政治家になったOBは少ない高校です。
現職国会議員を味方に付けるはたけやま氏との選挙は相当苦戦すると思います。
また、現在態度保留中の政党が、はたけやま氏を支援した場合や、独自候補を立てた場合、鈴木氏はさらに厳しくなります。両党の良識に期待します。だって、自民党は、民進党を裏切ったはたけやま氏を支援することはみえみえだから。
 
私は鈴木氏の幼稚園を40年前に卒園しました。教職を勤めた後、で親の家業を引継いだことは、今回はじめて知りました。
 
はたけやま氏は、駅前に立ち、微笑みの奥で今回の市長選挙を考えていたのでしょうか。
両候補とも落選しても、生活に困らないと思いますが、非常識な人が当選することは許してはいけないと思います。
私は鈴木茂氏に投票します。
 
地元民

 
畠山さんの応援投稿でも文章内容が優れている場合は掲載します。
 
では、褌の締め具合の感想を・・・
笑いを込めて読んでください。
 
大島さんって自分でWho is Oshima って紹介するくらいの人ですよ。
「大島氏に失望しました」・・・ギャグかよ。
彼は上尾の現状を知らないでしょう?、そりゃあ上尾の人も彼の現状を知りませんよ。
 
埼玉六区の三人の得票明細があります。大島と中根は上尾と伊奈でほぼ均衡。大島は北へ行くほど中根に差を広げ、中根は全市町で大島氏に劣ります。
ようは立憲民主の「寛容」による一位当選です。ただそんだけ・・・
あっ、ライバルに恵まれたもある。
 
元々政策フォーラム内では「次は鈴木を出す」は前から合意済み・・・と風の便りで聞きましたよー。
畠山さんは不安を抱えているときに、突然のチャンス到来かな。
 
前回30%は、有力な対抗馬がいない面も強いです。今回は両陣営が駅頭で競い合うようにすれば少しは盛り上がります。公開討論会などは凄くいい企画です。
ただし当選ラインがかなり上ります。
両者共読めないはずですが、いずれ投票率との関係を予想したいです。
 
でもメルさんのコメントにあるように、ビラ受け取らない人が殆ど。これが慢心政治の病巣です。
原住民しつれい、地元民さんも、なんかやってくださいな。
 
以上。
 
改めて、「人の褌で・・・」は悩む。
 
どう考えてもバッチイ
 

2017年11月21日 (火)

鈴木茂氏と上尾自民党の確執が分かる文書-付録はあの入札疑惑

前記事(政策ビラ)のつづき鈴木茂議会報告NO,1 平成27年4月より全文引用。

段落がえを入れたり、半角スペースを自動削除したため一部文字違いあればご容赦願う。報告書ソースはこちら


4月12日投開票の埼玉県議選で私が、選対本部長を勤めた清水義憲候補が見事当選を果たしました。開票結果

1はたけやま稔民主党18,260当

2いしわたり豊公明党16,224当

3清水よしのり自民党13,618当

4新藤たか子共産党10,330

5斉藤てつお無所属7,207

6秋山かほる無所属5,164

県議選雑感

今回の県議選はいわゆる保守分裂の選挙でし烈な選挙でした。清水候補を正式に応援した市議会議員は私一人で、別の候補者には13人の市議会議員が付きました。

私への誹謗中傷ビラが全市的に配られました。立候補者への中傷ビラが配られる事はたまにはありますが、選対本部長への中傷ビラが配られるのは前代未聞です。その中傷ビラの内容のひとつに私が島村市政への批判的な質問をしているとの事が書かれていました。

幼稚園・老人ホームを経営している個人的理由で私が教育の問題・子育ての問題・介護の問題・福祉の問題ばかりを取り上げて利益誘導をしていると驚くべき内容の誹謗中傷ビラでした。

我が国の最大の課題は少子高齢化の問題で上尾市においてもこの問題は避けて通れない問題です。この問題を追及したり提案したりする事が利益誘導との批判が初めは私には理解できませんでした。しかし仮にこのビラを作成した者が道路や下水道等の質問をしながら私財への利益誘導をしていたとしたら、その価値観と視野の下このような文書が成立するのだろうとようやく理解推理しました。

また、中傷ビラでは私が共産党が提出した意見書に賛成したと批判していました。私が賛成した意見書は辺野古の基地建設反対の意見書と自衛隊の海外派兵増強に反対の意見書です。私は辺野古の米軍基地建設に反対です。これ以上沖縄に負担を掛けるべきではないと考えます。サンゴ礁を壊す事に反対です。

米軍基地が必要ならアメリカに作れば良いと考えます。ハワイやグアムに作るべきと考えます。翁長沖縄県知事も元沖縄県自民党幹事長です。また、私は戦後日本が70年間誰一人として戦争で死ななかった、殺さなかったこの平和をもっともっと誇りに思うべきと考えます。自衛隊が我が国を防衛する事や災害に対応する事に何ら不満はありません。しかし海外で武力行使する事に反対ですしその事に繋がる危険性が増える事に反対です。

一方介護保険料の値上げや消費税増税の反対の意見書には賛成しませんでした。少子高齢化社会の現実から議論の余地があると考えるからです。○○党からの意見書は反対、○○党からの意見書は全て賛成というような単純な立場での行動はとりたくありません。市民の信託を受けた議員ならひとまず自分の頭で考え賛否を決めるべきだと考えます。

私が市議会に入って一番不思議に感じたのは、議会なのに全く議論しないという事です。特にいわゆる保守系会派では市長への批判的意見はタブーなようです。これでは何のために市議会議員がいるのか存在意義が問われます。行政と議会はチェック&バランスが大切だと考えます。ただ市の提案を賛成するために立ったり座ったりするだけであるなら、民意を受けて当選した市会議員の仕事は必要ありません。

今回の選挙の出陣式の第一声で私は次のような事を述べさせて頂きました。「今回の選挙は上尾市で自由で民主的な政治が行われるのか否かの選択の選挙であり、上尾市民の民度が問われる選挙なのです」と。

他陣営には、13名の市議会議員・上尾市長・国会議員が付きましたが結果はご案内の通りです。上尾市民の民度の高さに改めて敬意を表し感謝を申し上げます。また、県道や信号機設置等は県議会議員の仕事であり、清水議員を通じて県政にも尽力をしていきたいと思います。

市政に関しては、私、鈴木茂が市民の皆様の為に精一杯尽力させて頂きます。ご支援を頂いた多くの方に改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。 

西貝塚ごみ処理をめぐる不正入札告発の手紙が殆どの議員に届きました。

西貝塚のごみ焼却施設は3年間約5億円で業務委託されています。この3月に委託契約が切れ、市は一般競争入札でA社と業務委託契約を結びました。そこに不正があったのではとの告発があり、2人の議員がこの問題を追及したところ、市は慌てて委託契約を解除しました。

前代未聞の行為であり、新聞にも掲載されました。この入札には政治的圧力があったとの指摘があります。市は入札のやり直しをしましたが年度末で入札業者が現れず現在の業者との随意契約となりました。最初に委託契約を結んだA社は派遣の実績しかなかったようで、とても上尾市23万人のゴミ処理を任せられる業者ではなかったようです。私はこのような事がとり行われている上尾市政に対して声をあげていきたいと思っています。

以上
 
●内容もさることながら、読みやすく書かれている文章力も特筆です。本人サイトで表に出さないと見られませんね・・・

関連 12月上尾市スターウォーズ決戦

 

2017年11月20日 (月)

鈴木茂が目指すこれからの上尾…市長選の討議資料

12月上尾市スターウォーズ決戦に立候補する鈴木茂氏の政策ビラ

 
追記 鈴木茂氏のWebサイトが全面リニューアル。派手さやカネをかけたプロ仕上げではありませんが、フリー素材集などを使い市議会議員レベルとしてはよい感じです。政策関係のテキストがありますから。詳しくはそちらへ。
 

畠山稔さんのも手に入れば後日掲載します。お代はいりません 
内容は概要的なものですが、彼が何をしたいのかようやく分かりかけてきます・・・。2頁ものを一枚にし、jpegで500kbに抑えたので読みにくいかもしれません。本物は街頭でもらってください。 
Photo_2  
ダウンロード  感想は人それぞれですが、少し書きます。
 
クリーンな姿勢を目指します!市民が誇れる上尾市へ!
 
市民と共に歩む上尾市に! 子育て・教育・福祉のまちづくり!!
 
市民が誇れる・・・これ大事よ。
今回の大事件(さらに傷口広がる)は「上尾」の相当なイメージダウンです。レベル低い市とみなされています。とにかく、かっこ悪いです。市民の信頼回復の納期は二年内、外部の評判回復は三~四年くらいかかるかも。つまりは全治四年の大病です。
 
市民と共に歩む・・・ホントだよ。
市民に聞かないで勝手に決めるやり方を「上尾方式」、って市政を長く見てきた人は自嘲気味に語ります。今回の図書館建設なんて典型です。設計図面完成してから、どう使いますかって聞くからね。市民の意見を聞いたっていうアリバイ作りをします。
このテーマは、上尾市職員に大きな能力転換を迫ることなのです。市民とのコミニケション・スキルがまるで低い人がいます。年功だけで幹部になった人はこの変化は辛いはず。なお、こんな時にすぐ「意識改革」って何とかの一つ覚えにいう人がいますが、それは策を考えられない人ですよ。
 
子育て・教育・福祉・・・誰がなってもこれ。
上尾市は県営のスポーツ施設があって、その点は恵まれています。そのために相対的に教育面が弱い印象を受けます。教育水準の高低は若い子育て世代の転入・転出動機にストレートに影響します。口にしにくい事ですが、しょうがないよね。人口動態ではこの層が転出超過です。
しかし、高偏差値の進学校を作るわけにもいかず、そう簡単ではありません。教育の専門家としてどんな策を練るか注目されますが、元々低学力層へのフォローアップに力点を置いていた人です。底上げにより平均値は上がります。
でも私的には「自ら学ぶ層」へのプッシュ策も必要と考えます。能動的に勉強する子供達にはより加速させる策があれば他市との差別化になります。もちろん塾とは違ったアプローチですが。
 
新図書館建設と戸崎のパークゴルフ場36ホール建設は凍結とあります。市民に聞いてから、とその先はお茶を濁します。この辺りは全方位的な公約ですね。
後は適当に読んでください・・・
 
共に地元の名家の出らしいですが、島村氏は公務員の世界しか知らない人。鈴木氏は中学教員と(家業の?)幼稚園や老人ホーム経営に携わった民間人。そこに本質的な違いを見ています。
 
ところで、鈴木さんは何科目の先生だったのか、いまだに謎。政策よりも気になるんです・・・。
 
 
 
追記  社会科だと分かりました。数学だと票を減らします、上尾は体育だと表増やします…
 
 
参考) 比較として前回市長選の島村氏を支援する会のパンフレットの一部です。達成率99%って、自画自賛スギ。
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2017年11月19日 (日)

捜査関係者は、他の入札も徹底捜査と断言。

11/18土 読売新聞 夕刊の引用と感想

入札情報求め議長の店へ  市長に影響力 業者接近図る

17 市長と市議会議長が市発注業務の予定価格などを業者に漏らしたとして逮捕された埼玉県上尾市の入札妨・害事件口でヽ業者側が5〜6年前から議長に接近を図り、議長が経営する飲食店を頻繁に使うなどして距離一を縮めていったことが関係者への取材でわかった。

議長は市長が市議だった頃の先輩で、市長選の選対本部長も務めており、県警は入札情報を得るため、市長に影響力を持つ議長を利用しようとしたとみて調べている。

官製談合防止法違反容疑などで逮捕され、辞職した前市長の島村穣容疑者(73)は市民部長などを歴任した元市職員。2003年に市議に初当選した際、同じ会派にいたのが当時2期目の前議長・田中守容疑者(72)(あっせん収賄容疑などで逮捕、議員辞職)だった。08年の市長選で初当選した島村容疑者は2期までとしていた公約を翻して昨年2月の市長選に出馬、3選を果たした。このとき、5期目に入り、3回目の議長ポストに就いていた田中容疑者が選対本部長を務めた。「力関係は、田中さんの方が上だったと思う」と話す市議もいる。

設備管理会社「明石産業」(さいたま市)社長の山田明容疑者(82)(贈賄容疑などで逮捕)らは12年頃から田申容疑者に接触し始め、経営していた飲食店を社内の宴会などで度々利用。宴席に田中容疑者が顔を出すようになったという。

同社はこの頃から上尾市の入札に参加した。15年2月には、ごみ処理施設「西貝塚環境センター」の運転管理業務を4億5780万円で落札したが、議会が紛糾。それまでの受注業者が従業員数千人規模だったのに対し、同社が30人程度だったためで、結局、同社は責任者に実務経験があることを証明できず、市から契約を解除された。「入札手続きで不正があった」とする情報が寄せられ県警が内偵捜査を始めた。

2年後の今年1月、同社は同センターのペットボト処理業務の入札に参加。ここでの不正が今回の逮捕の容疑となった。県警の調べに、島村、田中両容疑者は容疑を認めているという。20日で勾留満期となるが、捜査関係者は「新たな金の受け渡しも含めて他の入札で不正がなかったかなど、徹底的に調べる」としている。

囲み [上尾の入札妨害事件] 一月に行われた西貝塚環境センターのペットボトル処理業務の入札を巡り、参加者側の明石産業に予定価格や最低制限価格などを漏らしたとして、埼玉県警が10月30日、市長の島村穣容疑者を逮捕した。市議会議長の田中守容疑者も同社側から数十万円の賄賂を受け取り、島村容疑者に入札情報を教えるよう働きかけたとして逮捕され、2人は今月8日に辞職した。


感想 今までの経緯であり新しい内容はありません。しかしラストの話が強烈です。拘留延長となりそうです(島村氏の体調が危惧されます)。他の入札とは、元の2015年2月の明石産業が落札した件と思われます(これが本丸)。一通の内部告発により明るみに出て議会でもめ、事件化しないで取り消し、随意契約(結果は費用負担大)で以前の業者になりました。

この時の明石産業の落札には政治的圧力が働いたというのが告発文のキモです(文末にリンク)。特定の市職員や幹部は不正を疑いつつも、圧力に従ったか見逃した可能性があります。市が見抜けない案件ではないと見られています。呆れるのは、田中議長は一回明るみにでたのに慎重になることもなく、再び不正を繰り返したことです。

慢心そのものですが、それを支え、すり寄った人達はもはや枕を高くして寝られません。

『徹底的に調べる』が心地よく響きますが、入札以外にもあるでしょう、というのが世間というもんです・・・。

さぁ、そっちは誰がやる?

関連 上尾市スターウォーズ決戦告発文の記事

井上しげるレポート、2015年の明石産業不正の件

上平のシマムラ図書館の建設中止とその先を想う

12月決戦メニューより 

1.図書館を考える会のニュース24号 こちら(pdf2枚)

 メールで届いたので公開建設中止と公開討論会の案内だ。ようやくこの会のビラに、あの住民投票を拒否した議員リストが毎回、載るようになった。この文末にもオリジナルを記した。

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2.ダメな理由が作りたい理由を上回る

建設中止はこれまでの投資額が無駄になるが、まだ更地なので回収不能な被害額は小さいと思う(東京都の豊洲は完成後なのでもめた)

建てれば、38億円だけでなく毎年の維持費が重くのしかかる。それだけではない、市民は知らないだろうが、保坂了・教育総務部長は毎年90万人が来ると議会答弁した。コストだけでないのだ。今の本館は44万人、その7割は上平へ行くのは減ると回答した。利用者の図書館通いという楽しみ、勉強に利用する子供達の機会を奪うことは、お前たちが謝ったところで埋めようがない。市長の顔色しか見ない姿に、恥を知れ

民間と違い目標設定も運転資金も精査しないまま設備投資を決めてしまう。ムダの上にムダを重ねても責任が問われない仕組みは組織の能力を劣化させる。要は議会が決めたと言えば済むからだ。

上平の完成を望む人がいても、純粋な文教計画ではない(市資料にはウソも多い)、泥縄かつ合理性に欠けることは隠しようがない。賛成派がいるなら、でてきて反対派と公開討論をすればよい。ところがネットにもリアル世界にも存在しない所が、「しまむら図書館」と言われる所以なのだ。賛成派よ、恥を知れ。 

おさらいだが、土地取得では島村市長の友人AがB社から購入(2400万円)、数か月後に市から打診を受け(このあたりの日程や内容があいまいかつ資料がないという答弁に虚偽は無いのか)、合意し三年後に売買取引だ。市と取引の濃い調査会社と不動産鑑定士が関わり9500万円となる。「こんなの不当だ」として住民監査請求(市長選任者だから中立ではない)から住民訴訟へと進み島村穰氏は係争中。裁判では議会のような曖昧答弁は通用しない。ただし逮捕で先行きが分からない。体調のすぐれない島村氏には過酷だ。二割三割増しなら裁判にはならなかったものの…(B社は住民側に全面協力)

さて新市長が白紙撤回したくても、議会が新政クラブと公明党の与党多数なので、簡単には通らない。そのため市民の意見を聞くというプロセスを経るのだと思う(中身は不明)。市民の多くは反対に回り、与党は次の市会議員選挙を恐れて無視できないというシナリオだろう。

市民の反対理由は簡単。

遠くて不便な所に図書館を移すことは、人口比率的に反対の方が圧倒的に上平歓迎派よりも多い。(実は大多数の)図書館を使わない人は38億のカネを無駄とみる。文教を口実にした不誠実と不正が漂う案件なので元々、嫌われていた。森友・加計学園の国家ぐるみの身びいき案件にじくじたる思いを持つ人には、その解消が体験できるチャンスだ。

3.その先の代替え案へ

A) 何もしない。投資抑制により、財政健全化に役立てる(市民からは見えにくい)。上平の土地の用途は全く白紙。駐車場は間に合っている。

B) 他の本当に実需のあるテーマに振り分ける。ただし、38億円-投資損失よりも少額にすべき。

 現本館のリニューアル・増築工事(7億の私案がある)
なお文化センターに続いて近々コミュニティセンターが大規模改修へ入る。ハコモノ・インフラの更新需要は目白押しであり年間113億円と重いことを市内部では認識していたが、上平案は市長特権的プランであり止めない。

 各地の分館(図書館)の充実に少しずつ予算配分する。

 丸広やショーサンプラザ入居による駅前図書館構想を検討(駅前図書館廃止、場合により西口出張所も廃止し収益化へ転用)。これはシティーセールス面が強い

 駅前放置自転車対策に使う(ブログ主の代替案)

 その他、福祉・教育テーマは目白押し…市民が百家争鳴することこそが欠けていたのだ。

原点 上尾市中央図書館移転に反対する108の理由

2016/12/21日の採決結果 元記事はここ
氏 名会派/採決時採決得票数住所
新道 龍一新政ク × 1,770 上平中央
田中 一崇新政ク × 1,425 西宮下
斎藤 哲雄新政ク × 1,454 二ツ宮
小川 明仁新政ク × 1,369 本町
星野 良行新政ク × 2,139 原市
大室 尚新政ク × 2,503 柏座
渡辺 綱一新政ク × 2,106 瓦葺
嶋田 一孝新政ク × 1,498 平方
小林 守利新政ク × 1,463 井戸木
新井金作(副議長)新政ク × 2,546 小敷谷
田中 守 (議長)新政ク 議長 1,845 愛宕
野本 順一無会派 × 1,428 本町
深山 孝無会派 × 2,309
戸野部 直乃公明党 × 2,469 富士見
前島 るり公明党 × 3,046 本町
長沢 純公明党 × 2,487 瓦葺
道下 文男公明党 × 2,406 中妻
橋北 富雄公明党 × 2,190 上町
浦和 三郎政策フ 2,371 向山
鈴木 茂政策フ 2,632 浅間台
町田 皇介政策フ 2,660 緑丘
井上 茂政策フ 1,949 東町
池野 耕司政策フ 1,772 浅間台
尾花 瑛仁新政ク × 2,784 仲町
池田 達生共産党 1,586 地頭方
秋山 もえ共産党 3,540 小敷谷
糟谷 珠紀共産党 2,153 西宮下
新藤 孝子共産党 2,305 原市
平田 通子共産党 1,973 瓦葺
秋山 かほる無会派 3,027 平方
  • 住民投票条例の制定を求める請求(署名13598人)は、賛成11人、反対18人で否決(上表)。
  • 「新図書館の早期実現を求める請願(署名11619人)は、賛成18人、反対6人、棄権(退席)5人で採択。

2017年11月18日 (土)

止まった上平と動き出す上町物件をつなぐ縁

かつてライバルだった場所の明暗

12月決戦メニューより  少し長いです(工事停止は1番のみ)…

 偶然か同じ時期に、上尾市には建設停止に追い込まれた物件と10年の凍結からようやく動き出した物件がある。一見無関係に思える二つの土地には、競い合った過去がある。

1.建設を止めた上平新図書館 STOP

市長議長の逮捕後の11/2の全員協議会において、鈴木茂議員は図書館建設は用地取得疑惑があるのだからいったん凍結すべきと問い、遠藤副市長は契約成立なので進めるべきだが、調整が必要ならすると答えるのが精いっぱい。なんと11/6の図書館で行われた市民会議でも黒木館長は粛々と進めると言った。

しかし今週、上平の工事はストップした。

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作業員宿舎だけが建ち、機械や人はいない。市長選候補者、鈴木茂と畠山稔の両氏は共に凍結させると明言している。だから当局は一時的に建設停止をしたのか。公式説明はない。

本件は逮捕の件とは無関係だが、注目度はそれ以上に大きい。市民感情への配慮ではなく、強引に進めて、後で執行責任を問われることを避けたいという保身優先だろうと思う。

●早期実現を求める人々の声

こうなると田中守氏の偽造署名が入っていた早期実現を求める請願11000名の人々は工事再開せよ抗議するだろう。そんな運動体は帳簿上の話で実態は見たこともないというが、いまこそ表にでるチャンスだ。ここには上尾市の著名人達が主要メンバーに名を連ね「知の拠点」と息まいていたが、「恥の拠点」ではないのか。

改めて書くが、本件は島村市長が第二体育館構想(上平)のとん挫で持ち出したハコモノであり、市民からの要望案件ではない。今どき、駅近くから遠くに図書館を移すなんてことを正気で考える首都圏自治体はない。昔は静かで緑豊かという単純発想で郊外立地だったが、今は建て替え契機に人の集まる所に持ってくるのが当たり前、ということは素人でも知っている。

なお豊洲は建物完成後に問題化したので止められなかった(膨大な埋没コスト)。本件は間に合う。無駄の上に無駄を作ることをバカという。回収不能な投資資金は無関心と無責任を決め込んできた上尾市民へのペナルティである。

この地の塩漬化は避けられない(市街化調整区域で流動性がとても低いのだから、公有地買い上げは天の恵みではないのか)。建設業者も長い付き合を重視して法外な違約金を求めることは無いと期待したい。ただし、本件までもが事件化したり行政手続きに不正があったら損害賠償を背負う者が「必要」になる。

2.解凍される凍結マンションの歴史

2008年、上町の酒造会社の跡地2000坪に藤和不動産によるベリスタ上尾というマンション開発があった。しかしリーマンショックで一気に不況へ、建設会社の新井組は倒産、藤和不動産も三菱地所に吸収されて消滅。

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基礎途中のまま4年ほどの塩漬後に、仮称ザ・パークハウス上尾という計画が始まる。本体工事を再開する前にモデルルームが完成した。場所は今は無き上尾興業ビルの正面。いよいよ騒々しくなると思った矢先、始まったのはモデルルームの解体工事だった。壊すために作ったのかよって、目を疑う光景である。

二度目の流産の理由は謎のまま。その頃、住友不動産の駅前タワーマンションの開発が始まっていた。噂だが「アレは基礎に○○があったらしい」と聞く。それが無くても、基礎コンクリートや鉄筋はむき出し、養生のしようが無い。こんな不良資産化した物件をずっと持ち応えられるのはさすが三菱、と感心するだけである。中小ならとっくに手放し、体裁の悪い住宅開発に陥っていた可能性がある。

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貼り紙は基礎の撤去工事を告げている。下には新築工事に伴う・・・とも書いてある。オールクリアーだ。看板には着工304月、竣工323月。 (ホンネは三菱公園にして欲しかった。どうか近隣住民が憩えるスペースを作ってほしい)

上尾に三菱のマンションができるのは悪くはない。以前、パークハウス・ブランドは大宮が北限、上尾はムリだよと言われたが、それは外れたようだ。

ただ、「上尾」がマイナスになった。

この物件に忘れたい過去を書いて失礼なので、誰も言わないことを書こう。この十年間、囲いの白壁にはただの一度も落書きされたことはない。

3.候補地の一つだった

この地は新図書館建設の候補地の一つだった。当時のE教育総務部長が三菱地所と折衝していた(市長べったりと思っていたので意外)。庁内には上平に反対する幹部もいたが不透明な形で上平に決定し、前途洋々の土地に変身した。しかし同時期に明暗が逆転したのはまことに皮肉だ。(当然、決定プロセスで市長に寄り添う、早い話が茶坊主がいたはず。その実態が明るみにでることに内心穏やかではいられない)。

強いて言えば、行政の恣意性(ないしは無責任性)と民間の合理性の差だろうか。人材の質の差だろうか…

蛇足ながら、気になるのがイオンモール上尾の休眠状態。当初2017年開業が19年へ延期されたが工事はまだ。白紙撤退なら、プロのデベロッパーから見てこの辺は将来性無しと烙印を押された気分になる。

出来たらできたで、交通渋滞やオーバーストアによる価格競争で閉鎖に追い込まれる他エリアがでそうな気がする。

でも、上尾市政がまともになれば人口増だって夢ではない。大宮以北では唯一生き残れるロケーションの優位性もある。それには今の上尾市政は人的資源を有効活用できていない。

市民よりも能力の高い市長にしなくてはならない。

関連 上尾市の三大ハゲ直列は何の兆しか

政策会議議事録・・・新図書館の上平立地決定

2017年11月17日 (金)

上尾の新政クラブは独自候補見送りで、試される市民の審美眼

16日の読売新聞より・・・要約と解説

上尾市議会の最大会派の新政クラブには11人が所属。15(水)の団会議で、前議長が逮捕された事態を重く見て、会派で統一行動を取らないことに全員が賛成した。代表の小林守利市議は「総合的に判断した」と語った。
同会派は自民党系市議らが所属し、前回市長選では同党が推薦した島村容疑者を支援した。
出直し市長選には、かつて同会派所属だった保守系の鈴木茂市議が立候補表明し、民進党県連幹事長の畠山稔県議も立候補に意向を示している。
 
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解説
 
新政クラブは独自候補を出さないということです。「総合的判断」とは、決め手となる理由がない時や中身を隠すための方便として使われる行政用語です。どんな時でも使える便利語ですから、自分が不利なときはぜひ使いましょう。
 
さて、島村・田中の母体である新政クラブの候補見送りとは、選挙戦に中立という意味でありません。今までの利権的な政治にブレーキがかかることは、死活問題です。ここは死んだふりを決めこむように見えます。
 
そもそも前記事と同じく、師と仰ぐ田中守氏の画像がまだ同会派のホームページから消すことができないくらい、影響力が残っています
 (イエ、どうしたら消せるのか、知らないだけです。)
 
新政クラブはどちらの候補を裏で押すのか、これを見抜けるかが問われます。記事タイトルは「自主投票へ」、中に「全員が賛成」と書いてありますから。
 
事実で語ると、鈴木茂氏は新政クラブに愛想をつかして政策フォーラムへ行ったリベラルな人(自由にモノを言う意味で)。田中氏からは嫌われていたというのが実情です。その辺りは、彼の議会報告書でコラム風に書いてあります。新政クラブ独自候補断念は鈴木氏には不利に作用します。
 
畠山稔氏は民進党の県幹事長の要職を放り出しての突然の出馬に周りは驚いていますが、新政クラブとの関係が気になります。
畠山さんは上尾駅頭でニコニコ挨拶するだけで人気がある、と言われます。反面、それをいぶかしがる市民には、何も語れない人と写ります。
 
誰だって落ち込んだときに、朝元気に「行ってらっしゃい」。
 
夜帰宅の重い足取りのときに、「お疲れ様でした」。
 
と、仕立ての良いスーツに身を包んだ紳士から声をかけられたら、涙がでちゃいそうになりませんか・・・。
家族だって言ってくれない言葉に、優しさを感じる人がいても不思議はありません。
 
しかし、我々はカウンセラーを求めているのではありません。もちろん一部の方には不可欠な存在ですが・・・ (例えば 昨日のコメントに感想) 
政治家としての中身を知る由が無いので定量的な批評ができません。
 
上尾駅のペコちゃん人形、と揶揄されないように具体的に語るようエールを送ります。30年も政治家をしていたのですから語れないわけがありません。
 
12/8と9の二回の公開討論会。案内は秋さん日記へ
 
選挙が問うのは、上尾市民の民度です。
 
審美眼です。
 
追記
 
●体制作りは両候補とも大変遅れているようです。どの候補にしても、選挙で物量的に支援をしてくれた人には、当選後頭が上がりません。名もなき一票レベルの人ではありせんよ。
 
●公募候補者擁立を夢想する人々
 二人ともダメ、という見方に拘る人は第三者の利害関係のない全国公募のような外部人間に救世主役を求めます。それは準備期間があってのことで、こんなドタバタした時はムリ。
 よく言えば理想に拘り過ぎ、悪く言えば我の強い人の考えることです。政治にベストなんかありません。ベターで十分です。分裂は漁夫の利を与えることは先の衆院選でも見たばかりの光景です。
 上尾の恥は、上尾の人間が拭い去れ。
 
 
 

上尾市のお役所仕事の名残-島村氏の似顔絵ツイッター

ツイッターやる人は、上尾市へ自由に意見を書き込めます。
 
追記 11/24 ようやく上尾市のツイッターアカウントが削除。絵だけアッピーにすればよいのに、と思いましたが、後は新市長下で再開すればよいでしょう。双方向性を得るために作ったのですが、時には制御できない副作用を招きます。夜見ていると、本日は市からのアクセスが多かったです。いつものパターン…
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急な逮捕となると、その看板顔を消すのは大変に見えますが、実は一人の個人作業でできるレベルです。

S_2  
これをいくつもの課の決済を連ねないと、意思決定できない様をお役所仕事と言います。
 
 
その名残がまだ見られるので、ぜひソコヘツイートしたり返信を書き込みましょう。
市の職員は知らん顔ですから、市民が直接言うと効き目があるかもしれません。。。。
 
しかしこのように逮捕と言う事態は、その人がまるで存在しなかったかのように、ドンドン消されていくことが、ネット社会では目に見えて分かります。
 
恐ろしい気もします。
当然な気もします。
残念な気もします。
晩節を汚しました。
 
いつものように、記事を読んだ上尾市職員が担当に連絡して直す、がパターンです。
消えたことを確認された方は、コメントに記録願います。
 
 
追記すれば、最近の伝聞では市長は本音では田中氏を嫌っていたようです。しかし政治的しがらみがそれを許さないのでしょう。
 
ところが、新図書館の立地の件には田中氏の影響は無いと思います。
島村市長によって『公平・公正であるべ き行政のあり方が歪められた』のではないか。
そして『極めて薄弱な根拠の元に』上平が選ばれたのではないか。
 
これは事件化しなくても、透明な上尾市政の下で明かされねばなりません。

2017年11月16日 (木)

W逮捕でも上尾市役所が何事もなく営まれる理由

市役所の幹部や職員達にこんな連想ができるだろうか

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前記事、スターウォーズ決戦のつづき

市長と議長の逮捕を会社に例えると、社長と会長の逮捕だろうか。

まず受注キャンセルが相次ぎ、売り上げが急落。

普通の会社は売上が一割減ったら赤字転落だが、この事態はその範囲を超えて、3割減と言うような暴落状態になる。

ユーザーだけでなく無関係者からまでクレーム電話殺到。営業マンは取引先で頭をひたすら下げるが、内心は自分の将来不安でいっぱいだ。

あんな会社とは取引停止、という内部や外部の力が働き、注文は途絶える。倉庫は在庫の山。債権者への支払いが滞り、資金ショート、信用不安のうわさがでる。

銀行主導で大リストラ計画が始まる。

不採算事業は撤退と売却。固定資産の売却も迫られる。

一番は人件費削減。

単価と人数を減らす。

役員報酬の大幅カットを宣言したら、管理職給与、一般社員の給与カットへとつながる。残業代も払えない。

賞与減は住宅ローン返済計画が全く狂い、青ざめる。

悩みを打ち明けられない社員もいれば、夫婦げんかが絶えない家庭も生まれる。私学に進学したばかりの子供を抱える父親は辛い。もちろん絆が深まる家庭も生まれる。

退職手当割り増しで募集が始まる。

人員整理は、夫婦で働いている人から、そして高齢高給取りから辞めてもらう。

風通しの悪さに不満を持っていた若い層、外でやっていける自信のある人から新しい職をもとめて去っていく。

他の労働市場で生きられるようなスキルがない社員は、先送りして耐えて残る道を選ぶ。

もちろん割増退職金をもって次の狭き転職市場へ向かう中高年もいる。

世間はこの会社への同情を寄せない。

代替えがあるのが普通だから。競争原理の中での自然淘汰を眺めるだけであり、直ぐに忘れ去られる。

笑顔で集まるのは資産を買いたたく専門業者だけ。

 

逮捕の翌日も上尾市役所はいつもと変わらず営業中だった。市民も職員も内心はともかく直接自分の懐が痛まないから、普段の姿でいられる。(こんな自治体には国の交付金減額というペナルティが課されれば、市民も怒りで窓口に殺到するだろうが…)

逃げ出した納税者はいない。

市民の罵声は、頭を下げていれば通過し、後ろの人に当たるだけ。

 追記 ようやく危機感を感じた幹部もいた 

夕張市は再建中だが、転居する資力のある人はさっさと見切りをつけて出ていった。

そこまで転落する案件ではないが、公的組織とはそれくらい甘く守られた無競争体だから、不正が起きやすいのだろう。今回の事件だって、他の自治体でも似たようなものでしょう、と言われる。

 

市役所職員の中には見て見ぬふりをした人が必ずいるはず。

しかし上司の命令に背けないという大原則で保身を決め込む。警察の取り調べ中なのでそちらの成果を待つしかない。

 

しかし、中にはこんな声もあるだろう。

 

「あんたら市民があーいう人を選ぶから、オレたちは仕方なく仕えるわけ」

 

でも

そのぬるさが心地良かったでしょう。

新市長には、そのぬるさを一掃してもらいたい。

それをできる人が、上尾の再建人である。

 

が、そんな人を選べるかが問われる。

だから争点は、上尾の民度

2017年11月15日 (水)

上尾の悪いニュースが続くのは市政誕生60歳、前厄だから

来年本厄、覚悟はいいかな。
17日の厄払い、誰に祈願する?
 
逮捕の10/30日、コメント欄にもみじさんから嘆きの言葉が寄せられましたが、1958年(昭33)7月15日に上尾市は誕生。数えで60歳です。
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傷口に塩を塗るように 補足するとたぶん・・・
 
障碍者施設の悲しい事故の後に責任者が猥褻事件で再ニュース化。
上尾夏祭りに突風雷雨で屋台飛ばされ火傷被害はテレビでも。
10月には約10件の放火事件。
Maxは市長議長ダブル逮捕は日本初の汚名で全国ニュース。
その数日後に議長の料理屋が失火で再ニュース。
11月にも放火が続き一連の連続放火としてテレビニュース。
 
さらに癒えた古傷までムリヤリ開けば、上尾暴動事件、上尾警察ストーカー事件ですが、共に建て替えて人々の記憶から消そうとしたものの、今はWikiへ。
 
既に信頼下げ尾市と言われますが、書類は押収、事情聴取に引っ張り出される職員もおり、三人目逮捕や他案件へと広がれば、ワード「上尾」は更に頻出となります。
 
でも、そんな中にもちょっと光を感じます。比ゆ的に言えば上尾にもミニ前川喜平が現れることを期待しています。
 
 
そんな中での次期市長選は厄除け儀式みたいなもの。
 
みんなで上尾神社へ行きましょう。
 
お札に、願いを書いて、箱に入れるだけ。
 
来られない人が五割もいたら、いよいよ本厄への備えかも。
 
 
つまり転居しろってこと。
 
と、厄よりも役に立ちたい人が書きます。
 
 
朝日新聞の上尾ニュース一覧

2017年11月14日 (火)

島村市長が容疑認める次の市長選に畠山稔県会議員が出馬

毎日新聞 11/14火の記事より。2番は全文再掲。

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1. 島村市長ら容疑を認めるの記事
 
 官製談合防止法違反などの容疑で逮捕された、島村と田中の両容疑者は容疑を認める供述をしているとのこと。県警は島村前市長についても現金の授受が無かったかを捜査する。
 田中守容疑者は島村容疑者に価格の漏洩を働きかけた見返りに現金数十万円を受け取ったとして、斡旋収賄容疑でも逮捕された。 
 
2. 畠山稔県議(68)が出馬へ・・・「クリーンな街に」
 
 畠山氏は毎日新聞の取材に「疑惑のないクリーンで住みよい街づくりを目指したい。財政再建にも取り組みたい」と話した。昨年、住民投票の実施を求める署名運動が起きた、図書館移転などの賛否がある事業については「凍結し、市民の意見を聞いて判断したい」とも述べた。
 畠山氏は上尾市議などを経て2007年の県議選で初当選し、現在3期目。民進党県連幹事長を務めているが、近く離党し、市長選には無所属で出馬する見通し。同市長選には市議の鈴木茂氏(62)が立候補を表明している。
 
他紙では市長の容疑の方があり、出馬の件は取り上げられていませんでした。新聞休刊日の翌日のためかもしれません。
 
 
 
 

2017年11月13日 (月)

困った時の身の振り方で人を見る

沈みかけた船から脱出する地方議員たちの望」

こんな話があります。政治家を志し、公募でA党に願書を出したけど不合格。次にB党に出したら合格し、B党の政治家になった。フツーの就職試験と同じ。「政治家」になることが目標です。

少し前の大阪維新とか最近は都民ファーストの会、近くは希望の党などにも紛れていないでしょうか…。橋本市政の時の校長公募には詐欺師まで合格しました。筋は違うのですが、若くして政治家秘書になるような人にも似た印象を持ちます。誰でも政治家になれることが大切とかいうけど、「他の道でも飯が喰えるような人物」が成るべき職業かもしれません。

以上は一般論ですが、意外と身近にもいるよ、と聞きました。落とした先へ、応募の三千円を返してくれと言ったとか言わないとか・・・ホントかよ。

11月8()読売新聞より 概要---

民進党の地方議員が、今後の身の振り方に悩んでいる。10月の衆院選ではそれぞれは希望の党や立憲民主を応援したが、民進党が存続することになったのが原因らしい。「当面は民進党でやりましょう」。希望の党の幹事長大島氏を支援した埼玉6区の県議・市議が集まり今後を相談したとある。本来は希望の党に合流だったが希望敗北により、直ぐには党を移らないという選択肢が生まれたようだ。紙面には議員達のコメントがある。

1 希望候補を応援した県議

「地元候補だから支援したが、本当は希望に共感は湧かない」。「私の知る限り、希望に行きたいという地方議員はいない」。地方議員は「党の方針に従っただけ」の意識が強く、党全体での合流がなくなれば、希望への参加意欲は薄い。

※チガウダロー。負けてから言うなよ~

2 立民候補を応援したさいたま市議

「民進党が存続すると言っても、党を整理するための『清算事業団』に過ぎない…」として立民への参加を検討。

※言い得て妙。座布団三枚。

3 立民関係者 「民進党は政治資金も潤沢。暫くは残るという地方議員は多い」。

※なんだカネかよ~

----

進むも地獄、残るも地獄。

なんとも節操の無い話しですが、追い込まれた時の身の振り方にその人の本性が見えそうです。これは民進党に限らず、利権党に集まる人達も、利権の配分が減ると袂を分かつのと似ています。後者の方が分かりやすいです。

 枝野幸男が評価されたのは、あの局面で筋を通した姿に「男をあげた」からと言われます。右翼的な人達からも称賛されていました。

希望の先に希望なし。

追記 NHK世論調査                      

10月 11月
立民 6.6 9.6
希望 5.4 3.2
民進 1.0 1.3

テレビ朝日は、立憲が19.9%、希望は4.4%、民進は2.2%。

JNNは、同 11%、  3.4%、 1.9%

関連 12月上尾スターウォーズ決戦 ヘンな人(3)秋さんの台湾日記

2017年11月12日 (日)

市民のための比較表-鈴木茂VS畠山稔、上尾市長選立候補者

上尾市民の理性的かつ合理的なご判断の一助のために。

スターウォーズ決戦より。 New推奨記事 二人の分断者(静かなる怒りを込めて) 

公開討論会は畠山氏が退席や欠席でしたが、候補者を知るには価値がありました。12/8金200名、12/9土70名と参加数が低調なのが最大の問題です。 ソース
 
・今回の事件の背景は、「市民の無関心こそ」が利権に群がる人々を育てます。投票12/17日。開票結果は全国版ニュース速報として打たれます、ぜひご家族や友人等に関心の輪を広げましょう。
Photo
鈴木茂氏と畠山稔氏が上尾市長選に立候補します。島村氏は参考です。他に秋山かほる市議(62 Webはここ)、石山勝朗氏(84 記事)もいますが、残念ですが略します(名乗りが遅く起稿日に間に合いませんでした)。
 
実質は鈴木VS畠山です。その比較表を作りました。事実系を中心に定量的な比較をします。候補者への深い評価は行いませんが、一部には定性的な比較もあり、主観と考察が入ります。空白欄は不明やデータなしという意味です。
 
政治家の冗舌な語りに耳を傾けるよりも、変えられない過去や最近の成果物を定量的にみる方が根拠ある理解ができます。
 
プロフィール 鈴木 茂 畠山 稔 前職/島村 穰
 しみんと共にあげおを変える会 新しい上尾をつくる会
年齢 62 68 73
昭和30年 上尾生まれ
父は上尾市議会議長
昭和24年 岩手県陸前高田市生まれ 上平出身、Wikiへ
父は上平村村長
住所 浅間台
学歴 熊谷高等学校
明治大学法学部
松山高等学校
千葉工業大学金属工学科
小松原高校
職歴 春里・泰平・指扇中学校教諭 (社会科)
何年間かは不明
日立アロイ株式会社入社(旧 東洋伸銅所
但し、S48~市議になるH7までのキャリア不明
上尾市役所
直前 市議会議員二期目 県会議員三期目、民進党県幹事長 市長三期目に逮捕・辞職
議員等の推定年収(万円 市会議員 740 県会議員 約 2,150
(報酬92.7+政務活動費50)×12+賞与436.8  ※脚注へ
市長  1450
退職金 1750/期
刑確定まで支払保留
議会での所属 初め新政クラブ、暫くしてから離脱し今の政策フォーラム 民進党・無所属の会 議員時は新政クラブ 
兼職または前職等 浅間台幼稚園園長、特別養護老人ホーム理事長 上尾市議会議員3期
H8/1/1-H19/2/26
市議1期
H16/1/1-H19/12/31
座右の銘 雨天の友 天無視。私利私欲を捨て、天の如く全てを包み込む心 誠心誠意
スローガン いまこそたつ改革保守
クリーン保守
みんなが輝く街、上尾 上尾が輝る8つのキラリ
公約

(選挙公報)
Webサイトへ
箇条書きのみのため
同ページの市政転換・市民との約束のが良い
(公報は具体策主体)
Webサイトへ
現Webサイトへ
箇条書きのみで意味不明
(抽象的)
省略
得意テーマ 教育問題、子育て支援と福祉 Webの活動目標欄に書いてあり広範囲
出馬時の所属 無所属 無所属
支援団体や推薦人等(選挙ビラ等より) 主要な応援者
清水義徳(県議、自民党)
井上茂(市議、政策フォーラム)
野本順一(市議、無会派)
大島敦(国会議員)
池野耕司(市議、政策フォーラム)
他不明
医師連盟、獣医師会、歯科医師会等(選挙資料より)
出馬のいきさつ 元々出る予定が二年早まる。対抗は新政クラブの議員と予想されていた 突然の出馬 三期目は出ないと言っていたのに出た。二期目中からカネという報道
人物像 保守系リベラル。声大きい。意見を遠慮なく言う。 駅頭でニコニコ挨拶する姿が見られて人気とか 庁内ではいい人。一見好々爺風
●主観的評価 やや短気・せっかち 笑顔のみで政策を語らない姿勢に違和感ある 深く政策を語れない。最近の議会答弁は辛そうにに見えた
議員前の
社会貢献活動
大石学童保育所の会長
大石小・大石中PTA会長
   
市議補選田島じゅん氏が市議補選に鈴木氏後継としてでる。FB  上尾市出身 大島敦議員秘書の海老原直矢氏がでる FB 我孫子市在住とある ←市長と市議候補のタッグであり、師と弟子のような組み合わせ
 
 
議会活動など 鈴木 茂 畠山 稔 島村
前回選挙データ 2年前の市議全の分析記事へ 上尾市選管 市長選の分析記事へ
議会での一般質問の回数 全23回中17回
一問一答方式
※右の一括方式よりも分かりやすく優れた形式、本来この方式を取るべき。参考亀岡議会
上尾市議時代は44回中43回。
県議会では氏HPによるとh25年1回、h26年1回、h27年1回。
一括質問一括答弁方式
市議1期、16回中5回
登壇率 74% 市議時代は98% 31%
一回当たり平均時間 57分/60分中。 全録画へ
事例 2016年度の全議員データ
県議3回の平均は65分
 全録画映像へ
データなし
質に迫る分析 参考。
・かまちょ式の質問と回答文字数分析では良判定
・同  お仕事判定ではAランク 
データなしのため不可
上記時間中、質問朗読時間は約32分である
 
成果物
議会レポートの有無 紙、A3版裏表、簡易カラー
Pdfも有り
紙の報告はA4裏表フルカラー刷り。ただし質疑報告ではなく、見学記と訪問記念写真  
発行回数 年四回 ホームページには1つ  
上記のWeb閲覧 ダウンロード可  
作成者 本人 下の内容は県議会事務局  
分かりやすく
伝えているか
形式的な質問と回答一覧ではない。市回答や主テーマには解説や主張があり意思が伝わる。文章も平易で読み易い。文字サイズも高齢者配慮。 単に議会事務局が作った議員別の議事論全文へのリンク。内容を要約しないのは読ませる工夫無。また
県回答への考察も無い
 
問題意識と提案力 主張や問題指摘が書いてある 書いてないため不明
創作性 質問と回答を色分け。派手さはないが堅実な紙面作り
コラム記事は人物が伝わりやすい
紙のレポートは見学記的。議会質疑の報告は議事録リンクであり、自作ではない。  
お勧め 新政クラブとの確執を語る    
対話性、情報発信度
対面型報告会等の有無 年4回実施、一般参加可能 不明、Webに案内無  
Webサイト HP   FB   ツイッターは無 HP   FB  ツイッターは無 なし
上記の更新頻度 旧HPは議会レポートの追加時のみ
11月に大幅刷新
12/4時点でも、2016/12/27の内容と新年挨拶。
12/1県議の辞表受理されたが5(火)でも県議員のままは資質を疑われる
6(水)朝から閲覧禁止へ
 
Webサイトの質 個人サイト風。
市議としては基本的レベルだが情報量としてやや物足りない
専門業者作成と思われるがリンク切れ、内容古いものが目立ちメンテナンスと更新が遅い  
問合せ機能 あり
メールへの返答もある
HPに問合せ機能ない
電話とFAXのみ
一回メールしたが返答無
なし
SNS FB開始したばかり FBあり、投稿は年数回 なし
 
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図書館問題は大争点の一つ。現本館は年44万人の市内No.1の公共施設ですが、上平を作ってしまうと利用50年間の施設になり、ずっと不便なまま市民から遠ざける。市民無視で地元思考のハコモノであり、選挙の象徴的な大争点である。 二人の回答とその評価は こちらへ
建設開始の上平図書館の扱い
(38億円、年維持費不明)
ストップ
○新図書館建設計画は中止し、ゼロベースで見直します。
○公正な市民意向調査を実施し、上平移転建設の是非を確認します。
○現図書館の増改築と分館の拡充ロ最小の経費で図書館サービスの充実を図ります。
11月ビラは、凍結して計画見直しを含めた検討を行うなど、箱物行政から転換して市の財政を立て直します。
11/27公開質問へは、再検討の中身はこれまでの経緯と現計画の妥当性を検証し、市民の皆様の多様な意見を拝聴することが第一です。
引退前年2019に落成式の予定だった
10月以前の賛否態度 図書館を作ることには反対ではないが、上平立地は問題あり。 特に示していない。 本件は市長発案である。下平への第二体育館構想が図書館に変わった。
市民との対話に参加したか 市民の集い(タウンミーティング)に多数回参加 なかった。団体関係者の報告
昨秋の署名運動への協力度 署名募集を後方支援した。会派の政策フォーラム内には協力と非協力に分かれた 上記では、とくに協力は無い 田中議長は建設推進の署名簿200人分偽造の疑い
予備      
他のアゲオ問題への精通度など ・ 政策ビラから引用
育児や教育系待機児童0のために、駅前保育ステーション設置。第二つくし学園の整備。
放課後子供教室を実施。
経済格差と教育格差への支援
畠山氏HPへ

子育て世代ががんばれる街→子育て世代の活躍
 
福祉系18歳までの医療費無料化(県内他市もやっている) HPへ
いつまでも元気で活躍できる街 →シニア世代の活躍
 
戸崎パークゴルフ場問題 建設中の18ホールまでとし、残りは市民の声を生かした公園へ。前市長・議長の突然の36H計画を撤回する。 凍結して計画見直しを含めた検討を行うなど、箱物行政から転換して市の財政を立て直します。  
公開討論会 2回とも出席
2回目
フルに出席する予定が
1回目は約30分、二回目は欠席
記事→ 1回目 
 
予備      
新政クラブとの関係
関係性 当選1期目の半年で、反与党的と非難受ける(報告5号コラム)
二年目中ごろに政策フォーラムへ転身
元新政クラブの箕輪登様とは親交ある。新井氏との関係も噂される ほぼ100%
特に嫌われていた。報告15号は必読。不正入札の端緒記事もある。こちらへ 当初は田中首謀と書かれていたが…
談合防止に向けて ○第三者委員会を設置し、汚職の原因・構造を明らかにし、実効ある再発防止策を検討・実施します。○主要な事業の計画・進捗状況を常時公開する「重要事業公開コーナー」を庁舎1階に設置します。○弁護士などの専門職を採用し、コンプライアンス(法令順守)室を設置します。○公正・清潔な市政へ政治倫理条例を制定します。○情報公開と市民参加を、すべての分野で徹底。市長自ら市民懇談会を定期開催します。 問題が二度と起こらないように、談合を防ぐためのコンプライアンス規定や職員の責務を定めた条例を制定します。 朱に交われば赤くなる
なぜ不正が起きるのか?     それが上尾
具体的で実効性のある対策     公共事業をゼロにする
     
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2017年11月11日 (土)

鈴木茂氏の上尾市長選挙へ出馬を伝える新聞記事より

Ss2 ・鈴木茂 上尾市会議員のホームページ
 
 
●毎日新聞 11/11

鈴木茂市議が出馬表明  上尾市長選「腐敗政治と決別」

上尾市のごみ処理事業を巡る入札情報漏えい事件で市長の島村穣容疑者(73)= 官製談合防止法違反容疑などで逮捕=が辞職したことに伴う出直し市長選(12月10日告示、同17日投開票)で、市議で私立幼稚園長の鈴木茂氏(62)が10 日、市内で記者会見し立侯補を正式に表明した。

鈴木氏は「市長と議長が逮捕される重大な事件から市政をどう立て直すか。腐敗政治との決別が最大の争点」と強調。公約として民間委託契約や入札の透明化、情報公開制度の確立、コンプライアンス室の設置のほか、「口利き」を記録するなど市政の信頼回復のための政策を掲げた。

子育てや教育、福祉施策の―充実も挙げた。昨年、住民投票の実施を求める署名運動が起きた図書館の移転は「凍結し、市民の意見を聴く」とした。

鈴木氏は公立中教諭などを経て2011年に市議に初当選し2期目。


●東京新聞 11/11

来月の上尾市長選 鈴木市議出馬表明

上尾市の入札情報漏えい事件で逮捕された島村穰市長(73)の辞職に伴う市長選(十二月十日告示、十七日投開票)で同市の鈴木茂市議後3が十日、無所属での立候補を表明した。今のところ、他に出馬を明らかにしている人はいない。

鈴木さんは市役所で会見し、「一部の人ですべてを決める市政ではなく、市民とともに歩む市政を目指したい。腐敗政治との決別が最大の争点」と語った。同市上平地区に建設が決まっている新図書館については「建設を一時凍結する」と主張。アンケートなどで市民の意見を聞いた上で、計画の見直しを含めて再検討する方針を示した。

鈴木さんは二〇一一年の市議選で初当選し、現在二期目。自民党員だが、保守系最大会派の新政クラブではなく、民進党市議らとつくる会派「上尾政策フオーラム」に所属している「会見には同市選出で自民党の清水義憲県議も同席し、自民党県連に推薦を求める方針を示した。


2017年11月10日 (金)

朝まで生議会・・・上尾市議会の葛藤を伝える報

上尾市民にとって公益性が高いため、新聞記事と議員SNSからの引用
 
追記 11/23 (6)を訂正。
 
前記事より 。 写真は本ブログより。
Ss
 
1 東京新聞 2017年11月10日
 
 新議長が就任あいさつをした時、議場の時計は午前1時28分を示していた。臨時会はこの後、午前5時44分まで続いた
 
上尾市のごみ処理施設の業務を巡る入札情報漏えい事件の余波を受け、八日午前から開かれた市議会臨時会が紛糾した。火種となったのは、あっせん収賄容疑などで逮捕された田中守容疑者(72)の議員辞職に伴う新議長の座。異例の長時間のドタバタ劇を経て、全ての議事が終わったのは九日午前五時四十四分だった。
 
 臨時会では同時に逮捕された島村穣(みのる)容疑者(73)の市長辞職願への同意などが予定されていたが、八日朝に田中容疑者も議員辞職願を提出。二人の辞職自体は全会一致ですんなりと認められたものの、昼休憩に入ってから空転が始まった。
 
 議長だった田中容疑者が所属していた最大会派の新政クラブは、空席となった議長職に再び自会派からの擁立を模索。一方で他会派は「逮捕者が出た会派が議長を出すのはふさわしくない」「強行するなら本会議に出席しない」と反発した。本会議が再開されないまま、会派間の駆け引きは日付をまたいで続いた。
 
 最終的に新政クラブが公明党の議員を議長に推すことを決定。未明に行われた議長選で、過半数の票を集めた公明党の道下文男さんが新議長に選出された。新政クラブの小林守利代表は記者団に「皆さんが容認できないということで苦渋の決断をした」と語った。
 市議会はその後、入札情報漏えい事件を調査する特別委員会の設置を決めた。
 
 
2. ナマ感のあるSNS系
 
  字数制限のある記事では「生感」が伝わりません。他議員もあれば追加予定。
 
 ・11/10 糟谷たまき議員、臨時議会についての三つのツイッター
 
 ・11/9 大モメの議長選の結果(糟谷議員ブログ) 以下に全文引用
 
新政クラブから議長を出そうとしたことにたいして、押し問答が続き、選挙に持ち込もうとしたのでそうであれば選挙に加わらない、つまりボイコットすると宣言した。
共産党、政策フォーラム無会派の13人で話し合って選挙に備えていた。
ところが事態は一転、新政クラブが候補者を取り下げるとしたのだ。
そこで、公明党から道下議員を候補者に推薦してきたので、共産党と政策フォーラムは町田議員を推薦。
結果、道下議員18票、町田議員11票で道下議員が議長に。
その後すぐ副議長が辞職願を出したので副議長選挙を実施。
そこでもう一回町田議員を推薦。結果、町田議員18票
白票11票。この白票は新政クラブのメンバーの数と符合する。
副議長は町田議員となった。いま、11/9(木)午前3:30である。
まだ議事が残っている。そろそろ朝が来るΣ(゚д゚lll)ガーン  。引用終
 
もう帰りたい議員がいるであろうこの時刻(5:10)、唯一意見をとうとうと述べるは秋山かほる。再発防止策の声明文が手ぬるいと一人加わらない。建設業、学校を営むなど行政と利害関係を持つ人は議員になってはいけない仕組みにすべきと語る。利益相反のこと。いったん休憩へ…5:30。大変ねと驚く人もいるが、ならば議会の稼働率はここ
 
新しい豚丼メニューが発表されるとばかり思っていたのですから・・・「夜明け前が一番暗い」と言われる未明の攻防劇は見事です。新政クラブ支配から少し脱したのは、予期せぬこと、称賛に値します。リーダーなき同派は弱体化か、巻き返しか・・・
 
 
続報 5:44散会。
西貝塚環境センターの入札にかかわる調査特別委員会設置。
委員長は井上茂、副委員長は橋北富雄と糟谷たまきに決定。
 
 ・11/10 秋山もえブログ 臨時議会ハイライトより
かなりの時間を経て
6回目の
代表者会議が開かれ
小林議員から
「議長候補は取り下げる。お詫びする。ご迷惑をかけた」と。
おぉぉぉぉ!!!
    …
 
3. 台湾帰りの秋さん日記 
 
 
 剛速球型ブログの読後感・・・、
 紛糾原因は、逮捕者をだした新政クラブからまだ議長をだすのは道理が通らないだけでなく、議長職を狙う新団長の小林守利氏は市から受注している建設業関係者だという二つが絡んでいます。
 政策フォーラムと共産党から拒否されたようですが、公明党の振る舞いは分かりません。まるで漁夫の利で議長職を得たとも見えます。
 上尾公明党は先の衆院選比例で大きく票を減らしました、中道とは与党の座にすり寄ることではありません。悪いことは言いません、ワルと付き合うと一緒にされますよ。
 
 残る疑問は二つ。
1. 小林守利氏は関係する建設会社の上尾市からの受注額推移を自ら情報公開すれば、堂々と立候補できるのに、なぜしない。誰か市に情報公開請求して。
 
2. 私なら小林氏を下げて二番目を出して粘るのが本来の交渉ですが、玉が無いのか?。渡辺さんにできたではありませんか。フリガナふってあると聞いているから、恐れることは何もないはず。派内で音読コンテストしなかったのか、それとも眠くなったの・・・
 
4. 蜜月だったはずの あげお公明党の反応
 
 だんまりの公明党が (かまちょ図書館)
 
 その正直さが怖いのです。
 国政レベルでは公明党は自民との距離関係を微修正しようとしている記事が本日でてましたが、地方組織にはそんな洞察力はムリということが伝わります。能力主義で公認を出さないとまずいでしょう。
 
 秋さんやかまちょ図書館のサーチ力には驚きました。このくらいのスキルの上尾市民がもっと参加してほしいものです。いるはずです…
 
5 朝日新聞11/10記事
 
 新政クラブ内部からも自会派からの議長選出にこだわらない意見が出て、協力関係にある公明党に・・・・妥協が成立した・・・・
とりあえず上が真相のようです。だれが最初に口を挟み、誰が同調したのかが知りたいものです。小川氏は入りそうな予想・・・
 
 11/8水 am9:50~11/9木 am5:50  延べ20時間。
「会議は踊るされど進まず」風ですが、会議は見えないところで行われ、休憩ばかりだったというのが(ネット含)傍聴席からの実感。 そして、次の市長選の候補者擁立も同じです。
 
本稿終り。
 
6 見せない理由と見せられるシナリオ劇
 
 20時間の上尾市議会、録画はたった1時間半しかない。あの日の真相は何か。政策フォーラムと共産党の武勇伝なのか、それとも新政クラブのシナリオなきお遊戯か・・・語られ始めたもう一つの真相。
 
 新政クラブは頑として小林団長の議長就任を譲らず、深夜の強行採決やむなしと代表者会議では決まり、彼らは公明党とともに議場へ結集よていだった。ボイコットの他会派や無所属議員は各控室で待機となり、議場へ入らないために目撃談はない。マスコミに聞くしかない。
 この時、待ちくたびれていた報道陣も集まりあわただしく撮影準備に入ったと思われる。
 
 ところが暫くしてから(場所が不明)、新政クラブは強行採決を中止した。
 その場面の議会中継映像は無い。始まる前だから撮影onにしないが、議場に集まって後ろのマスコミを見ての判断なのかは不明だ。
 「逮捕された議長の新政クラブが公明党を従えて、強行採決して議長職を守った」。
 こんな見出しが付くことを、この局面で悟ったとしたら、相当な幼稚。議会中継や報道テレビで強行採決の様子を撮られることを恐れて、引き下がったとしか考えようがない。
 
 その後、再び代表者会議となり公明党議長、フォーラム副議長という妥協になるが、秋山かほる議員はフォーラムが議長とるまで頑張って突っ張れと主張したようだ。公明党議長では変化が期待できないという考えだろう。
 
下記は翌未明、1時前後でしょう。映像はここ
事務局マドンナが投票用紙を配り、記名投票をして開票し、議長決定と進みます。その間、14分。なんとも仰々しく非効率な作業が行われます。
 
Photo  
 続いて新議長の公明党・道下議員が就任あいさつをします。
 ご覧ください、彼の姿を。
 ペーパーを出して読み上げます。
 
 Q  いつ書いた?
 
 A  ここに来る前
 
いつだって、真実は見えないところにあります。
 
 

2017年11月 8日 (水)

守なき後の上尾市議会の朗読劇が生む豚丼襲名披露宴

本日の上尾市議会の臨時会より -- ラストは悲劇か笑劇か

告知 市長選は 12月17日投票日。
 
文末追記あり…誕生せず0時の難産中に眠くなる

 
重要な議案は本日朝まではつぎのようでした・・・
 
1.田中守議長への不信任決議
 
2.田中守議員への辞職勧告決議
 
だれだって、自分が首になりそうなら、自分の方から辞表を書くものです。本日朝に、弁護士を通して田中容疑者から辞表が提出されたため、上の議案はボツ。
 
傍聴席からのリアル連絡によると・・・、「塀が無くても逃げ出さない羊」と揶揄される上尾市民からは珍しくヤジが相次いだとのこと。中継にもあったね
 
誰が辞職勧告に賛成するかという本日の見せ場は肩透かし。つまりシナリオが書かれた八百長劇です。検察の拘置所ですから、本当に本人直筆なのかは不明です(どうしてもあの200人ウソ署名簿が頭をよぎる。ここへ)。
 市長の辞表はネットに写真が流れていました。一番気になるのは三人目の逮捕者が出るか否か、そこまでまって市長選をすべきです。
 
・本日は予定9時半が遅れ、9時50分開始で10時5分に休憩入り。わすが15分。
・11時30分再開で同38分に休憩。 8分です。
 
 なにか、打ち合わせをするのなら、別室でなく中継できる議場でやるべきです。そうやって部屋を有効利用して空き部屋を他へ転用すべきです。休み時間のが長い上尾市議会中継です。録画は数日後に見られます。
 
午後は議長職の選挙らしいです。
 
上尾市政を牛耳る新政クラブは団長の小林守利議員を推すでしょうか…。
 まもなく午後の開演時間です、お客様はクラッカーをお持ちになってお席にお座りください。
S
渡辺副議長の原稿読む姿もっと見たかった。癒されます。
 
だれだよ、子供議会みたいだっていう奴は!
 
 
さて、ここまで読まれた方は次の符号が分かれば上尾市民です。
 
 
守議長なき後も、また守る。
 
みのる市長なき後も、またみのる。
 
 
塀が無くても逃げ出さない羊は、毛が刈り取られるために草をはむ。
 
 

追記1
田中氏の辞表写真はこちら、上尾のたまちゃんへ(外)
「一身上の都合」と書いてあります。普通は当たり前、と解釈したらお人好しすぎます。
自己都合でやめるという意味ですから。
 
追記2 23:24
再開されたと思ったら、0時を超すから会期をあすまで延ばすためという手続きのために再開し、すぐ休憩になりました。
 難産です、新しい議長と副議長が決まらないようです。
議会のできごとをSNS等で即発信できるのは糟谷議員しかいません。彼女のツイッター、ブログ、FBから速報は得られます。お気に入りにどうぞ。
 年齢にかかわらず議員のネットスキルはとても低く役立ちません(ネットの力が地方政治に及んでいないため)…
 
 もめているのは、当初は正副議長を与党と野党に分けなさい、という点かと思ったのですが違いました。上のブログへ。
 0時に再開して、たぶん強行採決じゃないかな・・・、と思ったら、「小林議員が候補者から降りる」とツイート。
 
 小林さんはもう寝る時間だからでしょうか 
 
できれば、このまま、明後日まで、開いたり閉じたりして、ギネス記録を目指すべきです。
 
天の与えた罰ゲームよ。
 
不眠症の市民は病院ではなく上尾市議会の傍聴席へ。
 
必ず眠れます。
 
ただし悪夢付き…

2017年11月 7日 (火)

前回の上尾市長選挙における上尾市民の行動とは

棄権は70%、参政権は希望者のみに配布する市へ。

 
近年、政治離れが激しいですが、前回(2016年)は投票率30%と過去最低。
悪天や急な都合、病気や高齢化等により投票に行けない人も確実に存在しますが、ごらんのように低投票率が支える選挙です。 詳細分析は過去記事 (歴代市長名付)。
 
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ロイター記事の受け売りですが・・・
 
独裁政治は恐怖を糧に運営され、
 
民主政治は信頼を糧に運営される。
 
ならば、
 
上尾市の慢心政治は、無関心を糧にし、無責任で増殖した。
 
上尾市再生の戦略ターゲットは、70%、50%の人々への働きかけしかありません。
 
 
参考 直近の衆議院選 比例区データ
 
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2017年11月 6日 (月)

上尾ツートップ逮捕事件から上尾市民の閲覧をアクセス推移で分析

上尾市民がどのくらい見に訪れるか

1 今年の平時のアクセス数 (データはniftyココログ解析より)

 平日700800件、休日400500件位です。過去最高は箱根駅伝や上尾マラソンで一日3500件。ビジネスやPC系記事のアクセスが多く、平日昼間に一時間50件あると普通です。上尾関連は多ページありますが多分40~80/日くらい? 地味ですが上尾五大工場流転は満足しています。

 UU数は400~600ですから、普段は外部者は他記事を読みません(一般論として個人は特定されませんが、組織は分かります)。上尾市役所も最近多く、一時間近く見ています。

2 上尾ツートップ逮捕事件とアクセス

10/30日の昼、上尾憲政の歴史に残る衝撃的な逮捕の報をNHK昼のニュースと朝日新聞Webが伝えてから一週間たち、本ブログの上尾関連にもたくさんのアクセスがありました。アクセス推移を公開します。クリックで拡大

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・図は翌日採ったため30日は緑線データです。逮捕記事は1時前には一報をアップしたと記憶します。午後1時から急騰し、二時台がピーク800件弱、一分間13件です。

 その後は時間500件を超えません。当然ですが、この手のニュースはマスコミのページが増えるたびに検索インデックスの上位に割り込みます。ただし個人ブログとしては(最)上位です。当該ページは2500件ほどとなる。

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・逮捕の30日のPV5545UU3200です。この後、火3144、水2063、木1674、金1642、土1360へと減衰するのは、新聞が事件を取り上げなくなるのと同じです。大地震後の減衰に似ますが、三人目の逮捕者がでたら強い余震となります。

3 他記事への流入効果

10

 上は10月度のデータ。中旬の山は安倍総理が明日上尾に来る、という予告記事の効果です。偶然はやく書けたので調査目的にしました。1600件、平時分を引いて1000件ですが、多いのか少ないのか分かりません(その選挙分析)。

欲しいのは上尾市民の人数です。二日目以降は市民に限定される比率が増えます。位置特定には無理がありますが、埼玉県内が一位であることは確認しています。  例 IPアドレスGeoIP2 

入口から他の関連へ移る上尾市民の数も重要です。本ブログは実質的に単一テーマ用ではないため直帰率は高くなります。ただし上尾関係のページは低くなります。

30日は全数5500-逮捕記事2500-平時分700=2300が他の上尾関係へ流れました。誘導リンク効果もありますが、次の市長選に誰が出るかが、一番の関心事です。週千件を超しました。

全体としては大した数(アクセス数、訪問数)ではない、と認識します。有権者は19万人ですから。前から、発信する人があまりにも少ないことに危惧します。皆さんも遠慮なく声を上げてください。コメントに書くのも一つです。

声を「あげよー市」なのか、「お黙り市」なのか・・・

2017年11月 5日 (日)

快気祝いみたいな、コメント欄への返信

不正入札告発文書と釈明議会のお粗末資料の記事についたコメント返し
 
よかった。
この一大事に直ぐ反応しそうな方が、休眠とは心配しておりました。狭いコメント欄にあふれる長文をみて、川でおぼれたわけでもなく一安心です。
 
衆院選の政局騒動には憤慨と落胆の気持ちの方も多いでしょう。自分が落選したような気分ですか (^-^?)
 
2012年の自民復帰時の投票率は10%も減り、その後の全国・地方選挙はことごとく低投票率現象です。一口に政治離れと言われますが、落胆からくる嫌政観に支配されていると見ています。
 
今回は自己保身に走る醜い議員の人間性があぶり出されましたが、沈没する政党特有です。苦しくなると与党も同じですよね。
私的には初めて選挙を堪能できました。
  1. ・山内康一という若い政治家をネットで応援し、面白かった。
  2. ・日経のアベノミクス採点記事も目からうろこ。
  3. ・上尾駅の安倍総理の演説会も見られ、その上尾自民投票数はマイナスという現象もデータ化されました。
  4. ・駅で大島候補に会って聞くことができました。
  5. ・トリは、有効投票ではなく有権者数シェアでみると勝者なし、全政党敗者である実態です。この円グラフが最大成果かな。ご覧なっていると思いますが…
 お気に入りなので再掲します。
Photo  
さてここからですが、コメントを読み、ずっと前から思いつつ書けないジレンマがよみがえります。
人々はなぜ、政策を熟慮することもなく投票権を行使するのかということです。市厄所さんのはこの疑問ですよね
 
今年のノーベル経済学賞のリチャード・セイラー教授の行動経済学に興味があります。彼によれば、「人間は必ずしも合理的な行動をしない」です。
ある品物を買うときに、あらゆる情報を集めて吟味検討して購買決定をする、という人が居ます。自分のし好品の時はしますが、他分野にでまでそれをする人は限られます。
 
選挙にそれを応用すると、投票したい人がいないとなるでしょう。
行動経済学では、何かを選択する時は心理的な要素が大きく影響するというものです。負けが見込まれる人に投票して敗北感を味わうよりは、避ける人がいても不思議ではありません。
教育費無料は直ぐメリット受けられるけど、将来に請求書が来ることは、なんとかなるさで頭の端に追いやられます。
詐欺は合理的判断をすれば防げるものの、心理面に支配されるから騙されるのです。警察官の親がオレオレ詐欺にあうのですから、知識や教養とかは関係ないでしょう。
 
ちょうどこの間の最高裁判官の信任投票も、何も書かないと信任というのは、行動経済学による無意識な「誘導」だって思います。アメリカの401Kプランの加入増にこの理論が使われたと言われます。何も書かないと加入した、です。この程度なら理論と言うほどでもないですけどね・・・(^-^?)
 
政治の話では、あんな連中を推しすのはバカ、結局は市民がバカという方もいますが、それだと壁を作ります。バカの壁じゃありませんが。 直接・間接に利益を得ている人はごく少数です。宗教で自由思考を縛る人には皮肉を込めて馬の耳に念仏・・・何を言っても通りません。
 
でも棄権した半分の人までバカ呼ばわりすると、こちらに来てもらえません。しかし権力者は彼らに政策的カネを配分することで甘く誘います。見下す人よりはあっちの方がいいでしょうから、言論戦にはハンディがあります。
 
それでも半分の上尾市民に向けて、微力ながら、「上尾市スターウォーズ決戦に備えよ 」を呼び掛けています。
 
ところが手元のデータではその半分はあまり見に来ないのですよ… ( ゚Д゚)
ツイッター通りにいるようです。
 
 
しばし落ち着かれたら、またどうぞ。
 
酒を飲みながら、ネット書き込みをするのは危険、というのに似ています。
自戒を込めて・・・

2017年11月 3日 (金)

NHKで議長と上尾市長のかかわりを井上しげる議員が語る

田中議長と明石産業が会っていた田中家が火事で炎上
 
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NHK News Webはこちら。本件関連の他配信ニュース映像付き。いずれソースは消されますが、市民には公益性が高いため下に全文コピーしました。上尾市議会の政策フォーラム井上しげる議員のインタビュー付き。

S_2 その田中議長の店舗「田中家」が昨夜11時ごろ火事になりました。下のNHKニュース記事ではこの店に逮捕された明石産業の社長が頻繁に出入りとあります。躯体は残っていますが全焼に見えます。料理火からの失火と伝え聞きます、お悔やみ申し上げます。文末に朝日Web記事、写真は埼玉新聞より。

この局面で深夜までいた5人はどんな方々か気になりますが、火傷を負わなかったのは不幸中の幸いです。

火事を伝えるTBS映像はこちら


上尾のダーク市政を変える目次 - SW決戦に備えよ

NHK 11月1日18時25分、逮捕の議長の元に業者が頻繁に出入りか 

埼玉県上尾市の市長と市議会の議長が、市のごみ処理施設に関する事業の予定価格を業者に漏らしたとして逮捕された事件で、議長を知る市議会議員は「業者が議長の選挙事務所などに頻繁に出入りしていて、業者と議長がつながっているように見えた」などと証言し、警察は癒着の実態を調べています。

埼玉県上尾市の市長、島村穣容疑者(73)と、上尾市議会の議長、田中守容疑者(72)は、市のごみ処理施設でペットボトルを処理する業務の入札をめぐって、予定価格などをさいたま市の設備管理会社「明石産業」に漏らしたとして、官製談合防止法違反などの疑いで逮捕されました。

この業者は、おととし落札した別の入札の経緯が不透明だとして市議会で問題となり、その際、業者を調査した井上茂議員が、議長と業者の関係を証言しました。

井上議員は「業者の支店は民家だったり、従業員が10数人しかいなかったり、実態が見えなかった。
逮捕された社長が、議長が経営する飲食店や選挙事務所に頻繁に出入りしていて、業者と議長がつながっているように見えた」と明らかにしました。

また、議長については「市議会のドン的な存在だった。市長は議案を通すためには議長の言うことを聞くことが必要になり、結果的に市長と議長の間で主従関係ができていたのではないか」と指摘しました。
警察は、過去の入札や業者との癒着の実態を調べています。

朝日新聞Webニュース  2017年11月3日15時25分

逮捕の市議会議長家族の店で火災 埼玉・上尾

2日午後11時5分ごろ、埼玉県上尾市愛宕1丁目の飲食店「和風料理田中家」から、「天ぷら油から出火した」と119番通報があった。県警上尾署によると、木造2階建ての店が全焼。店内にいた5人の客と店主の妻(49)は避難して無事だったが、店主(48)が顔にやけどを負い病院へ搬送された。店内から出火したとみられる。

 同市議会の田中守議長(72)の家族が経営する店で、同じ敷地内にある田中議長の自宅への延焼はなかった。田中議長は10月30日に同市のゴミ処理施設の入札を巡るあっせん収賄などの容疑で逮捕されている。

2017年11月 2日 (木)

上尾市の不正入札告発文書と釈明議会のお粗末資料からみえるもの

エピローグ あげお大学物語
 
むかしむかし、大学入試に「できの悪い小学生」がエントリーし、なんと願書が受理されました。事前に答えを知っている悪ガキは成績トップで合格です。
 
見抜けない書類ではありませんが、精査を怠り、子供を青年扱いした事務局がいたのです。しかし正義のチクリにより、入学取り消し、再試験となりました。
 
ときすでに三月末。応募者もなく、結局、卒業した生徒に支度金を払ってもう一度入学してもらう羽目になりました、とさ。
 
ガキの里親が理事長だという噂だけが残りました。
 
お し ま い。
 
 
一幕 内部告発文書
 
事件は、二年前の平成27年2月頃、多くの上尾市議員に送られてきた一通の文書から始まります。差出人不明ですが、事実関係を冷静に要約してあり、品のない怪文書の類ではありません。
 内部告発の文書(pdf) → 不正を告発します
 
これを元に政策フォーラムの町田・井上議員が市を問いただしました。結局、上尾市は明石産業の落札を取り消し、再入札という異常事態になりました。この辺りは二人の議員レポートをご覧ください。
 町田皇介議員(市議会レポート2015-2号,3号)
 井上しげる議員(2015‐4月4頁目)
 
 結局は手の内を晒すような再入札は不調となり、従来業者のテスコ㈱が引き受けましたが随意契約となり一億円も高いものについたとあります。これは上尾市の明白な失敗であり、その損害や責任を誰が負うのかが問われるはずです。
 これを実害と認識し、事件性アリとみて捜査になったのでしょうか。
 
 核心は、明石産業と田中議長の関係性です。圧力とか口利きに証拠文書があるわけでもなく、関係者は口を閉ざしますから議会の追及には限界があります。
 
冒頭は悪ノリかもしれませんが、全てはこの勇気と誠意ある告発文書のおかけです。二年半後にようやく日の目を見ました。一市民として、姿なき貴殿にお礼と称賛を送ります
 
二幕 本日の配布資料にみる上尾市業務能力の低さ
 
 配布資料には、A3版の「西貝塚環境センターの入札結果まとめ」があります。H21年からの過去6本の入札一覧ですが、とても見にくい表というだけでなく、肝心の不正入札の後の経緯が抜けています。あまりにお粗末です。
 
●改めて再送・・・後日手に入った変更表からのデータ抜粋です。予定価格との比率を見ていくと、明石産業だけでなく、入札そのものが限りなく怪しい。
 クリック拡大 
Photo
 
参考 東京新聞図版 11/1 何度も食い込みを図る明石産業
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三幕 ワン・ツー・スリー逮捕はあるか?
 
上の案件で捜査が行われていたことに関係者は驚きました(悟られない捜査は見事です。選挙が終わるのを待ってでした)。その過程で今回のペットボトル処理業務の不正入札で逮捕されたようです。つまりヤマはまだありそうです。
 
市長と議長の同時ワンツー逮捕で日本中の話題になりましたが、1-2-3・・・と三人目、四人目は無いと自信をもって言えますか。この案件に心当たりのある人は戦々恐々です。二人の自供だけでなく、内部関係者も組織防衛よりも保身優先でしょう。上のレポートには登場人物が書かれています。すくなくとも公務員の服務規定に反しませんか。
 
まだ激震が走る可能性を否定できません。無関心な市民が支える上尾市政ですから、覚醒効果となれば幸いです。 
 
 
プロローグ 全員協議会の不条理な光景
 
本日、全員協議会が開かれました。いきさつとして前記事にあるように、昨夕にネット中継のできる本会議場に会場変更したことはグッドです。でも本会議場の右半分は不要でしたね。15人分で済むのです。
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一時間半の中身は要領を得ないものです。詳しくは議会の録画ファイルをどうぞ。
相変わらず、本当に知りたいことが語られませんでしたから・・・『市長の辞職願がいつ出されるのかがポイントです。50日以内に市長選挙が行われます。市議補選はありません。』と伝え聞きます。
 
以下、個人的な感想ですが聴き取りにくいために間違いはご容赦願いたい。
 
・市長と議長の母体である上尾市新政クラブは小林団長一人が意見を述べました。
 無実を信じるという事ではなく、あんなに仲良かったのに冷たい対応(除名処分)ね、と隣の人が語りました。意見だけで質問はなかったようです。
 他の新政クラブ議員や公明党議員からは手が上がらなかったようです。この事態で質問しないというのは、疑問や不安はないと受け取られますよ。まさか質問はするなという統一会派ですか。
 与党ですから、こうやって解明と信頼回復せよという具体的提案に欠けるのは能力を疑います。だから言葉は厳しいけど内心は田中「まもる会」・・・という姿が透けて見えます。
 よくは知りませんが…、小川明人議員などは常識的なことを言える人と見てますので、葛藤は無いのかな。 悪いことは言いません、友達付き合いを見直したら、って誰かがつぶやきました。
追記 終了後に小林団長は「会派として議長と市議、市長の辞職勧告を提出するとの考えを示した」と11/3埼玉新聞Webにあります。なんで会議で言わなんだよ。
 
・もっぱら、政策フォーラムと共産党議員が矢継ぎ早に質問と意見を述べました。
 質問と意見をごちゃごちゃに言う人の場合は分かりにくいですが、概ね市民感情に近いものです。政策フォーラムは全員が言ったようです。ただ池野議員の質問は傍聴席とはズレがあり、失笑を買いました。
 
 鈴木茂議員や池田達夫議員は、現在の上平新図書館建設(38億円)やパークゴルフ場(15億円)の53億円の事業凍結を求めます。遠藤副市長の回答は、契約済みのことなので・・・#_+5P`U(>$+J\ad;&(
 
NHKニュース11/1より
遠藤副市長は「議長が市長室に来ることはあり、市長が『難しい話だった』と漏らすこともあった」と話す。「市長から漏れ聞こえるものに対し、もう少し強く進言しておくべきだったと率直に思う」と述べた。
 
・無会派の秋山かほる議員はいつものメリハリある声で、市長の辞職勧告決議案とか議長の除名処分とかで早期解任を図るよう求めました。さっさとやらないと、いつまでも帳簿上は二人のトップが上尾に存在することになり、次へ進みにくいですよね。
きっと他市町から見たら、よほどだらしない市に見えるでしょう。
 
 野本議員の声を初めて聴きました。無会派なので遠慮なく発言したようです。大きい声は良いのですが、内容は街頭インタビューレベルな印象かな(ごめんなさいね。でも去年板ガラス買ったよ)。同じ無会派の深山議員はなぜかだんまりです。
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・マスコミが多かった。
 傍聴人は満席、ロビーに十数人とかで計70人ほど。市政に批判的な人が多く集まる割には、これだけコケにされても大人しい人々です。終わって、一階に降りると、何事もなかったように庁内は稼働していました(その理由は別途)。
 
・進行は渡辺副議長。 田中議長は力をルールにして議会を形式主義・儀式主義にしていましたから、渡辺さんの進行は助けてあげたくなるようなソフト感があります。
 ●が読めないとか言う口の悪いオバチャンがいたようですが、気にしないで下さい。「云々」が読めない偉い人もいますから。
 今日はいつものルーチン司会とは違い、非常時のためか一番高い所でオロオロした様子に見えました。頭の中が真っ白になることはありませんか、近しい人はアドバイスしてあげてください。
 
 君は大丈夫だから。
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以上、本日の三幕物語。
脚本上尾愚民。
 
関連 かまちょ図書館 全員協議会開かれる

上尾の不正入札事件の真相は談合、シンジケートなのか

次の記事では、事件の発端となった二年前の内部告発文書、 「西貝塚環境センター運転管理業務に関する不正を告発します。」を公開予定。
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今回の入札妨害事件の経緯にはあまり関心が無くて、市政のさらなる厄払いと信頼回復への道筋がどうあるべきか、に関心があります。
 
でも、ニュースや新聞をよく読んで はるかさんがかまちょ図書館で 不可解な入札 という経緯を書いていました。
 
今回の事案では、朝日産業は最低価格を知りながら、わざと高い価格を示し、他者が落札とあります。
 
それならば業者が談合していたとなります。
役割分担した裏のシンジケート(受注互助会)です。情報取得と受注が違うのですから。
 
今度はお宅、次は俺よ。 
 
(振り込め詐欺の組織プレーに似る)
 
ということなら、複数業者への嫌疑が広がります。あるいは、たんなる情報売買なのかもしれません。
 
まぁ、いずれにしてもゴミ焼却場を巡っての入札疑惑です。
 
連中は社会のゴミだから、西貝塚環境センターで燃やせ、という声が出ても仕方ありません。しかし上尾市斎場ではありませんから、お断りすべきです。
 
 
そもそも、ブラスチックは再利用です、燃やしません。
 
でも、一体何に再生するだよー

2017年11月 1日 (水)

どこまでもお粗末で形式主義の上尾市議会は12人しか入れない

こんな大事件なのに、傍聴席が溢れるくらいの本会議場を使え
 
 
上尾市政はこの日も目まぐるしい時を過ごしたようです。追記3をお読みください、少しは光が見えます。
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議会の案内Webはここ    下記は昼前のWeb情報
 
日時 平成29年11月2日(木曜日)
会場 上尾市役所全員協議会室(議会棟4階)
内容 執行部からの経過説明
※傍聴は可能ですが、定員(12人)を超えた場合は、開始10分前に抽選を行います。
※報道関係者が取材に来るため、写真や映像に移る可能性があります。また、インタビューなどを受ける可能性があります。
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Tel:048-775-9452(議会総務課)Fax:048-776-2230 ご担当責任者は中島様です。一般に、市へのお電話は匿名でも構いません。
 
●この非常事態においてすら議会制形式主義を抜けられない人々が、このような腐敗を生むのです。年間稼働率8%は全公共施設で最低です。空いている本会議場を使うべきです。 理由は議会は市民のためにあり、彼ら(議員や職員)の雇用者は市民だからです。
●マスコミは22社予定と聞きます
●気づきましたか?。
 市議会HPには、開催時刻(多分10時)が書いてありません。それでも10分前に集まれとは・・・。たびたび指摘してきましたが、上尾市役所の仕事の品質には非常にミスが多いです。今回もコレクションに追加されました。なお、移る→映るは可愛いものです・・・
  直したら、ここを職員が見た証拠かもしれません。
 
追記1 
本日13時過ぎに訂正されましたが、お礼のコメント記入がないのは礼を失します (^^♪。相変わらず狭い部屋で市民を拒み続けます。執行部はマスコミや議員を通しての間接伝授のみであり、直接市民に向けての経緯報告と謝罪する誠意がありません。
 一番の被害者は上尾市民ですよ。こんなんでイイの遠藤次郎副市長様。
 
追記2・・・下のもみじさんへの返信
 
 市民の苦情殺到電話により30人までに変更されました。でも夕方時点ではWeb案内は12人のまま。依然、慣例により全員協議会用の部屋のままです。
 議会事務局も各会派議員連中にも危機感が足りません。本会議場でやればネット中継もでき、家で録画を見られます。明日の朝、突然場所変更してもよいのだから、その程度の英断ができなくてどうする。
 
 今回の協議会だけでは終わらないでしょう。「捜査を見守る。分からない」の連発でしょう。それに納得する議員はいないから二回目も必須。そしてマスコミや議員ではなく、市民への直接報告と謝罪が必要です。かれらの一挙手一投足が衆人環視にさらされねばなりません。
 
追記3・・・今夜、本会議場へ変更決定。議会事務局関係者の英断を評価 !
 
 慣例に従って全員協議会室で12席用意 → 市民からの要望の電話殺到→30席へ増席の配慮 → さらなる熟慮の末に「本会議場で開催」へとたどり着きました。
 
 54席ありますが後ろのロビーでもモニターで見られます。本会議場を使うと、ネット中継でき、後から録画再生できる点に価値があるのです。悲しいかなマスコミが相当来ると思われますから、ぜひ市民の方もどうぞ。
 
 上尾市政の信用回復は困難を極めます。しかし、この日の議会事務局の迷いと葛藤の末の決断は一つの光明です。過去の慣例を打破し、「市民のための議会・市政」を目指そうとする小さな第一歩です。
 
 市の職員の皆さん。もう、重石はありません・・・さぁ市民の方を向いて良いのです。
 
 
 田中守議長は神経質なまでにヤジ厳禁で議会を「形式主義に堕しました」。この非常時ですから、主権者がヤジしても罰は当たりません。もち、ヘイトは禁止。
 ダブル逮捕でヤジも出せない上尾市民では、テレビニュースや新聞を見た日本中の人々から嗤われます。
 
トントン。
 
静粛にお願いいたします。
・・・ 一体誰が行司役するんだよ 
 
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