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2017年11月10日 (金)

朝まで生議会・・・上尾市議会の葛藤を伝える報

上尾市民にとって公益性が高いため、新聞記事と議員SNSからの引用
 
追記 11/23 (6)を訂正。
 
前記事より 。 写真は本ブログより。
Ss
 
1 東京新聞 2017年11月10日
 
 新議長が就任あいさつをした時、議場の時計は午前1時28分を示していた。臨時会はこの後、午前5時44分まで続いた
 
上尾市のごみ処理施設の業務を巡る入札情報漏えい事件の余波を受け、八日午前から開かれた市議会臨時会が紛糾した。火種となったのは、あっせん収賄容疑などで逮捕された田中守容疑者(72)の議員辞職に伴う新議長の座。異例の長時間のドタバタ劇を経て、全ての議事が終わったのは九日午前五時四十四分だった。
 
 臨時会では同時に逮捕された島村穣(みのる)容疑者(73)の市長辞職願への同意などが予定されていたが、八日朝に田中容疑者も議員辞職願を提出。二人の辞職自体は全会一致ですんなりと認められたものの、昼休憩に入ってから空転が始まった。
 
 議長だった田中容疑者が所属していた最大会派の新政クラブは、空席となった議長職に再び自会派からの擁立を模索。一方で他会派は「逮捕者が出た会派が議長を出すのはふさわしくない」「強行するなら本会議に出席しない」と反発した。本会議が再開されないまま、会派間の駆け引きは日付をまたいで続いた。
 
 最終的に新政クラブが公明党の議員を議長に推すことを決定。未明に行われた議長選で、過半数の票を集めた公明党の道下文男さんが新議長に選出された。新政クラブの小林守利代表は記者団に「皆さんが容認できないということで苦渋の決断をした」と語った。
 市議会はその後、入札情報漏えい事件を調査する特別委員会の設置を決めた。
 
 
2. ナマ感のあるSNS系
 
  字数制限のある記事では「生感」が伝わりません。他議員もあれば追加予定。
 
 ・11/10 糟谷たまき議員、臨時議会についての三つのツイッター
 
 ・11/9 大モメの議長選の結果(糟谷議員ブログ) 以下に全文引用
 
新政クラブから議長を出そうとしたことにたいして、押し問答が続き、選挙に持ち込もうとしたのでそうであれば選挙に加わらない、つまりボイコットすると宣言した。
共産党、政策フォーラム無会派の13人で話し合って選挙に備えていた。
ところが事態は一転、新政クラブが候補者を取り下げるとしたのだ。
そこで、公明党から道下議員を候補者に推薦してきたので、共産党と政策フォーラムは町田議員を推薦。
結果、道下議員18票、町田議員11票で道下議員が議長に。
その後すぐ副議長が辞職願を出したので副議長選挙を実施。
そこでもう一回町田議員を推薦。結果、町田議員18票
白票11票。この白票は新政クラブのメンバーの数と符合する。
副議長は町田議員となった。いま、11/9(木)午前3:30である。
まだ議事が残っている。そろそろ朝が来るΣ(゚д゚lll)ガーン  。引用終
 
もう帰りたい議員がいるであろうこの時刻(5:10)、唯一意見をとうとうと述べるは秋山かほる。再発防止策の声明文が手ぬるいと一人加わらない。建設業、学校を営むなど行政と利害関係を持つ人は議員になってはいけない仕組みにすべきと語る。利益相反のこと。いったん休憩へ…5:30。大変ねと驚く人もいるが、ならば議会の稼働率はここ
 
新しい豚丼メニューが発表されるとばかり思っていたのですから・・・「夜明け前が一番暗い」と言われる未明の攻防劇は見事です。新政クラブ支配から少し脱したのは、予期せぬこと、称賛に値します。リーダーなき同派は弱体化か、巻き返しか・・・
 
 
続報 5:44散会。
西貝塚環境センターの入札にかかわる調査特別委員会設置。
委員長は井上茂、副委員長は橋北富雄と糟谷たまきに決定。
 
 ・11/10 秋山もえブログ 臨時議会ハイライトより
かなりの時間を経て
6回目の
代表者会議が開かれ
小林議員から
「議長候補は取り下げる。お詫びする。ご迷惑をかけた」と。
おぉぉぉぉ!!!
    …
 
3. 台湾帰りの秋さん日記 
 
 
 剛速球型ブログの読後感・・・、
 紛糾原因は、逮捕者をだした新政クラブからまだ議長をだすのは道理が通らないだけでなく、議長職を狙う新団長の小林守利氏は市から受注している建設業関係者だという二つが絡んでいます。
 政策フォーラムと共産党から拒否されたようですが、公明党の振る舞いは分かりません。まるで漁夫の利で議長職を得たとも見えます。
 上尾公明党は先の衆院選比例で大きく票を減らしました、中道とは与党の座にすり寄ることではありません。悪いことは言いません、ワルと付き合うと一緒にされますよ。
 
 残る疑問は二つ。
1. 小林守利氏は関係する建設会社の上尾市からの受注額推移を自ら情報公開すれば、堂々と立候補できるのに、なぜしない。誰か市に情報公開請求して。
 
2. 私なら小林氏を下げて二番目を出して粘るのが本来の交渉ですが、玉が無いのか?。渡辺さんにできたではありませんか。フリガナふってあると聞いているから、恐れることは何もないはず。派内で音読コンテストしなかったのか、それとも眠くなったの・・・
 
4. 蜜月だったはずの あげお公明党の反応
 
 だんまりの公明党が (かまちょ図書館)
 
 その正直さが怖いのです。
 国政レベルでは公明党は自民との距離関係を微修正しようとしている記事が本日でてましたが、地方組織にはそんな洞察力はムリということが伝わります。能力主義で公認を出さないとまずいでしょう。
 
 秋さんやかまちょ図書館のサーチ力には驚きました。このくらいのスキルの上尾市民がもっと参加してほしいものです。いるはずです…
 
5 朝日新聞11/10記事
 
 新政クラブ内部からも自会派からの議長選出にこだわらない意見が出て、協力関係にある公明党に・・・・妥協が成立した・・・・
とりあえず上が真相のようです。だれが最初に口を挟み、誰が同調したのかが知りたいものです。小川氏は入りそうな予想・・・
 
 11/8水 am9:50~11/9木 am5:50  延べ20時間。
「会議は踊るされど進まず」風ですが、会議は見えないところで行われ、休憩ばかりだったというのが(ネット含)傍聴席からの実感。 そして、次の市長選の候補者擁立も同じです。
 
本稿終り。
 
6 見せない理由と見せられるシナリオ劇
 
 20時間の上尾市議会、録画はたった1時間半しかない。あの日の真相は何か。政策フォーラムと共産党の武勇伝なのか、それとも新政クラブのシナリオなきお遊戯か・・・語られ始めたもう一つの真相。
 
 新政クラブは頑として小林団長の議長就任を譲らず、深夜の強行採決やむなしと代表者会議では決まり、彼らは公明党とともに議場へ結集よていだった。ボイコットの他会派や無所属議員は各控室で待機となり、議場へ入らないために目撃談はない。マスコミに聞くしかない。
 この時、待ちくたびれていた報道陣も集まりあわただしく撮影準備に入ったと思われる。
 
 ところが暫くしてから(場所が不明)、新政クラブは強行採決を中止した。
 その場面の議会中継映像は無い。始まる前だから撮影onにしないが、議場に集まって後ろのマスコミを見ての判断なのかは不明だ。
 「逮捕された議長の新政クラブが公明党を従えて、強行採決して議長職を守った」。
 こんな見出しが付くことを、この局面で悟ったとしたら、相当な幼稚。議会中継や報道テレビで強行採決の様子を撮られることを恐れて、引き下がったとしか考えようがない。
 
 その後、再び代表者会議となり公明党議長、フォーラム副議長という妥協になるが、秋山かほる議員はフォーラムが議長とるまで頑張って突っ張れと主張したようだ。公明党議長では変化が期待できないという考えだろう。
 
下記は翌未明、1時前後でしょう。映像はここ
事務局マドンナが投票用紙を配り、記名投票をして開票し、議長決定と進みます。その間、14分。なんとも仰々しく非効率な作業が行われます。
 
Photo  
 続いて新議長の公明党・道下議員が就任あいさつをします。
 ご覧ください、彼の姿を。
 ペーパーを出して読み上げます。
 
 Q  いつ書いた?
 
 A  ここに来る前
 
いつだって、真実は見えないところにあります。
 
 

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