鈴木茂氏と上尾自民党の確執が分かる文書-付録はあの入札疑惑
前記事(政策ビラ)のつづき。鈴木茂議会報告NO,15 平成27年4月より全文引用。
段落がえを入れたり、半角スペースを自動削除したため一部文字違いあればご容赦願う。報告書ソースはこちら
4月12日投開票の埼玉県議選で私が、選対本部長を勤めた清水義憲候補が見事当選を果たしました。開票結果
1はたけやま稔民主党18,260当
2いしわたり豊公明党16,224当
3清水よしのり自民党13,618当
4新藤たか子共産党10,330
5斉藤てつお無所属7,207
6秋山かほる無所属5,164
県議選雑感
今回の県議選はいわゆる保守分裂の選挙でし烈な選挙でした。清水候補を正式に応援した市議会議員は私一人で、別の候補者には13人の市議会議員が付きました。
私への誹謗中傷ビラが全市的に配られました。立候補者への中傷ビラが配られる事はたまにはありますが、選対本部長への中傷ビラが配られるのは前代未聞です。その中傷ビラの内容のひとつに私が島村市政への批判的な質問をしているとの事が書かれていました。
幼稚園・老人ホームを経営している個人的理由で私が教育の問題・子育ての問題・介護の問題・福祉の問題ばかりを取り上げて利益誘導をしていると驚くべき内容の誹謗中傷ビラでした。
我が国の最大の課題は少子高齢化の問題で上尾市においてもこの問題は避けて通れない問題です。この問題を追及したり提案したりする事が利益誘導との批判が初めは私には理解できませんでした。しかし仮にこのビラを作成した者が道路や下水道等の質問をしながら私財への利益誘導をしていたとしたら、その価値観と視野の下このような文書が成立するのだろうとようやく理解推理しました。
また、中傷ビラでは私が共産党が提出した意見書に賛成したと批判していました。私が賛成した意見書は辺野古の基地建設反対の意見書と自衛隊の海外派兵増強に反対の意見書です。私は辺野古の米軍基地建設に反対です。これ以上沖縄に負担を掛けるべきではないと考えます。サンゴ礁を壊す事に反対です。
米軍基地が必要ならアメリカに作れば良いと考えます。ハワイやグアムに作るべきと考えます。翁長沖縄県知事も元沖縄県自民党幹事長です。また、私は戦後日本が70年間誰一人として戦争で死ななかった、殺さなかったこの平和をもっともっと誇りに思うべきと考えます。自衛隊が我が国を防衛する事や災害に対応する事に何ら不満はありません。しかし海外で武力行使する事に反対ですしその事に繋がる危険性が増える事に反対です。
一方介護保険料の値上げや消費税増税の反対の意見書には賛成しませんでした。少子高齢化社会の現実から議論の余地があると考えるからです。○○党からの意見書は反対、○○党からの意見書は全て賛成というような単純な立場での行動はとりたくありません。市民の信託を受けた議員ならひとまず自分の頭で考え賛否を決めるべきだと考えます。
私が市議会に入って一番不思議に感じたのは、議会なのに全く議論しないという事です。特にいわゆる保守系会派では市長への批判的意見はタブーなようです。これでは何のために市議会議員がいるのか存在意義が問われます。行政と議会はチェック&バランスが大切だと考えます。ただ市の提案を賛成するために立ったり座ったりするだけであるなら、民意を受けて当選した市会議員の仕事は必要ありません。
今回の選挙の出陣式の第一声で私は次のような事を述べさせて頂きました。「今回の選挙は上尾市で自由で民主的な政治が行われるのか否かの選択の選挙であり、上尾市民の民度が問われる選挙なのです」と。
他陣営には、13名の市議会議員・上尾市長・国会議員が付きましたが結果はご案内の通りです。上尾市民の民度の高さに改めて敬意を表し感謝を申し上げます。また、県道や信号機設置等は県議会議員の仕事であり、清水議員を通じて県政にも尽力をしていきたいと思います。
市政に関しては、私、鈴木茂が市民の皆様の為に精一杯尽力させて頂きます。ご支援を頂いた多くの方に改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。
★Ⅲ西貝塚ごみ処理をめぐる不正入札告発の手紙が殆どの議員に届きました。
西貝塚のごみ焼却施設は3年間約5億円で業務委託されています。この3月に委託契約が切れ、市は一般競争入札でA社と業務委託契約を結びました。そこに不正があったのではとの告発があり、2人の議員がこの問題を追及したところ、市は慌てて委託契約を解除しました。
前代未聞の行為であり、新聞にも掲載されました。この入札には政治的圧力があったとの指摘があります。市は入札のやり直しをしましたが年度末で入札業者が現れず現在の業者との随意契約となりました。最初に委託契約を結んだA社は派遣の実績しかなかったようで、とても上尾市23万人のゴミ処理を任せられる業者ではなかったようです。私はこのような事がとり行われている上尾市政に対して声をあげていきたいと思っています。
以上
●内容もさることながら、読みやすく書かれている文章力も特筆です。本人サイトで表に出さないと見られませんね・・・
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鈴木市議を応援している清水県議も市議時代に新政クラブと何か確執があって、確執後の選挙戦の前に「何で私の担当地区(谷津、柏座等)に、他の(自民系の)立候補者
を出すんだろう」と文句を言っていた。(各地区に立候補者は1人だけという決まりも
無いと思うが)
何があったか知らないが、新政クラブの嫌がらせだったんだろうなと思った
投稿: メル | 2017年11月22日 (水) 14時06分
以下、長い文章になりすみませんが、上尾市の現状に怒りを込めて書きます。
衆院選では、立憲民主党と大島氏に投票しましたが、大島氏には失望しました。
上尾の現状をよく知らないのでしょう。北本の人だから。同じ元幹事長だから応援するのかな(笑)。
「努力が報われないことが多い」(本人談)サラリーマン経験者である優秀であったとされる氏の行動力には期待していたのに残念です。
私は上尾に生まれ育ち、名古屋市と岡山市で合計12年転勤生活をしました。
両市とも、独特の県民性があり、馴染むのに苦労しましたが、政治意識ははるかに高いです。保革ともに、はたけやま氏のような候補者は見たことがありません。
当時、出身地の話は、上尾といえば昔高校野球強かったね。でした。
今出身地の話をしたら、「たわけものの集まり」と馬鹿にされるでしょう。
幼少期「革新市政だから補助金が少なく税金が高い」でも仕方ないねと、無き両親が嘆きましたが、
今が「最悪」。
「利権にまみれた小金持」、共産党、および公明党(本意ではないと信じます)各支持者による投票行動、そして選挙を棄権した市民が現在の上尾市政を作り上げたのです。
県外出身の方は、愛着が少なく面倒かもしれませんが、今回は投票してください。
鈴木氏は進学校を卒業しておりますがエリート面する人ではありません。同校は政治家志向者が少なく、実際に政治家になったOBは少ない高校です。
現職国会議員を味方に付けるはたけやま氏との選挙は相当苦戦すると思います。
また、現在態度保留中の政党が、はたけやま氏を支援した場合や、独自候補を立てた場合、鈴木氏はさらに厳しくなります。両党の良識に期待します。だって、自民党は、民進党を裏切ったはたけやま氏を支援することはみえみえだから。
私は鈴木氏の幼稚園を40年前に卒園しました。教職を勤めた後、で親の家業を引継いだことは、今回はじめて知りました。
はたけやま氏は、駅前に立ち、微笑みの奥で今回の市長選挙を考えていたのでしょうか。
両候補とも落選しても、生活に困らないと思いますが、非常識な人が当選することは許してはいけないと思います。
私は鈴木茂氏に投票します。
地元民
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投稿: 地元民 | 2017年11月22日 (水) 21時31分
メルさんの初のご来訪に深謝
新政クラブは知りたいと思う人が居ないのでほとんど知りません。渡辺さんの議長ぶりが癒しでしたが・・・もう見られません。
地域に一人、というの彼らの暗黙のルールでは。
地域ボス。縄張り。
市議選の後にでる広報に地域別に議員紹介があり、凄い違和感ありましたね。選挙区は一つしかないのにね。市も慣習で不思議に思わないのですから、レベル低くすぎ。
で、清水県議ですが、彼は前回の島村市長のパンフに推薦人で写真パッチリよー・・・一つ前の記事用でパンフみたら載ってたわ。
島村さんが自民推薦だったせいかな・・・そこまで書くとみんな混乱するね
投稿: 私役所 | 2017年11月22日 (水) 21時53分
地元民さんの初のご来訪に深謝
ここのブログ主は、勝手にコメントを再利用しまーす。
自分が記事書くの面倒だから、記事にしちゃいますよー
文句あるなら、二度とこないで下さいな。
追記
誤解を招いたかもしれませんが、これは最高の誉め言葉です。記事に使うのは全くの初。飲酒時の書き込みは要注意ですが、そもそもこの問題的に継続的に扱うにはシリアスだけではやれませんから・・・
投稿: 私役所 | 2017年11月22日 (水) 21時59分