困った時の身の振り方で人を見る
沈みかけた船から脱出する地方議員たちの「希望」
こんな話があります。政治家を志し、公募でA党に願書を出したけど不合格。次にB党に出したら合格し、B党の政治家になった。フツーの就職試験と同じ。「政治家」になることが目標です。
少し前の大阪維新とか最近は都民ファーストの会、近くは希望の党などにも紛れていないでしょうか…。橋本市政の時の校長公募には詐欺師まで合格しました。筋は違うのですが、若くして政治家秘書になるような人にも似た印象を持ちます。誰でも政治家になれることが大切とかいうけど、「他の道でも飯が喰えるような人物」が成るべき職業かもしれません。
以上は一般論ですが、意外と身近にもいるよ、と聞きました。落とした先へ、応募の三千円を返してくれと言ったとか言わないとか・・・ホントかよ。
11月8日(水)読売新聞より 概要---
民進党の地方議員が、今後の身の振り方に悩んでいる。10月の衆院選ではそれぞれは希望の党や立憲民主を応援したが、民進党が存続することになったのが原因らしい。「当面は民進党でやりましょう」。希望の党の幹事長大島氏を支援した埼玉6区の県議・市議が集まり今後を相談したとある。本来は希望の党に合流だったが希望敗北により、直ぐには党を移らないという選択肢が生まれたようだ。紙面には議員達のコメントがある。
1 希望候補を応援した県議
「地元候補だから支援したが、本当は希望に共感は湧かない」。「私の知る限り、希望に行きたいという地方議員はいない」。地方議員は「党の方針に従っただけ」の意識が強く、党全体での合流がなくなれば、希望への参加意欲は薄い。
※チガウダロー。負けてから言うなよ~
2 立民候補を応援したさいたま市議
「民進党が存続すると言っても、党を整理するための『清算事業団』に過ぎない…」として立民への参加を検討。
※言い得て妙。座布団三枚。
3 立民関係者 「民進党は政治資金も潤沢。暫くは残るという地方議員は多い」。
※なんだカネかよ~
----
進むも地獄、残るも地獄。
なんとも節操の無い話しですが、追い込まれた時の身の振り方にその人の本性が見えそうです。これは民進党に限らず、利権党に集まる人達も、利権の配分が減ると袂を分かつのと似ています。後者の方が分かりやすいです。
枝野幸男が評価されたのは、あの局面で筋を通した姿に「男をあげた」からと言われます。右翼的な人達からも称賛されていました。
希望の先に希望なし。
追記 NHK世論調査
10月 | 11月 | |
立民 | 6.6 | 9.6 |
希望 | 5.4 | 3.2 |
民進 | 1.0 | 1.3 |
テレビ朝日は、立憲が19.9%、希望は4.4%、民進は2.2%。
JNNは、同 11%、 3.4%、 1.9%
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