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2017年12月の37件の記事

2017年12月28日 (木)

畠山市長が最初に試されるのは、議会答弁ではなく副市長人事

新市長に期待する直ぐの事と先の事

遠藤副市長がさっさと辞めて空席です。上尾市政のモラルの低さを象徴していますが、このポストを誰にするかで、畠山市政の本質が見えそうです。

「県庁からみると上尾はどうしようもない」と前から見られていると聞きます。県庁関係者や外部人材の登用の線が噂されます。二人逮捕でも他人事みたいな市議会勢力と対峙していくにはタフで優秀な人材が不可欠です。上尾市役所に適任者はいません。上田知事の人脈とか前の北本市長石津賢治氏(前戸田市副市長)の名前や川口市の?とかの希望的噂があります。

畠山上尾市長が副市長に外部人材を登用したら凄いインパクトがありますが、これは民進党系の人の過剰な考えかもしれません。選挙戦で後方支援した新政クラブの古老は大反対でしょうね。

もう一つは、島村前市長の退職金支払いの件です。禁固刑が確定しないと支払い停止にならないので、今は保留中です。だから、この件はだいぶ先になります。しかし視野に入れて欲しいのは、一期と二期の支払い済み退職金の件です。逮捕事案は今年春の不正ですが、取り調べの中で昨年2月の入札不正とか、2011~12年頃には明石産業からカネをもらっていると報道されています。禁固刑確定ならば、これらも返還対象になるのではと思います。一期当り1738万円


以下、市HPコピー。上尾市はすぐ消しますから…

市長就任のあいさつ 掲載日:20171218日更新

 こんにちは。市長の畠山稔でございます。

 平成291217日に執行されました市長選挙において多くの皆様から信託を頂き、第8代上尾市長として市政を担わせていただくこととなりました。こうしてごあいさつできることを大変光栄に感じるとともに、皆様の負託にしっかりとお応えするため、課せられた使命と責任の重さを痛感し、身の引き締まる思いでいるところです。

 私は、市議会議員、県議会議員として22年間、多くの政策に取り組んでまいりましたが、これからは市長の立場となり、改めて市民のための市政の実現を目指してまいります。

 さて、このたびの市長選挙は、前市長・前市議会議長の逮捕・辞職を受け、新しい上尾をつくるための選挙でした。今後は、市民の皆様の声に真摯に耳を傾け、公正な政治・公平な行政を推進し、一刻も早い市民の皆様の信頼回復に向け、全力を傾注してまいります。

 自治体を取り巻く社会経済情勢は依然として厳しい状況にありますが、私は、市民の皆様との対話を重ねながら、ともに英知を結集し、次代を担う子ども達に素晴らしい郷土を引き継ぐことができるよう、粉骨砕身、市政運営に取り組んでまいります。

 上尾市は生まれ変わります。

 市民が夢をもてる「みんなが輝く街、上尾」の実現に向け、職員と共に一丸となって全力を挙げて努めてまいりますので、ご支援ご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げ、就任にあたってのあいさつといたします。


関連

新政クラブの影が見えても平気な街と遠藤副市長辞任

2017年12月27日 (水)

上尾市長選分析-4 マーケティング視点から

リーダーがいたのに、居ないように見えた構図

分析-3 のつづき   決戦メニュー

 公開される選挙データはとても貧しいため、定量分析は前回でほぼ終わり。ここから先は定性的な視点でみるしかない。選挙慣れした政党人や議員、或いは新聞記者のような視点からの分析は恣意的であったり断片的すぎる。

彼らとは全く違う視点で考察しないと、この上尾のジレンマから抜けられないと思うから、マーケティング戦略の視点で気の向くままに書いてみたい。というのは、観察して思ったのはマーケティングの定石理論と非常に似ている面があるのに、その発想が希薄だったからだ。選挙は泥臭いとは思うが、それにしても前近代的すぎだ。

基本的なマーケティングの4P戦略で見るわけだが、その前に気になっていたのがこの上尾市長選の曖昧な構図だ。F・コトラーの市場地位別戦略でみる。

Photo_3

業界のリーダー企業の目的は現状の地位保全にあり、二位以下に大差を持つ企業である。チャレンジャーとはリーダーには模倣できないイノベーション(革新的な差別化)を持ち込むことでトップを目指す意思のある企業を指す。フォロワーとは上位企業に追随するだけの中途半端な存在。ニッチャーとは狭い市場に限定特化した専門企業の事である。

市長選が業界、候補者が企業である。本来は現職(または後継者候補)がリーダーの立場になるが、現職の支持母体の新政クラブが擁立を見送り、畠山と鈴木がチャレンジャーとして市民の前に現れた。秋山はニッチャーそのものだ。このリーダー不在とみえる構図が、少ない情報で意思決定する市民に誤解を与えたのではと思う。

二人のチャレンジャーとニッチャーが不在リーダー(旧利権勢力)を攻撃したわけだ。無党派市民からみると三人は知名度で畠山>鈴木>秋山の順で大差があるが、同じように市政改革を唱えており、程度の差があるだけと見たかもしれない。

さらに畠山と鈴木の差を民進党県議と自民党市議の争いと理解した人もいるだろう。畠山が利権政治につながる新政クラブ内の老議員達の地元で、連れだって選挙運動していたことなど知る由もないだろう(鈴木派は街頭で伝えたといっても、そもそも聞いている市民は少ない)。

鈴木が自民党を離党したとか新政クラブと敵対的であったとか、ましては自由投票の共産党は目立たぬように支援をしていたということを知っている市民は、政治通に他ならない。

強いて明確だったのは秋山のニッチャーとしての存在感だ。女性であること、徹底的に利権政治と戦う人というポーズを公報やチラシで訴えた。選挙資源が乏しいためにニッチャーの域をでないが、二年前の五千票から三千上乗せという予想外の得票はその現れとみる。

広域選挙で名前を浸透させ、議会支配勢力の新政クラブや公明党の公の推薦を受けていたら畠山がリーダーそのものであり、チャレンジャーが鈴木となり分かりやすい対立構図だったと思う。

無関心な顧客へは情報そのものが伝わらない。

つづく

2017年12月26日 (火)

畠山市長の初議会とワル二人の公判告げる記事

読売新聞の実に不思議な巡り合わせの記事と産経のユニーク記事
 
昨日の上尾市議会が畠山市長のデビューであり、その様子と議会内容を報じています。普段なら絶対、記事にならない上尾議会の事です。
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畠山市長が「市民の声に真摯に耳を傾け、全身全霊をもって信頼回復に努める」と述べたのは言葉としてはすごく重いです。
 
前の島村市長や田中議長のような徹底的な形式主義者(与党多数支配)に、彼はまだなっていないのですから、公に発したその言葉と今後苦闘することを期待したいです。
 
表の選挙参謀である池野氏は政策フォーラムであり、昨年12月の住民投票請願を理解した人です。市の周辺部で選挙運動した人は新政クラブの古老でしたが・・・
 
それでもこの新聞を見て「あなたは、ああ、言ったじゃないか」と常に詰め寄られるのです。
 
気になるのは生活保護費の不足ですが、中身はよく分かりません。
 
もっと目を引いたのは、「島村前市長ら三人、来月16日公判」の記事です。
 
偶然なのか必然なのか!
まだまだ、見えない黒い糸でつながっているように思えます。
 
わくわくしませんか・・・
 
それにしても島村穰氏は市民からも土地取引を巡って訴訟中です。そちらの方はこちらです。
 
●意外とイカス、産経のさいたま版記者の記事。産経にも好いセンスの記者がいると思う。
 

上尾市長選挙分析-3 埼玉県の市町村選挙の投票率と有権者数の相関

追記  高校生の選挙立会人を導入する市とは
 
傍白
昨日から12上尾市議会が始まる。会期が23日間というが、それは目くらまし。休会日だらけの実質8日間しかない。もちろん座りっぱなしの議員が三分の二もいる。ツートップ逮捕でもこの低調ぶりこそが上尾の本質なのだろう。三万人の内、何人が畠山氏にそれを打ち破る能力があると思ったのか。ある人がテレビ埼玉の畠山氏当選の生中継インタビューを見てぞっとしたと語った、見てないので分からないが…

1. 直近四年間、埼玉県の市町村首長選挙からの散布図

2017/122013/12までの四年間(二回やったのは上尾市)64件、市町村長選挙、さいたま市は規模が違い過ぎるために除外。ソース(文末)からは2011/1までの108件取れた。

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縦軸が投票率、右軸が有権者数(人口規模)。なお無投票が21件、33%もある。

・図からは有権者数と投票率は反比例的な相関がある。

・投票率の高いのは町村に集中する。なお、伊奈町や松伏町が低いのは都市部に近く新興住民が増えているためではないか。

・市で高いのは北本市。20万規模で50%の春日部市は只今8票差問題で紛糾中である。元知事派と元県会議長派の対立と伝えられる

・上尾市は県内でも低く、同規模市で見てもサイテー。図では越谷市(2017/10)27%で最低値。現職74歳の三期目という選挙だ(有権者比率16%は畠山市長と同じ)。さらに朝霞市で22.7%(2013/2)というのもある。(ネットで見ると)共通するのは現職の多選と非力な対抗馬によるしらけムードらしい。島村三期目の30%もその構図と思う。

2. 月別の投票率

取れるデータから、投票率が市と大きく違う町村と無投票を除いた54件を月値を抽出して散布図にした。

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かなりバラツキがあるが秋から冬にかけては低い傾向にある。高齢者ほど選挙に行くのだから、冬場に行うことは顧客ニーズに逆行する。そもそも冬にやる自治体は少ない。いきさつはともかく上尾市は12月と2月市議選だから有権者に来るなと言わんばかりだ。

「寒いから、雪だから」と行かない理由に挙げる人が100人中3人くらいいても不思議はない。同じ夕方でも冬と春では大違いだ。従って、実施月を変えることで投票率3ポイント位のアップを期待できる。統一地方選年度の四月に行うと、各種報道の相乗効果でさらに数ポイントの上乗せが期待できるのだが。 

提案

・一回だけ市長選を前倒しして春、市議選も前倒しで9月頃に実施にすればよい。

・期日前投票所をもう一カ所設置する。または場所と時間帯を工夫する。既に2割が利用する制度だ。

・市選管には投票率向上を数値目標化させる。目標の無い所に向上はない。

・公開討論会は逃げることもあるから難しいので、昔あった立会演説会(一方通行)でも復活させたらどうか。一人10分、聴衆の前でのプレゼン能力だ。

一番目の案を受け入れる上尾市の与党議員はいないだろう。投票率の高さに耐えられないから。しかし、従来の市議選12月と翌年の市長選2月という最悪のパターンが崩れたのはツートップ逮捕がもたらした唯一の成果だと思う。

ところが、たんに(目につきやすい)選挙費用がもったいないから同時にやれと主張する市民がいる。その時に勢いがある政治勢力が二つを同時支配してやりたい放題という弊害が腐敗をもたらしたことに気が付けない。選挙費用とは民主主義の必要経費であり、テスト料金みたいなものだ。

今回の選挙費用は市長選5200万円、市議補選1800万円で計7000万円という。真にもったいないのは「上らない投票率(点数)」にある。無駄なカネなどあちこちにあるのに、関心を持たないから見えないだけ。

●データ元は政治山より。便利だなと感心した。コピペとExcelで何もしなくても作れてしまう。

追記

2017/12/22 期日前投票、立会人は高校生…深谷市長選 (読売新聞)

若者の関心アップ狙う

 深谷市選挙管理委員会は21日、同市長選(1月21日告示、同28日投開票)の最終27日(土曜日)の期日前投票、市内5か所の投票所の立会人計10人すべてが、高校生になる。

 若者の選挙への関心を高めるのが狙い。市選管によると高校生の立会人は県内でも珍しいという。市内5校の公・私立高校の生徒で、来月の市長選で選挙権を持つ18歳の3年生。当日は各投票所に2人ずつ配置され、自校の制服に「立会人」の腕章を付け、投票に不正がないかなどをチェックする。

 市選管によると、今年の衆院選(小選挙区、在外除く)では、市内全体の投票率53・62%に対し、18歳は51・97%。20代前半は32・68%、同後半は33・28%にとどまった。市選管の大谷浩二・事務局長は「立会人を務めることで、若者が選挙の信頼性を実感し、投票率アップにつながれば」と期待している。

 

2017年12月25日 (月)

クリスマスカードみたいに届いた日産リコール通知

ささいなことにカネがかかる時代

日産リコールは120万台、250億円の費用と言われる。日産の国内販売の三年分というから大きい。

リコール内容にはまるで心配していない。検査内容の手抜きではなくて、審査制度の問題だから。そもそも輸出車は対象になっていない。検査工程の人なら、最終工程だから納期優先でいろいろあるのよ、という恨み節が聞こえそうだ。

こちらとしてはリコール免除のためにギフトカード差し上げます、でもいいんだけどね。日産としてはリコールで来店させたついでに新車相談という効果を狙うかもしれないな。その効果が大きかったら火事場ドロボーになっちゃう。

リコールと言うと、二年前にパナソニックのレッツノートのバッテリー不良(最悪火災)の件で、新品に交換してもらったことがある。ラッキーだった。コンマ数パーセントにも満たない不良混入でロットの全数回収とは恐ろしい話だ。電気自動車の時代ではぞっとする。

昔なら考えられないことが多い。

食品で、異物が混入したかもしれないので、何十万個も回収し廃棄するという事が多い。安全性や衛生基準が乏しかった昔ならそのまんまだよ・・・。そもそも昔はご飯を食べていて、砂粒みたいな石がたまーに入っているなんてこともあった。

そういえば、昔、新型ビールの新製品が相次いでいた頃、サントリーの新商品を珍しがって買って飲んだ。少し鼻につく匂いがあった。まずいビールだな、これは売れないなと思った。

しかし翌日かな、新聞で製品回収の広告を見た。あるロットだけが異臭をするというもので健康には問題ないが、良品と交換するとあった。ロットがその通りだったので空き缶を送ったら、中身が入ったものを贈ってきた。普通に飲めたことを覚えている。

ようするに小企業にとってはリスクが大きい時代になっている。

2017年12月24日 (日)

上尾市長選の分析-2 片肺飛行と市議補選との関係

分析-1のつづき    グラフ追記など
 
 
1. 西側に偏った市長選挙
    
東西の有権者比率 有権者数 投票者数 投票率 投票シェア
西側 55% 103,688 39,323 38%  59%
東側 45% 85,119 27,118 32%  41%
 
 候補者全員が駅西側の人、かつ地域依存型選挙を抜けられなかったためと思う。地元でかつ西側が10%も有権者が多いから、そちらへ戦力を集中するのは道理だが、その結果が東西で投票率で6ポイント差がつき、投票数も18%開いた
 前回との投票率上昇幅の大きい順を見れば、ベスト13まで西側である。
Photo
 
候補者の地元が高く出るのは当たり前としても蛸壺型選挙と言う感が否めない。
 
 全体は35%で、前回30%より5ポイント上ったが、結局、候補者がいない東側は32%であり、これが市民の実態ではないだろうか。つまり二人逮捕されても2ポイント上昇は誤差程度にすぎず、市民の有権者意識は低いままだった。
 
 しかし投票率が低いことには別な見方もある。新政クラブ票や公明票の何割かは棄権しており、その分を『新たに投票した人たち』が加わって前回よりも少し上回ったのでは、という見方だ。上平地区の三か所で起きた『古い有権者』のマイナス現象が実は広く存在していたかもしれない(前記事グラフ)
 もしそうなら希望はある。
 
 投票率低迷の具体的な要因は上尾市選管、市民の問題と選挙戦術(プロモーション)にあると思うが、それは別な機会にしたい。
 
2. 市議補選と市長選の不思議な帳尻関係
 
4
 
 コメントに来た「研究員」氏のツイッターにあったが、市議補選の海老原+原田+公明白紙(推定)が畠山票になる。笑っちゃうような式だ。
 その伝で行くと、鈴木票は田島+戸口となるが、3千票すくない。
 秋山票には、ねじょう+会田を当てた。自然派とアウトサイダー面で似ているから…
 これが本当なら、短絡的すぎて気味が悪いかも・・・
なお公明票の推定はどちらが正しいのだろうか。
 1 衆院選比例 12704(51%)×今回35%適用修正値= 8713
 2  12704×0.35 = 4446
 
3. 女性票が多かった
 
 40投票所において男女の勝敗を見る。投票率は1~2%程度の差だが、この間の衆院選挙は男性が34勝6敗だった。女性の投票率が低くでた理由はなんとなく分かる。
 
 前回市長選は男女とも20対20で引き分け。
 今回は女性22勝18敗とでた。1200人差だが、その理由は何か、
 女性候補者がいたことやダブル逮捕の腐敗政治への反発として女性が敏感に受け止めたかもしれない。数で多いのは西小学校だった。
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2017年12月23日 (土)

二人逮捕がもたらしたのは浄化ではなく、更なる上尾市政の劣化

平成29年12月定例会  一般質問事項
 
たった二日間、10人。過去最低の人数だろう。
新政クラブは1/11、共産党は6/6、公明党は2/5、政策フォーラムは1/4、無会派0/3
 
『議員いらないね』だが、議員が悪いわけではないところが上尾の病巣だ。新人議員では戸口佐一氏のみ、海老原直矢氏(無会派)はやらない。その理由は何・・・
 
1/10 水 1/11 木
9番  星 野 良 行 15番  池 田 達 生
1 市長の施政方針について 1 (仮)戸崎東部公園パークゴルフ場整備は見直しを
2 30年度予算編成について 2 文化と芸術があふれる街を
3 商工会館について 6番  平 田 通 子
12番  前 島 る り 1 “子育て世代ががんばれる街”とは
1 官製談合・入札妨害の防止への対策について 2 “公平な行政”の推進を
2 新図書館複合施設建設の今後の方向性と上尾の街づくりについて
11番  戸野部 直 乃 5番  新 藤 孝 子
1 マイナンバーの活用に子育てワンストップサービスを 1 介護保険事業の改善について
2 SNSを活用したいじめ対策について 2 西貝塚環境センターの維持・管理運営について
3 受動喫煙防止対策について 戸 口 佐 一 ※議席番号は開会日に決定します。
24番  井 上  茂 1 利用しやすい市内循環バス「ぐるっとくん」に
1 市長の政治姿勢と公約について 26番  糟 谷 珠 紀    
16番  秋 山 も え 1 市長の政治姿勢について
1 “子育ての負担軽減”について 2 新図書館建設計画の今後
2 “公契約条例の制定”について
3 手話言語条例の制定はじめ障害児・者施策について
 
 
目的達成したから
当選するとは思っていなかった
何を聞いていいかすら分からない
これから勉強する
子育てに忙しい
若いと言うだけで選んではいけない例になるのだろうか、2年前に若くして議員になった者も今はくちなしの花。
如何に人を見る目が無いか・・・(^-^?)。 ではなく、そもそも見ていない…( ゚Д゚)
 
さて、二人逮捕事件の全容も問題点も解決策もまだなのだから、それについて問題提起をすることは全議員に課されているのだ。
 
先の選挙についても、選管の啓もうは失敗だったと烙印を押すべきだろう。ただの手続き仕事で済ませるなら待遇に合わない。期日前投票所を人の集まりやすい所でやるとか、開票速報の問題点など、ネットでちよっと見ただけでも報告書数枚が書けてしまうくらいある。 
 
一例として、ここを見ればよい
 
 消えた時は、市がここを見て消すとき・・・
 
そして初日議会のみがご祝儀の傍聴人で埋まったならば、それは田舎の子供議会と化した光景だと思う。
 
さてどうだろうか・・・
追記12/25 見に来て、上記リンクは削除へ。いつものように礼は無し。控えは有り…
 
関連

2017年12月22日 (金)

年末恒例のこの話題、「今年、長野市が消滅しました」と書けばよいのに

高知県が消えるよりも前に横綱が消える日
 
●朝日新聞より
 2017年に国内で生まれた日本人の子どもは、前年より約3万6千人少ない94万1千人の見込みとなった。100万人割れは2年連続で、統計を始めた1899年以降で最少。一方で死亡者は増え、出生数を引いた自然減は過去最多の40万3千人になる。
 S
 自然減は11年連続で、40万人は長野市や宮崎市などの人口。
 出生数は、1970年代前半の年200万人台から減少傾向が続き、16年に約97万7千人と初めて100万人を割った。これまでの少子化の影響で20~30歳代の女性の数が減り続けているのが主な要因で、今後も出生数は減る見通しだ。女性が一生で産むと見込まれる子どもの数を示す合計特殊出生率も、回復傾向にあるものの16年は1・44で人口を維持できる2・07を大きく下回る。
 
政府は、希少人間と絶滅危惧種指定を急ぐらしい・・・
 
●上尾市の場合を久しぶりにデータを入れて2016年末データに更新した。
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 出生が傾向線よりも下ぶれているのが深刻だ。当然、子供か少なければ、その20年後はもっと少ない。上尾市の人口は228000人台でウロウロしているが、最近少し増えている。外国人の増加による。
12/1 外国人は3200人、この二年前で730人急増。
 
●書く予定だったのは、横綱が消える日だった。
人口問題と似ているから、まぁいいか…
日馬富士は引退、鶴竜も怪我続き。稀勢の里は歪んだ日本の根性文化がたたって力士生命の瀬戸際。朝青龍がいた頃、白鵬はベビーだったが、今は勝ち方が汚いとか文句を付けら、自分も問題の種をまいて注意されることが目立つ。モチベーション維持するの大変そうで、嫌になって辞めちゃうのじゃないか、と思う。
ネット上では結構話題になっている。
 
稽古には暴力が伴います、なんて所に今どき、我が子を進んで送り出す親はいないだろう。
で、この間の暴力事件では相撲協会を擁護するようなコメントを発しているのは、相撲取材ができなくなると困るジャーナリストばかりだった。
生活がかかると見苦しいな、と聞いていて思った。そう、先日までの上尾の選挙戦も似た光景を見た。
 

2017年12月21日 (木)

上尾市長選の分析-1_敗軍の将は兵を語らず、岡目の参謀は戦を語る

だれが勝ち、誰が負けたのか
 
市長選挙の分析記事メニュー
1. 本記事
8. ツイッターアナリティクス
9. マーケティングの4Pと選挙
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追記 3 バブルチャート

勝ちは畠山、負けは鈴木、果たしてそうか。そんな単純だろうか。この市長選がなぜ発生したのかを考えると、本当の決着はもっと先にある。上尾の腐敗政治を辞めさせるのが目的のはず。三者は共にそれで戦った。畠山新市長が「公平な政治、公平な行政」とうたった事が実現して初めて、彼は勝者になれる。

 それでも選挙戦の勝敗については、弾の当たらない岡目八目の立場から、少しずつ書いてみたい。結果論であっても振り返りが大切であり、そこから発見が得られるかも知れない。もちろん面白い、というのもあるが何回書くかは気分次第

●鈴木茂氏の敗戦の弁 FBより

多くの市民の方に応援を頂きながら、私の力不足で当選できなかった事、大変申し訳ありませんでした。やはり組織力の差を感じました。ただ、市民と共にという選挙スタイルは貫けたのかなと思っています。相手候補の選挙上手には感心します。改めて選挙は難しいと実感しました。応援していただいた方々に心より感謝申し上げます。

当人は兵を語らずだが、本当に市民と共にと言うスタイルだったろうか?、相手が選挙上手だったか? 選挙上手とはどんな意味なのか?、それに秋山候補はなぜ8500票も取れたのか? いろいろ疑問がつきない。

運動員の感想も良いけど、生の声は情が入ったり散漫になりがちで普遍性に欠けることもある。そもそも集められないので、恣意性の入らないデータとか文書や活動形式を主体に見てみたい。データは前記事参照。

1.バラツキの激しい投票率

直近の三選挙での投票所別投票率である。赤がこの市長選、大きい順に並べてある。青は前回、緑は衆議院比例区。棒グラフは今回と前回の投票人数の差(右軸)。クリック拡大。

1_2

まず他の二つの選挙と比べて、今回は投票率のレンジ幅(最大-最小)が大きい。右端の低い方は同じなのに、左の高い方のフレが目立つ。他二つは15差だが、今回のレンジは24ポイントになる。標準偏差でみても前回30%時が3.7、今回5.9と大きい。つまり全体投票率は5%増えたけど、多くの地では数ポイント程度である。

上平地域が市長逮捕を受けて大きく落ち込み、替わりに畠山・鈴木候補の地元周辺部が40%を超す。一目で広域の市長選挙になっていないことから、政策や人物対抗ではなく、相変わらず所属地を争うような村型選挙に見える。両陣営共そのような選挙戦から抜けられなかったのではと思う。

向山地域は2か月前の衆院選も高いので、運よく市長選に流用できた面もありそうだが、その突出ぶりは戦術効果だろう。大島議員系の電話作戦によると言われるが、前回との増分15%600票となる。これを大きいと見るか否かはどんな選挙戦略を取るのかによるだろう。

ところで、上平地区の減少を政治不信の表れなどと奇麗ごとで語るべきだろうか。地元に係る人が居ないからどうでも良いという投げやりな棄権はないのか。つまり増えても減っても狭い地元意識こそが上尾の選挙ではないのか。真に政治不信への反省ならば投票率は上がるはず。

原市や瓦葺方面は市長選への関心が薄いが、国政選挙では平均的であり政治意識が低いわけではないから、住民のニーズを把握すれば開拓余地がある。

(参考、偏差値は向山君73、大〇中50、○○小31・・・ヤバ!、民度ではありませんよ)

2 散布図で見る、有権者数と投票率の分布

2

試合は凡戦、というのが今回の選挙だと思う。民意を目覚めさせるという事は誰もできなかったのだから。

図は縦に投票率、横に有権者人数の散布図である。真ん中に黄色は平均的な投票率地域を示す。土地勘のある人や地域性を知っている人はなにかコメントして下さい。例えば投票所が意外と不便な立地だからとか、駐車場が混むからとか。

3. バブルチャートでプレイス貢献度を見る

3投票率、有権者数の散布図にさらに投票数を加えて各地の選挙パワーを見る。円の大きさは投票数を示す。値は非表示にした。35%ラインが投票率平均値である。当方は土地勘無しのため、次ステップに行くにはコメント氏(誰でも)の情報提供次第となる。

●全40カ所の投票区番号順に、次の区分を入れて欲しい…

1 東西区分 東か西

2 支配区分 鈴木・畠山・中立・やや鈴木・やや畠山・不明・秋山

Excelでどこかにアップロードしてほしい、表組の例

1 上尾市役所 東 中立
2 東小学校  東 中立

つづく…

決戦メニュー

2017年12月19日 (火)

上尾市長選は、畠山稔さんが当選

上尾市長選と市議補選の開票速報。当選おめでとうございます。

決戦メニューより  市の開票速報  投票率の時間推移  選管はこちら 

速報 畠山稔さんが当選 下にデータ 

市議補選は、戸口様、海老原様が当選です。

追記 12/20 ②白票内訳

寸評 負けてがっかり鈴木さん、負けてニンマリ秋山さん(予想外の健闘)、勝たせたのは無関心さん。公開討論会を退席や欠席するような人をリーダーに選んだことは恥ずかしいと思う。旧島村票と同じ畠山さん。上尾はあげおのまま、上尾市民度35へ+5ポイント上昇なるも、みのる後に何もみのらず。ホッとしたのは市役所管理職さん? 

解説 …時々要点を追記します 

①補選で5555票(9%)の大量無効票が発生。前回市議選を考慮して、通常発生1100+公明党衆院比例12704×35%(4471)=5571 と推定。公明党候補いないため、無記名行動に統一と推定。畠山に公明票は4500票上乗せか?

②市長選の無効1250票(白票815)。市議補選5555票(白票4122)の報も。

③下2表から、上尾市全市広域の選挙とはならず、相変わらず地元意識・村試合レベルから脱却できない。

④下4表から、二候補者の地元が含まれる上位10投票所の平均は40%(増加6000人)となり、他30カ所平均33%(増加5000人)を引き上げている。35%よりも実態は低調である。

⑤4表から、島村元市長地元上平で嫌気がさして投票マイナスへ。田中氏地元ではその傾向なく、地元での存在感は薄かったかもしれない。

訂正)  12/17のアクセス確定値 PV5142、Visit2197、UU1858。ご訪問ありがとうございました。 時間ピーク値は23時台760PV。いずれも10/30逮捕のPV5545、UU3200に次ぎますが市民に限定するとこの日がMaxです。本稿は起稿12/17だが、トラブルで12/19日記事になっている。


2017_2

投票率が高いと鈴木氏、低いと畠山氏有利と言われています。投票率は35.19%。市長と議長W逮捕でも低水準です。50%へ届くには10人くらい必要です。

H20/2 H24/2 H28/2 H29/12
34.81% 36.13% 30.25% 35.19%

1.地区別投票率の解説

投票率は低いまま伸びない原因の推定。 棄権層が多いのは、推薦候補のいない新政クラブ・公明党支持者なのか、一般浮動層なのかで結果が異なる。

島村元市長地元の上平地区の上平北小、上平中、上平小は過去二回とも上位または平均を上回る位置にいたが、今回減。

鈴木氏地元の浅間台は前回30%、前々回37%(平均並み)が、今回は堅調。畠山氏の地元は不明だが、「川」であれば向山自治センターは32%、43%と元々高い。秋山氏の平方は平均並みか。

2.前回h28/2と今回の投票人数の増減ベスト10。

全体で11000票増えており、2割増。全体が二割増なので各地域が確実に増えるはずが、上平の三か所はマイナスを記録しワーストスリーとなる。不信の表れである。末尾に全40カ所リスト。

投 票 所 今回-前回 
増減人数 
 投票率  人数の増減率
全体 10,924 35.19 20%
浅間台会館 829 42.96 48%
向山自治センター 716 48.42 54%
大谷公民館 709 34.43 40%
西保健センター 689 42.77 44%
富士見小学校 628 44.22 40%
大谷中学校 539 40.24 41%
大石公民館 501 36.83 22%
東小学校 479 34.44 23%
鴨川小学校 473 38.89 28%
西小学校 421 43.95 24%

3. 開票結果     市の開票速報

氏名 22時00分 22時30分 結果 得票率 有権者シェア 備考
鈴木茂 4,000 21,000 24,695 38% 13% 当日有権者: 188,807 人
秋山かほる 4,000 8,500 8,591 13% 5% 投票者数:   66,441 人
畠山稔 4,000 21,000 30,495 47% 16% 投票率:   35.19 %
石山勝朗 500 1,000 1,407 2% 1% 有効投票数:   65,188 票
合計 12,500 51,500 65,188   188,807 無効投票数:   1,250 票
開票率 18.81% 77.51% 100.00% 0.00%   投票総数:   66,438 票
 (市議補選)           不受理・持ち帰り:   3 票
戸口佐一 1,000 8,000 16,606 27% 9%  
えびはら直矢 1,000 8,000 15,088 25% 8% 当日有権者  188,807 人
原田よしあき 1,000 8,000 11,266 19% 6% 投票者数    66,410 人
田島じゅん 1,000 8,000 11,026 18% 6% 投票率    35.17 %
ねじょう浩 0 4,000 4,350 7% 2% 有効投票数  60,852 票
会田ユキオ 1,000 2,000 2,516 4% 1% 無効投票数  5,555 票
合計 5,000 38,000 60,852   188,807 計(投票総数) 66,407 票
開票率 7.53% 57.22% 100.00% 0   不受理・持ち帰り  3 票

民進効果とは一体何票なのだろうか?                                 
島村1 島村2 島村3 畠山
23,514 33,872 31,032 30,495
新政+公明 新政+公明 新政+公明 +民進
 
4. 40カ所投票所の増減リスト(今回-前回)
 ベスト10で増加分の55%占める。
増減人数 投票率 人数の増減率
全体 10,924 35.19 20%
浅間台会館 829 42.96 48%
向山自治センター 716 48.42 54%
大谷公民館 709 34.43 40%
西保健センター 689 42.77 44%
富士見小学校 628 44.22 40%
大谷中学校 539 40.24 41%
大石公民館 501 36.83 22%
東小学校 479 34.44 23%
鴨川小学校 473 38.89 28%
西小学校 421 43.95 24%
西中学校 407 42.37 28%
大石南小学校 388 39.76 23%
大石北小学校 372 32.95 23%
上尾市プラザ22 354 43.47 27%
中央小学校 342 37.96 23%
大石中学校 341 35.35 28%
上尾中学校 326 32.62 24%
東町小学校 298 28.73 19%
平方小学校 293 34.75 32%
東保健センター 292 36.83 23%
上尾小学校 274 36.03 21%
芝川小学校 258 35.63 16%
上尾市役所 251 44.42 14%
尾山台小学校 153 27.66 14%
原市小学校 143 31.27 14%
上尾かしの木特別支援学校 139 30.02 11%
西上尾第一保育所 137 35.11 12%
原市集会所 127 25.33 9%
平方小学校 110 35.88 9%
西上尾第二団地集会所 107 35.53 10%
原市公民館 89 27.13 10%
尾山台団地集会所 74 28 8%
瓦葺小学校 68 24.23 6%
原市団地集会所 39 26.53 4%
西上尾第一団地集会所 16 34.81 2%
シラコバト団地集会所 -7 33.55 -1%
西上尾第二保育所 -25 32.79 -3%
上平中学校 -56 33.74 -5%
上平小学校 -59 29.83 -3%
上平北小学校 -311 27.47 -20%
end

2017年12月18日 (月)

当選結果を受けてのコメントにまとめて雑感を

本日は落胆に暮れるコメントが当選結果の記事集中しました。

決戦メニューより

ブログ主も、疲れております。

10日ぶりにジムに行ったから ( ゚Д゚)

先日、超長文コメントもらいました。なんと上下の二本立て!。本文記事の十倍以上長いの。昔書いた「八日目の蝉」のヨタ記事はロングセラーみたいにアクセスがあるのですが、それにしても長い。

本日は、それと真逆な五文字コメントなどたくさんですね。2ch並みのコメントは教育者である鈴木さんも嫌うから伏せ文字にしますから悪しからず。

雑感がてら書きます。漏れた方は失礼。研究員氏のは長いからたぶん別記事へ。

悲報に暮れる人が多いですが、「玉」は悪くなかったと断言できます。どの面から評価しても彼の方が優秀です。過去の市長選で次点25000は最高、畠山3万は30%選挙の島村よりも少ないです。1万票増分は鈴木と秋山に流れました。鈴木さんが自民党に見えたから減った?、さいたま新聞は共産党応援だからと書きます、どちらも違うと思います。

独善的な人の影響については、なぜ8500も取れたのかの分析が必要です(予想の倍です)。まだ読んでない方は「二人の分断者」記事がお勧め。秋山自動失職は既に書いたように、ライバルを育てないための空席私物化です。ただしそれは一般有権者には伝わりません。

敗因一番は低投票率です。期日前人数の多さで40%を予想しましたが、見事に外れたわ。二人逮捕でも35%は恥ずかしいけど、駅頭のビラ受け取りがそのまま出ています。ちなみに14人が辞職した富山市議会の4月の選挙は、不正議員5/8人当選ですが48%と高い(それでも前回より5%低い)

上尾民度35はジョークですが、棄権者をののしることはできませんよね。上尾市政再生を前向きに考えたい市民への難問です。敵は畠山でも秋山でもない、振り向いてくれない市民でしたが、もちろん敵と捉えたらだめですね。生活習慣病に近い感じですね。 

海老原さんに少しジョーク交じりで書いてみます。

老眼で目が悪くなると、大雑把に文字面を読みます。ビラを見て「しらみがない?」何言ってんだこいつ、と笑ったものです。若いうちから民進希望というしがらみにどっぷり漬かっています。議員秘書とはしがらみの目撃者なのに、その自覚が無いのは能力を疑います。

今日ジムで馴染みの方と話したら「二児のパパ」とかいうのに二票入れた。夫婦で散歩中に偶然、街宣に四度も出くわしたから、と。

民進だよ、大島だよ、と教えたら、暫く絶句しちゃた。

じゃあ俺は当選するために、養子縁組で6人、妻が内外に3人とか…ベルトコンベアーの上で下らない話へ…

帰宅して奥さん共々嘆く絵が浮かびます…( ゚Д゚)その人は純保守なので。

そんなもんですね「情報不足の選択」とは。だから5555の無効票が出るわけで、ある意味真面目な選択です。

無名人が15000人から名前を書いてもらえるのは組織以外にないでしょう。「分かりません」という選択肢があったら「和刈 千」さんが一位当選します。

なぜか、選挙が終わってるのに「鈴木と畠山比較表」にアクセス多いんです。今日も全体で二千人は行きそうですが、目標は五千人でしたから未達です。

畠山当選の分析記事-埼玉新聞の甘さ

 
埼玉新聞 2017/12/17日より引用

上尾市長選、畠山稔氏が初当選 談合防止条例の制定や図書館移転の一時凍結を公約、民進支持者の票集める

 上尾市のごみ処理施設業務を巡る贈収賄事件で逮捕、起訴された前市長の辞職に伴う出直し市長選が17日投開票され、前県議の畠山稔氏(68)が、前市議の鈴木茂氏(62)と秋山かほる氏(62)、元会社社長の石山勝朗氏(84)をそれぞれ破り、初当選を果たした。

 今回の選挙は市政の信頼回復に向けた取り組みが最大の争点だった。

 畠山氏は「公正な政治・公平な行政で上尾市政を立て直したい」と主張し、第三者調査委員会設置、談合防止条例や自治基本条例制定、図書館移転の「一時凍結・検証」を公約に掲げ戦った。

 市議、県議合わせて22年の議員経験を持ち、民進党県連幹事長も務めた畠山氏は、市内での知名度が高い。選挙では連合の推薦を受け、民進党支持者の応援や大島敦衆院議員が駆け付け支持を訴えるなどし、票を集めた。

 当選を決めた畠山氏は「市民に夢をもってもらえる、皆が輝く街上尾の実現を目指し、信頼を回復したい」と抱負を述べた。

 鈴木氏は「一部の利権ではなく、市民のために税金が使われるように変える」と訴え、同じ会派だった自民党県議や市議仲間を中心に選挙戦を展開。一方で、図書館移転などで鈴木氏と同じく異を唱える共産市議が自主的に応援に入り、保守票が逃げたことなども響いた。

 秋山氏はPTA役員時代や消費者団体関係者などの組織で選挙戦に臨み、「大規模工事や不透明な委託料をなくし、市民生活などに予算を回す。図書館移転は中止」などと主張。無党派層の支持拡大を図ったが、出馬表明が11月下旬と出遅れたことが最後まで影響した。

 石山氏は独自の政策を訴えることで知名度を広げたかったが、及ばなかった。

 当日有権者数は18万8807人(男9万3303人、女9万5504人)。投票者数は6万6441人(男3万2642人、女3万3799人)。投票率は35・19%(男34・98%、女35・39%)で、過去最低だった前回を4・94ポイント上回った。

畠山稔氏

【略歴】(1)元県議(2)日立アロイ、上尾市議3期、県議3期(3)千葉工大(4)岩手県(5)向山

【公約】(1)公正な政治・公平な行政(2)「みんなが輝く街上尾」の実現

 

政党支持率1%の民進党支持者がそんなにいるわけないのにね。新政クラブも公明党も出てこないとは、アルバイト記者かよ・・・(^-^?)



2017年12月17日 (日)

上尾市長選、打ち上げ式は鈴木、畠山の順で駅西口

選挙とは告示前にやるべきことをやり、投票日前に投票するもの?

 
告示してからの方が、関心が無かった人を巻き込むので雰囲気は高まります。また昨日や今日のように最終日になる方が盛り上がります。
と言っても、過半の市民は関心がありませんから、それは関りを持った側の視点です。
 
さて本日は、個人からの長文投稿を二点載せました
概ね知っていることですが、書きにくい内容なので助かりました。討論会の退席・欠席態度が火をつけたようで、ようやく燃えました・・・。上尾政界裏話というレベルで読まれるのでなく、有権者には見えないところで紆余曲折する政治家たちの立ち振る舞いです。
投票の前に読まれた方はラッキーですね。
 
土曜朝は10時から駅東口べディストリアンで鈴木氏が陣取ります。
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かわるがわる、数名の市民が応援演説をしました。図書館問題や地域や学童問題?とかで共同してきた市民のようです。雰囲気として良い企画です。
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土曜の午前のためか人出はまばらですが、昨夜のように足早に通りすぎる帰宅客ではないため、ビラを受け取る確率は高いです。夕方の宣伝が存在感を誇示するものだとしたら、昼間のそれは、コミュニケーションを得る点で効果的です。
経験的にも、年配者ほど、夫婦連れほどビラを受け取ります。
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そのとき周辺地域の食品イベントがありました。おおきな饅頭を買いました。よく分からないまま食べてしまいました・・・
 
昨日の「上尾の図書館を考える会」の元娘さんが、また立っていました。文字をSTOPに変えたのは当方のアドバイスですが、そのスピード感がナイス。
 Img_0954
「なりたい人より、させたい人」、このキャッチもイイ。
夕方5時から鈴木候補の打ち上げ式(この名前を初めて知りました)
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途中から参加ですが、ここでも市民の方の応援演説でした。鈴木さんと同じ中学で教師をしていた方が演説していましたが、教師の声は聞きやすいです。終わって聴衆と握手をして最後二時間の街宣流しと聞きました。
面白かったのは、二階から観察してたとき、「今日初めて鈴木と言う人を見た」と語る人が居て、「うちには一枚しかビラが入らなかったけど二人を比べてこっちのがイイと述べていました」。
内容が具体的か抽象的かです。
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6時からは畠山陣営の打ち上げ式です。車が大きいためスピーカーが四台となり大音量です。Who is 大島氏の他に、参議院の大野元裕議員が来てました。偶然会話できまして、いつ民進党離れるの、と遠慮なく聞きました。「離れない」と型どおりの返事でしたが「似合わないね」と言ってやりました。
 
 応援演説は市外の人ばかりだから、地元の上尾のことは少ないです。本質的な違いになりますが、支援者には分からないかもしれませんね。新政クラブの星野議員、新井議員が遠巻きに見ていたのが印象的です。
Img_0982駅側がこれだけなのは、鈴木さんの時よりは少ないです。ただし、どちらも多いとは言えません…深刻です。
 
帰りに、市議補選の方と会いました。知っている方が選対責任者だったので驚きました。
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市議選はビラを配れないルールだと聞きました。声をからして叫ぶだけとは!。政治のレベルが上がらないわけです。野蛮すぎます…
 
 

2017年12月16日 (土)

上尾市長選の第二の分断者

第二の分断者となった秋山かほるさん
決戦メニューより  前記事(第一の分断者 )のつづき

上尾市条例制定請求代表者の一人 大友 弘巳 

秋山かほるさんが第二の分断の担い手となる可能性は、畠山氏が出馬の意向と聞いた頃から同時的に感じていたことでした。

1112日、上平地区のタウンミーティングに出席していただいていたので、その後に懇談の場をと願っていましたが、その時は都合が付かないとのことで、翌日13日に議員控室へ訪問することになりました。

かほるさんは、まず畠山氏の出馬に対する批判の弁をさまざま語りました。

畠山氏は、もともと新井弘治元市長の支援を受けて県議になれた人、畠山氏が県議を降りて市長になれば、県議の席に尾花あきひとを推すということで父親の尾花正明氏のところへ頼みに行ったという話、大島敦代議士も新井弘治とつながりがあること、民進党の3人の市議は、大島氏に楯突いたら次の選挙で対抗する候補を立てられれば当選できないので従わざるを得ないこと、などで、新井弘治、大島敦の両氏が手を組んで畠山の擁立をしたという構図を説明していました。

私たちは、それならば、そうした悪しき策謀を跳ね返すために鈴木さんを推して私たち市民と一緒に頑張ってほしいと要請しました。

しかし、返す刀で、鈴木茂さんについては、清水義範県議と盟友の関係にあり、清水氏の縁で上尾の建設業界の支持を得ることになるから、利権構造から離れられないと述べ、第3の候補を擁立しなければならないというのがかほるさんの回答でした。

これまで、市議会で市民と意見交換をしながら、島村、田中両氏と闘ってきたことなどは全く評価しない(自民党の内部対立としか見ない)見解でした。

それでは私たちは納得できない、かほるさんが出馬するということは、畠山氏を利することではないか、再考してほしいと述べましたが、鈴木さんと畠山氏を同列において、だからどちらも支持できない、鈴木さんを推して連携するということはできないという意見は頑なでした。

その後、かほるさんから、仲間と相談したら外部から候補者を公募することになったということが伝えられ、立憲民主党の枝野代表の所へ協力を頼みに行くということが分かりました。

結果として公募に応じる人は見つからず、かほるさんは、夫が背中を押してくれたので、自分が自ら出馬することを表明することになりました。

あまりにも急なことですので、公募に応じるような人物を得ることは困難なことは分かり切ったことで、元々自分が出たいのだが、支持者からもあまり賛同を得られないので、迂回作戦を取り、公募してみたが見つからなかったからかほるさん本人が出るしか選択肢がないという状況を作って了解を得ることにしたものと推測されます。

公募のことからして、それに批判的な人が出て、かほるさん自身による出馬の意向の表明については、なぜそこまで、という疑問が支持者に広がり、これまで支持してきた人たちの中でも今回は動かない人がたくさん出ているという情報がこれまでかほるさんを支持していた数人の方々から入ってきました。

かほるさん自身、図書館の運動に参加した人たちが支持してくれていないと漏らしています。

 

さらに見逃せないのは、ある人へのメールの中で、かほるさんは「私は新政クラブの議員からまず挨拶しています。公明党にもね。彼らが畠山さんの選挙にどのように関わっているのか調べています。私も議員なので、議員活動を通じて私への評価があります。それが大事と思っています。」と明け透けに語っていることです。

 

新政クラブ、公明党や無会派の議員の支持を当てにして折衝しているということですから、市長になったら、その人たちからの注文に応えなければならなくなることでしょう。自らしがらみをつくる行為です。

そうした表れの一つが、「上平の図書館は分館としてつくる」ということで、これは深山議員が12年前から取り組んできたことだからと述べています。深山議員からの支持を得るためのサービスということです。

選挙に入ったら、「自民党Aと自民党Bのどちらも利権構造から逃れられない」と鈴木さんと畠山氏を全く同列において罵りながら、自分もしっかり新政クラブや公明党の一部の支持を求めていることは何の問題もないと主張していることには驚かされます。自分は何をしても正しいということなのでしょうか。

自分を支持してくれている人は、元々鈴木さんを支持する人ではないから、鈴木さんの票を奪うことはないので心配するなとも言っています。

自分も含めて鈴木さんを応援することで新政クラブの島村、田中の腐敗体制に打ち勝つことを考える姿勢は見られません。自分の支持者には、自分への投票以外のことはさせない、典型的な「自分ファースト」の姿勢です。

そのことが、市議を自発的に辞職せず、自動失職の道を選択し、市議補選の枠を増やすことを妨げることを正当化する思想にもつながっていると思います。

2年後にはまた市議繊に立候補するつもりと思われます。

なんのために市長選に立候補するのか、理解できる人は少ないでしょう。

かほるさんがベターを選択する立場で立候補せず、鈴木さんを自主的に支持することを呼びかければ、県議選でかほるさんが得票した5000票のほとんどは鈴木さんの支持につながる(一部熱烈なかほるさん支持の人は棄権するかも)と考えられます。

かほるさんがいかに訴えても、県議選での得票数より大幅に上積みできるとは思えず、当選する見込みはありませんので、客観的に見れば、鈴木さんの得票数を減らすための役割を担うことになり、第二の分断とみなさざるを得ません。

私たちとしては、かほるさんには当選の見込みはなく、第二の分断の担い手として鈴木さんの足を引っ張る役割を果たすだけに過ぎないことを訴えて、鈴木さんへの支持を呼び掛けることで対処するしかなくなっていますが、それは、かほるさん自身が導き出した結果であると受け止めていただくしかない(身から出た錆)と考えるものです。

 昨日(1213日)駅頭宣伝のおり、かほるさんの支持者が、しばらく話しかけてきて、鈴木さんのことを小池百合子と同じと言っていたと聞いて驚きました。私から見ると、かほるさんこそが小池百合子氏と似た役割を果たしていると思えますし、個性としても「自分ファースト」という点でかほるさんと小池氏は似た者同士と感じています。

 かほるさんが自分の支持者たちに、デマ宣伝を吹き込んでいることがよくわかり、今まで公表を控えてきた真実の情報を、遠慮なく公表しなければならないと思うようになりました。

二人の分断者・・・静かなる怒りを込めて上尾市長選を語る

 
昨秋に、上平の新図書館建設の是非を巡り署名運動を率いた「上尾市条例制定請求代表者の一人」大友 弘巳氏から、二つの寄稿がありました。
以下に掲載します。 大友氏のプロフィールは過去記事へ
 
1. 第一の分断者=畠山稔氏の本性を考える・・・下に掲載   pdf版はこちら(A4、3頁)
  畠山氏の政歴や鈴木氏出馬に関わる政策フォーラム内の確執も書かれています。関係者内では周知のことですが、署名記事として価値があります。
 
2. 第二の分断者となった秋山かほるさん  ・・・次記事へ  pdf版はこちら(A4、2頁)
 
 

 
 第一の分断者=畠山稔氏の本性を考える

 上尾市条例制定請求代表者の一人 大友 弘巳

選挙公報に掲載された畠山氏の好きな言葉。

「天無私」初めてきく言葉です。広辞苑に載っていませんでした。造語かな。

無私が全く当てはまらないというか似合わない人がいうと滑稽です。 

 畠山さんが好きな言葉として「天無私」を上げていることについて、上記の通りのメールをいただいたので調べてみました。

Web検索では以下のように出てきました。

禅の言葉、禅語に「天無私」(てんわたくしなし)と言うのがあります。天、私無しと意味するものは、深いです。

一つは、大自然は公平無私で万人・万物対して平等という意味であります。
それは、太陽は善人にも悪人にも日を照らし、風は貧富に関わらず吹きます。

もう一つは、大自然の働きは、少しの無理も作為もなく、滞りなく整然と働きます。

誰かだけに偏ってもいません。 などと書かれています。


いずれにせよ畠山氏には当てはまりません。

2年前の市長選挙では立候補しないのかという声に対して固辞していたのに、今回にわかに身を乗り出してきたのは、この状況なら自分でも勝てると読んだからと思われます。

背景には、民進党の国会議員が3分し、希望の党は絶望の党に転落しているのに、畠山氏が仕えてきた大島敦衆院議員(埼玉6区選出)は希望の党の代表代行になってしまったことがあります。

民進党県連幹事長の畠山氏の任務は大変困難になってきています。

すでに、県会議員の離党が進み、3分の1が脱落していますが、効果的な対策はありません。

枝野氏が率いる立憲民主党の地方組織づくりが進もうとしていますので、民進党の県連は崩壊する可能性が高くなっています。

誰がやっても大変なポストに畠山氏が立っているわけで、ここで頑張れば政治家として信頼されるリーダーに成長できるチャンスです。しかしそれはそれだけの能力と決意、行動力が伴わなければできることではありません。

畠山氏にはそれらが足りない(欠けている)と仲間からも見られていたようです。

だから、県連の代表や県議仲間から怒りは買ったものの、本気になって引き留める人はいませんでした。

畠山氏にとっては、上尾市長への横滑りができたら、この上ない絶好の転職です。

68歳という年齢からすると政治家としてラストチャンスです。

そして、彼がそのように転身することは、民進党県連に対する裏切り行為であり、県連の崩壊は加速することになりますが、畠山氏はそんなことは知ったことではない、という選択をしたことになります。

朝日新聞のインタビューに対して、「後ろ髪をひかれる思いだが、‥‥上尾市政立て直しへの使命感が勝った」などと述べていますが、それを信じる人は少ないでしょう。

政治家は信義・信頼を失えば失格ですが、畠山氏はそれを選択したとも言えます。

まさに、自分ファーストです。

「天無私」とは真逆ではないでしょうか。

こんな人が、この困難な時に、23万人市民にとって頼りにできる人とは思えません。

ここで大島氏が全面的に支援する理由は、上尾市政を畠山市政にすることで大島氏の支持基盤を強固にできると計算しているからだと考えられます。

上尾の民進党は丸ごと希望の党に吸収してしまおうと狙っているのでしょう。

上尾市は、衆議院小選挙区埼玉6区の拠点ですから、市長が自分の味方であれば大きな支えとなると考えているわけです。

大島氏も自分を守るために必死です。この人の行動も「自分ファースト」というしかありません。

「上尾政策フォーラム」という政策集団は、所属政党の違いを超えて結成している会派ですが、畠山氏が突然名乗りを上げるまでは、会派として鈴木茂さんを市長候補として擁立することを決めていました。

そこに民進党県連幹事長としての畠山氏が突然手を突っ込んで、民進党所属の市議3人を鈴木さん支持から切り離すことを画策したのです。

畠山氏の力だけではそれは困難でしたので、大島氏が全力でサポートして強要したものと考えられます。

町田議員、浦和議員は抵抗し、中立の構えを取っていますが、鈴木さん支持とまでは残念ながら頑張れていません。これ以上楯突けば、次回の選挙では別の候補者を立てられてしまう仕返しが予想されますので、無理もありません。

結果として、池野議員が畠山氏の選対本部長を担うことになりました。

力量不足には目をつぶっての任命でしょうが、それしか選択肢が残らなかった訳です。

選対本部の実権は地元上尾の市議ではなく、他の人(大島氏秘書)などが握って進めているものと推察されます。

 私は、118日の徹夜の市議会で、議長選挙にあたり、新政クラブの小林議員の立候補の野望を打ち砕いた力に感動しました。

この時の11人の議員の結束が守れれば、市長選で、新政クラブと公明党が統一候補を押し出したとしても、11人の議員と市民が共闘すれば勝利できる、その候補者としては鈴木さんをおいて他にはいないと考えていました。

しかし、11人の結束を分断する動きがまず民進党の畠山氏によって引き起こされた次第です。

そして、新政クラブは独自候補を立てることを見送り、自主投票を決めました。

水面下では畠山氏を担ぐことが前提となっており、鈴木さんが市長になることだけは阻止しようという意図であることは見え見えです。

公明党は徹底して沈黙を守っています。公表を避けているのでしょう。


 「公開討論会での、畠山さんの8日の途中退席や、9日の欠席の理由に対する批判があいまいにされている」とご意見をいただきましたので、補足します。

「知事への対応」などは真実の理由ではないのだから、あえて言いたくないという気分がありました。

言い換えれば、主催者が畠山氏の欠席の理由を「知事への対応」と説明することは、かえって畠山氏を弁護することになってしまうと感じていたからです。

 畠山氏は、公開討論会に参加して市民の前で論争するとか、そこまで行かないまでも、政策や見識、決意のほどの比較をされるだけでも自分にとっては不利だと考えており、自信がないから、出たくなかったということが真の理由だったと私は受け止めています。

 

そして彼の選対の人々も、畠山氏を公開討論会に出してはまずいという判断をして出席に反対しました。その筆頭が池野選対本部長だったという情報が得られています。

 しかし、それでは市民からの批判はもちろん、さらにはメディアからも批判されるリスクが大きいという意見もあり、恰好だけは付ける、つまり、主催者質問3点は、あらかじめ秘書や選対本部が答弁書を準備すれば、本人はそれを読み上げるだけで良いので、そこまでは出席し、その後に退席する、という対応が工夫されたものとみられます。

実際に、8日当日、畠山氏は答弁用の文書を持参して、それを見ながら回答していました。

しかし、そのことをもろに主催者が暴き出すことはさすがにはばかられ、ただ「残念なこと」と繰り返すことしかしませんでした。

参加者のみなさまから厳しい批判が出されましたが、他の3人の候補者からの見解も含めて、もっと多くのご意見をいただく工夫が必要だったと未熟さを反省しています。
 
 
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2017年12月15日 (金)

市長選の意義は、この選択で四年間を決めるということ

畠山稔候補にみる、二面性(表と裏の活動)…利権政治の本当のサポーターとは誰か

決戦メニューより  12/16 追記 ※印の行をお読みください。
 
15(金)の上尾駅での選挙戦風景は、今までで一番喧騒とした雰囲気だった。
西口のエスカレーター下に鈴木陣営と市議補選の初めて見る人がいた。
Simg_0934_li_2               ↑、ネット上の選挙運動の実態写真例。
 
東口のぺディストリアンデッキでは畠山陣営が横広がりで、帰宅の人を待ち受ける。
服装がスーツ姿が多く年齢も中年層、鈴木側が普段着の人が多く、年齢層が高い。
 Simg_0932_2
 
早い者勝ちの場所取りである。ともに数十人規模の運動員の導入であり、騒然とした雰囲気に包まれているが、それは下り電車が着いて改札から市民が吐き出される時だけである。その波が通り過ぎると暫く静かになる。写真はそんなとき撮ったもの。
東西のどちらのポジションが露出効果が高いのだろうかと思ったが、人の流れは西口が多い。バス停が後ろなので人の滞留が発生するのもよい。
 
選挙スタイルは、鈴木側が演説主体で、弁士には清水県議、井上市議、野本市議がかわるがわるマイクを取る。運動主体は浅間台の応援隊と鈴木茂サポーターズのようだ。エレベーターの上と下に運動員がビラ配りをしていた。
 
Simg_0938
 
畠山氏は徹底して話をしないニコニコ挨拶のみ。2か月前に選挙が終わったどこかの党のWho is 大島が余裕で歩いていた。上質なハーフコートが目を引く。傍らには池野市会議員がいる。
 
 畠山氏の駅頭選挙には、逮捕された島村田中の会派・新政クラブ議員が決して姿を見せない。しかし、畠山さんは市周辺部の選挙戦では当該地域の新政クラブ議員と一緒に選挙カーや挨拶回りをしている目撃談は既に公然である。
 
・領家では図書館建設の受注先社長箕輪氏(元新政クラブ)。
・井戸木では新政クラブの団長小林守利さんと一緒に選挙カー・・・取材マスコミの人の話
・昨日は『原市のスーパー前で、原市出身の新政クラブの渡辺、星野議員と街頭宣伝をしていました」と目撃コメントが寄せられた。
 
畠山さんが新政クラブ議員の応援を受けていけないわけではない。ただそれを浮動票の集まる駅頭では隠しているという事だ。堂々と、駅頭で応援演説をしてもらえばよいができない。
上の野本順一議員の方がよほど堂々としているじゃないか(彼は田中から一方的に除名された口だが・・・)。ハッキリ言って新政クラブはダメだ。利権政治の温床会派であり、少数の地縁血縁と利権おこぼれ期待の熱心な地元民から支持されて、『低投票率のおかげ』で当選している人が多い。 前市議選の分析データはこちらへ 。 つまり利権政治のサポーターとは、意図せずに支える無関心層なのだ。
 
 
ビラを受け取るのは50人に一人位のようにとても少ない。前日までに受け取った人もいるだろうけれど…。駅頭で図書館問題のビラ撒きをした経験があるので分かってはいたが、選挙の方が引きが悪い。本館前でのビラは6割くらいが受け取る。どちらも女性のが受け取る率が高い。
 
たぶん、駅頭ビラは休日昼間の方がまだましな感じだ。それでもたまーに若い人が受け取り、立ち話ができることもある。本日は5人くらいに特製チラシを渡した。
女性二人組がしげしげとこのパネルを見ていた。
 Simg_0941_2
図書館を考える会の元お嬢さんが展示していた。これは珍しそうに、ナンダって感じで見ていく人がいた。ヒット作と言えるが文字数を減らした方がよい。
他にこんな人たちがいた。
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車海老か?
Simg_0945
 
市議選候補者は規模が小さくなる。多くの市民は見たこともない人たちだから、専門家は組織票のある人だけ当選という。予想は共産党戸口、民進党海老原、新井派原田と言われる。当選しても二年後にまた選挙、その時はもっと厳しくなるから、痛しかゆしだ。
 
多分、明日土曜日はもっと賑やかになるだろう。四年に一度の上尾冬祭りへどうぞ。 

上尾を再生する、強いリーダーを求めよう

上尾市長選候補者のポジショニング分析からリーダーを選ぶ

決戦メニューより   昼に本稿再送。
16土、1700 打ち上げ式 上尾駅西口のロータリー
 
Photo  

選択は簡単です。自分より優れた人を選べばよいのです。

 1 まえおき

横軸の設定は問題ないだろう、縦軸を図書館にした意味は図に書いた。しかし秋山さんが鈴木さんと同じ立場なら、この図は意味がなくなり、他の軸が必要になった。新政クラブと図書館建設は実は同一次元であり二軸の独立性が薄いので良くないが、政策対立として分かりやすいので採用した。

本来は「リーダーシップ力」とすべきだが、当人を知らない人には理解できない評価になる。蛇足だがその観点で述べてみる。

畠山氏、危機にある職場から責任者がいち早く離脱ではリーダーシップ力は無い。秋山氏は妥協を許さぬところが魅力だが、孤立的であり組織リーダーに向くか疑問(市長になって議会の捻じれを罷免と解散権の応酬で拭うというのは弱者思考だ)

鈴木氏は教師歴と事業経験もありかつ前から名乗りを上げ、自会派内を分断するような(上位の議員ポジション)対抗馬が出てもチャレンジしたのだから相対的に飛びぬける。

2 X軸 新政クラブ…危機感の有無と改革への本気度がわかる

畠山氏は図書館建設受注先の社長や新政クラブ幹部と選挙活動をするなど、逮捕された島村・田中が築いた新政クラブの古参メンバーの後押しを受けている(同会派自体が推しているわけではない)。もはや支持率1%の民進党に恥はない。

彼の市長選への参戦は機を見るに敏だが、どんな政策を述べても信頼感に疑問がついてしまう。配布ビラを読んでもこの街の危機感や政策能力が薄く、周囲に左右されやすい印象を与える。

鈴木氏は一期目に新政クラブに入るも、体質が合わず自ら離脱(こちらへ)。確執がひどく怪文書をつねに書かれる。一般人には分かりにくい上尾自民党内の争いだが、選挙前に自民党を正式離党。

それでも自民党の県議や国会議員の支援を受け、かつ参謀に元労組出身の井上議員を連ねる。共産党も自主投票ながら支援するように、左右に幅広い人脈を持つ。その姿を非難する自民支持者もいるが、畠山陣営も民進と自民合流的なので地方自治を政党で語ることが邪道だ。しかし市長になった場合、強みである幅広い人脈や事業の取引関係から利権に巻き込まれるリスクを孕む。

秋山氏は反新政クラブの急先鋒だが、敵の敵は敵という思考から抜けられない。一部のコアな支持者には受けるが、明確な組織が無いので限界がある。一匹狼的な議員として価値がある。

3 Y軸 大争点としての図書館問題

畠山氏は表向き凍結と言いながら、選挙公報から図書館もパークゴルフの文字も消えた。
鈴木氏は元の島村構想に反対。アンケートにより民意を問うが「何もしない」も含めたゼロベースでの選択肢を問うと討論会で述べた。
秋山氏は反対運動に参加したが、今回、上平予定地に地域分館建設、契約額の20億円(キャンセル可能)は図書館整備に使うと提案した。唐突感があり、上平票や本館利用層、さらには建設票受けするような選挙目当てを感じる(PAPA内や北上尾駅前分館のが公益性大)。島村案は元々上平への第二体育館構想がとん挫して図書館になっただけであり、文教政策では無い。非文教面の対案がなく、再び図書館を公約に出すのは追認的で合理性が弱い。そもそもハコモノや改修以前に図書館マネジメントとしてやるべきことを指摘せずに「図書館総合事業」と行政用語で括るようでは市民に伝わらない。

ここに書かれたことが心外だと思うならば、それは当人に原因がある。自分の能力や政策・実績を定量的かつ効率よくかつ分かりやすく情報発信してこなかったからである。

誰が見ても、鈴木氏に決まりだ。それを阻むのは旧勢力ではない。

既に三人が逮捕された。四人目は誰だろう?

 

一人目・・・市長

二人目・・・議長

三人目・・・放火魔

四人目・・・無関心

2017年12月13日 (水)

不正の温床は上尾市民の中に潜む

上尾市の年齢別投票率にみる民度

 
1. 逮捕された島村三期目h28/2月の市長選データ
 投票率が最低の30%だった選挙のデータ。年齢別集計は手作業のために、平均的な投票所をサンプルに選ぶようです。第四投票区の上尾小学校の例。 ↓グラフ再送。
1_2
 
 主権者意識が年齢に正比例なものの、選挙権いらない人が圧倒的です。 
 
2. 18歳選挙権適用のh28/7参院選
 投票率は51%です。10月の衆院選(悪天)と同じです。投票率は省略し、投票人数の世代ごとの人数を面積で示して存在感を表わします。円グラフのシェアよりも視覚的です。
 
2
 
若い人は選挙に行きません。駅頭でビラを受け取らないのはその表れです。今更怒っても仕方ありません。そもそも彼らの人口も少ないので全体への影響は軽微です。
 
グラフは一見シルバー民主主義ですが、上尾の場合はその背景に利権が入ります。利権のおこぼれに預かりたい人は必ず投票に行きますから、投票率が高まることがそんな人たちの影響を薄めます。
 
投票日の天気はまあまあですが、国政選挙並み50%はムリな雰囲気です。
過去の投票率は 35%  36%  30%  ですから、今回は40%位は行くのではと自信なく予想します。
 
 
スターウォーズ最新作ラストジェダイのセリフが意味深です。
 
 
道を誤れば   すべて終わりだ
 
  運命を    果たすのは
 
           お前だ
 
教えて      私はどうすれば

捜査関係者は語る、やりとりをしていたのは島村前市長本人だ

連載:汚職の構図(下)…明かされた粗末すぎる謎とホントの悪

決戦メニューより  前記事(上)はこちらへ、文末に追記。

20171213日 朝日新聞Webより 落札逃し 前市長に直接依頼 

 今から1年ほど前、さいたま市浦和区のホテル内の日本料理店。設備管理会社「明石産業」社長の山田明被告(82)=贈賄罪などで起訴=と、上尾市議会議長だった田中守被告(72)=あっせん収賄罪などで起訴=が会っていた。

 今年1月に行われた、西貝塚環境センター(上尾市西貝塚)のペットボトル結束機運転管理業務の入札を控えた時期。山田社長はその最低制限価格などを教えるよう、市長だった島村穣(みのる)被告(73)=受託収賄罪などで起訴=に働きかけてほしいと田中前議長に頼み、見返りに10万円を渡した。

 昨年12月25日から、開札前日の今年1月30日までの間だけで、山田社長は合わせて5回、計50万円を元議長に渡したとされる。

 島村前市長はこのころ、日高市内の病院に入院していた時期もあったが、会合に同席することもあったという。島村前市長は前議長を介して最低制限価格などを漏らした。

 これらが、起訴状や捜査関係者への取材で判明した今年1月の入札の経緯だ。

◇はずれた思惑

 だが、思惑通りにはいかなかった。この入札の予定価格は1億1346万円、最低制限価格は「7割」の7942万2千円。明石産業は「9割」の1億211万4千円で入札し、最低制限価格に近い額で入札した別の業者が落札した。

 「秘密」を手に入れたはずの明石産業が、どうして落札できなかったのか。

 同社が参加した2012年以降の同センター関連の入札では、予定価格の7割が最低制限価格として設定されてきた。市によると島村前市長は落札額を自ら決裁。最低制限価格を書いた書類は封をして、入札まで市の金庫に保管される。

 捜査関係者によると、同社側は最低制限価格を慣例の7割から9割に引き上げるよう依頼。利益を増やすためとみられる。ただ既に決裁後で、前市長自らもひっくり返せなかった。それが山田社長らに伝わらないまま、同社は「9割」で入札したとみられている。

◇市長室で渡す

 市長、議長にすり寄りながらもこの入札を落とせず、15年の入札でも落札したが契約を解除された明石産業。捜査関係者によると山田社長は「誠心誠意、対応する」といった趣旨の「念書」を2人から取っていた。母印まで押させる念の入れようだったという。

 そうした経緯を経て、山田社長は、決裁権を持つ島村前市長と直接やりとりするのが確実だと考えるようになったのでは――。ある捜査関係者は推し量る。

 来年初めには同センター本体の運転管理業務の契約が更新される。同センターは先月、漏水が見つかったように老朽化が顕著。このため、関係者によると市内部では、入札でなく経験豊富な業者との随意契約とする検討も始まっていた。

 しかし山田社長はこの業務を受注しようと、島村前市長に直接、有利な取り計らいを依頼。見返りに前市長は3回にわたり計60万円を受け取ったとされる。捜査関係者によると、面会記録にも残る市長室で賄賂を受け取るほど、関係は密になっていた。

 「前市長は金に困っている様子はなかった」「田中前議長に巻き込まれてしまったのでは」。市の関係者の多くが口にする見方を、捜査関係者はきっぱり否定した。「前議長を介さずにやりとりをしていたのは島村前市長本人だ」=おわり

参考

選挙公報を評価してみます

2017年12月12日 (火)

あなたの投票所の投票率…上尾私選管より

なぜ選挙の投票率が低いのか?

 
啓発のために、前回投票率30%を何度も示し、棄権を強調した円グラフです。有権者は18歳以上になったため現在は19万人です。蛇足ですが、人口22.8万人ですから、子供が少ないことがよく分かります。
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40カ所の投票所があります。駅前とか大規模商業施設のような所に設置する気はないようです(期日前も含めて)。まずは、ご自分の投票所を見てください。
 
1. 10月の衆議院選比例区と前回市長選の投票率
 
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グラフは市長選投票率の昇順にしています。二本の投票率30と50以下に着目します。市長選30%以下のエリア(黄色)には共通するものがありそうです。ブログ主は土地勘が弱く、特に幹線道路系が分かりませんので、以下はやや甘い見方になります。
二つのグラフのレンジ幅(最大-最小)は16%値程度と同じです。
 
2. 投票所ごとの投票率と有権者数グラフ
 
40_3  
当日の有権者数は右軸です。有権者数が大きい所で投票率が低く、有権者数が少ない所で投票率が高く出ています。
 
黄色い所は開拓余地が大きいところです。ただし、この40区分は面積の違いが分かりません。右側の投票率が高い所は、少人数ですが狭ければ売名には効率的です。平均乗客数は、JR上尾駅が4万人、北上尾駅は1.5万人です。市内でこれより人が集まる所はありません。
左の投票率が低い所は有権者数が多いけど、広くて非効率なのかもしれません。有権者人口は昼間人口ではありません。回っても不在が多いエリアには候補者は行きません。
 
市中心部から離れていて、かつ鉄道利用で(北)上尾駅を使わない人は帰属意識が低くなります。特に原市方面の人は上尾駅に来ることは少ないようです。 ジョークですが、評判の悪い名前より「さいたま市」へ編入希望しても不思議ではありません。更に市長選の選択肢に吸収されることを望む、というのもありそうです。
 
要は、生活圏からの「帰属意識の差」と「選挙運動の濃淡の差」が投票率の落差をもたらすと思います。最低と最高の差分15%の原因と思います。
しかし、これらは地域ごとの差であって、全体平均値の低さを説明しません。それは政治離れとしか言いようがありませんが、それが今回事件の背景にあります。
 
 
次記事 年齢別投票率
 
参考

2017年12月11日 (月)

上尾市長選の選挙公報を評価してみます

畠山と鈴木が同じ面に編集されたことの深い意味とは

決戦メニューより    ネットを使った選挙運動(総務省pdf)

追記 2018/1/6 広報は政治山へ

追記 12/12 朝9:30公報pdf公開できない上尾市役所の仕事ぶり…市政刷新で変えないとダメ。ラスパイレス指数は全国8位(総務省資料)。公報はWebサイトの深い階層の中にひっそりと掲示。本来はTOP表示です。 


Photo ビジネスレポートを書いたり他人の書いたものにケチを付けたり、編集者からケチを付けられたり、そのケチにケチをつけてきた経験から勝手に評価します。苦情なんか受け付けません。有権者とは、市長職にエントリーしてきた四人への面接官なのです。以下はエントリーシートへの評価です。

1.畠山稔さん

先日の一次面接を途中退席したために、悪い心証を与えました。

太ゴシックで強調するのは、知事との連携、22年間の経験と実績です。他の人より目立つのはプロフィールの面積が大きいこと(権威や情に訴えるには重要です)。鈴木氏との対比ではメッセージ文があることが違いです。次のように読解しました。

… 上尾市はこれから高齢化で大変、子育て環境の整備も問題と訴え、それを考え実行することが舵取り人に求められ、と問題提起し、自分が県議のキャリアを背景に舵取りする ・・・ と結びます。 

で、どうするの? 何やるの? それが左側に箇条書き5個と思います。その内容は他市の市長選にも使えるような紋切り文であり、記憶に残りません(選対本部の力量が問われます)。

つまり何をするか書いてありません。実はその具体策が、下の鈴木氏の中に書いてあるのです。『畠山氏が現状問題点と市長の役割を書き、鈴木氏がその対策を述べる。』上尾市選管の粋な計らいです(こんな読み方する人はいない?)。

追記 図書館とパークゴルフ場問題を書かないのは工事継続を意味します。 

2.鈴木茂さん

畠山さんの問題提起への、自分ならこうするという回答です。人となりを示す文が無いのが物足りない方もいるでしょうが、対策に目的特化しています。その書き方で、具体的な固有名詞を上げているのが良いです。一般論で書くとダメ。「改革保守」という言葉は意味が深いと思います。自民党を離党して、古い表現だと右から左までカバーする姿勢です。イメージ的にはリベラル保守という印象を与えます。

独自候補を立てない共産党が支援していることを、守旧派から非難されたようですが、自民党の県議や国会議員も応援しているのですから、政党視点で見るのは間違いです。浅間台生まれ、を強調するのは他の三人との差別化でしょう。

 3.石山勝朗さん

すみません、省略します。

でも旧帝大出身者です。誰が当選しても、上尾市は20年ぶりに大卒市長誕生となります。20年前に出れば良かったと思います。お達者で。

4.秋山かほるさん

鈴木さんと同じく、黒地に白抜き文字で強調したのは「利権VS市民の力」。週刊誌の中刷り広告を連想させます。図書館問題を比較的大きく取り上げています。縦書きと横書き混在は構成としてうるさい印象を与えます。

なんと、プロフィールが書いてありません。後援会の人は誰も指摘しなかったのでしょうか、致命的です。利権との対決が自己PR”ですが、自動失職は誰の利権でしょうか、という面接官の鋭い指摘に耐えられますか。

●市議補選は6人です。

知名度の無い人が多いため、選ぶのは公報の出来栄えが影響するかもしれません。当選したかったら、コピーライターやグラフィクデザイナーに頼むべきだと気が付かなとダメかも。

畠山稔候補を応援する方が元新政クラブで図書館建設の受注業者という真贋

市長の座に"登"るため、友人の力を借りた、と本人が話した。
 
決戦メニューより    12/12 追記あり 中断に証言。
 
凍結が嘘っぽい理由を、昨日の鈴木茂さん出陣式の応援演説で、清水義徳自民党県議が語っています。ゆっくり、ハッキリ、左右に分散した聴衆に視線を送るというスタイルは、上手な演説の見本です。
 
ツイッターのビデオは こちらへ  
●Youtubeはこちらへ  いきなり音声始まります。
 
上尾の図書館の問題で、落札した業者と一緒に選挙活動している立候補者がいますよ。凍結と口にしながら・・・

国政で名をはせた大物代議士と同姓同名です。既にこの記事で取り上げたので、改めて続きになります。そして昨日、図書館訴訟のメンバーが当の畠山さんに直接確認できました。次のように答えました。ソースはこちら

12月11日朝、上尾駅で畠山氏が駅頭宣伝していたので、

「清水県会議員が出陣式の挨拶で、 アサヒ住建の箕輪さんと選挙活動していると批判していました。その事に反論はありませんか?」と質問しました。

「箕輪さんとはだれですか」

「上尾の市会議員だったので、ご存知ですよね。箕輪さんはアサヒ住建の役員をしています。アサヒ住建は図書館の請負業者になっています」と質問しました。

すると「箕輪さんは、昔からの友人で、一緒に挨拶しに行っただけです。箕輪さんがアサヒ住建の役員とか、 図書館との関連の事などは知らない。」との答えでした。

「その意見を動画で紹介したいので、動画に撮らせてもらえませんか」というと「いえ結構です」と断られました。 (←ブログ主は結構=OKと解釈)

図書館の住民訴訟について回答したのに、図書館の問題は知らないとは、おかしいと思いました。

図書館問題に関する畠山さんの見解。

1.新図書館について畠山氏のHP では「一旦凍結をして計画見直しも含めた検討を行うなど…」としか書いてありません。業者との選挙行脚は、再開する意味に受け取られます。

2.公開質問への回答には「市民の皆様の多様な意見を拝聴することが一番です」とあります。明確に1とは違い、ブレています。なお、市が○○委員会を作って、建設再開へ誘導することは簡単です。学識者とか文教関係者、市民から募りますが行政と親和性の高い都合の良い人々。補助金をもらっている人達は市の意向に背くことは言いません。そもそも肩書だけで能力的にも疑問だらけの人もいます。実例を知っておりますため…

彼らは大ミスをしました。みのるのあとにまたみのるは、畠迷惑ね!

参考

以下に9月議会での承認案件と会社名や契約金額、さらには売上高比率があります。

上尾市新図書館の建設費、工事費、設備費、土地代など

●工事キャンセルの損害見積もりの記事はこちらへ(本館を守る会 )

あくまでも推定2~3億円です。まとめると、解約による違約金はなく、損害賠償のみが懸念されるが、仕掛案件ではないから発生しない。市との長期的な有効関係を優先する。その記事にはないが上尾市は今後40年間、毎年ハコモノ更新で45億円、インフラ更新で64億円、合計109億円が予想される(下記事)。彼らが飯のタネに事欠くことはないと思います。

そして建築単価の高いこの時期、本公共事業が利幅のある仕事なのか否かは建築屋さんなら分かるでしょう。その一方で、他市や民需を開拓できないような競争力の劣る業者(ここが重要)なら必死にすがり、市の財政を蝕むのです。

上尾市公共施設の現状と更新費用の40年見通しの警告書

2017年12月10日 (日)

民進党や希望の党の行く末

続けざまに、小さくて気にも留められない政治ニュース。
 
JIJI.com 12/7
 民進、立憲、共産、自由、社民の野党5党幹部は7日午前、安全保障関連法に反対する団体「市民連合」と衆院議員会館で会合を開き、安倍晋三首相が唱える憲法9条改正の国会発議阻止に向けて連携していくことを確認した。今後も協議を重ね、2019年の参院選に向けた共闘につなげたい考えだ。
 ・・・ 希望の党については「立憲主義に反する安保法制を肯定している」として招かれなかった。
 
 
 
 
関連

上尾方式の選挙が始まりました。初日の感想記…

 
追記 下に三候補の出陣式など

Ssw 本日より、正式な選挙戦が始まりました。つまり、昨日までのは、非正式な選挙戦です 

そして、後半戦と言われます。 
 
最近は新聞をとらない家庭やネットがあっても政治記事を読まない人が多いですから、ようやく候補者が誰か分かるようになります。候補は四人いますが、鈴木茂と畠山稔の戦いです。青と赤の戦いです。
 
既に、怪文書が出ました。昔は、紙だけで回覧ですが、今回は投函された方が直ぐにネットにあげちゃう時代です。上尾もデジタル化しています・・・みても役立ちませんし、拡散に手を貸すつもりはありません(今は見られません。それをずーっと掲示する人は仲間と疑われても仕方ありません)。
鈴木氏への攻撃は二回目ですが、本当に知能が低いです。一回目の怪文書問題への鈴木氏の感想コラムはこちらへ
 
ところが、デジタルスキルの有無はその候補者や陣営によって差があります。デジタルスキルが劣る所は、高齢者ばかりが支援するか、新しいものを受け入れない体質の人が多いです。
 
人物を見抜くことができない人は、噂を好み。
 
政策書を読めない人は、怪文書を好む。
 
噂と怪文書、これが上尾方式の選挙です。
 
 
さて、越谷市の魅力を伝えるNHK地域おこしドララマが、さいたま市局で製作され、来年2月に放映されます。タイトルは「越谷サイコー」、主役は佐久間由衣。
 
嫉妬した市民がいても仕方ありません。どなたか上尾の政治ドラマの脚本を書いて売り込みませんか。「上尾サイテー」 (実際に当方に投稿があったフレーズです)
 
 
もちろん、ドン底から這い上がる感動のドラマです・・・
 
舞台はゴミ焼却場。
 
小道具はカネだけ。
 
台本は全てひらがな。
 
"熱い"ドラマになります。
 
ただし R18+
 
●畠山稔さん
 西口の三菱銀行前、この位置はよく使われます。衆院選の時に安倍総裁が来た時もこの辺りを使いました。人数は多いのか少ないのか分かりませんが、気が付いたのは、まず畠山氏は原稿なしで演説していました。先日の公開討論の二分間スピーチは原稿読み上げでしたから驚きです。
 大島・希望の党と池野市議会議員が選対本部長らしいです。上尾の政策フォーラムは市長選では、鈴木派、中立派、畠山派に分かれました。印象的なのは、陣営にスーツ姿の人が多かったこと。外から来た人、と見ます。大声で話すとマイク音が割れるのが気になりますが、大きい車は民進党のものでしょう。
 Simg_0858
●秋山かほるさん
 丸広前で演説しています。東口はこの位置しか許されないのでしょうか。あまり良い位置には思えません。女性の高い声なので、遠くにいても聞こえます。ただし東口では知名度は低いです。
 Simg_0845
●鈴木茂さん
 ちょうどよいタイミング、車で回っていました。
Simg_0867
たまたま、脇がかゆくて腕を上げただけでも、彼らは誰彼構わず「ありがとうございます」とそこら中に聞こえる声で答えます。
道行く知らない人から、あなたは支持者なのね、という目で見られます。
内心(そんなつもりではなかっの…)は通用しません。小心な方は選挙カーが近づいたらら、必ずポケットに手を入れることを、この時期の予防策としてお勧めします。 
 
 
今日は良い天気でしたが、それとは別に選挙の開戦効果を知ることができました。
本日アクセス数は2300件超になるでしょう。
曜日の影響とベース値を除くと1900件が上尾市関連と推定します。
最低3000件、できれば5000件まで行くと、ネットの効果を実感できます。有権者数20万人、投票率50%で10万人、1%は1000人です。
 
最近、フィールド的な記事を連投せざるを得ませんでしたが、書きたいことは別にあります…それも、なかなか。
 
懸案テーマは、
上尾市の年齢別投票率からみた選挙分析
四人のポジショニング・・・これが書ければ終りですが、早く書かないと意味が無いテーマです。ネットの選挙活動はほぼ自由ですが、リアルは競争回避のルールで縛っています。
 

欠席した畠山稔氏がいつか思い出す、後悔討論会の日

老人の怒声から始まる・・・
追記 末尾に、図書館問題の総括的な新聞記事、二編
 
畠山氏は上田知事や大島・希望の党議員の応援を受けるために欠席したようです。応援演説を丸広前でしている動画があります。聴衆は少なく組織票頼みというのがよく分かりますが、知事が来ても閑散としています(別な意味で深刻)。
 
本日の出席は早くから決まっていました。全員参加と言う予定なのに、畠山氏は昨日は冒頭の30分程度のみ、予定したペーパーを読み上げて退席。新聞は畠山氏は後半を所用を理由に退席、とありますが、全体は二時間なので実質は非常に少ないです。
全紙が来ましたが、さいたま新聞が大きく取り上げています。本日はマスコミは?でしたね。
 
二日目は丸々欠席です。
大島氏は幹事長就任時に知名度の無さから自虐的な自己紹介をして、Who is Oshima? と語りました
大島氏は先の衆院選の上尾市でちょうど4万票でしたが、ほかに入れる人が居ないからと言う消極的理由もあると思われます。だって駅に立ってただけでしたから…
 
いきなり畠山氏の欠席を叱責する老人の太い声から会が始まりました。当然の怒りです。
 
本日は、鈴木茂、秋山かほる、石山勝朗の三氏のみ。
司会役の声がやたらに大きくて聞き疲れしましたが、昨日よりは候補者の声がはっきり聞こえる環境です。
全体に、秋山かほる氏へのきつい質問が目立ちました。
 
1.自動失職は非難されて当たり前ですが、理由がビックリです。「相応しい候補者がいないから。自分の後継者をがいないから、後継者をずーと探した来たがいなかった」という趣旨です。
 
呆れてものが言えません。
彼女は利権政治と毅然と戦うという「姿」で一部の人気がありますが、これは自己保身的なものです。議席に座る人は有権者が決め、彼女の権利ではありません。秋山氏の大失敗です(二年前に続きこれで二回目)。
 
2.上平に小さい分館を建てるのは上平票の取り込みだという質問には、まともに答えませんでした。これも日頃の態度とは違います。
 
これらを鈴木氏はどう聞いていたか胸の内は分かりませんが、ライバルは畠山候補なので、あまり気には止めていないかもしれません。
 
さいたま新聞は一面でも大きく取り上げています。以下に載せる予定です。
 
本日は疲れており…。選挙に少しでも関係した言葉が書かれた印刷物は、告示前に配り切りたいためですが。告示後は選管に聞かなくてはなりません…
まぁ、選挙制度も人を幼稚にします。
● 12/9 土 さいたま新聞…23万人の選択(下)  図書館移転が争点(105kb)
 
上尾の図書館問題は三大紙では大きく取り上げませんから、経緯や全体像が分からない方には、まとめとして良い記事です。他にも東京新聞の過去記事がお勧めです。
 
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2017年12月 9日 (土)

上尾市長選の世にも不思議な討論会

畠山稔氏が30分で退席知りながら、事前説明も本人弁解もない運営
追記あり。
本日は文化センター1:30。畠山氏は欠席です。元々出席予定が知事と会うとかで欠席。知事に合う件の真偽は不明です。市民との討論会よりも知事を大事にしたわけです。本日は100人規模の部屋

昨日の1回目討論会について
朝日新聞Webより 2017129

 上尾市長選(10日告示、17日投開票)の立候補予定者公開討論会(主催・オール上尾市民活動ネットワーク)が8日、市コミュニティセンターで開かれ、立候補を表明している市議の秋山かほる、元県職員の石山勝朗、前市議の鈴木茂、前県議の畠山稔の4氏全員が参加し、争点になりそうな汚職事件の原因と対策や、図書館移転問題などについて意見を述べた。

S 討論会前半は、主催者からの「汚職事件の原因と対策」「新図書館とパークゴルフ場の工事について」などの3問に4氏が答える形で進められ、後半は聴衆からの質問に答えた。畠山氏は「所用のため」と事前に主催者に届け、前半のみで退席した

 汚職事件の原因などについて、石山氏は「おごりの心と市民への意識欠如だ」、鈴木氏は「一部の人々により物事が決められ、議会がチェックできなかった」、畠山氏は「執行部と議会のなれ合いが問題で、緊張感ある議会運営が必要」、秋山氏は「他の市なら通らないことが通ってしまう上尾市の体質の現れ」=発言順=などと述べた。


この手の会議は受け身でいると、本当のことが分からないまま満足してしまうことがあります。いわゆる不都合な真実を伝える義務があると思うのですがね。記事にあるように事前に退席予定があるのだから、主催者は冒頭にそれを伝え、畠山氏も市民に挨拶すればよいのだ。おもんばかったと見える。

感想1

最初、二分間スピーチを四人がした。意気込みを語るだけの単純なものだが、原稿を読まないと話せない人が、二人もいた。

1人目・・・石山さん。高齢でしかも政治家ではない、初の選挙だから、原稿用意したのは当然だと思う。

2人目・・・畠山稔さん。市議3期、県議も3期目途中までの約20年のキャリアがあるが、原稿に目を落として聴衆の顔を見ない。話すことが苦手と言う印象を与えた。

当方が審査したら、プレゼンテーションとしては、はい君、もう帰っていいよ。

だから帰ったのかもしれない。

畠山氏は自分を売り込む気が無い。出席するという約束の企画だった。次の質問コーナーでは政策能力があることが分かるのに、それを逃げたわけだ。つまり有権者からの突然の質問には耐えられない、もしくは政策を語る力が無いということ。就活ならば一次面接で落第。

ところがこれは就活ではない。有権者がまるで無関心だから、もしくは政策なんかいい、オレたちの言うことを聞くやつなら軽い方がイイ、という人々があの市長や議長、その取り巻きを政治家に押上げたのだ、逮捕されたのは神輿である。担ぎ手は無関心多数の中に隠れて知らぬ顔、これが上尾の病巣なのだ。

畠山氏は新政クラブではないが、市民にまともに質疑答弁できない政治家と言う点では、彼らを彷彿させる。公開討論会に出なかったことを、いずれ後悔するだろうか。

感想2

実は討論会とは名ばかり、質問と回答だけなので正しくはQ&A会である。

質問(意見)-回答や反論-再反論-反論。このように二回転させないと質が深まらない。候補者間討論もやらない。あるテーマでは内容的に間違った事実認識で質疑が進んでいることもあった。

この街は議会も議会の外も討論が苦手みたい…(^-^?)

集まっのは200人弱と思われる。ご苦労様でした。

ユーチューブはこちら

2017年12月 8日 (金)

前市長と前議長が念書とは-市民よりも業者へ「誠心誠意、対応」

11/28 東京新聞スクープの詳報的なもの
 
2017128日 朝日新聞 前市長・前議長が念書 上尾市不正

◇業者の依頼「誠心誠意、対応」

  上尾市発注のごみ処理施設業務を巡り、市長だった島村穣(みのる)被告(73)=辞職=らが逮捕、起訴された贈収賄事件で、島村前市長と市議会議長だった田中守被告(72)=市議を辞職=が、業者側の依頼に応えるという趣旨の文書を交わしていたことが、捜査関係者への取材でわかった。また、これまでの逮捕容疑となった賄賂とは別に、業者側から2人に数百万円が渡ったとみられることも判明。県警は市長らと業者側の関係について更に調べている。

◇さらに数百万円授受か

 捜査関係者によると、文書は島村前市長と田中前議長の連名で、設備管理会社「明石産業」(さいたま市)社長の山田明被告(82)に宛てて、明石産業からの依頼に対し「誠心誠意、対応する」という趣旨の内容だった。

 明石産業は、2012年に実施された西貝塚環境センター(上尾市西貝塚)の運転管理業務の一般競争入札に初めて参加したが、落札できなかった。15年には同業務の落札に成功したものの「責任者などの実務経験が確認できなかった」などの理由で市から契約を解除された。

 文書はこの15年の運転管理業務の入札以降に交わされたとみられるという。

 明石産業は、同センターのペットボトル結束機運転管理業務では14年の入札で落札。しかし今年1月の入札では落札できなかった。

 一方、山田被告は、11~12年ごろに島村前市長、田中前議長と知り合った直後、これまでの逮捕容疑になっている数十万円の賄賂とは別に、前市長、前議長にそれぞれ数百万円を渡したという趣旨の供述をしているという。県警は、計1千万円を超える金額を渡しながら、業務を受注できないことがあったことなどから、山田被告が確実に受注できるように念を押す文書をとったものとみている。

  この事件では、今年1月のペットボトル結束機運転管理業務の入札を巡り、予定価格を事前に漏らしたなどとして島村前市長と田中前議長、山田被告が官製談合防止法違反と公契約関係競売入札妨害の罪で起訴された。この見返りに現金を授受したとして、田中前議長はあっせん収賄、山田被告は贈賄の罪でも起訴。また、来年更新される同センターの運転管理業務を受注できるよう依頼され、見返りに数十万円を受け取ったとして、島村前市長は受託収賄、山田被告らは贈賄の疑いで再逮捕されている。

 

こういう人達を、盲目的に選んできた市民にこそ責任があり、まだ続いている。その人たちは何も問われないから・・・

2017年12月 7日 (木)

公開討論会での圧迫質問例… 怒った瞬間に落選ね

 
本来、圧迫面接における質問は、一応事前には分からないわけですが(予想は付きます)、なんと オープンになっているので紹介しま-------す。秋さんの台湾日記より。そこに青字は一般市民から集めたもの   ( ご存知ない方へ、圧迫面接とは )

畠山元県議について

1.新政クラブと畠山稔元県議は、ねんごろで裏でつながっているのか?

2.新政クラブの古老の新井弘治元市長の元派閥との親密さがあるのか?

3.なぜ?元新政クラブ市議と平気であいさつ回りしたのか?

4.大島敦衆議の希望もよくわからないが、民進党ではなかったのか?

5.なぜ?いまごろ市政にもどるのか?勝てそうだからなのか?

6. 取り残された民進党県会議員達が貴方が贈った言葉は何でしたか?

7. 韓国のセオル号船長の立場を言葉にしてみてください?

8. なぜ、駅頭で政策を語らず誰彼構わずにニコニコしていたのか? 不〇者と勘違いされたことはありませんか?

9. ニコニコ戦術で票が集まることを、いつ頃、悟りましたか?、それは上尾以外でも通用する普遍的法則ですか?

10. 県議を辞めたが町田市議を後継にする密約はありますか?

11. 新図書館建設は凍結と言ってたのに、二週間で公開質問には「多様な意見を拝聴する」なーんて回答した。それでも解凍のつもりですか?


鈴木茂元市議について

1.分裂する上尾市自民党の内紛の結果として市長選にでるのか?

2.市民活動、市民を裏切らないのか?

3.政策フォーラムの民進党市議の裏切りの遺恨はどうなる?

4.多数派元与党にたいして、議会対策をきちんとできるのか?

5. 上尾の自民党が二つに反目しあっている背景は何か、離党したから遠慮なく暴露して下さい。

6. 田中守と言う政治家は一体どんな能力があったと思うか?

7. 上尾市議会と浅間台幼稚園はどちらが楽しいですか?

8. 上尾市議会と浅間台幼稚園には共にお昼寝の時間があります。どちらが眠れますか?

9. 市役所の幹部からは嫌われていると噂されますが、友達になる努力をする?嫌われるくらいがいい?

10. 今回の出馬に際して、信長の心境とダブル所はありますか?

11. 町田さんをコーちゃんと親しみを込めて呼んでましたが、男としてどんな関係でしたか?


秋山かほる市議について

1.コアな支持者たちが本当に出馬を支援しているのか?

2.市民派の気持ちを分断させてはいないのか?

3.なぜ?辞職して、市議補選を3議席にしないのか?

4.今回の選挙では勝てなくてもよいのか?

5.だれが出馬を支持しているのか?  

 ↑ 自分

6. あなたはナルシストですか?

6. 自動失職を選んで、自動失業になるリスクは考えないのか?それで上尾市のリスクマネジメントができると思っているのか?

7. 田中守さんとは犬猿の仲と聞く、彼との戦で一番の思い出は何か?

8. 上のつづき、どちらが犬でどちらが猿なのか教えてください。

8. 豊田真由子、北口和皇熊本市議などの女性議員のトンデモ活躍ぶりについて、女性政治家には、あーいう感情発露も仕方ないですか、ご意見を伺いたい。

9. 共産党が嫌いだそうだが、どこが嫌いか?

10. 公明党も嫌いだそうだが、どこが嫌いか?

11. 貴方が指摘した漢字が読めない議員とは誰か?

12. あなたは「人の話を聞かない」と言われるが、それを聞いたことがあるか?

13. 立憲民主の枝野さんに相談したと噂されるが、農業を営むのに枝豆を栽培しなかったのか?


石山勝朗氏について

1.突然の出馬であるが、勝算はあるのか?

2.下俗な表現ではあるが、泡沫候補とならないのか?

 二問しかないのは、"一番困っている人"と思って追加します。

3. 長生きの秘訣は?

4. 高齢者の車の免許を取り上げるべきか?

5. コンビニに突っ込みそうになった経験はありますか?

6. 新図書館建設は工事の人が気の毒と言いますが、"ご家族"が可愛そうだと思ったことはありませんか? 

7. 博物館建てると公約したが、誰の   を展示するつもりですか?

7. 公約の博物館を、環境センターの粗大ごみ置き場とどう差別化するのか?

8. 西貝塚には「貝塚」があるから、汚職の舞台を博物館と呼び替えるアイデアなのですか? つまり「博物館環境センター」、それなら大賛成したい。

9. 市内にはハードオフや何たらオフが林立です。あなのた博物館も市民に「お売りください」と言ってコレクション集めますか?

 

(ジョーク集ですよ。笑って読めないようなら政治家に向きません。もっと言えば、気の利いた「返し」ができて合格ね) …こんなことを書かないと通用しないかな。
 
「柵が無くても逃げない羊」と喩えられる大人しい市民からは、今回ばかりはトンデモ質問がでますかね。(妨害ではない)ヤジも景気づけに不可欠。マスコミが上尾ネタ欲しさに来ますので、市民と市役所一体で盛り上げまショー。
 
しかし参加は候補者陣営の人達、さらにある市民団体の関係者やその賛同者達が多いでしょう。無党派であったり、上尾政治を知らない一般市民は少ないと思われます。
このような企画の情報を伝えるという事はとても難しいです。もちろん、ネットで騒いでも役に立ちません。
寒風の中でのビラ配りや立て看板というリアル活動が一番みたいです。
 
ネット住民もこたつから抜け出るようにしないと・・・

2017年12月 6日 (水)

有権者に捧げる警句

上尾市の出直し選挙が、出戻り選挙になりそうなこの頃
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選挙結果のニュース見出しが確定

上尾市、25年ぶり、高卒市長から大卒市長へ

市民は民度が上ったと歓喜、他市民はただ呆れた。

 

みのる、まもる 逮捕の次も、懲りずにばかり

しげる・みのる・かほる・名前不適格

 

選挙に無所属として出る人が多い

あの二人はムショ属だから出られない

 

何としても名前残したいために、跡地には

ファッション・センターしまむら誘致

 

投票率は25%と前回を5ポイントも下回る

市民は"焼却ゴミ"が出ると困るから投票に行かなかった、と弁明。

 

上尾市長選の投票入場券、ヤフオクに大量出品

明石産業は入札不参加。

 

上尾市議会補欠選挙が二名枠で行われる

補欠だから、他の議員が休んだ時しか用がない。

 

市長選と市議補選が同日実施で前代未聞が発生

ある議員の票数が市長選一位よりも多かったため、市長になった。

その一位者は議員になった。

 

選挙が盛り上がらない理由を探ろうと

市選管が全有権者にアンケート投票を実施。

 

上尾駅頭で候補者名の認知度調査をした

認知症の市民が多かったことが判明。

 

西貝塚環境センターの焼却炉が故障するたびに

あの二人の怨念だ、という村伝説が定着。

 

市は市民にゴミを出さないでと呼び掛ける

市民は市にウソをつかないでと呼び掛ける

 

イメージ刷新を狙って市の名前を変更した

上尾市 → さいたま北隣市

 

二市一町の合併話は破綻へ

お前の名前じゃヤダ、と桶川や伊奈。

 

上尾高校が春の選抜甲子園出場するも

タイホ、タイホの心ないヤジに"守"が乱れた

 

評判悪化が市の財政悪化となり資産売却へ

市庁舎はドン・キホーテへ(再雇用付)

図書館は風俗産業へ(本より実践)

西貝塚は明石産業へ(執念が"稔")

 

県警の取り調べに供述順調な訳は

贈り手がタネあかし産業のため 

 

香さんは自動失職で市長選に出たから

自動失業

 

 

 

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2017年12月 4日 (月)

市長選挙の公開討論会とは面接試験ですよ

上尾市の私役所主催なら、こうなります。

決戦メニューより

●公開討論会(以下は実際の日時)

12/8 13時 コミセン 12/9土 13時 文化センタ 定員有。Youtube予定 ソース


Mensetsu_taido_2 市長選立候補者の討論会というけれど、これは採用面接試験です。市長にエントリーした人を市民が面接します。自己PRスピーチ、雇用側代表による質問、グループ内討議、市民一般質問で構成します。演説会のように一方的になると無意味です。

下記の数字は全体時間が不明なのであくまでも参考。テレビ局と新聞社が必ず来るように既に要請済みです。今は「上尾」と付けばニュースネタになります。っていうか、奴らは上尾発の珍ニュースを待ってますから 

参加者 候補者四人、雇用主側司会者、タイムキーパー、雇用主(一般市民)

 候補者の自由スピーチ 5分×4・・・その場で順番秘密で指名します。

人柄、話す力、能力などを総合判定します

 司会者から候補者への質問 一人につき2問×4・・・質問は圧迫質問を必ず一個入れる。反応力、耐性、質問への理解度、回答の明確さなどを見ます。圧迫面接したい内容を下のコメント欄で募集します。

 候補者間討論・・・一人が2つまで。相手は誰でも可。
各候補者から相手に自由に討論を挑み11で行う。「質問-回答-質問-回答」を一回とする。2回まで行使できる。

 市民からの質問

(ア) 受付で一般質問を紙に書いてもらい、多い質問を事務局が取り上げます。5~10問くらい。或いは偏らないために、アットランダムに選びます。

(イ) 参加者に個別に質問機会を与えます。質問と意見を明確にさせないと、とんでもない長台詞の意味不明な人が必ず現れて困ります。時間の許す限り多くやります。

 お帰りに、参加者に採用判定シートに記入してもらいます。

許容範囲に満たない方は、二次試験に進めませんから、出馬を取り下げるようにご家族と共に説得します。

 

二次試験12/1012/16日までのフィールドワークです。運動できる服装でお越しください。

2017年12月 3日 (日)

上尾丸広店にニトリ入居で想うこと

ここにも上尾市の未来と図書館の影がある
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昨日、丸広5Fにニトリがオープンした。というわけで今日行った。売場2900㎡なのだが家具4、その他(小物インテリア品)6の割合だった。家具売り場は狭かった。日用雑貨や台所用品まで置いてあり、旧売り場(雑貨関係)をニトリに置き換えた面もある。

新聞にもあったが集客力あるテナント誘致、ようするに丸広が不動産屋化していくわけだ。辛らつだが、今の百貨店が歩むゆるやかな下り坂に過ぎない。

 上尾に来た頃、家具屋は結構あったが島忠や大川、西口の家具屋もなくなり、一時、空白になったと思う。家具は粗利が高いから、販売員が付きまとう売り方をする(粗利の高い=回転率の低い商品は常に高コスト販売になりデフレにはキツイ)。ニトリの増収増益はその裏返しだと思う。ファストフード、ファストファッションのインテリア版だ。

その後、島忠は桶川に大きい店を建てたけどニトリになったと思う。そこへ上尾から車で行くとき、どうやって右折して入るのか分からない位置になった。ニトリは三橋にもあるけど、帰りが面倒。

両店には、もうニトリと行きたくない。←駄洒落ですよー

 ようやく空白を埋めるように、数年前から家具屋が再進出した。PAPA、スーパーバリュー、そしてニトリ。

 前から、書斎用の椅子の買い替えを考えていたので、見てたら、広告の安い品があり、好みではないけど座った。両ひじ掛けが固定ではなく、上側に跳ね上げられて机の足元にイスをしまえるタイプだ。狭い部屋とか掃除のときに便利な機構だ。

 そのリクライニングがうんともすんとも動かない、店員が二名も来てもどうにもならない。たまたまの不具合品だと思うけど、

お値段以下、ニトリ」。←これ書きたかったの・・・

で、ここから本題。

 郊外デパートが相次いで閉店するニュースが多い。失礼ながら丸広も厳しいと思う。そこで提案していたのが駅前図書館構想(駐車場不要)。ショーサンプラザと丸広に同時に話をもちかけ提案書を作らせる。駅前一等地といっても、今は食品売り場が頼みの綱になっている。

 高賃料がネックだが、それは面積との兼ね合いもあり、広ければ良いわけではない。中心部の活性化よりも転入人口増という都市間競争の攻めの公共投資であり、並みの案件とは違う。当然、駅前分館、現本館は廃止する。それらは他へ転用か売却も選択肢になる。

 ショーサンプラザ入居なら駅前出張所も廃止し、跡地は収益事業に転用する(セブンイレブンは同エリアに無いので絶対出るとみる。長期に高賃料が稼げる)個人的には丸広がいいが、人口分布や図書館サービスの偏りの償いとしてショーサンプラザに入れた方が公平感があると思う。

 このような駅前施設には無料空間とは別に二時間100円とかの有料ラウンジを設けることも可能だ(大和市シリウス)。以上は、劣化した島村・田中市政に安住している市担当者は絶対考えない案である。

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 写真は二年前の二月の市長選挙の風景。丸広に通ずる道には島村穰本人と周辺に新政クラブの議員達が映る。当時はアンタらは絶対考えないけど、ここに図書館をと「自前の看板」を出してみた。昔の私案

 

 ニトリ開店の報を告げる埼玉新聞の最後に、こう書いてある。

 

「・・・新店は徒歩や自転車で来れるので便利」「丸広百貨店の利用は少なかった。ニトリがあるので、用事がなくても来るかもしれない」

 

 夢かなわず、ニトリに先越されたヨ・・・これをチャンスロスという 

 

 この建物は元々は市所有品だったのが、損してまで丸広に売って現金化したらしい。丸広が賃貸でやっていたら…と想像するが、駅前にデパートがあるって今では珍しいな。何としても取り戻したい・・・

 

 

鈴木茂候補者の市長選、政策全文(公約)

決戦メニューより

以下は鈴木茂市議の市長選立候補のための政策資料からのコピー。ソースは鈴木茂サイト。 鈴木勝手連

 1 汚職の根を断つ徹底改革

○第三者委員会を設置し、汚職の原因・構造を明らかにし、実効ある再発防止策を検討・実施します。

○主要な事業の計画・進捗状況を常時公開する「重要事業公開コーナー」を庁舎1階に設置します。

○弁護士などの専門職を採用し、コンプライアンス(法令順守)室を設置します。

○公正・清潔な市政へ政治倫理条例を制定します。

○情報公開と市民参加を、すべての分野で徹底。市長自ら市民懇談会を定期開催します。

2 図書館建設計画はストップ

○新図書館建設計画は中止し、ゼロベースで見直します。

○公正な市民意向調査を実施し、上平移転建設の是非を確認します。

○現図書館の増改築と分館の拡充ロ最小の経費で図書館サービスの充実を図ります。

3 戸崎東部公園パークゴルフ場は18ホールでストップ。残りは市民の声を生かした公園として整備

○前市長・前議長の意向による突然の36ホール建設計画を撤回し、18ホールでストップします。

○残りは、市民の声を生かし、市民が利用できる公園として整備します。 


4 保育所待機児ゼロ・第二つくし学園の整備・全庁的プロジェクトチームの設置による子供の貧困対策の推進

○待機児ゼ回の実現、駅前保育ステーションを設置します。

○第二つくし学園を整備し、障がいがあつても、早期療育、子育ての安心を支援します。

○発達障がい支援計画を策定します。(幼児期から成人期までのトータル支援)

○放課後子ども教室を実施します。

○経済格差が教育格差につながらないよう無料の学習支援教室の拡充など全庁的総合対策を実施します。

5 18(高校卒業)までの医療費無料化

○新座市、朝霞市、自岡市、熊谷市、深谷市などがすでに実施。上尾でも速やかに実施します。

6 高齢者・障碍者の社会参加と自己実現へデマンドバス運行、生きがい就労事業創設

○移動の自由は、社会参加と自己実現の条件です。何歳になっても、障害があっても、交流・参加・自己実現の基礎条件としてデマンドバス※の運行を実現します。

○柏市の生きがい就労事業などに学び、高齢者の就労口社会参加・社会貢献事業を創設します。

○市が主体的に高齢者や子育てを地域で支え合う仕組みづくりを構築します。

7 市財政の健全化・地域経済振興

○学識経験者、市民、職員で構成する「市財政健全化・地域経済振興プロジェクトチーム」を設置し、市財政の健全化と地域経済活性化を結合して調査・検討し、施策につなげます。

※デマンドバス… 自治体が導入する自主運行バスの一種。利用者は基本的に事前登録し、乗車日時を予約する。自主運行の定期路線バスと違い、自宅近<に停留所が設置される、幹線道路から外れたところまで運行できるといった利便性がある。


私の決意

 前市長と前議長が汚職で同時逮捕されるという前代未間の事件により、多くの市民が感じてきた「市民不在」、「市政の私物化」が明らかになりました。上尾市政は、かつてない危機的状況にあります。この腐敗した市政を正さなければなりません。利権市政を断ち切らなければなりません。

 今回のごみ処理の事件をめぐって、私たちは、 2年半前から市議会で追及してきました。私たちの追及で、契約は解除され、随意契約となりました。焼却炉の運転はストップしなかったものの、市民の税金が1億円も無駄遣いされました。税金の無駄遣いを排除しなければなりません。

 この事件の背景にあるのは、今までの市政が一部の人たちによつて自分たちのために行われていたことにあります。市政は、市長のためでも議長のためでも、一部の議員のためでもなく、市民のために存在しています。市民の皆様と一緒になって市民のための市政を取り戻さなければなりません。一部の人たちのために市民の税金が使われるのではなく、公平、公正に使われる市政に変えなければなりません。

この市政の現状を憂い、怒り、危機感を共有する多くの市民の皆様の声に応え、常識が通用するまっとうな市政をつくりたい!

 私は、上尾で生まれ、上尾で育ちました。上尾市においても人口減少、少子高齢化の時代になります。上尾の未来のために、皆様の大切なお子様やお孫様の為に政策を打ち出さなければなりません。

私は、 6年前、市議会議員に当選して以来、子育て支援、教育の充実、福祉の街づくりを一貫して、議会で取り上げてきました。「子育てするなら上尾」「教育に熱心な街上尾」「ゆたかな老後を過ごせる街上尾」をキャッチフレーズに、市民が誇れる街、上尾を共に創っていきたいと考えています。

大好きな上尾の未来を市民の皆様と語りたい!子どもたちの未来を語りたい!

今こそ、私は立ち上がります!市民の皆様、どうぞご支援を宜しくお願いいたします。

  鈴木 茂


明石産業が戸田市からも入札参加停止へ

読売新聞 2017/12/2 より

明石産業とは上尾市の入札不正事件の当事者となる会社。
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もう、アカン。
 
 
単純作業系の人材派遣が主なのでしょう。ゴミ焼却プラントの維持管理業務を受けるようなノウハウなど無いでしょう。こんな会社の素性を上尾市当局は見抜けなかったのではなく、見逃したのでしょう。その責任はまだ誰も取っていません。
井上議員曰く、みんな出世したよ…
 
上尾はオレオレ詐欺の被害が多いんです。NTT電話帳に公開したままの人が多いのでしょうか?
気を付けて下さい。

2017年12月 2日 (土)

誰がためにために民進党はある・・・議員の仮宿舎だった

読売の記事は事実系を中心にクールできつめですね。
 
 
12/2土、読売新聞さいたま版より引用(クリック拡大)
 
畠山稔氏が上尾市長選に出るために1日に県議会を辞職しました。これによる民進党の県議会における影響を書いています。
ただし彼のWebサイトは相変わらず現職を装っています。苦情が出ないのは誰も見に行かないからでしょう。月曜に業者が直すかもしれません。
 
記事内容
 
・民進党・無所属の会は9人になった
・公明党と同数となり、単独第二会派から転落した。
・9月から脱出議員が相次いでこの二カ月で2/3に減った。
・一般質問の人数割り当てが減り、次の議会は一人になる。
・各委員会の委員数も減り、質問時間も減る。
 
などマイナスに事欠きません。
この実情を書いた記事の方がお勧めです。文末リンク。そこには、もはや清算事業団並みと言われていたことを思い出します。
普通のリーダーは最後まで面倒見るものです。『じゃあお先に失礼』は無いだろう。記事の中で会派代表の浅野目義英議員は嘆いていたとあるが、かつて上尾市長選に出馬した彼には不思議な巡りあわせです。
 
この記事は人を選ぶ時の大切な情報だと思いますが、新聞を読まない人やスマホで特定ジャンルのみの情報を消費していると、正しく伝わりません。
 
民進党とは、仮宿舎でした。
 なかなかうまい表現だなーと一人感心するこの頃…
 
タイトルミスだった・・・・ まぁいいか、大した内容じゃないし。下記事のが本質です。
 
(一度グーグルのクローラーに読み込まれると、直ぐには治りませんから)
 
関連

四人の図書館問題への見解と評価

図書館を考える会の公開質問に対する四人の候補者の回答
 
追記12/4  4人分掲載し感想と評価、タイトル変更。12/6 秋山コメントの追記
 
 こちらへ行くと公開質問と回答が見られますが、下に全コピーしました。四人の見解についての賛意を問うツイッター投票を実施中 → こちらへ
 
回答には曖昧な内容もあり、それをただ世間に開示して『市民の皆さん、さぁ考えて』では意味がありません。問題に関心を寄せてきた一市民としては、彼らの短い回答の裏に隠れたものを探る義務と権利があります。感想も交えて評価を書きます。
異論のある方はコメントにどうぞ。
 
なお、畠山さんは議会レポートも少なく、また意見や問題提起、洞察のあるデジタル化されたドキュメントが見つからないので、今回のは貴重です。太字は当方が付与。

畠山 稔さんからの回答

 貴団体の日頃のご活躍について心から敬意を表します。

 今度の前上尾市長の逮捕・辞職につきましては、上尾市民にとってこの上もない不名誉であり、一刻も早く上尾市政の立て直しを行わなければなりません。

 市政推進の緊急的な課題は新図書館複合施設の建設問題です。再検討の中身はこれまでの経緯と現計画の妥当性を検証し、市民の皆様の多様な意見を拝聴することが第一です。

 今後の財政の見直し等総合的な議論・検討により、議会の意見集約を図って参りたいと存じます。

●出馬声明段階での記者会見では凍結を口にしました。ビラには「凍結して計画見直しを含めた検討を行うなど、箱物行政から転換して市の財政を立て直します。」とある。

上の回答には、どうすべきかという市長としての強い意思がありません。事情を知らないというふうに伝わります。この点は他三人に見劣りします。「妥当性」や「多様な意見」には都合の良い人選や解釈、つまりは恣意性が入り島村市政つまりは「上尾方式」と変わりません。

「凍結」からの後退は解凍へ向かうことを暗示します。その変化を説明することもしません。選挙協力体制を作るためのものと疑われます。建設再開の可能性が十分ありです。文章量も少なく、かつお役所的な文章を書くこと自体が、危機にある上尾市政を再生するには力不足と見えます。


鈴木 茂 さんからの回答

 私鈴木茂は一貫してこの上尾市の図書館問題に市民の皆様と関わって参りました。タウンミーティングにもしばしば参加し皆様と意見交換をして参りました。

私は23万都市に相応しい図書館建設は必要と考えております。しかし今まで島村市政が進めてきた図書館建設は立地の問題があるだけでなく、市民の声を聴いてこなかったという事業の進め方にも問題がありました。

 また、その土地の買収金額が不当に高いと考えており、その事を一貫して議会で問題にして参りました。

  私は、現在の図書館建設工事を中止し、計画をゼロベースで見直します。図書館建設工事を止めた後の違約金と現本館地のリニューアルの費用などを明らかにした上で、公正な「市民意識調査」を実施して、上平移転建設の是非についての市民の意向を確認します

 また、各分館を拡充し、最小の経費で図書館サービスの充実を図ります。

当初は凍結して市民の意見を聞くという趣旨でしたが、さらに強く中止を宣言しています。ただし政策資料にはSTOP、中止、ゼロベースが並び混乱が見えます。STOPとか凍結は再開の含みもあります。民意を聞くというのは議会対策だと思うので、その辺りは実務的ですが、手続きとしては初めてのことなのでよく分かりません。市長が中止と言って済む話ではないのは確かです。反対民意を得てから、議会に中止提案を出して、それを新政クラブと公明が否決したら次の議員選挙には不利です。そんなシナリオと思います。

図書館を作ってほしいと言う民意はありませんでした。利用分析をすれば、上尾市の人はそれほど本を読みませんし需要は減衰しています(他市も同じですが)。島村氏が第二体育館構想の失敗後に持ち出した案件なのだという原点からしたら、ゼロベースで見直すのが公平さと合理性があります。

一年に一度以上本を借りる人は14%ほどしかいません。85%は図書館が古くても困らないのです。つまり何もしない(他の政策を優先する)も含めて、本館リフォームとか分館充実など全ての案が同レベルで選択肢に入ることをゼロベースと呼びます。下の秋山さんが現状を追認している点で異なります。


 秋山 かほる  さんからの回答

 図書館本館移転は中止します。しかし、上平地区の公民館及び図書室は狭く使い勝手も良くありません。魅力ある図書をそろえた上平図書館と地域住民の使い勝手の良い施設をつくる必要を感じています。よって他の分館の手本となるような、上平図書館をつくります。
 本館リニューアル: 現本館は22万都市にふさわしい図書館としてリニューアルします。7億円程度。
 分館の充実: 上平図書館を建てるうえで、他地区分館が地域住民にとって良いものになるように検討します。
 分館機能強化は必要です。同時に、不透明な委託料を見直し、司書を増員し、本の増冊を計ります。
図書館本館工事は現在21億円で各工事が契約されています。これを上尾市図書館総合計画事業として、一つの事業にします。その中で、本館リニューアル工事、新図書館建設工事、分館修繕工事、などに分けて、今契約している事業者と協議をして、総合的な発注に変更します。

 

●中止と言いつつ、建設地に上平分館を建てるというのは唐突感があります。いつ頃からそのプランを文書で主張してましたか。狭分館は他にもあり、貸出需要もそれなりに弱いために上平分館建てるための定量的な裏付けを出すべきです。それがないと上平地域への配慮に過ぎません。

 また、上平地域の利用を喚起するならば、北上尾駅前分館、PAPA内分館を模索する方が合理的であり、その不自然さからも選挙対策に見えます。そもそも市街化調整区域のあの立地は図書館には向きません。その点では島村氏と同じ発想です。

 本館リニューアルは市民団体が署名運動が否決されてから出してきた策であり、それを取り入れると言うのも上平分館案と似ています。島村構想に反対しておきながら、契約云々を理由に現状追認型の姿勢になっています。島村構想をつぶしてもその後に図書館関係で21億円使うという公約には利害関係者への配慮と見ます。

上尾市は毎年のようにハコモノ45億円やインフラ64億円の更新需要が押し寄せます。市内工事関係者の飯の種はいくらでもあります。勉強不足では。こちらへ

 

 せっかくですからもう少し書きます。

 図書館利用のためにどうして箱物発想しかできないのか。それだから上尾行政の質が上がらないのです。ハコは(人の)金さえ出せば手に入ります。その前にやるべきこと・怠けてきたことはいっぱいあります。知の発信拠点と言うくせに、主要館で休日をずらした運営すらやりません。業務目標に貸出数や回転率という指標も持たないで設備投資をする資格はありません。そもそも三~五年のローテーション人事では人も育たない、仕事への愛着も湧くわけがありません(貴方とは関係ありませんが)。

 カネかけないで成果を出すことを優先してください。昔、素人市民が書いた提案があります(ここ)。この程度以上を有料のあなたや当局が提案できないことを、私は嘆きます。繰り返します、(他人の)カネを出すだけなら誰でもできます。

 最後に一言、この選挙では周囲の反対を押し切って強い志で出馬されたようですが、政治家なのに政治的妥協を許さないその姿が潔くも奇異に見えます。でも、いざ政策となったら、軽々と政治的妥協をする姿に驚きます。ファンを失いませんか。  関連 自動失職問題

 

追記 12/6 不正事件の調査特別委員会にあなだけ欠席、しかも連絡なしとは、信用を失います。相次ぐ西貝塚の焼却炉故障はまさしく更新費用の問題なのですよ。図書館より優先することがあると訴えればよかったのに、それが見えなかったようですね。


石山 勝朗  さんからの回答

工事の中止には、完全に計画を止める場合と再開を前提とする場合に別れます。

区分  地区内の市民  中止派の市民  議会の立場  市長の立場
再開    ◎       ×       ◎      ◎
撤回    ×       ◎       ×       × 

工事の中止命令を出したのは、現場監督員の指示、撤回を決定するのは議会の仕事。
結論 中止派市民の当局に対する要望は、徒歩圏域(歩いて自転車に乗らなくても通える場所)より遥かに超えた場所の選択にある。私の意見は、一番困っている人は、工期延期の手続きもできないでいる現場監督員であり、請負業者の困惑です。現場監督員は、一日も早い工事の再開を指示すべきなのです。
公約 私の公約の中に、博物館と併設する施設の中に図書館を加えております。
   中止派の方々の正論に答える覚悟です。
 直ちに市の現場監督員と業者の現場管理者を解放してあげて下さい。上平地区の市民の方々には、図書館を核とした複合施設としてのコミニティー・センターとして、継続して参ります。

 

●市民よりも建設関係者をおもんばかるとは・・・。短文にも拘わらず候補者の姿勢がよく分かったという点で、公開質問状の意味がありました。

一番困っている人は、ご家族ではありませんか。

 

  

だ、ダレダよ、い●●ってかけというのは・・・

 

新政クラブの影が見えても平気な街と遠藤副市長辞任

決戦メニューより

追記 遠藤次郎副市長は辞任届を27日に出し 17日で辞職予定。理由不明

12月6日に調査特別委員会を行う。全員協議会室。9:30~。定員50人。

内容は実質的なものではないようだ。中継録画が見られる議場でやれと言いたい。文句はこちらへ


昨日、こんなニュースが入ってきました。

私が一次ソースではありませんから、次のように書きます。

ある候補が領家工業団地内を、元議員とあいさつ回りをしていた というような事です。
 
その議員が現職時代にいた会派を見れば予想通りです。現職議員が前に出て応援したら一気に信用を失いますから、元職が出てくるという戦術はありえます。驚きませんが、証拠写真が欲しいですね。 
 
その元議員名はこのページの人なので、図書館凍結とはホンネではないと言う証拠になります。凍結して、議会で再審議して(与党多数派の新政クラブと公明党)で解凍する、というストーリーです。
 
そこを多くの上尾市民に理解させることが大切です。ネットではムリですね
 
凍結にしろ、STOPにしろ、中止にしろ、最後は議会で図ります。議会対策まで練ったストーリーで語れない人は、能力がないのかただのウソつきです。
 
図書館建てたい議員達に「民意に背く議員」というレッテルを貼れる仕掛けが大切です。
別に図書館なんかできなくても自分の職が繋がれば良いのですから…
 
その前に四人目が出るでしょう(ぜひ市長選の前に…)。
 

 
冒頭の遠藤次郎副市長の辞任理由が分かりません。分かっても公式声明は形式的なもので、本音は何でしょうか。遠藤氏は担当時には上平移転に反対していた、という話しもあるようです。
過去の議会答弁を伺う限りは市長に寄り添う役人としか見えなかったので、意外を通り越して再評価したくなります。退職後は口をつぐむのでしょうか。
「公正公平であるべき行政が歪められた」と上尾の前川嘉平になって欲しいですね。
 
かまちょ図書館の記事を読む限りは、無責任が二人いたと感じます。上尾自体が市役所と議会を中心に病んでいますから、次の体制が整うまでが職責だろうと思う(焼却炉故障は政策的に彼らの過失である)。極めつけは、その下の畠山氏。政党支持率1%の明日なき民進党の県議会幹事長がいち早く脱出だからお里が知れよう。
 
まさかこの記事に二度も出るとは思わなかった…因果応報
 

副市長略歴

昭和52年4月 上尾市入庁

平成17年4月 総務部庶務課長

平成19年4月 企画財政部副参事兼企画財政部総合政策課長

平成20年4月 学校教育部副参事兼学校教育部学校保健課長

平成21年4月 教育総務部副参事兼教育総務部総務課長

平成22年4月 企画財政部長

平成24年4月 教育総務部長  現在に至る

2017年12月 1日 (金)

ブラウン爺さんの嘆き

上尾市長選のネット選挙運動を振り返って

決戦メニューより

!、もう終わったのかよ…

まだ、始まってねーだろう

いえいえ、上尾市長選挙とネット選挙の浸透度は、今書いても同じこと、という意味です。

先日、人様が書いた良いコメント文を記事化しました。それを「人の褌で相撲を取る」と喩えたのですが、ツイッターのリツイートつて、まさにそれじゃん、って思うこの頃。

以下、ブラウン爺さんのツイートです。
 
こんにちは!

投票率はきっと低いままでしょうね。とにかく、上尾の政治家はSNS発信が弱すぎると感じます。最低限市長選候補者、市議補選候補者はTwitterくらいやって盛り上げて欲しいものです。

FBだけだと届く範囲も限られますし、どちらもやってないなんて今時ありえないでしょう。

---end--
今どきあり得ないのが、上尾です。
一体何年住んでるつもりですか  不法滞在のまま年を取りましたか。

上尾市長選のネット発信としては、当ブログはアクセス数が多いです。早めに手掛けてきたためですが、他はと言うと、かまちょ図書館、秋さん日記の二つしかありません(他にあったら連絡して)。前から図書館問題で発信していたサイトですから、結局は増えていません。三つ回れば直ぐ終わり…

 参考 市民や議員の発信サイト一覧   

 一番発信して注目集めなくてはいけないのは候補者のサイトであるべきですから、爺さんが嘆くわけですな。比較表にも書いたように、鈴木氏HPは以前は3か月に一度議会報告をアップするだけ。11月上旬には全面リニューアルで選挙モードに改装済み。最近FBを始めたようですが、そこまで。でもメールの返信は早く来る方です。

畠山氏HPは新年挨拶のままですから、次は20172018に上書き変更されるでしょう。FBは年に数本投稿だから「ありますレベル」。メールしても返事来ませんから、振られた気分になります( ゚Д゚)。議員生活が長いわりに、アウトプット(デジタルデータ)が殆どありません。評価ができないので困ります。

 地方議員がネットを使わない理由は簡単。前にも書きましたが広域エリア選挙なら必須ですが、地盤だけ抑えれば当選できるような狭域選挙では効果ないからです。本当に影響があるなら、カネをかけて必ず使うはずです。

 選挙民も、村意識や所属する組織の縛りで必ず投票に行くコアな支持層から、知名度・地域のなんとなくの連帯感、諸団体との関係、配偶者の影響などふわっとしたものではないでしょうか。

 政策論議はできません。公約パンフレットはお題目で浅すぎて考えることすらできません。名前と顔を売るという今の公職選挙法が有権者の成長を抑制します。

 けっきょくこの街の選挙民は、インターネットでの情報収集よりも、が唯一の情報源です。

 そこに怪文書がきたら、決断です。

 

 最近はブログよりSNSの時代ですが、ツイッターが圧倒しています。FBは仲間内の閉じた世界ですから蛸壺談義で気が乗りません。下は先の衆院選の日経のビッグデータ分析ですが、#上尾市長選は閑散です…。

Photo 市議補選の候補者もネット適応力がひどいね。政治を志しているのだから、若い候補者でもネットの中に名前が無いというは呆れます。これから発信しても、それは当選目的です。そこを見抜かないお人好しな方は騙されます(オレオレ詐欺です)。

彼らの語る未来は眉唾かも、と心すべきですが、やってきた過去は変えられません。

12/18の朝刊見出しも確定済みです。 桜紅葉さんが予想した通り、

上尾の民度上る!

25年ぶり、高卒市長から大卒市長へ。

 

まぁこれは、候補者が皆大卒なわけで・・・

しかも選管が入り口で学歴審査したかも。

あんまりひでーの続いたからなー。

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