上尾市長選の分析-2 片肺飛行と市議補選との関係
分析-1のつづき グラフ追記など
1. 西側に偏った市長選挙
東西の有権者比率 | 有権者数 | 投票者数 | 投票率 | 投票シェア |
西側 55% | 103,688 | 39,323 | 38% | 59% |
東側 45% | 85,119 | 27,118 | 32% | 41% |
候補者全員が駅西側の人、かつ地域依存型選挙を抜けられなかったためと思う。地元でかつ西側が10%も有権者が多いから、そちらへ戦力を集中するのは道理だが、その結果が東西で投票率で6ポイント差がつき、投票数も18%開いた。
前回との投票率上昇幅の大きい順を見れば、ベスト13まで西側である。

候補者の地元が高く出るのは当たり前としても蛸壺型選挙と言う感が否めない。
全体は35%で、前回30%より5ポイント上ったが、結局、候補者がいない東側は32%であり、これが市民の実態ではないだろうか。つまり二人逮捕されても2ポイント上昇は誤差程度にすぎず、市民の有権者意識は低いままだった。
もしそうなら希望はある。
投票率低迷の具体的な要因は上尾市選管、市民の問題と選挙戦術(プロモーション)にあると思うが、それは別な機会にしたい。
2. 市議補選と市長選の不思議な帳尻関係
コメントに来た「研究員」氏のツイッターにあったが、市議補選の海老原+原田+公明白紙(推定)が畠山票になる。笑っちゃうような式だ。
その伝で行くと、鈴木票は田島+戸口となるが、3千票すくない。
秋山票には、ねじょう+会田を当てた。自然派とアウトサイダー面で似ているから…
これが本当なら、短絡的すぎて気味が悪いかも・・・
なお公明票の推定はどちらが正しいのだろうか。
1 衆院選比例 12704(51%)×今回35%適用修正値= 8713
2 12704×0.35 = 4446
3. 女性票が多かった
40投票所において男女の勝敗を見る。投票率は1~2%程度の差だが、この間の衆院選挙は男性が34勝6敗だった。女性の投票率が低くでた理由はなんとなく分かる。
前回市長選は男女とも20対20で引き分け。
今回は女性22勝18敗とでた。1200人差だが、その理由は何か、
女性候補者がいたことやダブル逮捕の腐敗政治への反発として女性が敏感に受け止めたかもしれない。数で多いのは西小学校だった。
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