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2017年12月25日 (月)

クリスマスカードみたいに届いた日産リコール通知

ささいなことにカネがかかる時代

日産リコールは120万台、250億円の費用と言われる。日産の国内販売の三年分というから大きい。

リコール内容にはまるで心配していない。検査内容の手抜きではなくて、審査制度の問題だから。そもそも輸出車は対象になっていない。検査工程の人なら、最終工程だから納期優先でいろいろあるのよ、という恨み節が聞こえそうだ。

こちらとしてはリコール免除のためにギフトカード差し上げます、でもいいんだけどね。日産としてはリコールで来店させたついでに新車相談という効果を狙うかもしれないな。その効果が大きかったら火事場ドロボーになっちゃう。

リコールと言うと、二年前にパナソニックのレッツノートのバッテリー不良(最悪火災)の件で、新品に交換してもらったことがある。ラッキーだった。コンマ数パーセントにも満たない不良混入でロットの全数回収とは恐ろしい話だ。電気自動車の時代ではぞっとする。

昔なら考えられないことが多い。

食品で、異物が混入したかもしれないので、何十万個も回収し廃棄するという事が多い。安全性や衛生基準が乏しかった昔ならそのまんまだよ・・・。そもそも昔はご飯を食べていて、砂粒みたいな石がたまーに入っているなんてこともあった。

そういえば、昔、新型ビールの新製品が相次いでいた頃、サントリーの新商品を珍しがって買って飲んだ。少し鼻につく匂いがあった。まずいビールだな、これは売れないなと思った。

しかし翌日かな、新聞で製品回収の広告を見た。あるロットだけが異臭をするというもので健康には問題ないが、良品と交換するとあった。ロットがその通りだったので空き缶を送ったら、中身が入ったものを贈ってきた。普通に飲めたことを覚えている。

ようするに小企業にとってはリスクが大きい時代になっている。

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