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2018年1月18日 (木)

畠山稔市長への提案

1. 埼玉県庁へエキスパート人材の派遣要請をする

 上田知事との人脈を活かして有能な官吏の応援を依頼する。期間限定の臨時でもよい。なぜなら今の上尾市役所内の幹部や職員能力では「新しい上尾」への変化をもたらすには役不足であり、「これまでの上尾」となるから。また議会勢力も事件前と同じメンバーであるから。

庁内から「私たちを信頼しないのですか!」、議会与党からは「部下を信頼しないトップなんてあり得ない!」と批判されるだろう。

しかし、反論する根拠に事欠かない。こういえばよい。

市長と議長が二人も逮捕されたことは彼らだけの属人的問題ではなく、庁内にも議会にも問題や疑問を直視しない・牽制しない体質があったためである。彼らの手口が高度ではなく、幼稚・粗雑であったことからも周囲が思考停止であったことが分かる。

浦和ホテルで議長が何のためにもてなしたかを、受けた当事者達は覚えているはずだろう。

市長から漏れ聞こえるものに対し、もう少し強く進言しておくべきだったと率直に思う」と側近の遠藤副市長も11/1に述べている。オブラートに包んだ表現ながら。

遡れば、(能力のない)明石産業が最初2012/2に入札参加できたのは「下請け契約等」という参加資格緩和があるためだが、庁内の誰が挿入したのかは不明だ。

2015/2の落札と解除・再入札問題は、庁内の場当たり的対処の結果でありうやむやだ。一億円も高くついたのに内部処罰は無いらしい。その後も明石産業の再登場には(彼らが悪意的なのに)警戒を怠っていた。業者社長がたびたび市長室に出入りしていたと報道されているが(カネの受け渡し)、まさに見て見ぬふりである。

上尾市役所内の機能不全ぶりは公判でも指摘されると思うが、畠山市長が市民代表として外部人材の投入でメスを入れない限り直らない。「事件を起こしてしまう組織風土があったという声も無視できない」12/19初登庁で幹部向けに語っているではないか。

 2. 各種の市民団体とも会ってみる

庁内のみで情報収集すると偏ったものになる。行政は前例踏襲であり、先輩達のしたことを否定できず、ひたすら現状維持に固執する。つまりは「これまでの上尾」となる。

別の視点と情報の新鮮さのために、公約通り「市民の意見」を聞くことを実行してほしい。その場合も、上記の外部ブレーンが同席すれば行政対市民と言う対立構図での情報収集にはならないだろう。

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