大学生の読書ゼロは53%と過半数超え。新聞読まないは4割
二つの調査結果。ともに毎日新聞より
●全国大学生活協同組合連合会、2017年の学生生活実態調査。男女1万21人回答
1日の読書時間について「ゼロ」回答=53.1%となり初めて半数を超えた。5年前(34.5%)から18.6ポイントも増えた。
「120分以上」は5.3%で、読む層と全く読まない層の二極化がうかがえる。1カ月の書籍費は自宅生が1340円、下宿生が1510円で、支出に占める割合は1970年以降、最低。
読者時間の減少を分析し、増加傾向にあるスマフ利用時間(17年は1日平均177.3分)の直接的影響は少なく、高校までの読書習慣の影響が大きいと推測されるという。
「120分以上」は5.3%で、読む層と全く読まない層の二極化がうかがえる。1カ月の書籍費は自宅生が1340円、下宿生が1510円で、支出に占める割合は1970年以降、最低。
読者時間の減少を分析し、増加傾向にあるスマフ利用時間(17年は1日平均177.3分)の直接的影響は少なく、高校までの読書習慣の影響が大きいと推測されるという。
・・・読書習慣の欠乏の方が深刻な感じがする。
●毎日新聞 第71回読書世論調査 有効回答2336人、回答率65%
「読書率」が減少 書籍45%、雑誌46%
普段、本を読むと答えた人の割合「読書率」は、書籍が45%(前年比4ポイント減)、雑誌は46%(同6ポイント減)、書籍か雑誌のいずれかを読む「総合読書率」は65%(同5ポイント減)。
本を読まない「不読率」は書籍が53%(同5ポイント増)、雑誌も53%(同6ポイント増)。1日の平均読書時間も、両方を合わせた平均読書時間は40分(同8分減)だった。
「新聞読まない」39% 10代後半は8割超
普段の生活で新聞を「読む」人は前年に比べ5ポイント減の58%、「読まない」人は6ポイント増の39%だった。新聞を「読む」人は、1989年の93%をピークに長期低落傾向。
世代別にみると、「読む」は70歳以上が82%で最も高く、50、60代は7割超、40代は52%だった。40代以上は「読む」が「読まない」を上回った。一方、30代以下は「読まない」が「読む」を大きく上回り、10代後半では8割超が「読まない」だった。
ラジオを「聴く」人は前年比5ポイント減の32%。テレビを「見る」人は93%(前年比1ポイント増)、インターネットを「する」人は68%(同2ポイント増)だった。
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