上尾市政の微妙な変化と守旧派職員と余命二年の議員
畠山市長に対する評価は次の三月議会での答弁でハッキリするだろう。特に図書館問題はリトマス試験紙になる。それを待たずに評価するのは、こらえ性が無い。
選挙中の記事とは奇異に感じるかもしれないが、「選挙の公約」という制約条件下での最適解を求めるべきだと思う。ネットでは見えなくても、リアルな接触からは大小の上尾市政の変化もある。1月議会後に書いたけど、市長答弁に立つ機会が増えたのはまずは良いことなのだ。半信半疑ながらも市民は畠山氏を悪い奴らから守る必要がある。
●市職員の中に見える小さい変化
昨年の逮捕事件直後から市職員の市民に対する接し方が変った。事案にもよるが、腫れ物に触るように接してくる。聞くところでは、現業系よりも市長室のある3F職場に見られるらしい。一例として、市民からの問い合わせに、たらい回しを減らすべく内部連絡してどの部が答えるのが最適かを考慮するらしい。ホントなら凄い、"たらい"は上尾市役所の特産品だったから。
長い島村田中体制で「ぬるま湯意識」に漬かった職員が減るのは良いこと。が、回答(コンテンツ)は相変わらずお粗末 (^^♪。
●畠山市長は市民団体と面会を三つした
1.非営利活動法人/荒川の自然を守る会 2月初旬?
この面談については二つのルートで知った。伝聞Aさんルートは「面会しただけ、別に…」という感想情報だった。参加者Bさんからのメールは「市長からの要請だった、20分予定が30分、とても友好的、畠山さん自ら5問くらい質問した等々」。評価が真逆すぎて当惑した。余談だがAは何を見ていたんだろうって思う。記念写真まであって友好的だが内容は不明。
●上尾市子育て支援センター訪問 2/7 下記引用
今日、畠山市長がセンターを訪問しました。遊びに来ていたママ達と、子育てのことや支援センターの話しをしながらプチ交流♪ 最後にみんなで記念写真を撮りました☆
2.本館を守る会・・・2/9 am9:30-10:00
報告が同会サイトにある。市民5人、プロジェクター持ち込みの説明会、意見交換したわけではない。去年の島村市政下では門前払いだったという。市側は7人も出ている。特に上平新図書館推進役である保坂了部長出席の意味は大きい。二回目の面談機会を希望したらしいが実現するか不明? 記念写真はないから対立的風。
3.図書館を考える会・・・2/9 am10:10- ?
本館を守る会の後に行われたから面談のハシゴ、頭はオーバーフローかも。その様子はサイトに報告はないが、12月に要望書を出している。こちらも市民は5人。
これらの面談はアリバイ作りなのか、変化の始まりなのかは分からない。他団体、例えば(活動実態のない)建設推進派と既に会っているのかも分からない。
●一番大きい変化、上尾市役所の人事異動
例年は4月の一回、その後は個別事情での異動しかないので今回の2/1付異動は7人、非常に珍しい。新市長だから当たり前でしょう、とは言えない。前市長の後継候補だったら、この異動は無い。市長側近を3人替えている。
新 中島英二郎・市長政策室室長(部長級)、秋山真吾・市長政策室秘書政策課長、野崎由紀乃・市長政策室秘書政策課主査
県議だった畠山氏は市職員の個々を知るはずないから、指南役が気になる。一番近いのは選対本部長の池野議員、生活距離で一番近い浦和議員は政策フォーラム代表になった。
上尾市役所の人事は今なお年功序列制だが、四月の本格人事では市民本位・常識の通用する公務員を重用してほしい。居ないとは思うが、縁故系・口利き系かを調べて相応しい処遇をすべきだ。そいつらは守旧派だからあの舞台、西貝塚が似合う。アゲオのゴミを燃やしてくれ、落ちないように…。
2/22から三月議会。
余命二年の議員がただ座るために出席する。傍聴人に拍手禁止を求めるという愚かさの代償は「居眠り禁止」って言いたいけど、発信力もネット力もない人ばかりが傍聴に行くから、安心してお休みください。
2/21(水) さいたま地裁にて、島村市長(73)と明石産業の山田社長(82)の公判。たぶん3:30より。詳しくは地裁へ。翌日は一斉に新聞に書かれる、上尾市の負のキャンペーン。
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